2018年5月31日木曜日

寫一首歌 April 5 1969

 昨日のことです。手持ちの音楽を全部入れているiPodが懐かしい歌を選曲してくれまして、順子の『寫一首歌』。台湾の歌手ですね。中国語会話で紹介されていたのをきっかけに興味を持って、CDを購入。PVも欲しいとVHSを買おうとしたけれど絶版していて入手不可だったという話は以前したとおりです。この歌、今でも時に耳にしては、美しいなと、出会った頃のこと思い出したり、またただただ聞き入ったりと、ええ、飽きることのない歌というのはあるのだと思い知らされます。しかし、この歌、随分以前の歌ではあって、はたして今でも台湾では聴かれているのだろうか。そうした疑問を持って、そうだ、YouTubeでちょっと検索してみよう。そうしたら、なんと、あの欲して得られなかったPVが公開されていたのです。

なにがありがたいといっても、そのミュージックビデオ、公開しているのが滾石唱片 ROCK RECORDS。ということはこれ、公式動画なんです。ああ、違法的アップロードじゃないってなんてありがたいのだろう。公式ならおおっぴらに人に紹介することができます。

十数年の時間を経て、ようやくめぐりあうことができた。見たくてしようのなかったビデオです。欲しくて、買えず、諦めた、そんなビデオをなんの苦労もなく、自宅のPCで、出先であってもスマートフォンで、簡単に見ることができる。iTunes Storeなんかで動画が販売されたりしていないものか、そう思って調べたりしたこともあったけど、それもかなわなかった。けれど時代は変化していたんですね。ええ、公式がYouTubeに公開してくれているとは、しかも6年も前に公開してくれていたとは、ほんとしみじみとありがたみ、かみしめる思いでした。

しかしこうして待望のPVを見ることができて、それはそれはありがたいのですが、問題も少々。あれ? ギターのコードダイアグラムが表示されてなかったっけ? 自分がPVを欲しいと思ったのは、ギターコードを知りたい、みたいな気持ちがあったからなんですけど、そんなのどこにも出てこないな……。思い違いなのかどうなのか、ほんと、なにか間違った記憶していたのか。今や当時の放送の録画も手放してしまって確認できないわけですが、もしかして別バージョンがあったりする? など、まだ少々思い残しがあるみたいですよ。

2018年5月30日水曜日

『まんがタイムきららキャラット』2018年7月号

『まんがタイムきららキャラット』2018年7月号、昨日の続きです。

『ネコじまにゃんだフル』。島の子猫たちを登校させないといけない。それで今回打ち出したのが林間学校。主にキャンプですか? いや、ご飯? ともあれ、シロがすごく嬉しそうで、そして学校にこないルシャを連れてくることにも成功。しかも、チワの神社の裏手で行うことで、あわよくばチワにもリーチしようという作戦なんですね。しかしチワ、ものすごい。ダイナマイト持ってる。危ない、危ない。ルシャの、ただ知識であったことが体験に変わるところ、よかったですね。いや、よいばかりではなかったみたいではあるんだけど。食事の準備のくだりでも、あの疑われたラグの一旦反発するもすぐに認めるところとか、面白くってよかったです。そしてチワを強襲する先生。出方がホラーとかスリラーですよ、これ。ともあれ、チワがなにを心配しているのか、怖れているのか、見えてきましたね。この不安を今後やわらげることができるのか。それが課題となってきそうです。

『ゆず35歳@中学生やってます』。いまさらではあるんだけど、ゆずさん、酷いわ。美術の授業。お友達を描きましょうって課題なんですが、なずなと組みたいのにゆずと組まされたよもぎ。妙に素直になれないこの子が、それでもゆずのこと頑張って可愛くかいたっていうのに、ゆずはというとなずなを男体化、というかおっさん化して描いちゃって、酷い……。これ、半裸のおっさんにするのもどうかと思うってやつですが、そもそもこれは美術の授業、たとえどんなにうまく描けたとしても、授業でこれはさすがにあかんだろう……。みたいな話にはならないのが、この漫画のいいところなんだと思います。というか、美術の教師が同業者。しかもゆず@穴ビッチおじさんと対立するサークルの主だったっていうのか。ゆずの絵を見て敵の存在に気づいた美術教師。そして始まる穴ビッチおじさんへの攻撃! さすがにゆずを本人とは思っていないようだけど、攻撃対象はゆず本人なわけだから、どんどんゆずにダメージが蓄積されるのね。さらにはセクハラめいた問い詰めまで発生してっていう、このわけのわからん対立、対決。その影で、忘れさられる、ひとり傷心のよもぎ。酷い話なんだけど、面白かったです。というか、ゆずはいらんことして身バレのリスク増やしてますよね。

