『まんがタイムきららMAX』2019年7月号、昨日の続きです。
『こみっくがーるず』。めちゃくちゃ面白い。夜のラーメン屋。翼に誘われて、かおすちゃん、はじめていくんですね。といっても8時半か。普通の時間だ……。夜のラーメン屋、その特別感にちょっとハイになってるかおすがいいですね。翼も先輩風吹かしてるっていっていいよね? ごちそうしてあげたり、そして漫画について語ったりね。でも、途中で自分の漫画とかおすの漫画、そのスタイルや求められていることの違いに気づいて、かおすすごい! ってなるところ、あれよかったわあ。かおすの漫画、好評なんですね。でもかおすは迷いや不安をぬぐえなくて、けどそれがですよ、たまたま店にやってきた虹野先生が払拭してくれるっていうのが最高でした。お酒はいっちゃったら、先生とファン、まぜこぜポンになっちゃうんだ。かおすの漫画の感想を聞くんですね。そうしたら、カワイイ男の子が出てこないアニメは見る時間もったいないって思ってたのに、かおすの漫画でアニメに興味が沸いたって! ああ、ほんと、最高のほめ言葉なんじゃないでしょうか。ええ、かおす、よかったなあ。
『初恋*れ〜るとりっぷ』。今回は練習試合? なるほど、文化祭のヒントを求めて他校の鉄道研究部の見学にきたんですね。そしたらやたら個性的な部員が出てきて、でもってその部室、ここも鉄道の座席とか置いてるんだ! 転換式シート! 背もたれだけ動かすタイプですね。ぐるりと回転させるやつとかも驚きますよね。こういうギミックに心踊るところ、なるほど、これが鉄の心なのでしょうか。ところ変われば興味感心の着地しどころも変わるようで、へー、ここは模型に力を入れてるんですね。鉄道模型だけでなくジオラマも作る。むしろそれがメイン。しっかり作り込んで、毎年入賞してるのか。すごいな。鉄道と一口にいっても、旅に列車に時刻表に模型、ジオラマと、その広がりは多種多様。その地平の広さをこうして他校との交流で見せていくところ、実によかったです。またそらのジオラマへの挑戦。それも楽しみ。先生、美術教師の腕の見せどころ? 活躍に期待ですね。
『社畜さんと家出少女』。ナルが面白いなあ。はやく帰るという発想がない。そんなことユキに思われたんだけど、その翌日、思いがけず早帰りできることになりました。あの、直帰で大丈夫からのくだりですよ。直帰!! 直帰!! 直帰!! これは笑う! どんだけ嬉しいのか! その気持ちがダイレクトに伝わる、そんな勢いあって、しかも見た目にも面白い。しかもこれ、直帰チャレンジっていうんだ。夕方なのに帰れる。その喜びと、ユキは友達の家にお止まり。ひとりぼっちのさみしさと。そしてなにをやったらいいのかわからない悲しみも。ふらりとファミレスに寄ってお酒ですよ。すっかりご機嫌になってるところユキたちに見られて、そこからの展開も面白かったです。なんか、楽しそうですよね。そうか、キーウィのぬいぐるみゲットしちゃったか。ユキに写真送ったりしてね、でも最後にふとさみしさかみしめたりね、これ、なんかわかる感じする。我に返っちゃったかー。最後までテンション維持できたらなあ! この、布団に入るタイミングが危険ですよねー。
- 『まんがタイムきららMAX』第16巻第7号(2019年7月号)
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