2023年4月30日日曜日

『まんがタイムオリジナル』2023年6月号

 『まんがタイムオリジナル』2023年6月号、先日の続きです。

『敷金礼金ヤンキー付き』

サンライズ荘にライバル出現!? なんと近所に新しいヤンキーアパートができたのだそう。しかも噂によると、そっちのアパートの方がずっと悪そうという話。

いや、良し悪しをどう評価するって話ではあるけど、そっちが悪いなら、住民にとってはサンライズ荘のほうが住みよくて好物件なんじゃないの? と思ったら、ああ、やっぱり悪さでもって競いあうんだ。うちの方が悪くないってなると沽券にかかわるんだ。わからん! この価値観、なかなかわからんなあ!

たえと一緒に敵状視察に出向いた大家。話題の物件、エクリプス荘、ええと漢字で書くと江苦裏伏荘なんだそうだけど、大家の東風美桜矢は香緒里のことを知っていて、なんというか、ファンなの? サンライズ荘が羨ましくってヤンキーアパートはじめたって、もうガチでフォロワー、ファンムーブじゃんよ!

けれど、それでも争わねばならないのがヤンキーのサガなのですか。ヤンキーアパートはふたつもいらない。いや、ひとつもいらん気もするんですけど、コンセプトアパートが乱立しまくってるならまだしも、ふたつくらいなら問題ないのでは!? しかし美桜矢の煽りに香緒里は過剰に反応し、反面冷静なつっこみを入れ続けるたえの大物感よ。でも、たえでは香緒里はとめられないんですよね。

かくしてはじまるタイマン勝負。相手は香緒里のこと、ばっちりリサーチ済みだったみたいですね。喧嘩になること折り込んで、それなりの準備もしっかりすませていて、けれどまさかここで窮地に陥った香緒里のミラクル。雨に打たれる猫ちゃんの姿に、七恵の、佳の昔を思い出し、そして「雨の中で猫を救うヤンキー」コンボを完成させるに至ったんだーっ!

って、なんだこの展開。というか、この周辺住民、結構ヤンキーアパートのこと好きだろ。なんかみんなノリノリで、思いっきりエンターテイメントとして消化しちゃってる!

でもまあ、なんとか元祖ヤンキーアパートの沽券を守り通した香緒里です。それもよかったんだけど、同時に家庭環境に恵まれなかった七恵や、行き場のなかった佳を受け入れられる安全区。そうした彼女らの落ち着ける場を作ろうとした香緒里の心意気には、思わず涙をさそわれてしまいました。

『カントリー少女は都会をめざす!?』

八重、不調とかあるんだ! 流行りの動画、東京コントなるものを大河が紹介してきてくれているというのに、どうにも気乗りしない? なんかふにゃふにゃしてて、か、かわいいな……。はいいとして、なんか会話に身が入らないんですね。

あ、あれか? 五月病とかいうやつか!? 色めき立つのは亜紀とみな。いつもなら即流行に飛びつくだろう八重が後でとかいってるの見て、ここからまさかの積み本に話題がシフトする!

そうか、大河さんは積み本を知らんのか。健全でいいな。でも亜紀はたくさんありそう。みなちゃんもか。積んでるうちに忘れて同じ本買っちゃったって! うん、普通にやるよね。なんなら積んでるうちにどこにあるかわからなくなって、調達せざるを得なくなることさえある。本に限らずゲームでも積む。電子書籍でも積む。いうならば動画のサブスクでも、マイリストに突っ込んどくだけ突っ込んで見ない、積みサブスクなんてことになってしまってる!

しゃあないのよ、興味に対して時間がないのよ。やりたいことはあっても、可処分時間が足りないのよ。

とまあそんな話からさらに多方面に話題が広がっていくのも実にいい。流行に追いつく追いつかないみたいな話。亜紀の、後からハマってリアルタイムの反応を知りたかった! というの、自分はアニメの感想まとめみたいなサイトの記録で補完したことあったわ。うん、懐かしい。というか、自分は亜紀とみなに共感すること多い気がしますよ。

そして今回の八重の不調。大河の紹介しようとしてくれていた動画、すでに前夜に夜更ししてまで見てしまっていたっていうんですか!

すなわち寝不足。ほんと、なかなかに珍しい八重でしたけど、この子、寝不足になるとあんな感じにぽわぽわになるんですね。うん、可愛かったです。

『通勤通学クエスト』

ヤナギとタケちゃんの推しの話! 最近、推し活とかいいますよね。誰にでもなにかしらの推しがあって、応援したりその活動追い掛けたりするのも珍しくない時代です。とはいうものの、ヤナギの推しはアイドルのきらびやか君。対しタケちゃんの推しはというと、保育園の先生! そうだよ、この子、そうだよ。保育園の時の先生と、ずっと交流保ってたよこの子。

ほんとのほんとに先生のこと好きなんですね。

しかし子供時分からの憧れが今もなお、みたいな話なのかと思ったら、もう単純にこの先生がすごいのね!? 音楽の天才っていうの、子供のタケちゃん視点からの話かと思ったら、学校で習った曲、映画のテーマ曲、そんなの作ってらっしゃるっていうんだからこりゃもうびっくりじゃんよ!

たまにありますよね。全国レベルで歌われてる合唱曲が、学校行事とかのために先生が作ったのが広まって、長く歌い継がれて、ついには国民的愛唱歌みたいになって、みたいな流れ。ツツジ先生も、そういうのだったのかも知れませんね。いや、もう単純に先生がものすごいってだけなのかも知れませんけど。

ほんと、タケちゃんが憧れるのもわかる気がする。そんな素敵なエピソードでした。

『オネェの恋のはじめかた』

時宗、やらかしてしまった!? というか、これ時宗は悪くないよ。なんでスマホが椅子の座面に置かれてるのよ! とはいえ、翔人のスマホを壊しちゃった事実は事実として認めなければならない。

いやもう、翔人、以前も風呂で水没させてましたし、スマホに関してはついてない男だよなあ!

なんて思ったら、これ最後に明かされるんですけど、猿渡のイタズラだったんですか! 命知らずな男だなあ。美術の授業で作ったオブジェ。思いのほかうまくできたからと、時宗にいっちょう仕掛けてやろうとしたってわけで、ほんと、なんという命知らずなのでしょう!

結果的に、よかった、壊れた翔人のスマホはなかったんだ、という安心案件であったわけですが、安心するまでの紆余曲折。時宗の動揺から、桜子の翔人に対する信頼。そして凪さまの裏腹トーク。どれもが本当に面白かったのだけど、やっぱり一番素晴しかったのは、過失とはいえ翔人の大切なものを壊してしまったことに対する時宗の誠意でしょう。

私の身体を好きに使ってちょうだいと、ああ、なんと潔い素敵な男なのでしょう!

でもほんと、少しは翔人も喜んでほしかった。翔人さん、こういう時は素直におなりなさいましね?

2023年4月29日土曜日

『まんがタイムきららフォワード』2023年6月号

 『まんがタイムきららフォワード』2023年6月号、先日の続きです。

『花唄メモワール』

フランスからひとり花瀧屋に逗留しているアイリス。やってきた当初とは違ってすっかり打ち解けたその様子。その元気になった様を見て、アイリスを迎えにきた父親も安心したようですね。ですが迎えにきたということはお別れが近い。ああ、アイリス、花瀧屋を去ろうというのでしょうか。

と思ったら、なんとしてでもここに残るとわがままおっしゃってる! 従業員としてでも残るんだという決意を見せて、残念ながらその目論見は叶わなかったんだけど、それでも日本にひとり残っても大丈夫だというところを父に見せたい。その健気な発想と、その無茶につきあってみせる梅。そうやってまわりの人を巻き込んでしまってるというのが子供ってことなんだよって父が梅に話した時、梅が答えた言葉、女の子はある日突然大人になったりするんですよ。

その言葉に、父、感じるところあったみたいなのですね。

そして、その娘の成長を実感することとなった出来事。梅とともに用意した洋食、鮭を牛乳を使ったシチューなのですが、もちろん主には梅が作ることとなります。厨房の桐喜に手伝ってもらうのですが、桐喜から見ても謎だらけの梅。料理は手慣れている。しかも当時まだ珍しい洋食を当たり前みたいに作っている。だというのにかまどは使えない。

このシチューのくだりで、アイリスがまだ自分が成長途中、誰かの助けが必要だということに気づけて、それでもこの花瀧屋に留まりたいとその気持ちを伝えることができて、ええ、このアイリスに父は亡き妻の姿を見たのですね。かくしてアイリスの件は落着して、よかったよかったといいたいものの、桐喜が梅に感じる違和感、それは膨らむばかり。

となると、次はこちら、桐喜さんあたりから梅へのアクセスないしがありそうですね。

『異世界サウナへようこそ!』

ルナの発案、ミストサウナが好評で、だんだんと借金が減っていく異世界サウナ。好調だなあと思ったら、まさかの怪現象発生!? 異世界サウナで起こる怪現象の数々に客足は遠のいて、順調だった借金返済もふたたび滞るように!?

困った、これはピンチだと原因? 問題? を確認すべく見回りしてみたら、なんと幽霊のお客さんがいたというんですね!?