『花降り宿のやどかり乙女』。突然の団体客。急遽手伝うことになった六花たち。というんですが、六花はともかく、他の子らはまったく本当にお客でしかないんだから、この突発の仕事、嫌がらず受けてくれたの、感謝しないといけませんよ、お母さん。この宿、ちとせのことは皆よくわからない。六花が頼りだ、仲居頭だよっていうんですが、これ、ほんとに六花が頼りだ! 2号室、3号室にお客を通すのでさっそく準備するんだけど、押し入れがふとんでみちみちの2号室。対し3号室はからっぽなのか。これ、よくわかってる六花がいないとパニックになるやつだ! 結構ドタバタになりそうなところが、わりかしスムーズに準備から配膳から、出し物まで? とどこおりなくこなせたと思ったら雪がなにか物思い? これは今日の突発仕事でなにか気になることがあったのか? あるいは別のなにかなのか。気になる展開です。

2018年5月29日火曜日

『まんがタイムきららキャラット』2018年7月号

『まんがタイムきららキャラット』2018年7月号、昨日の続きです。

『アニマエール!』。学校が始まって、いきなり先生の告白ですよ。先生は! 学校! 好きじゃない!! めちゃくちゃ面白い。それで生徒に悩みごと相談しにきちゃいましたよ。いや、先生でも生徒とこういう話していいと思う。で、その悩みっていうの、なるほど、体育祭実行委員の監督やらされそうで憂鬱なんだ。沈んだ先生には、こはねのポジティブも響かない。評価が上がるかもよって指摘にも、給与に反映されないからいらないって、このいかにも潤いのないところ、素敵ですよ。そうそう、虎徹ちゃんの辛辣な踏み込み、しっかり受けて逆襲してるのもグッドでした。でも、最後にはこはねのチア押し、強引な発想に乗ってくれるんですね。ほんと、この漫画、面白いの、それなりに真面目な面を見せつつも、打算があったりするの隠さないのがね、いい。ひづめの打算もいい。こはねの、先生が結構できることにショック受けるのも面白い。思惑いろいろ、それが皆を生き生きとさせる基礎になっていると実感させられます。チアに取り組んでる先生も可愛いかった。いい話になりそうで、なかなかそうならないところもよくって、けどちゃんと皆のこと考えてるんですよっていう、あのラストとかね、ええ、やっぱり真面目な面、真摯な面がどこかにある。表立ってはそうといわない、そんなところに魅かれるんですね。

『RPG不動産』。面白いですね。今回は、前回なされなかった登場人物の紹介、それを重点的にやってくれて、なるほど、ファンタジー系JRPGよろしく、皆、それぞれに剣士とか魔術師、僧侶といったジョブを出自に持っているんですね。ルフリアが結構な野心家だったり、皆の個性、しっかり見せてきましたね。そして、ラキラの戦士姿、いわゆるビキニ装備、鎧の部分がないからアーマーとはいえないよね、なんですけど、そうか、身軽な方が良い戦士であることアピールできるってわけか。これは斬新な、けれど納得させる力の強い設定だ。敵の攻撃なんて自分には当たりませんよって、こうした防御力低い装備で主張する、また社会もその能力の高さを評価する文化的背景を有してるってわけか。こういう社会のいろいろが伺えるみたいなの、好きなんですよね。さて今回の後半、部屋探しにやってきた大賢者ルナ。この人に取り入ろうとして張り切る、けれど空回りしてしまうルフリアと、ルナの望みに沿うことのできた琴音。こうした仕事の情景も、また面白く楽しめました。

