2016年10月29日土曜日

『まんがタイムオリジナル』2016年12月号

『まんがタイムオリジナル』2016年12月号、一昨日の続きです。

『カントリー少女は都会をめざす!?』、なんだか気にいっていますよ。遅刻しそうになってる八重。髪のセットに時間かかったっていうんですが、それも都会を意識するってことなのか。よくわからんのだけど、それくらい都会に憧れてるっていうのがね、それとちょっと空回りしてる感じがね、なんだか好きなんですね。今回はコーヒーショップにいきます。スタードーム、略してスタド。そうか、スタドは都会のイメージなんだ。けど地方のスタドは地方オーラが凄いっ! って、八重、この極端さが愛おしい。八重はバリバリ都会だ田舎だって意識してますけど、友人のみなちゃん、この子のことね、私より田舎育ちとか思っちゃうのね、ああ、そのコンプレックスの現れよ。都会からきた大河さんと一緒に遊べて、とりまきレベルもアップだわ、って、駄目駄目、ほんと、おかしいから。コーヒーショップでお金出し合ってワッフル頼んで分け分けして食べるとかね、ほんと、そういう庶民的なところ、背伸びしてる風が表現されててグッドでした。

『コスプレ先生の絵画教室』、今回は風景画。先生もコスプレの必要ないかな、とか思ったら、無理矢理だな、もみじのポーズ!? これ、先生、コスプレする口実に教室やってる嫌いがあるな。写生の当日、キツネになってくる先生。いや、可愛いけどさ、公園をキツネスタイルでうろうろしてるとか、やっぱりおかしいよ。でもってまなもタヌキの格好させられて、子供には好評。丸々? 複雑だな。絵を描くにあたっての心構え? 水を利用しやすい場所がいいとか、そういうなんか外れてる発想が好きです。それと生徒募集に熱心なところもね、なるほど、これなら目立つ格好する理由もわかる! とはいえ、これ、趣味よね? 先生の趣味よね? そして最後のサリー、あれはちょっと素敵でした。というか、いつも奇をてらったコスプレが多すぎるんですよ!

『学食の花子さん』、なんだかいいですよ。小鉢パーティーをやりましょう。それでオバケの彼女、おおはりきり。姿が見えるのは七海だけなのかな? でも、声は皆にも聞こえるようで、というか、聞かせるつもりの時だけ聞こえるのな? 人避けの木。そいつのせいで人がこない。そう聞いて、りっくんさん、木を切ろうか、そういったらすかさずダメッ! 小鉢について相談する時も、甘いものはないかのぉ…。ほんと、オバケが小鉢パーティーを満喫してます。小鉢パーティー当日になれば、お客さん、いっぱい! そうか、みんな気になってた。これをきっかけに、にぎやかになるといいですね。この作家さんのスタイルをかんがみても、こうしたにぎやかさは魅力になるでしょう。そしてこのりっくんさんにこの部屋を託した先輩。え? それがあのオバケ? 生霊? だとしたら、そんなに怖れなくてもいいんでしょうか。いや、今のままでも、そんなに怖がらなくてよさそうですけどね。

『かがやけ!工学女子』、終わってしまったかー! 独特のノリが好きでした。なんか不思議なニュアンス、うきうきとしてる? わくわくとしてる? そんな浮き足だってるみたいな感触が楽しくて、今回も、ぽんぽんぽんと話が、テーマが、発想が、次々展開していって、そして今回はというと、彼女らの進路? 卒業後の展望など語られていました。工学が活躍する場所はいろんなところにあるよ。工学が関係するものもいっぱいあるよ。そうした工学メインで物事が発想されていくのは、もちろん彼女らが工学徒であるから。女子の決して多くないジャンルだけれど、こうして、いきいきと工学に取り組んでいる彼女らが楽しく、まぶしい。そんな漫画でありました。

  • 『まんがタイムオリジナル』第35巻第12号(2016年12月号)

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