いや、待って? この幽霊さん、ずいぶんと和風スタイルじゃありませんか。でもって塩で祓われてしまうのん!? そのおかげで、美肌の塩が使えなくって、それがために美容が売りのサウナを利用できずにいた。

その嘆きや悲しみが、あの怪現象を引き起こすこととなっていたのか! なんとまあ! 最初から従業員に相談してくださってたらよかったのに!

ということでお客さんの問題が判明してですよ、塩が駄目なら、大量に発生するその副産物である泥を使えばいい! いわゆる泥パック。それですっかり幽霊のお客さん満足して、よかった! はいいのだけど成仏したりしちゃわない!? と思ったら、ととのい転生、いわばよみがえっちゃうのん!?

この幽霊さんの見立てで、ルナの中に命の灯が確かに息衝いていることも確認できて、ということはこの地で癒されたルナは、いずれもとの世界に帰っていくことになるのでしょうか。それははたしてルナにとっていいことなのか!? わからないながらも、ルナの可能性、広がりましたね。

『高瀬さんはドル活に夢中です』

POPとしての活動に力を入れようと思い、高瀬からの誘いを断わってしまった江田。それ以来高瀬の様子がおかしい。付かず離れずの距離で、江田につきまとうようになってしまったっていうから大変です。

なぜ? 自分がPOPだってバレた!? 焦る江田ですが、でも実際にはそうじゃなく、寂しさを募らせていただけだっていうんですね。

ああ、なんて不器用なんだ、高瀬さんは! でも、それがすごく可愛いと思う。ちょっとあやうい人ではあるけれど。

先日、通販で買い負けたPOPのヘッド。お迎えした方が判明したっていうんです。最初のヘッドを購入されたみくさん。すごいな、めっちゃ熱心やん! で、高瀬がみくさんと連絡とりあって、これから直接会うことに。ドールのこととなると、ブレーキが効かないなこの人! でも、最初からそんな感じではあったと思う。なんせ命削ってたもんな。

かくして一緒にみくさんと会うことになった高瀬と江田。みくさん、どんな人だろうと思ったら、おお、なかなかに強めな感じのあるお嬢さんだ! めちゃくちゃ可愛いな。Sっ気を感じる。高瀬とも、そして江田とも打ち解けて、この人、感情細やかで、コミュニケーション能力高い人っぽいですね。

そんなみくさんに、ああー、江田、まさかの身バレ! ドール撮影用のレンタルスタジオを借りるために書いた書類。その筆跡が、POPから届いたヘッドに同封された手紙のものと同じだった!

はからずも秘密が漏洩してしまった江田ですが、みくさん、それを暴くでなく、むしろ協力してくれるという。その交換条件は!? みたいなところまでは話は進んでいませんが、この魅力的な女性が今後もPOP江田に関与してくる? それはまたなにかドラマチックのはじまりと感じてしまいます。

ところで、みくさんが江田の字を見て気づいた時の表情、あれ、素晴しかったですね。最高に美しかったですよ。

『追風のジン』

ジンの来歴が語られましたよ。そうか、ジン、フウカの実子ではなかったんだ。悪党に襲われているところをフウカに助けられた。かくして葵ジンはフウカの息子、唐草ジンとなって、いずれきたる戦いのために忍術の才能を伸ばすことになったというのですね。

フウカがジンに施した忍術の訓練。その目的はただひとつ。いずれジンが相対することになる影成フブキに対抗できる実力を身につけさせるということ。そのためにフブキの癖、身の動きを徹底的にジンに覚えさせ、確実に対処できるようにさせた。

圧倒的な力を示すかと思われたフブキを前に、持ち堪えるどころか対抗してみせるジン。その様子には百夜丸復活阻止の希望さえ感じられるわけですが、まさかここでフブキがあっさりジンに敗北するということもないでしょう。なにかしら切り札ないし隠してる、そんな危機感も拭えずハラハラは続きます。

2023年4月28日金曜日

『まんがタイムきららキャラット』2023年6月号

 『まんがタイムきららキャラット』2023年6月号、発売されました。表紙は『たくあかっ!』。今月からの新連載が表紙に登場。期待させられるお披露目でありますね。赤い制服、学園もの? と思わせて、あちらこちらにちょっと印象的な小物がちりばめられて、それはレシート、そしてTax Accountant!の文字がある書類。Tax Accountant、すなわち税理士。この子ふたりは税理士なのかな!? なるほど、ちょっと他にはなさそうな題材。読んで面白く、知って楽しい、そんな漫画だったら嬉しいですね。

今月は新連載が1本です。

『たくあかっ!』

驚いた。主人公、鎌田紗音は税理士事務所でアルバイトをしているというのですが、その税理士事務所というの、学校のひとつ上の先輩が働いている事務所なの? 牛田燎子。高校3年生にして現役税理士。すごいな、税理士の資格って試験にさえ合格すれば得られる、すなわち受験資格さえクリアできれば高校生でもなれるのか。調べてみれば、日商簿記1級持ってたらいけるとか、あるいは家業の税理士事務所で2年以上の職歴を得てるとか、そういうのんがあるのかな!?

これはきっと漫画の中でいろいろ教えてもらえるぞ。期待して読み進めれば、まずは税理士とはどういう生業なのかの解説がはじまって、そしてやっぱり燎子の資格取得の話もやっぱり出てきましたよ! でも、どの要件を満たしたのかまでは語られませんでした。いずれ語られるのか、あるいはそこまで細かく設定開示する必要もないからさらりと流されるままになるのか。後者でいいなあ。ええ、いろんなパターンがあるんだってわかっただけでも、充分に面白かったです。

燎子の事務所、所長は燎子の母、理々子。これがバイトの面接なのかな。理々子の前でいろいろ税についてなど質問を受ける紗音なのですが、この子、燎子の前ではちゃらんぽらんな感じだったのが、いざここぞという時になると度胸があるというか、さっき仕入れたばかりの知識をまるでずっと以前から知っていたかのように語ったかと思えば、さらにはわりと厳しめの質問にも自分なりの発想でクリア!

素晴しいな。なかなかに期待できる人材やぞ、紗音。この子の、普段の許さと、ここぞという時の瞬発力。そのギャップに期待であります。

『ばっどがーる』

前回の続きだ! 自室の惨状を亜鳥に知られてはなるまいと、隣家の涼に華麗に押しつけた優の所業。さすがに涼に咎められて、正座だ! 正座で説教だ! と、ここに亜鳥が乱入してきて、なかなか楽しいことになりそうな予感ですよ! ゲームでもして、うっかり亜鳥との触れあいイベントを発生させるんだと邪な気持ちでやることになったパーティゲーム。で、なにが面白いって、愛の触れあいイベント、亜鳥と涼間でしか起こらんやないかい!

しかもここは涼の部屋なんだから、パーティゲームも涼優位に運ぶのではないかと思ったら、全然あかんのか! 罰ゲームで亜鳥のことお姉ちゃんと呼ばされたりね、最高では? さらにはメイド衣装に魔女っ子ステッキに手錠に首輪!? な、なんでそんなもんが一般のご家庭にあるのですか!

そして最後に涼のリベンジ編! 亜鳥に自分が受けたはずかしめをそのままお返し、からのご主人様呼びさせるという暴挙! しかしこれがまさかの涼自爆を引き起こすことになろうとは! で、肝心の優はというと、あまりのシチュエーションに心停止。それはいいんだけど(よくない)、亜鳥と涼、ふたりが自分の胸に耳を、頬を寄せてくれているという超絶状況を正気で迎えられなかったの、残念でしたね! いや、もし意識があったらそれこそ死んでたかも知れません。

『mono』

ダイエットのお話!

満腹フォトラリーで太ってしまった。そこからどうやってリカバリーしたの?

さつきはランニングで消費。えらい! 正しい対処法ですね! アンは食事制限しました。なにかしら運動してるとこれでも大丈夫だけど、もし運動してなかったらむしろ筋肉量落ちて代謝も落ちて、リバウンドするパターンですよ。そして落ちは桜子。なにもしなくても勝手にやせました。

あー、いるいる、そういう人。うん、自分もどちらかというとそっち側の人間でしたよー。

やせてないのは春乃だけ。というので効果的なダイエットとして海苔巻ダイエットというのが紹介されて、これ、ほんとなの? 五穀米に具材をのせて巻いて、徐々に量を減らしていくというの。これ、適性量にまで食事量下げられるのなら充分ありだな! と思ってたら、最後には湿気った海苔だけで満腹感にって、いやいや、それはいいすぎでは!?

春乃のダイエット大作戦。さつきの母が持て余していたエアロバイクが投入されることとなったのですが、はたしてこれちゃんと習慣づけ成功するかな? そして今回のダイエット話に加えて猫の毛の謎話が投入されて、これが次回のメインとなっていくのかな?

とりあえず次回、春乃がやせてるかどうか、それが注目点ですね。

『ごきげんよう、一局いかが?』

純礼さん、最高だよ……。

お昼休み麻雀仲間4人中唯一の経験者。役も知ってる用語もばっちり。点数計算だってできちゃうし、駆け引きだってお手の物。なのに残りの3人はというと、用語はまるで間違えてるし、独自の呼び方しちゃってるし、しかも対局中に自分の役ができてるかどうか質問しながらやっている!

