2019年5月26日日曜日

『まんがタイムきららフォワード』2019年7月号

『まんがタイムきららフォワード』2019年7月号、一昨日の続きです。

『がっこうぐらし!』。あまりの展開にショックが大きすぎて、なにも書けん。なにかありそうだなと予想して、ある程度覚悟してはいたんだが、ここにきてこの展開。ああ、つらい。なんでこうなるのか。

『はるかなレシーブ』。遥、かなたと対戦するは桜、八重組。これがまた対照的なチームで、向こう、仲が悪いというか、駄目出し? 指摘? ビシバシすぎて、でもこれが彼女らのペースだというのなら、これはこれでありなのか? しかし強い相手です。遥のブロックを越えてくるスパイク。先制点を許しリードされかけた後、必死についていくはるかなだけど、点差はなかなか縮まらない。と、ここでずっと相手を観察してきたかなたに策あり? ああ、互いのプレイに保険をかけている。そのかなたの指摘。これはつまるところ、パートナーを信じきれていないという理解でいいんでしょうか。意思の疎通。任せるべきところで任せられない。どうしても保険をかけてしまうために、自分の領域でフルにプレイすることができない。かなた、ここに勝機を見出して、さあここから逆転なるか。これは見どころ、きますね。

『ちょっといっぱい!』。えらい楽しい回になりましたね。こはる屋、大入り。もみじがみずきを招待した、その日に限ってというべきかどうなのか。どうも店長、調子が悪い? 失敗が続く。しかも量の見立てもおかしい!? どうした店長。ミスが多い。あきらかに普段と違う。この不調の理由、真澄はなにか知ってるのかな? やけに余裕持って見守ってる、そう思ったんだけど、違ったー、この人なにも知らないどころか、適当なロマンス展開でっちあげて面白がってるぞ。まさかでした。いや、ちょっとそんな予感はしてた。店長、皐月はみずきと面識があった。そうか、もみじのお婆ちゃんの店、そこで皐月も働いて、そこで多くを学んできたのか。久々の再会に心を揺らして、そしてあの時のちーちゃんがもみじだったことをあらためて知って、ああ、語られるかつてのこと。ぐーっと胸にくる、そんな展開、想像以上にやられてしまっています。

『球詠』。今回、馬宮戦はわりとスムーズにことが運んで、前回までに描かれた熱戦や新越谷の成長、その実力をていねいにまとめたといった感触。先発息吹の好投と、その前段階となる練習の情景、そこにもいろいろ気になる要素盛り込まれて、ああ、すごいな息吹は。ヨミの強直球のクセ、しっかり見抜いてるっていうんだ。これができるからこそ、投球の複製とかできるんだな。にしても、そっくり真似るってよっぽどだけどね。ぽいぽいヨミの球筋コピーして見せるところは圧巻で、だいぶ遅いけどっていうけど、そっくりで速度差が大きいって、相手を翻弄するのにもってこいじゃない? で、馬宮戦ではその息吹が大活躍。遅いと思わせてぐっと伸びてくるストレート。さらに攻撃でも、菫がしっかりばっちり振って当てていって、完全に新越谷ペース。絶好調といっていいのか、いや、観戦する梁幽館の中田と高橋のふたりが見るように、新越谷の実力の確かさ、それをしっかりと印象づけてくる回でありました。希がはなったホームラン、あののびやかさ、ボールの行方を見つめる視線ははるか彼方に、そしてヨミの投球、その鮮やかさ。こうした一挙一動の描写にも彼女らの確かさ、ひしひしと感じとることができるのですね。

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