『はやしたてまつり♪』。最終回でした。そうか、学園祭のお囃子。もう過去になっているんですね。さなみとふうは、新聞部としての活動に戻って、ああ、お囃子をやっていた、それ、連載企画になっている。「とつげき今日の囃子連」。こうやって、いろいろとやるべきことをやっていたんですよというのがわかって、彼女らの活動、立体的に感じられてよかったですよ。当初からの目的である新聞と、お囃子の楽しさに魅せられていくこと、どちらも大切にしてきたんだってわかる。その活動を通して知り合った人たち、関係が深まり、見せる表情も違ってきたというのもまたよくて、ああ、この子たちはずいぶんと変化し、進んできたのだなって思わされました。しみじみとさなみの語る、お祭りは楽しいけどよくないところがある、という言葉。終わった後が静かすぎてちょっぴり寂しい。これ、最終回を迎える漫画もそうかも知れませんね。もうこの子たちの活動は見られないんだ。楽しかった皆の様子も今回で見納めなんだ。でも、その終わることをただ惜しむばかりでない巌の言葉がね、またその言葉を受けて書かれたさなみの連載記事、その締めくくりの文言がですね、連載の終わる寂しさ受けてくれたように思えて、そして皆のこれからを思わせてくれるものとなっていて、なんだか嬉しいなって思えたんですね。

『恋する小惑星』。文化祭でなにをやるか、決めていく時期になったんですね。ジオカフェ、地学カフェをやりますよっていうんですけど、最初はそれほど乗り気でなかった鈴を一気にぐいっと引き込むコスプレ要素。ほんと、フンスフンスと鼻息荒らく語りはじめる鈴、表情こそ見えませんが、これ、大好きです。そうか、鈴にはお菓子の監修をしてもらおうっていうんですね。こうしてだんだんアイデアをかたちにしていくわけですけれど、ここで地質の展示をどうするかアイデア出し合うくだりが本当に面白くって、石をペイントしてみれば? って、それじゃ石が見えなくなってしまう。去年の文化祭、印象に残る展示はって聞かれたみらが、スマホに残る映像見せてくれたの、どれもこれも問題展示で、いやもうノリがいい、切れがいい、面白いですよ。新聞部の応援あおいでみたりね、けど、あんまり役にたってないな! 大きな展示という案に、地層の剥ぎ取り標本とかね、あれ面白いよね、ボーリング調査とかね、結構詳しい説明に、なるほど、これ、勉強になる! 地学の面白さ、濃密になっているように思います。知ることの面白さ、アイデアを出しあう面白さなんてのが、ひしひし感じられるように思います。そして、先生ですよ、桜にかけた言葉がいい、それを受けてなにか思う桜の表情がいい。でもって先生提出のアイデア。おお、ゼリーでボーリング。そうでしたジオカフェやるんでした。器工夫すれば、おしゃれな見た目のゼリーになりそうですね。けど、器の横から地層が見えたらボーリングする趣旨が薄れちゃうから、ええ、どんなかたちになりますか。ゼリーに限らず、皆の見つける答がどんなものになるのか、本当に楽しみでいます。

2018年5月28日月曜日

『まんがタイムきららキャラット』2018年7月号

 『まんがタイムきららキャラット』2018年7月号、発売されました。表紙は『Aチャンネル』、トオルとユー子の見返り構図。ふたりともに傘のうち。背景の緑は、被写界深度の向こうに淡く溶けるようにおぼろになって、キラキラと煌めく光は雨の雫が晴れ間に輝いているのでしょう。実に美しく印象的です。負けず輝くのがふたりの笑顔で、いやもう、とんでもない美少女っぷりを見せてくてくれますね。美しいふたりですよ。

まちカドまぞく』。シャミ子と桃、ふたりでミカンの夢にダイブしているわけですが、ようやく形を持つにいたった使い魔ウガルル。最も交渉に向いていなさそうな桃が正面切って説得しようというのですが、いやもう、ちょっと考えてはもう面倒くさいからって暴力に訴えようとするの、この子のらしさに他ならないのに、この子の欠点だっていうの、切ない状況だなあ! 魔力を枯渇させそうになってるシャミ子、頑張りましたよ。やっぱりこの子は人の気持ちを汲み取れるいい子だと思う。自分のことを心も魂も持たない存在というウガルルに、ありがとうって言われるのが好きなくせに心が無いとは何事だ! 間髪入れずそれをいえる瞬発力、ほんと、これ、素晴しいわ。そしてミカンもウガルル説得に加わって、自分の経験をもとにウガルルを叱咤激励ですよ。ほんと、いい子らだなあ! 解決に近付いているミカンの呪い問題。でもこの解決が、次の活動の起点になるんですね。この次へ次へと進む様、見事です。

