『まんがタイムきららMAX』2016年12月号、昨日の続きです。
『はんどすたんど!』、なにこのカオスな扉絵! と思ったら、おお、全部本編に関係してる……。北海道の短い夏休み。とっとと夏休みの課題をやっつけて後半楽しようぜ、って目論見なんですが、いいだしっぺのななみが居眠り、寝言、土俵? うん、扉絵のカオス度、これななみの夢のせいか……。みんなで勉強しながら、いろいろ話していく。他愛もない話あれば、部活のこと、秋の大会についてとか、そして先日の文化祭のステージ、その感想のアンケートとかね。そうした話をしながら、微妙にネガティブ度増したり、そしてアンケートの好意的な評価にやる気を出したりと、小エピソード、箸休め的な展開ながらも、しっかり今後への推進力、それを溜めてるといった感じもある、いい話でした。そして湯豆腐! ああ、ゆかちー! いい笑顔やなあ!
『すくりぞ!』、メンバーが増えたよ! スクール・リゾート部にはじめての宿泊客が訪れます。台場ルル。民宿の娘なのだけれど、リゾートにお客をとられてしまって……、って、それ、リンの家かー! ともあれ、スクール・リゾートにてリゾートを知ろうと思った彼女。その思惑はどうもうまくいっとらんみたいで、まあ、そらそうだよなあ。狭い部屋一室だけだもん。しかもスタッフは押し入れに退避。あまりのことに怒っちゃって、と思ったら、満田リゾートのケーキで丸め込まれちゃった! しかしケーキで機嫌なおしたとはいえ、駄目なところは駄目と指摘するルル。ああ、布団、きっちり整えてみたりね、それで家が民宿と知られたことで入部させられてしまったりと、ええ、まさかここで部員が増えるとは予想外でした。ルルとにゅうが同じクラスで、クラスに友達いないと椿山にからかわれて怒ってるにゅうが魅力的。そしてルルと寝子が急接近! ああ、椿山が椿山が! これ、そっち方面にも発展しちゃうのかな?
『こみっくがーるず』、進路調査の話。皆はプロの漫画家。当然進路も漫画家一択だろう、といったら、そうか、第二希望とかもあるのね。一生漫画家として生活していけるかわからない。そんなるきのシビアな意見。そうか、それで需要なども考えて保育士の資格をとろうとか考えてるんだ。これをきっかけに、漫画家以外の道を考える皆の様子がですね、漫画家一本であるいは関連する職業と決めてる人あれば、とりあえずではあるといえ、別の職業の可能性を思ってみたりする人もあって、こうした様子、ほんと、ほろりと苦い切実さ思わせたりしてくれ、ただ面白いだけでない深みなど感じさせるところありました。そして寮母さん! 昔、漫画家だった。けれどプロの漫画家であることをやめた、そうした理由語られて、ああ、ほんと、なんだろう、仕事を選ぶということ、人生における大きな選択についての思いいろいろが、こんなにも豊かな魅力もって描かれて、素晴しかったです。次回は翼とお母様の対決!? なにを見せてくれるのか、これも楽しみでありますよ。
『ペンにまします神サマの』、猫屋敷さんと委員長が寿実の家に潜入したわけですが、猫屋敷の背景説明されて、マスターとやらにも言及されて、そして神様のペンを探そうという彼女。ああ、見つけられないんだな、だって、寿実もどこにあるかわかってないもんな。みたいなこと思ってたら、まさかあんな展開になるなんてまったくの予想外で、すっかりそっち方面のキャラになっちゃってるんですね。ちょっと気の毒ではあるんですけど、おかしかった。と、そう思っていたら、ああ、この一連のエピソードは委員長メインだったんだって気づかされて、ああ、委員長、その胸に去来する感情やいかに。ほんと、この漫画、油断できないって感じですよ。
- 『まんがタイムきららMAX』第13巻第12号(2016年12月号)
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