それが我慢ならなくなった純礼さん。最高や。可愛い。そして雨の季節到来を利用して、麻雀の基礎知識を学ぶこととなった冴たち。勉強ちょっとめんどくさいなと思う冴に対し、前向きな乃々花様。「麻雀が上手い感じがしますわ!」のセリフとともに振り返られたその表情、素敵すぎますよお!

今月のベストショットなのではないでしょうか。最高に可愛く凛々しい、素敵な乃々花様でありました。

千星がですね、教室でも一緒に冴と過ごせることを喜んでらっしゃるのが本当にチャーミングでした。あのこっそり自分の気持ちを冴たちだけに伝える様子、もう最高で、ああ、こっちこそがベストショット!? そう思ったら、冴さん、聞いてらっしゃいませんの!? あ、あなたのためのスペシャルイベントでしたのにーっ! と悔しく思っていましたら、ああ、冴さんなりの照れ隠しでいらっしゃったのですね。ほんと、冴さんも可愛らしい方でありますね。

そして雨の日、千星と冴、ふたりの帰り道。ああ、そこでの会話も本当に素晴しくて、冴のことを知りたくてたまらない千星様の気持ちの高まりあれば、冴から千星への質問、千星の好きな役は? って、役なんですかい!? いやもう、それでもふたりは楽しそうで、話題もぐっと膨らんで、これはこれで楽しい時間、素晴しかったです。

そして麻雀の勉強がむくわれる日がきましたよ。久しぶりに皆で麻雀できることに、なんかテンション高くなりすぎてる冴、めちゃくちゃお可愛らしいのでは!? いやもう、これ、今月のベストショットなのでは!? ええ、千星様はわかっておいでですよ! さすが千星様でいらっしゃいます!

そしていよいよ麻雀を打つことなって、皆それぞれにレベルアップしたことでしょう、どんな高度な戦いが見られるのでしょうか、と思ったら、いやいや基本のとこはあんまり変わっちゃあおらんね!? この状況にひとり考え過ぎてしまう純礼。口三味線に惑わされてたまるものかと警戒するも、誰もなんも駆け引きなんかしてないっていうのがね!

ほんと、それで3人のお姉様たちをボッコボコにやっつけてしまう純礼さん。ああ、純礼さん、最高なのでは!? ええ今月のベストショットだと思ってしまいましたわ? ええ、ほんと、この漫画、皆が皆、常に最高でいらっしゃいます。

2023年4月27日木曜日

アズールレーン

アズールレーンはコラボの復刻は行われない。『ボトムズ』コラボや企業系(衣装系?)コラボの復刻は過去にもあったのですが、海域イベントはこれまで一度も復刻されたことがなく、なのでコラボで取り逃すとダメージが大きい。と、そんな了解というか覚悟でもってこれまでコラボイベントに臨んできたのですが、この度まさかのコラボ復刻ですよ! コラボ先タイトルは『DEAD OR ALIVE Xtreme Venus Vacation』。コーエーテクモか! よほど前回コラボの『ライザのアトリエ』の感触がよかったんかな!? いずれにしてもこれは朗報。いつかライザコラボの復刻があれば、ひとり衣装のなかったカラ・イデアスにもなにか追加要素がくるかも知れません!

さて、今回のDOAXVVコラボ、追加要素がありまして、まずはキャラがふたり追加されました。これはいわゆるガチャ、建造でありますね。幸運にもすぐにお迎えすることができて安心。となると、さらなる追加要素である新キャラふたりの衣装+マリー・ローズの衣装を購入!

ちょっと待て、マリー・ローズ、コラボキャラ初のLive2D衣装かい? ああー、きっと前回の衣装、よっぽど売れたんだろうなあ。

追加要素はまだありますよ。前回DOAXVVコラボ当時にはなかったもの、特殊装備が各キャラごとに用意されました。おお、これはなんとしても手に入れなければ! ということで、まずは女天狗の専用特殊装備を入手しております。

で、ミニゲームが追加されました。ミニゲーム「どんけつ チャレンジ」! ドット絵キャラがやたらめったら可愛らしいな! はいいとして、なぜこんな昭和感あるイベントが令和の今に実装!? と思ったら、なんとこれコラボ先にこういうゲームあったの!? びっくりしたわ。すごいなDOA。アズレンもそうだけど、過去に生きてるんだから未来に生きてるんだかわからない。

そして最後の追加要素になるんでしょうか。新EXが追加されましたよ!

でもってまあ、こいつがとんでもなく手強いのですよ。前回もあったEX1は、キャラのインフレもありますからね、楽に勝てて一安心だったのですが、EX2はそうはいかない。何度もチャレンジして、これ無理じゃない? と思って、そう思ってたら同サーバのうまい人が普通にやっつけてて、いろいろ教えてもらって戦艦軸でチャレンジ続けたんだけど、ルナまでは倒せるんですよね、でもそこで力尽きてしまう。

しゃあない、弾避けへたくそな自分は空母に頼るしかない! そう思い直して、信濃と白龍を投入。そこからさらに何度もチャレンジ続けてようやく勝利するに至りました。

もう、疲れはてましたわ。何時間くらいやってたんだろ。ほんと、シューティングは苦手です。

2023年4月26日水曜日

『まんがタイムオリジナル』2023年6月号

 『まんがタイムオリジナル』2023年6月号、発売されました。表紙は『ラディカル・ホスピタル』。これは書店員さんですかね? 山下ナースが緑のエプロン。手には『ラディカル・ホスピタル』の新刊、第38巻を持って営業中でありますよ。『小森さんは断れない!』しゅりも、同じくコミックス11巻をアピール中。こちらは学生服、いつもどおりのスタイルですね。『冷めないふたりのひとりご飯』レイカさんも新刊お出しして、こちらは3巻。って、もう!? こないだはじまったとこみたいな気がしてたのに!? そして『らいか・デイズ』らいかも、こちらは新刊32巻。でも次に出るのは33巻ですよ。すごいな、ほんとびっくりさせられます。

『おだまき君の道草ごはん』

あの苧環が小麦のことを意識した!? ああ、ここから小麦、あんたのターンだよ!

色めき立ったわけですが、あー、小麦のターンこなかったっすね……。

いいづらそうに言葉を選びつつ小麦に大切なことを告げた苧環。廃部になりそう。って、いや!? なんで!? またそんな!

裏山を勝手に使っていたのが問題視されたようで、しかもその裏山が私有地。生徒会長のご実家の山。そこに勝手に入り込んで、あれやらこれやら収穫しとった。生徒会長本人はあんまり怒ったりしてないんですけどね、会長のとりまきがえらいことおかんむりで、トゲがあるから手袋必要って苧環が説明しとる矢先に素手で掴んで負傷ですよ!

で、毒もあるっていいますけど、水溶性なのはいいけれど、茹でたら毒は溶けて流れてもトゲの方はどうなるの!?

人の話をまるで聞かずに、秋田では山菜の女王って呼ばれるくらいおいしいんだよといいながら、うきうき調理をはじめて食べに食べまくる苧環たち。で、この山菜、ミヤマイラクサの別称がアイコ。生徒会長と同じ名前で、そして苧環が一緒に山菜採りしていたおじいさんが会長のおじいさま!

こりゃもう一件落着ってな話ですが、小麦のいうように、苧環がどこまで天然なのか、この流れに計算のひとつもあるのかないのか、さっぱりわからん! ほんと、苧環、おそろしいやつです。ええ、小麦よ、単行本表紙の美少女パワーで、苧環を怯ませてやってくださいよ。自分は美少女小麦に怯みっぱなしです。

『おひとり好きの富士宮さん』

まさか次回最終回! そして今回語られたのは、なぜ富士宮さんが変装をしてまで自分の好きなおひとり様活動をしているかということ。そうか、あの眼鏡の地味姿が本来のもので、皆の憧れる姿こそが作られたものってわけじゃなかったんですね。

誰からも憧れられてきた富士宮さん。学生時分から、皆と同じもの、たこ焼きやなんかに興味を持ちつつも、皆がまさか富士宮さんがそんなたこ焼きみたいなものにご興味を!? マンガもそう、カラオケもそう、勝手に高嶺の花にされてしまって、今さら否定するのも大ごとだしで、結果地味な伊達眼鏡でいつもとは違う自分になって、自分の興味のあるものをひとり孤独に心ゆくまで楽しむようになったというんです。その味は、もしかしたら皆の思い込みや期待という束縛からの自由の味であったのかも知れませんね。

そんな富士宮の本当を知っていたただひとりの男。内山が、雨に降られてしまっている富士宮の前に現れた! そしてそこからの会話。富士宮を高嶺の花と仰いだこともある内山だけれど、彼女がたこ焼きみたいな食べ物を好いていると知っている。駅そばにしても屋台にしても、そういうの好きなことを知っている。そしてそれを決して変だなんて思わない。

まさかの突然の理解者の出現に、これまで自分を守るため変装をしていた富士宮、自分自身にも隠していた気持ちが露になったと感じられて、ああ、富士宮さん、ここにきて本当に本当の自由を、自然体を得るにいたったというのですか。

さあ、次回は最終回ですよ。なにが描かれるんだろう。普段の姿の富士宮が自分の好きなものに邁進する!? それはそれは職場に、周囲に大サプライズを引き起こしそう。いや、どんな最終回になるかなんて私にはわからないのですが、でも絶対面白くなりそうって予感がしています。

『となりのフィギュア原型師』

半藤! 君こそは本当のヒーローなのか!? 行き倒れのえにぐまちゃんを前に狼狽するおこめ代表を助けんと、颯爽と現れたトゥルーヒーロー半藤! おこめの心の叫びが届いたか!? と思ったら、ああ、普通にそのへんから見えてたんですね。で、即助けにきてくれた。いいやつじゃん!