『mono』。甲府、ワイン探訪ですよ。トンネルを利用したワインカーブとか、しかもそこで、ワインの試飲ができる。え、1100円!? しかも、それ、半ば飲み放題じゃない? 少量ずつではあるけれど、いろいろ沢山飲めて、試せて、それがあんなにも多品種に渡るっていうの、これ、飲み放題いらんよな。ひととおり、一口ずつでも試飲したら、もうかなり回るじゃないですか。ええ、まさしく春乃がそうなってしまったがごとく! しかもここ、温泉まである。すごいな、屋上露天だ。甲府盆地を一望できる! っていうんですが、その展望、雄大さやら魅力やらをばっちり見せて、その上で強化ガラス案を提案、しかも即却下させるというやり取りの面白さ。やってることはシンプルなんですけどね。でも、それが実に楽しく面白く感じられるんですね。ああ、そうそう。今回、ちょっとしたサービスありますね。ええ、まさか先生!? ほんと、えらい意気投合したもんですよ。

『おとぎの街のキャスト』。面白い舞台設定ですね。街そのものがテーマパーク。フェアリーテールタウンにやってきた森月乃朱。これからこの街に住む親戚の家で暮らすことになるというのですが、道がわかりません、スマートフォンの電池も切れて連絡もとれません。さあ困ったという状況。この街は、街にしてテーマパーク。そこかしこにキャスト、テーマパークの従業員がいて、たずねてみれば? と思うのだけど、生まれついての人見知りが災いして、どうにも声をかけられない。そんなピンチに現れたリボンの妖精フェアリーリボンなる女の子。ぐいぐい話しかけてきて、あちこち連れまわしてくれて、これ、そうか、最初に声をかけてくれたお姉さん、元気のない乃朱の様子を見兼ねて戻ってきてくれてたんですね。街そのものがテーマパークという状況、今後乃朱もキャストとして働くことになるのだそうだけど、フェアリーリボンと一緒にいた時に迷子の子供を助けた手腕、それが描かれていることできっと乃朱もいいキャストになるのだろうな、そんな風に思わせてくれるの、いいなと感じました。

『エリクサーの楽しい作り方』。魔術学園に入学してきたのかな? アイリスがふと訪れたエクサー研究部。そうか、この世界においてもエリクサーは貴重品、どころか未だ精製に成功したものはいないというような代物なんだ。そんなエリクサーの精製に取り組む部活が学校にある。そこで研究にいそしんでいるのが中等部のルルミエル。人見知り? 人嫌い? けれどきっと優秀なのだろう。そんなルルミエルに、いろいろ危なっかしく、不用意で、かついうことを聞かないアイリスが出会ってしまった。実験過程で起こるトラブル、その引き起こされるもろもろを受けるふたりの姿を見ていこう、そんな具合でありますね。今回できたのはエリクサーならぬ惚れ薬。薬にやられたアイリスにルルミエルが押し倒されて……、といった描写がかなり力入れて描かれたのですが、これ、今後もいろいろ際どい描写を押し出していく用意ありといった予告のようにも感じる導入でした。

2018年5月27日日曜日

『まんがタイムオリジナル』2018年7月号

『まんがタイムオリジナル』2018年7月号、昨日の続きです。

『カントリー少女は都会をめざす!?』。今回は他県のナンバー。車のナンバープレートのことですね、それを話題にするんですが、連想ゲームさながら次へ次へと話が転がっていくのがおかしくってですね、ナンバープレートから都会代表のプレート持って入場行進。で、部活に着地するっていう、どんだけ難問なのかって感じですけど、これをすらっと推理して当ててしまう亜紀が見事です。しかし、この亜紀、互いに褒めあいはじめたみなと八重見て、巻き込まれたくないって思ったかな? とっとと学校にいっちゃうの。で、学校ついたら級友に友情確かめあってるとかいっちゃうから、またここでも連想ゲームですよ。河原で殴り合いしてるみたいになっちゃった。ほんと、最後の会話のボタンの掛け違い。こうしたやりとりのおかしさ、面白さ。実によかったですよ。

