『まんがタイム』2016年11月号、発売されました。表紙は『おとぼけ課長』、課長がメインとなりまして、左手にご飯茶碗、右手には鮭ですよ。ああ、『おとぼけ課長』のタイトルも、鮭風味になってますよ。秋の味覚ですね。『まりあ17』は、猫に扮したまりあがサンマをくわえています。『さわらせてっ!あみかさん』は、どんぶりいっぱいの栗ごはん! 『ボンジュール!仲居さん』サラは、着物姿で大きな鮭をまるまる一匹抱えまして、ええ秋の味覚ですね! 料理になってないのがすごいな! 市場で買ってきたんでしょうか。あるいは!?
『おひとり食堂』、めちゃくちゃ面白いです。いつぞやのアイドルおっかけお姉さん。おお、この人好きなんですよ。と思ってたら、なんか元気がない。なんと、ひいきのアイドル、せいちゃんがスキャンダルですよ。アイドルの女とペアルックデート。それでショック受けちゃって、泣いちゃって、アイドルせいたろうじゃなく、ロッカー誠一郎をおっかけるってんですね。この人、誠一郎が目の前にいる食堂店主とは知らない。だもんだから、誠一郎トークがとことん面白くなって、誠一郎の曲褒められて照れてる店主とかね、それで店長もほめてほしいのー? アハハー、って、なんて可愛いんだ、このお客さん! もう、ほんと、これだけでも充分に面白かったんですが、後半にはアイドルせいたろうを元気づけるために食堂せいちゃんに呼びまして、トリプルせいちゃん、地味に面白い! それで、誠一郎、せいたろうの前で店主に早変わりですよ。ああ、誠一郎、とてもいいやつ! と思ってたら、仕事モードのおっかけ姉さん来店ですよ! ああ、せいたろうの幻が見えるって! ほんと、あの舞い上がりっぷり! もう最高で、ほんと、このお客さん、最高です。最後のうちわもね、ほんと、最高でした。
『はこいり良品』は、お店、リフォーム? 雨漏りとか、いろいろガタがきてるっていうんですね。リフォームするなら徹底的にしよう。本格的にブックカフェにしたい。しおりさん、ある程度こうしたこと考えてたのかな。ポンポン、どの工務店がいいとかどうとか情報、資料が出てきますよ。そこから各地のブックカフェめぐるところ、いろいろ参考にしようとしてるんだけど、お金かかってる! とか、ふき掃除が大変そうとか、お客視点じゃないからなあ、いろいろ見えるんでしょう。ほんと、なかなか思うようにいかないもんですね。店のガタは、龍ノ介さん、青空古書店さんですね、に助けてもらってなんとかクリア。青空さんはいろいろしおりさんにアピールするんだけど、まるっきり相手にされてなくて、ああ、ほのめかしとかじゃ駄目なんだよ! ええ、青空さんの恋はまあ実りそうにない感じです。
『さわらせてっ!あみかさん』は2本立てです。前半はまひろ編。兄と一緒に暮らしてるこの子。けれど、兄ったらすっかりおかんで、もっとおしゃれなお姉さんがいい、みたいなことあみかにいったら、見事直撃。姉属性ラッシュなんだ、これ! 姉の理想と現実って感じなんでしょうか。ともあれ、ちょっと姉に夢見てるまひろ。あるいは都会の生活にも夢見てたのかもですね。ところで、「絶対に許さない」。ああ、まひろさん、素敵ですよ! ぼっこぼこにされるのか……。そして後半は沙織編。仕事にくたびれた沙織。同僚の教師から、きれいだよな、彼氏いるのかな、憧れのまなざし投げ掛けられてる彼女ですが、本人の頭はあみかの肉のことばかり。あー、変態だもんね、彼女。あみかの妹かがりからもダメ人間認定されてる沙織。実際、猫の毛まみれになってみたり、そしてかがりのことぜいたくしてるって、えらい顔していってみたり、うん、やっぱりいろいろあかん人だと思います。あ、最後にもうひとりのあかん人。バス子さん、誤解なんだけどさ、あみかに避けられたと、警戒されたとショック受けちゃって、ああ、ここから新しい関係がはじまる? どうなんだろ? ええ、はじまりそうですよ!
『ひとみ見つめないで!』は、副会長の秘密を探ります。凍てつく氷のまなざし。優しい目などないといいきる彼女の秘密を知るべく、放課後、尾行するっていうんです。そうか、ヒカリ、友達ではあるようだけど、そんなにいろいろ知ってるわけじゃないんだ。しかし、この難航する尾行がおかしかった。困ってる人を見たら助けにいかないではおられないヒカリ。また自分の興味をひくものあれば、立ち寄らずにはおられない。おかしに猫にと、なかなかスムーズには運ばない尾行。と、観田が副会長に気づかれてしまうんですね。それで苦し紛れに拾ったマスクを装着してみれば、それがチュパカブラ。かわいい…、って、副会長、あなたがかわいい! そうか、この人、UMAが好きなのか。ちょっと変わった人。と、今回は観田がこうして冷たい視線を投げかけられて終わるのかと思ったら、ちゃんとヒカリも怒られる。しかも、本気で怒ると熱い視線になるんだ! ええ、今回は謎の副会長のこと、いろいろ知ることができましたね。
- 『まんがタイム』第36巻第11号(2016年11月号)
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