ここからのおこめ畑コンビネーションがものすごかった。倒れているえにぐまちゃんに集中する視線をなんとかしなければならない! からの、まさかの飯塚イスカパワーでよくわからないまま視線奪取! 無事えにぐまちゃんの中身、におを救出するにいたり、さらにここからのおこめ代表によるえにぐまちゃん褒めまくりタイム!

最高なのでは? めちゃ最高なのでは? 不安が一気に吹っ飛び、嬉しさになんか変になってるえにぐまちゃん、最高可愛いのでは?

ここからも、斉藤の服でえにぐまちゃんを変装させて離脱。そしてえにぐまブースの店番にはさっちゃんまでが入ってくれて、この万全のサポート態勢よ! ほんと、なんか感動する流れでありました。

えにぐまちゃん、変わり者ばかりのおこめ畑に対する苦手意識が払拭されたどころか、すっかり打ち解けたのでは? ええ、本当によかった。倒れちゃったのは大変だったけど、その大変を超えてえにぐまちゃん、いやさ早蕨にお、より大きく育つがいいよ!

『かむろの異国料理帖~すずは出島のくずねりさん~』

今回はコーヒーの話題です。すずの姐さん。余裕があれば、豆からコーヒーを挽いていただく優雅な時間を楽しんでいらっしゃる。

この姐さん、カピタンさん専門だから船がこないと時間が空くんですね。なのでこうしてコーヒーを楽しむ余裕もできる。挽いて、煮出して、というのですが、そうかこの時分はドリップとかじゃなかったのか。で、火鉢にかけてたらどんどん煮詰っていってしまう。

こうなったら、もう煎じ薬みたいになっちゃいますよね。大変!

煮詰まった苦い苦いコーヒーを捨てるのももったいないというので、すずがひと手間加えてまた違った味わいに変えてしまいましたよ。煮詰めたものに砂糖を入れてとろみをつけたコーヒーシロップでありますよ。白玉だんごに黄粉とコーヒーシロップをあわせてみれば、こいつはちょっとなかったおいしさです!

実際この時代に、こうしたコーヒーシロップが楽しまれてたかどうかは知らないのですが、こうした工夫はもしかしたらあったのかもですね。そして苦みに甘み、不思議なマリアージュに魅了された人も多かったのかもなあ、なんてこと思いましたよ。

ところで姐さん、砂糖入れて飲んでるってすずからいわれてましたけど、普通普通! ヨーロッパの人たちもあんまブラックでは飲まんらしいですよ? 砂糖、がんがん入れていきましょう。

というか、砂糖を充分に使えるあたり、姐さん相当な立場というのがわかりますね。

2023年4月25日火曜日

『まんがタイムきららフォワード』2023年6月号

 『まんがタイムきららフォワード』2023年6月号、昨日の続きです。

『魔法使いロゼの佐渡ライフ』

異世界から佐渡島にやってきたロゼ。それからの佐渡ライフは大変なこともあったけど、基本楽しいことばっかりで、知らないことを知り、そして島の人たちに受け入れられ、さらには紗菜という友達もできた。

そんな佐渡を楽しむふたりに、仕事の依頼がきましたよ。市役所勤務の中原さんから、金山企画運営責任者の畑野氏の紹介を受けました。ミッションは、若者にも興味を持ってもらうためのイベント発案。でもこのおっちゃん感じ悪いな! 期間は1ヶ月って、いくらなんでもあかんすぎることないか? からさらに、紗菜たちのこと見下してるでしょう? これ、仕事をする相手としてはかなりやっかいなタイプなんじゃないかな。これで仕事相手として信頼関係築けるのかな?

さて、勢いで即諾してしまった紗菜ですよ。アイデア出しするもなかなかこれというものが出てこず、さあどうしよう。で、茅の輪の件で借りのあるときこを呼び出すってんですよ。

ときこ辛辣だけど、本音が素直に出てくるタイプだから、むしろ信用できるとこありますよね。駄目なとこは却下、でもいいアイデアは評価して、しかも自分から案も出してくれて、紗菜とときこはいいシナジーが得られそうでナイスです。

そしてときことともにいる月渚。ロゼを呼びだしたかと思うと、自分の本当の名を伝えるんですよ。ルミナス・ヴィレット。そしてロゼの本当の名前、ロゼスタリア・エトワールを知っていると告げた。さあ、ここでどう出るルミナス。ちょっとした波乱のはじまりなのでしょうか。

『しゅがー・みーつ・がーる!』

帰ってきましたよ! 2021年8月号のゲスト掲載作。学校屈指のお嬢様美都と、家庭の事情やその見た目から誤解されやすいカンナ。しかしふたりはそれぞれ秘密を抱えていて、お菓子のようなと形容されるような見た目の女の子なのに肉大好きな美都。がっつりしたメシを食べそうと思われているにもかかわらず、実は甘いもの大好きなカンナ。

そのふたりの秘密が、たまたま互いに知られてしまったことからはじまる、不思議な秘密のお食事会。

キャラクターの魅力は申し分なく、そしてふたりの秘密がバレてしまうくだりから、ふたりそれぞれの相互不干渉どころか、相手を隠れ蓑にしながらの好きなもの食べまくり食事会。この秘密の関係、その面白さに加えて、甘い見た目の美都がむしろこの関係を主導する立場になっていきそうなところもまたよしであります。

読み切り時代は美都と甘奈と、それぞれに漢字があったのが、カンナは仮名書きになりましたね。美都はミート、カンナは甘いが入って、それぞれの嗜好が名に隠されてた。さらに漫画のタイトルも、Sugar Meats Girlという言葉遊びが潜んでたりしていた。こういう細かにいろいろ仕込まれてたところ、きっと連載でもなにかしら出てくるんじゃないかって期待をさせてくれるところです。

『スローループ』

なぜひよりは恋先生の作る卵焼きが甘いと知っていたのか。その昔語りが続きます。

でも語られてる内容は、ちびひよりが全然狙った場所にキャストできなくて泣いちゃったり、ブルックトラウトのあまりの知名度の低さに恋先生がやさぐれちゃったりと、かなり面白トーク。もうね、全然卵焼き出てこないじゃん、どころか、卵焼きの話だったことすら忘れてしまった頃に、ようやく大泣きするひよりをなだめるためのお弁当からの、恋の卵焼きに魅了されるひよりさんという流れ。ええ、ふたりの様子、すごく可愛いねえ!

お弁当で機嫌よくして、さあ午後の後半戦。釣るぞと気合いはいってるひよりの可愛いこと! からの、はたしてひよりは狙った魚を釣れるのか!? というとこで話はまるで終わりを見せず、さらに、さらに続くぞ! 卵焼きの話だったはずが、完全に釣りの話メインになっとる! 話し続けるひよりに、そして釣りトークにテンションあげまくっている小春。もうほんと釣りに魅了された子らの釣り話。なにがどうなろうとも、釣りトークは終わらんようですよ。

『球詠』

おお、新入生が入ってきますよ。無口寡黙、ひとり黙々と過酷な練習を自身に課す斉藤小町さん。ドクロの髪留めが可愛いねえ! からのちょっとおっちょこちょいの野村瑞帆。それぞれに温度差? 傾向の違いはあるのだけど、絶対にレギュラー入りするんだと決意を固めている。ええ、のっけからかなりの有望新人の紹介とあいなりましたよ。

新人は他にもたくさん! ああー、新越谷、実績もあげたし、悪いイメージの払拭にもつとめたしで、いい流れができてきていますよ。

まさかの息吹大好き長谷川美咲、村松京子、東条蘭々の三人組。そしてヨミの後輩、渡邊詩織。詩織、おとなしそうな子に見せて、珠姫にヨミの正妻奪取宣言ですか!?