『少女Switch』。マコにいやがらせ発生ですよ! 足をかけられたり、それから中傷の手紙入れられたり。でも、どうもマコ、あんまりショック受けてない。というか、足かけられたこと、気づいてないのか気にしてないのか、この子、大人物だな。これね、最初ね、うららとマコが仲いいのに嫉妬してマコにいやがらせしてるのかな? そうだな!? って色めきたったのですが、あれ? 男子なの? 笹沼とかいう馬の骨なの? 他人の弁当の卵焼き横から奪うような野蛮なやつのこと好きで、マコに嫉妬なの? そう思って落胆しかけたら、いやいや、ナイスでした。信じてよかった。うららが、適当なこといって、マコと入れ替わったんですよ。もちろんマコを守るため。接触してきた望月香織をとっつかまえて、なぜいやがらせするのか問い詰めたらば、おお、やっぱりうららか、うららのことが好きなのか。憎い! 羨ましい! どうしてくれよう! わかりやすいけど、この子もなんか困った子だな! でもこうしてうらら、事情さえわかっちゃえば、マコから話を聞かされてやってきました、友達になりましょう。かくしてマコの評価もうなぎのぼりで心の友ですか!? ほんと、この強烈なキャラクター、翻弄されるマコ。実に面白かった。ちょっと剣呑な展開ではあったけど、キャラクターの愛らしさで不快さとかはきっちりキャンセルされてて、よかったですよ。ほんでもって、無心で廊下歩いてるマコ、可愛かったです。

『部屋にマッチョの霊がいます』。ああ、いい終わり方してみせました。終わり方としては、大きく2種類あると予想していたのです。ひとつはアッコが完全に消えるパターン。でも木葉は強く成長しました。もうひとつは、あっけなくアッコが戻ってきてるパターン。もうお別れの気持ちの整理をつけたのに!? そのどちらでもありませんでした。いや、すっかりその可能性に気づいていなかったのです。そうか、ずっとヒントは示されてたんだ。涼さんの弟さん。これね、幼い弟なんだと思い込んでしまってた。さらには入院で、容態が、っていうのも、怪我とか事故とかじゃなくて病気なんだと思ってた。これ、どういう描写されてたのかな。そのへん明確にしてたのかどうか、ちょっと単行本読み返すとかしないと駄目そうですね。しかし、このラスト。涼さんの弟がまさかのアッコ。その回復を電話で知らされていた神奈子の木葉に向ける視線も暖く、この皆との関係もすっかり変わった。木葉はすっかり変わった。その変わるきっかけとなって、また時にはげまし、叱咤し一緒に頑張ってきたアッコとこうして再び出会えたこと、それが本当によかったです。ええ、いいラストだったと思う。ほんとにいいラスト。木葉もいい笑顔を見せてくれました。

『ゆとりの町長』。開票開始から結果が出るまでの間。じりじりと状況の推移する様に神経の磨り減らされる……、というような情緒はどうもゆとりにはないみたいで、いやね、3人しか出てない選挙ですよ? 私より下がいたって、それ、まあベベよりいいとはいえるのかも知れないけど、こればっかりは2位でも3位でも同じく敗退ですから! 開票を終えた地区。まだこれからの地区。それぞれの年齢構成の違いなど考慮に入れながら、まだ可能性はあるというかなめ。でも、可能性があるとしても30%くらいなんじゃ? と冷静なこというゆとり。このまな板の鯉というのか、今さら足掻いてもどうにもならないとわかってる、そうした気持ちと、当選確定の出るのを祈りながらリロードし続ける気持ちと、この揺れる様、胸に迫ります。そして結果が出て、ああ、そうか、駄目だったか。80票差。もう少し、けれどどうあろうと負け。その事実を突き付けられながらも、あれをいえるゆとりは立派だったと思った。いや、もう、これ、力感たっぷり、感動の名シーンじゃないですか? これまで、ゆとりとかなめの活動追ってきて、いろいろちゃらんぽらんで、もうほんとコメディでしかない、そんな場面も多かったけど、反面、自分の街のこと、社会のこと、自分自身のこと、いろいろ考えてきたところも沢山見てきた。だからこそだと思う、堂々立派な最終回。その後の往生際悪いゆとりも、また次の選挙への期待にじませるところも、ああ、彼女らにはまだこの先があるのだあなと思わせてくれて、実にいい終わりでありました。