いやもう、みんな個性が強い。なにかしらひとつ強みないし面白みないし持ってそうだと思わせてくれたところで、そんな皆をはるかに凌駕する芳乃先輩の出番ですよ! 出会って即、一年生の腿に手を伸ばしとるやんけ! からの瑞帆と小町はすでにリサーチ完了済み! というか、入寮した瑞帆に即メディシンボールとマスコットバットをプレゼントとか、ほんと、どんな行動力でどんな諜報力なのか。

この漫画は本当に芳乃がすごい。ちょっとした野球妖怪です。

2023年4月24日月曜日

『まんがタイムきららフォワード』2023年6月号

 『まんがタイムきららフォワード』2023年6月号、発売されました。表紙は『ももいろモンタージュ』。本編よりもももいろ感が抑えめだ! 欄干の向こうに広がる水面。ライトアップされた空には満開の桜であります。散る桜、水に浮かべて花いかだ。前景には浴衣姿のヒナがみたらしだんごを手にして、そして空いた手をこちらへと伸ばしている。そこにはきっとモネがいるんでしょうね。しかし花よりだんご? あるいは花よりも恋心、そんな表紙なのかも知れませんね。

今月は新規ゲストが1本です。

『いつか大人になる君へ』

お嬢様に懐かれている使用人。ひとり寡黙に孤独の時間を楽しむタイプのヒバリに、元気で賑やかなモニカがさかんに介入してくる。そんな時、ヒバリはモニカをわずらわしく思うのか。あるいは、かつて本ばかり読んでいた子供の頃に、こうした子が側にいてくれたらどんな自分になっていただろう。

なにをどう思おうともう過ぎてしまった時は取り戻せないし、確定してしまった事実は覆ることはない。それでも思い悩んでしまうのは、今の自分とは異なる自分という可能性に心ひかれるところあるからなのでしょうね。きっとこうした感情は誰にでもあって、あの時、あの人にもっと親切にできていたら今は違ったんじゃないか。あの時、誘われるまま身をまかせてみればなにか違った道も開けていたのではないか。などなど。ヒバリもそうした、今の自分が決して嫌だとはいわない。でもそれでも、今とは違ったかも知れないなにかにふと心を向けてしまうことってある。

そんな話のように感じたのでした。

ヒバリに無条件の好意を示してくれるモニカ。モニカが興味を持っていたヒバリの読書。もっとヒバリのことを知りたい、その一心に応えて、子供の頃に読んでいた本の翻訳書をモニカに贈るのですね。この選択が引き起こしたこと。はたして未来は変わるのか。あるいは今この瞬間の、いずれは過ぎさり思い出になってしまう小さなできごとに留まるのか。それはわからないけれど、ここでこういう選択を、かつて自分の側にいなかったモニカの影を追い求めるのではなく、今まさに自分の側にいるモニカに目を向けようと思った、そのことに意味が、可能性が生じてくる。そうした話のように感じました。

2023年4月23日日曜日

『まんがタイムきららMAX』2023年6月号

 『まんがタイムきららMAX』2023年6月号、昨日の続きです。

『ぬるめた』

今回はしゆきとこごめが映画館デート! と思いきや、ごめさん、さきなとくるみも呼んじゃった! それで狼狽するのがしゆきという人。普通の人を劇場版アニメに誘っちゃあいかん。キモいオタクの我らと陽のふたりを交差させてはならんのだ!

徹底的に卑下しちゃってるんですが、昨今はわりと普通の子らも深夜アニメとか見ちゃってるっていいますよね。だからきっと大丈夫、ワンチャンありますよー。とか思ってたら、おお、ちゃんとくるみが見てました。

しゆきとくるみのちょっと緩めのオタトーク。けれど琴線に少しでも触れればディープに語り出しそうになってしまうしゆきが可愛い。いいよ、いいねえ、オタク少女大好きですよ。たとえ自分にわからないカップリングでも、情熱持って話してるその姿たるや最高だと思う。けど、論争だけは勘弁な。

今回はしゆきがとにかく嬉しい思いするエピソードでしたけど、でも変に気を使っちゃってるところもあってね、そういう引け目ってオタクだったら誰でもあったりするんだろうか。いや、人によるだろうけどさ。でも、しゆきの引け目、わかるんね。だから自分は映画はひとりでしかいかない。とりわけオタク向けのものとなると、誰かというのは本当に稀なこと。でも今回その稀な経験をしゆきはして、受け入れられたといっていいかは難しいけど、気兼ねなくしゃべれよ! っていってもらえた。ええ、これはほんとよかったと思う。いやもう、自重しないしゆきのマシンガントーク。浴びたい。全身で浴びたい。ライフで受けたい。

いやもう、最高のしゆき可愛い回でした。

『リリカお嬢様に振り回される!』

リリカの見た夢。この切実さ。泣いてしまいそうになった。

リリカにとって脚の問題がどんなに重いものであるか、否応なく読者に突き付ける、そんな夢の内容に、ああ、こういうことってよくあった。抜け出せない問題、解決できない現実に日々苦しんでいる時に、ふとそれら問題が解消された夢を見る。あ、大丈夫になったんだ。ずっと悩んでたけど、もう悩まなくていいんだ。それは人によって病気だったり、あるいは置かれた環境の問題だったり、いろいろでしょうけれど、苦しみから解放されたという安堵感が夢まぼろしとわかった時の絶望感。

自分はもうこの現実を受け入れているって思っていたけど、全然そんなことなかったんだと自身抑圧していた感情を突きつけられることももうつらい。しかもリリカは、その夢での解放さえも儚く散って、より一層に過酷な重荷をまさにその夢の中で負わされるというのですから、これはもう耐え難いものでありましょう。

泣き叫びながら目を覚ましてしまうのもおかしくない。永野に救いを求めてしまうのもしかたない。だからこそ、怖い夢かと気づいた時の永野の態度はちょっと許せなかった。永野に求めすぎかも知れないけれど、リリカの気まずさも不安も苦しみも、永野は気づけていたろうに、だったら最初からそれらリリカの気持ち全部をまるごと抱きとめてあげてほしかった。

やりすぎたと思ってからは、ちゃんと側にいてくれて、翌朝もちゃんと気づかってくれて、そしてリリカから聞かされた夢の話。これは永野もマズかったと思ったんじゃないでしょうか。

いずれテクノロジーが解決するかも知れない。新しい治療法もできるかも知れない、そうした未来をリリカとともに語る姿、そこでのやりとりは前向きさが感じられて本当によかった。あるいは車イスに代わるより自由度の高い補助具などもできる日がくるでしょう。そして願うならば、この漫画の世界においてくらい、つらい現実の克服された未来が訪れてほしいと思います。

だから永野、リリカの脚が自由になる日がきたら、思いっきり蹴りとばされてさしあげてください。なんなら私がその役割代わってもいいです。

『ばーがー・ふぉー・ゆー!』

モグモグバーガーにまた新たなスタッフが! といいたいけど、こむぎよりも年上! こむぎよりもベテラン! ただいろいろ問題ある人のようで、怖ろしい遅刻魔。道を覚えられないらしく、10時から仕事のはずがもう12時まわっているというんですよ。でもあんま焦ってる風じゃない。ある意味、大物ですよね。

この人、名取ころもさん。小柄で不思議系で実力者。押し寄せる客、容赦なくわかりにくい期間限定バーガーのレシピにこむぎが苦しんでいると、さらっところもが助けてくれた。すさまじい速度で、限定バーガーふくめ完璧に仕上げていくその手腕。こむぎはポンコツ認定していましたけど、バーガー関係となると凄腕の完璧人間。社が認定する最上位ランクの保持者。客への応対も完璧で、でもやっぱりいろいろ欠けてるところがあるっていうのがこの店のスタッフらしさを感じさせるんですよね。

ころもとこむぎ、仲良くなれたようで、これは本当にいい流れでしたね。きっとこれからもころもの活躍を見られるに違いない。それがもう楽しみで、どんな凄腕を披露してくれるのか。それと同時に、どんな問題行動を見せてくれるのか。本当、好みのキャラクター。最高ですね。

2023年4月22日土曜日

『まんがタイムきららMAX』2023年6月号

 『まんがタイムきららMAX』2023年6月号、昨日の続きです。

『さうのあっ!』

サウノアというのは、フィンランド語でサウナのことなのかな? とか前回いっていましたけど、そうじゃないのか。サウナはサウナでも、サウナに入るという意味の動詞なのだそう。これを教えてくれたの、フィンランドからやってきたリューディアなのかと思いきや、さにあらず、実は前回すでに登場していた清水芹香。眼鏡が可愛い物静かそうに見えるクラス委員。

しかしどこに出てたんだろうと読み返してみたら、あれか! サウナハット被ってた人! 突如サウナうんちくを語り出した謎の人! あれが、あれがシミズさん!

物静かなのは学校でだけなのかの? 普段はテンションあまり高くないものの、サウナに入ると状況が変わる。サウナハイ!? サウナのこととなると怒涛のうんちく、長広舌を奮う清水。そこまでサウナに入れ込んでるのになぜ普段は内緒にしているのかと思ったら、なるほど、サウナ好きってなんだかおっさん臭いからと、それで隠していたんですね。

いやいや、趣味がおっさん臭いのは、風呂三日に一回で具体的に臭いよりずっとマシですよ、シミズさん!

いやしかし、その風呂三日に一度の影山さんも昨日のサウナで今日は快調? 今日のサウナで明日はもっと快調かも知れませんね。

『瑠東さんには敵いません!』

体育の授業。ペアを組んでストレッチをする瑠東と和村。黙々とストレッチするかと思いきや、いやいやこのふたりがそんな黙々だなんてあるわけありませんよね。人の気持ちがわかるようになりたいと悩みを打ち明ける瑠東に、対し人の顔色伺いすぎる嫌いのある和村。どっちも過剰になるとよろしくない。そのちょっと過剰に踏み込みつつあるのが和村で、過剰になってしまわないようそれをごまかす方に舵を切ったのが瑠東。

ふたりともに不器用ものなんですね。

それゆえに、互いにないものを埋めあわせようとするかのごとく、気持ちと気持ちは近づいてしまうのか……。いや、そんなロマンティックな感じじゃあないと思うんだけど、ともあれ和村の前だとありのままの自分を出せる瑠東と、そんな瑠東に幻惑される和村と、ほんと、ふたりのこのコンビネーション! そしてふたりの接近は、ただ気持ちの距離だけでは収まらず、ついには手と手が触れあうまでにいたるというのです!

けど、手を繋いだって人の気持ちなんてわからんよ? ハグでも駄目よ。そう、時代はおでこぱしー! さあ、和村と瑠東よ、おでことおでこをくっつけるのです。そうしたらもう、他の人と手がどうたらこうたらゆうてる事態じゃなくなりますから!

ということで、近いうちにふたりのおでこぱしーが実現するの、期待してしまうのでありました。ええ、絶対ふたりのおでこぱしーは本家本元に負けないくらいに美しく素敵なものになると思うのです。

いや、ギャグになる可能性もあるな……。

2023年4月21日金曜日

『まんがタイムきららMAX』2023年6月号

 『まんがタイムきららMAX』2023年6月号、昨日の続きです。

『コンビニ夜勤のあくまちゃん』

冬のコンビニというとアレ! おでんの話題です。なのに昨今の風潮で、SNS投稿目的の迷惑客を警戒しないといけない。とはいえ、今回描かれたのは冒頭2種ともバイト側の悪行でしたね。なんでこんなことをするのか、店長の注意を聞いてさっぱりわからないアルール。まあ、そうよねえ。つまみ食いするなら証拠残さないほうがいいのに! って、いやいやそうじゃない。

そしておでん70円セールがはじまります。おでんを知らないアルールに店長自らおでんの仕込みを伝授。出汁を用意し、具材も準備。ほぼできあがったのを、ほぼできてる出汁で煮込むだけじゃないのか。揚げものはちゃんとお店で湯通してるんですね。それこそ半調理品を店頭で仕上げてるだけかと思っていました。

かくしてできたおでんは見事なもの。アルール、渾身の一品ですね! とここで悪いニュースが! おでんをぺろぺろしてくる不審者の情報が舞い込んできて、いや、つんつんはいたけどぺろぺろは現実を超えてやばいな! 自慢のおでんを毀損されたんじゃあおさまらない。誰もを疑い、さらには魔法でおでんにバリアまでかけてしまう!

めっちゃ本末転倒だ! 気持ちは、気持ちはわかるけどな!

微妙に不審な人物も来店したけど、ヤバい客はこなかったしおでんもちゃんと売れました。ええ、心配事は杞憂におわり、売り上げもあがって、今回はいい循環のまま終われましたね。

『てくてくっ!秘密リサーチ』

連載になったよ!

次の動画の題材を考えているひぐれ。移動中に出会ったすかいとともに、お城にいくことになりました。とはいえ、目的地は城跡で、城閣などは残っておりません! というか、世田谷城址公園って、あのへん、お城だったんか! まったく知りませんでした。

しかももともと天守閣のないタイプ? 残っているのは石垣と空堀の痕跡。抜け穴と埋蔵金の伝説なんてのもあるらしいんですが、すかいこそは目の色変えて興味津々だけれども、ひぐれは特に終始冷静でありましたね。というか、すかいがずっとMy雑巾っていってるのがおかしくて、いやいや雑巾は別に捜さなくってもいいのでは!?

今回はお城マニアなのかな? 合衆国市民のマリン・シアーズも急遽参加となりまして、これは今後もこうして自由な気風をともに参加したり独自行動してくれたりしそうですね。

世田谷城址公園は城跡としての痕跡を多々残しつつ、生活の場、また憩いの公園として整備されてもいるという、歴史と今の交差する場所になっているようですね。城跡であり、その後建立された豪徳寺や、さらには戦時中には防空壕も作られ、そして今の平和な時代にいたるなど、その時々の歴史がひとつところに重なっているという、そうした解説もまた面白く読みました。

『ギャルとネクラの吸血関係』

いよねが倒れてしまってさあ大変。なんとかしたいと思いきや、どうともできないのがまくるという子。よりにもよって、頼った先が吸血鬼ハンターだというのですから、まくるの交流関係に心配がよぎります。

吸血鬼ハンター、アクアからすれば、吸血鬼のこうした申し出、なにかしら裏があるのではないか。眷属を病気に見せ掛け、吸血鬼ハンターを誘い込もうという謀略などあるのではないか、心配するわけですが、そりゃもうまくるですから、なんも考えちゃあいない……。

残念だ……。本当に残念な子だよ、まくるさん……。

でも今回のアクアとまくるのやりとりで、まくるが人を、眷属を自分にとって都合のいい道具と見做しているわけではないことがしっかり伝わったり、むしろ我が身を呈してまで守りたい、そんな大切な相手だと証明してみせたようなところもあって、これまで敵対関係以外ありえなかったまくる、アクアの距離感もまた違ったものになってきそうな予感のさせられる良エピソードでした。

そしていつもは吸血に心捕われすぎるまくるだけど、いよねの危機とあらば自分の血をわけあたえることも辞さない。このいよね大事というまくるの気持ちが、こうもはっきりと現れたの、とても魅力的だったと思います。今後はもう、より一層にまくるのいよねラブが炸裂してくれればいいっ! いやほんと、もうその一心でありますよ。

2023年4月20日木曜日

『まんがタイムきららMAX』2023年6月号

 『まんがタイムきららMAX』2023年6月号、昨日の続きです。

『性別不明な殺し屋さんがカワイすぎる。』

つくしの周辺、変わった人しかいない説!? 性別不明の殺し屋ユーリもそうですが、お隣に越してきた女の子、昼日中倫ってのも相当におかしい。銃を手に外に出ようとしたユーリからあっさり銃を奪って、ロシアンルーレット気取りで自分の頭に突きつけたかと思うと、オートマチック拳銃の引き金をひく!

死ぬ、死ぬから! 安全装置がかかってるから無事だったとはいえ、へたしたらここで死んでいた。あるいはユーリのいうように、一般人を装う殺し屋かなにかなのか? 銃の知識はまったくないといってるけれど、銃の知識があるからこそ安全装置を解除しなかったのではないか? バカを装ってる可能性もあるとユーリはいいますが、銃を手に殺し屋だなんだ大声で触れ回りながら練り歩くユーリも相当なものよ?

いやいやそのあたりさておいても、倫はちょっと変わり者の一般人じゃないかなって感じがしますよね。いや、ほんとにそうか?

ユーリとの相性は悪いかも知れない。というか、ユーリが銃を取り戻せないって、どういうこと!? って気もするのですが、謎の存在、昼日中倫。今後活躍が見られるのか、あるいはつくしとユーリの日常をこれでもかとひっかきまわすのがこの子のミッションなのか。いやはや、さっぱりわかりませんよ!

でも可愛いよね。そんでもってサメリュック。

『SAN値直葬!闇バイト』

ヤバいことになっとる! 本日の釣果なるタイトルからはじまった今回。いわゆるモキュメンタリーの手法で進行していくのですが、動画投稿者異留美なてぃが最凶スポットとして知られる海辺の廃村を訪れ、その禁忌に触れてしまう。同行者は相方のドタキャンを受け急遽参加してくれた女の子。廃村の奥へ奥へと向かうなてぃが、わりと常識的な判断を見せる中、その同行者がより深みへ、危険な方へと促していくんですね。

そしてついに同行者が唱えはじめたおまじない。食ったら太る! 食ったら太るぐんぐん! 冒涜的なその響きは、かつてこよとあかりが経験した悪夢のような出来事を引き起こしたアレじゃないか!

かくしてなてぃは囚われの身に!? これはクトゥルフの娘、くてらに食われてしまう!? それともなにか苗床のように使われてしまう!? なてぃのピンチ! はたしてここに忌しきものを超えるヤバいやつ、あかりが駆けつけること叶うのか!? あるいはまるで彼女らの関わりのないうちにすべてが終わってしまうのか。

この漫画、思った以上にヤバい。ほんと、なてぃにはなんとかして助かってほしい。いや、どうなのだろう。ここは残念ながら絶望的な局面かも知れませんね。

『マグロちゃんは食べられたい!』

扉絵が素晴しいな……。なぎさが、なぎさが最高なのです……。

さて、学園生活を楽しむまぐろです。学生の本文、勉強にも余念がないまぐろ。といいたいけど、余念だらけだな。いかにみさきに食べてもらえるか、そんな計画ばかり練っている。でもこうして勉強そっちのけにしていると追試に落ちるよ、留年しちゃうよ? シビアな話!

でも、まぐろは人と同じ価値観を有していないから、将来についてもなんら頓着しないし、なんせ希望はみさきに食べてもらうっての一辺倒だからなあ。なかなか勉強なりなんなり、やる気にさせるのは難しいんですね。

5教科赤点克服が難しいなら、まずは実技教科から攻めてみよう! かくして体育。バスケットボールに挑戦させるのですが、すごいなまぐろ、赤身魚だけあって筋肉量がすごいのか……。そして試合においてはその筋力使ってまぐろ大活躍! といいたいけどまるで役には立っておらず、なぎさひとりで勝っとるやん! いやもう、なぎささん文武両道。素敵やわあ。

家庭科は調理実習、鮭のムニエルを作るというのですが、まぐろに刃物持たせると自分の身を使おうとするって、危なくってしかたないな! ではみさきに任せるかとなると、この子はこの子でマグロ馬鹿。鮭のムニエルだ! っていってんのにマグロを出してくる。いや、焼いたマグロもおいしいと思うよ。ともあれ、みさきにしてもマグロにしても、ふたりともに相当なやつらでした。

でもね、このやたらややこしい学校生活。それはそれで楽しんでることがわかるの、とてもよかったです。そしてやっぱり勉強あかんかったみさき! うん、最悪の場合はまぐろと一緒に留年すればいいよ。『きらら』誌には留年の先輩もたくさんいるからきっと大丈夫です!

『ラスボスは逃げ出した▽』

魔王を人質にとられた勇者が、魔法剣士、ゴブリンのふたり組に圧倒されてしまってさあ大変! このピンチをいかに切り抜けるのだろうか、からの四天王妖狐の無双でありますよ!

魔法禁止空間だというのに、躊躇なく狐火を使いまくる妖狐。ああ、やっぱりそうか、妖術だから魔法禁止に引っ掛からないんだよ! 魔法剣士は出落ちレベルで撃退。多少は頑張ったゴブリンも、苦もなく軽くあしらわれて、なんだよ、すごいな、やっぱ四天王の連中、めちゃくちゃ強いんだ!

そこからのふたたびの魔王人質、悪人の刃にかかろうというのか!? という局面でチェンソー持ってふいに出現する堕天使ですよ! 圧倒的だな! というか、ほんとに強かったんか。でもって、ここぞという時にはしっかりこうして役に立つんだなあ!

一旦は魔王に敵対したゴブリンだけど、魔王の温情? あるいは無垢な笑みに陥落? チョロく籠絡されて、いいように使われる運命に踏み込んでしまったわけですが、さらにここで勇者側の事情も語られて、なんと、この勇者の兄! 眠り続けている本当の勇者の存在が明らかになって、この漫画思った以上にいろいろ込み入ってるんですね! もっとなにか、魔王が楽しようとぐだぐだするばかりの漫画かと思っていましたよ。

2023年4月19日水曜日

『まんがタイムきららMAX』2023年6月号

 『まんがタイムきららMAX』2023年6月号、発売されました。表紙は『メイドさんはハジメテの友達』。メイドさんが諸手を挙げてお出迎えでありますよ。しかし気になるのがキャプション。「私とギャンブルしましょう」! ええ、ええ、たしかにこの喫茶店のシステム知っていれば、お金をかけないギャンブルで楽しめるお店、なんら不思議でもないセリフなんですけれど、いきなり持ち掛けられるギャンブルにはちょっと驚きですよね! しかしメイドさんのこの堂々とした姿。見た目の甘さに油断すると危険なやつです!

今月は新規ゲストが1本です。

『ハイスクール・オブ・ザ北風と太陽』

三角関係に憧れる旅野ひとみこ。しかし実際に巻き込まれるとなるとちょっと事情も違ってくるのかな? 入学した学校で階段から落ちそうになったひとみこ。危ういところを助けてくれたのは、胸も豊満なお姉さんで、しかもひとみこ、一目でこの人から見初められてしまってさあ大変!

恋愛のはじまりか!? といえばどうもそうではないようで、いきなり制服を脱がされて、ヌードデッサンモデルになってくれと熱く懇願されるというんですね。

いやまあ、抵抗しますわなあ。そりゃあ逃げ出しますわなあ。と、そんなひとみこのピンチを救ってくれたのが、見た目にも麗しい黒髪のお姉様。素敵な関係のはじまる予感!? と思いきや、またもやいきなり制服を脱がされるひとみこですよ。

な、なんだこの学校、治安ってやつがないのかい!? このお姉様の目的は、被服部の活動でいろんな衣装をこの子に着せたいというんですね。

かくしてはじまるひとみこ争奪。ヘンタイとヘンタイの、夢の(夢の)コラボレーション。しかもラストには最後の一線まで越えられてしまって! さあ、ひとみこの明日はどうなる。というか、この状況見るにふたりともやってること北風だよね!?

『ぼっち・ざ・ろっく!』

喜多ちゃん、家出したんか。進路で親と揉めました。親としては進学するものと思っていたのに、娘は第一志望にバンドマンとか書いちゃって、いやいや進学した方がいいのでは!? 学内バンドではなくなるかも知れないけど、得られる知識、経験はなににせよ多いに越したことないからさ!

とか思ったら、終盤Starry店長が同じようなこといってましてね、ええ、やっぱこのへんが年長者の判断ってやつですよね。

しかし今回、仮に進学したらどうなるかって想像、喜多にせよぼっちせよ、えらいこと酷いの! キラキラの大学生活がバンドへの興味を上回って、どんどん音楽から離れていく喜多ちゃん! 虹夏からの信頼薄いな! そしてぼっちはもっと酷い。大学でも孤立! 授業にも出られなくなり、ギャンブルにはまった末にネットワークビジネスのエサになってしもうとる! これはぼっち本人の妄想ですけど、ぼっち、自身への信頼薄いな!

いやもうほんと、普通に穏便な落とし所とかないんですか。ないんでしょうなあ……。でもなにかしら物事を成しとげるやつは、こういう落とし所がおかしい連中のような気もするんですよね。いや、生存バイアスってことはよくわかっています。

そして結束バンド面々のお泊まり会イベントも勃発して、ああ、なんと華やかな一夜でしょう! といいたいけれど、もはや逃げたいぼっちにリョウ。君ら、始発電車に乗るような早起きキャラじゃないだろう! ってのに始発で帰るって、どれほど喜多ちゃんのテンションについていけんかったのか。ほんと、喜多ちゃん、このメンバーの中だと異色な存在ですよね。

『エイティエイトを2でわって』

めちゃくちゃ面白い。扉絵の調律の風景。調律師さんがお美しいのもあるけど、自分は、自分は、美弦がたまらなく好き。リボン、ブレザー、きっちりしたかっこうにふわりとしたボブ、好奇心を秘めて輝く瞳に端正な面持ち。

ああ、駄目だ、本当に駄目だ。美弦が、美弦が好きすぎる……。

しゃべったら残念少女だけど、その残念さも愛おしい。なんて、なんて素敵なんだ。美弦が、美弦が好きすぎる……。

さて、今回の調律。調律師さんがギャラリーからめちゃくちゃ褒められて嬉しくなっちゃってるの最高でしたよね。しかも知らない誰かに解説するのが楽しいって気持ちがビシバシ伝わってきて、あの怒涛の解説ですよ、全部読んじゃった。いやあ、あれは読むよなあ。たまらん。

今回は前半で調律を、そして後半に楽譜の買い出しを描いて、このショッピングの様子もすごく面白いの。出不精奏をなかば無理矢理ひっぱりだす美弦さん。そして大型ショッピングモールにて約束のシールを買ってくれている奏。あの謎シールもおかしいんですが、まさかこれが即出番あるものだとはまったくの予想外でした。この子はこの子で、また謎感性の子ですよねえ。

そして最近はやりの街角ピアノ。ピアノを見ると座らずにいられない美弦さん! 技術的には荒こそあれど、楽しそうに弾く、聞く人を魅了するその演奏は本当に素敵だなって思う。自分はこういう演奏家になりたいなあ! 練習してないから駄目だけど。

そして次の展開が予感されるラストですよ。まちなか音楽祭の案内チラシを発見した美弦さん! おお、これはやるぞ、きっとやってくれるぞ! ええ、絶対面白いことになりますよ、これ。

2023年4月18日火曜日

怪獣が出る金曜日

 ニンテンドーeショップ、駆け込み購入したソフトシリーズ。『怪獣が出る金曜日』というソフトについては、その存在そのものをまず知らずにいました。eショップ終了目前のおすすめラッシュがなければ、今もなお知らないままでいたでしょうね。そのおすすめツイートというのがこれまた不思議なことに英語で発信されたもので、タイトルの "Attack of the Friday Monsters! A Tokyo Tale" から日本語タイトルを探さねばならなかった。いやもう、ほんと、なんともいえん不思議な縁でした。

この存在を知ったのがeショップ終了1週間前。そのくらいの時期に最後の駆け込み購入を開始していて、『鉄道にっぽん!路線たび』を買ったら空き容量が枯渇した! どうしよう! といってたのがこのタイミング。

容量いっぱいにまで買ったら、もうそれで終了にしたらいいんじゃないの? となりそうなところを、もっともっとだと消せるものがないか探し、少しでも空き容量を確保しようとしたのは、ひとえに『怪獣が出る金曜日』の購入で迷っていたからなのですね。

いろいろ調べてみましたよ。コンパクトなゲームで2時間ほどでエンディングを見られるらしい。うん、これはコンパクトなゲームが好きという私にはデメリットではないですよね。販売はレベルファイブ。ということは、後々Switch版が出たりするんじゃないか、じゃあ今回は見送るか? とも考えたのですが、出るかどうかわからんことに判断を委ねることはできません。

かくして体験版を消し、もう終了したタイトルの不要となったゲームデータを消し、さらには多量の画像データをバックアップした上で消し、なんとかかんとか『怪獣が出る金曜日』と他数本分くらいの空き容量を確保することに成功したのでした。

といってもまだプレイしていないんですけどね。いろいろ考えをめぐらし手を尽した分、なんかもったいなくてそうそう手を出せないというか、『ニコリのパズル』という山脈が巨大すぎるせいというか、ともあれ! 必ず遊びたいゲームとしてずっと頭のどこかに残しておきたいと思います。

2023年4月17日月曜日

星霜のアマゾネス

 ニンテンドーeショップ、駆け込み購入したソフトシリーズ。設定やシナリオを担当された方がtwitterにてセール情報を告知なさっていたのを見て知ったゲームなのですが、なんと『脱出アドベンチャー』シリーズのスタッフさんが関係なさってたのか! ということで、セールを利用して購入。2023年3月19日購入なので、本当の本当にラストセール待ちで買ったという感じですね。しかし、定価にして6071円がセール価格で500円。パッケージ版はなんか変に高騰していて1万円くらいするっていうね! ほんと、これがチャンスでないとすればなにをチャンスといえばいいのかっていう価格でありました。

なお、CERO Dです。またかよ!

でもね、CERO Dだから買ったのではなく、はじめにも述べましたが『脱出アドベンチャー』に参加されていた方が関係しているからというのがひとつ。そしてもうひとつは3Dダンジョン系ゲームであること。3Dダンジョン系ゲーム、好きなんですよ。ほら、エルミナージュとか買ってましたでしょ? エルミはちょっとボリュームがありすぎて、1作目のエンディングを見て3周目に突入したところで疲れて放置になっていますが、もうちょっとコンパクトで収集要素とか少ないのがあったら遊びやすいのになあ。

みたいに思っていた自分にとって、このゲーム『星霜のアマゾネス』はどうもうってつけかも知れません。

とりあえず第1章だけクリアしてますよ。プレイしてみて驚いたのが、3Dキャラがよく動き、よくしゃべる! マジか! ってくらいしゃべります。シナリオはフルボイスっぽくて、これ全部聞いてると全然進まなくってきっと自分は投げてしまうので、心を鬼にして飛ばしながら読んでいます。

ゲームは、3Dダンジョンとしてはわりと簡単なのかな? まだ序盤だからかも知れませんが、迷路もわかりやすく、迷う心配はまずありません。下画面に表示されるマップもありがたい。近場にある情報ポイント、トレジャーボックス、そしてイベント発生ポイントなど、あまさず表示してくれるから、わけもわからずうろうろして結果迷子になるということはあまりなさそう。親切な遊びやすいゲームのようで安心です。

しかし、じゃあゲームとしては楽勝なのかというとそうではなく、リソースの把握、管理が結構重要になりそうですよ。このゲームは通常攻撃においてもデンチと呼ばれるエネルギーを消費し、各キャラ手持ち3のデンチを使い切るとパーティ共有のバッテリーからデンチにエネルギーを移して回復させてやらないといけない。このバッテリーの残量が問題で、ダンジョン内に補給ポイントはあるものの、それを見つけられなかったらエンカウントするごとにエネルギーすなわち行動力を失っていってしまう。

迷路の構造がわかっていたら楽勝でしょう。ですが最初はなにがどこにあるかわからんわけです。たとえば私がクリアした第1章でのことですが、ひとつめの回復ポイントに寄らずに進んでしまったためにエネルギー残量がぎりぎりといっていいくらいまで減ってしまい、あやうくふたつめの回復ポイントに辿り着けなかったら行動不能になってしまうところでした。

このゲームは、キャラクターの可愛さやボイス、そしてセクハラ尋問などが前面に押し出されてはいるものの、遊びの本質としては、限られたリソースを使い切るまでに補給ポイントを発見し、ダンジョン内の物資を確保、ステージボスを撃破し無事探索を終えるという、シビアなリソース管理が要求されるエリア脱出系ゲームであったんですね。

一般的なRPGって、街を拠点としてダンジョンなりフィールドを探索、行動可能範囲を広げていって次の拠点に到達。そしてふたたび行動範囲を広げるべく探索をするということの繰り返しだと思います。対して『星霜のアマゾネス』は、主人公たちが監獄惑星からの脱出を目指す囚人ということもあり、身を落ち着けられる拠点といえる場所がないんですね。

いや、この先、シナリオを進めると拠点を持つこともあるかも知れませんけどね? ですが序盤においては、監獄からの脱出をやると決めたらもう進むしかない片道キップの探索行。ちょっと進んで行動力を消費したらスタート地点に戻って回復、みたいな従来のRPGのセオリーは通用しないんです。

とはいったけど、そういえばダンジョンの序盤に回復ポイントあったような気がする。戻れないと思ってたけど、もしかしたら第1章ダンジョンって回復ポイント3つあったのかな?

終わったことは気にしない! ともあれ、回復ポイント発見が遅れるといきおい強行軍となってしまうこのゲーム。自分のように、とりあえずまわれるところは全部まわる、みたいなスタイルでやっている人間だと命取りになりそうです。

あと、公式サイト見てみたら特定のギミックを作動させておかないとクリア後の再訪問時に進行不能になってしまう仕様があるらしいじゃありませんか。

ダンジョン内のギミックというギミックは動作させねば気がすまない自分なら大丈夫なのではないかと思いますが、いやはや危険危険、これ、心にとどめておきましょう。

2023年4月16日日曜日

女家庭教師 伊都香先生と密室にいたら○○しちゃうかもしれない。

 ニンテンドーeショップ、駆け込み購入したソフトシリーズ。この長いタイトルのソフト、『女家庭教師 伊都香先生と密室にいたら○○しちゃうかもしれない。』を買ったのは昨年2022年の12月。結構余裕を持って購入していますね。きっかけはセールでした。ある種のタイトルは、それこそ毎月末には決まってセールをしているみたいなところがあって、このゲームもそうしたもののひとつでした。最初はどういうゲームかさっぱりわからずスルーしていたのですが、どうも脱出系であるらしいと知って、価格も100円ならどんな出来でも許せるだろうと思い押さえておいたのでした。

このころ、脱出系とかに興味があったんですね。もともとは『脱出アドベンチャー』のシリーズが面白く、この系統のゲームをいろいろやってみたくなったのでセールに脱出系があると買っておく、みたいな行動をしていました。

さて、このゲームですが、見るからにあやしいですよね。女家庭教師とかいってる。密室にいたらなんたらかんたらいってる。3DSのゲームだから直球のアダルト寄りってこたあないだろう、と思っていたのですが、CEROを見てみるとD(17才以上対象)だそう。いや、でもまあ3DSのゲームですからね。そこまで期待はできません。

基本アドベンチャーゲームなので、テキストを読みながらストーリーを進め、途中なにかしらの条件を満たすと密室からの脱出モードに移行するという流れである模様です。メインシナリオがあって、そこから密室脱出のサブシナリオを開いていく感じ。冒頭をプレイしてみた感じでは、一定のストーリーを進めたら自動でサブシナリオに入っていくという理解でいいのかな。

密室からの脱出モードは、謎解きが割と強引で、考えて解くとかよりも勢いでやっつけてよっしゃー! みたいなノリ重視といった印象でした。教室に閉じ込められた。ロッカーになにか入ってそう。けれど取っ手がなくて開かない! という状況で、なにかしらの手段で扉を開けるのですが、そこで必要になるのが賞味期限切れの大福とかね!

わ、わかりにくい! しかも大福の粉を黒板消しクリーナーで落としてベタつかせてから扉にくっつけるとかね、わかりにくいよ! とまあ、こんな感じの割と強引な謎解きなんです。

このゲームの売りは、主人公の興奮度が高まることで移行するヘブン状態。このモードに入ると、3D表示された先生をぐるぐる見回すことができるようになる。これがためにCERO Dなのでしょうが、見えないものを見ようとして3DS本体傾けたりすることで、隠された脱出に必要なアイテムを発見できたりするので、ゲーム進行においては重要だったりするみたい。

シナリオのテキストがくどいというか、やりとりがすっきりきっぱり進まないとか、いわゆるノリ重視の会話メインで進行するギャルゲー的な感触もあって、ちゃっちゃと要点かいつまんで先へ先へと進みたい、みたいな人には向かない感じもあります。ですが、これはこれでひとつのジャンルのお約束ではあると思うので、好きな人は好きなはず。枝葉を楽しむのが好きという人にはきっと向いているゲームなのだと思いました。