  • 『まんがタイムオリジナル』第37巻第7号(2018年7月号)

2018年5月26日土曜日

『まんがタイムオリジナル』2018年7月号

『まんがタイムオリジナル』2018年7月号、発売されました。表紙は『ラディカル・ホスピタル』をメインに、これはサッカーでありますね。山下さん、JAPANのハチマキきりりと巻いて、いや、実に凛々しく素敵な表情見せてくれております。『小森さんは断れない!』、しゅりはこれ応援ですね。あまりの迫力に大谷がえらい顔しています。『らいか・デイズ』らいかも応援。こちらは素直に声援送っている、そのシンプルさ、この子らしさ感じさせてくれますよ。

『おしかけツインテール』。突然メイドになった花梨。何故か? なるほど、学園祭の翌日、母が全部着替えを洗濯しちゃったもんだから、クラスで使ったメイド衣装を着るしかなくなったんだ。こういう時でも、それなりにきちんとした服装でいようとするの、花梨らしいですね。いや、ちょっと待って? いくらなんでも全部ってことないんじゃない? と思ったんだけど、母、洗濯ずみの服まで洗っちゃったのか? っぽいなあ! さすがですよ、このお母さん。しかし、花梨のメイド衣装に、すっかり骨抜きの母、そして俊郎。いつもはだらだらしてる俊郎が、きびきび言い付け守って働いてっていうのがおかしくって、ほんと、その熱意に花梨押されてますからね。でもって花梨、母がメイド花梨のこと言い触らしちゃったのね、それでなんらかのトラブルになるのかなって思ったら、いやいやむしろ、これお得な展開じゃん。商店街の皆から面白がられて、可愛がられて、いやもうこのちょっと特別な一日。実にいいイベントになってました。

『妹のおシゴトは時給2000円』。こちらも大きなイベントじゃないですか。おにいちゃんと今夜はふたりきり。いや、これ、兄妹ごっこなんだけど、実際の兄妹じゃないからややこしい。兄は一緒に寢る気満々だし、間違いがおきたりしない!? って、まあ、この兄、そういう気をおこさないからいいよね。今回面白かったの、あの、窓から覗く不審な目、窓を叩く不気味なあの姿。それ見ても、幽霊こそは思っても、只野の仕業とは思わないミエ子の信頼ですよ。でもってミエ子の葛藤。恋より金! 清々しさ感じるこの割りきり。只野といる時も、こんな時まで金のことを……。この金のこと考えるシチュエーション、いろいろバリエーション持たせながら、結局結論が金になるっていう展開の妙、実によかった。でもって、窓を叩いていたの、只野の叔母だったんですね。しかし叔母のいうヨコシマ。これ、只野は否定するけどミエ子には刺さっていて、いや、実は只野も!? いや、それはあるまい……。と思うんだけどなあ。もしもあったら、ミエ子の勝利になるのかな?

『コスプレ先生の絵画教室』。今回のコスプレ、新機軸だな! いつもはなんか素頓狂なのばかり選りに選って着てるななみだけれど、さすがに普通の絵画教室でモデルをするとなると、そのあたりは真っ当なところに抑えます。いや、ななみがじゃなくて、モデル仕事依頼した画廊の兄さんがですけどね。ななみの説得がおかしかった。通勤途中の会社員のコスプレを提案するとかね、しかもななみ、それでノリノリとかね、ほんと、コスプレという体裁さえ整ったらなんでもいいのんか。そして今明かされる、まなの母と会った時の服。あれ、大家のコスプレ!? なんだ、これ、ほんと、驚きの新事実だな、というか、大家のコスプレってなに!? そしてモデル仕事の当日。おお、いいじゃん。これ、普通だっていうけど、いいじゃん。アニメのコス衣装だっていうけど、っていうか、地味なアニメがあったもんだ! でも、ほんと、ななみさん、ちゃんとした衣装だと、ほんとカタギに見えますね。素晴しい。

『スズちゃんでしょ!』。梨乃ちゃんの靴下に穴があきました。それをスズちゃん、つくろってくれたんだけど、そうか、そうだよ、昔はつくろったよなあ。今だとすぐに捨てちゃうのかも。電球使って布を伸ばすとか、うちではこういうのやってなかった気がします。こうしたやり方、母から教わって、母もそのまた母から習ってっていうの、梨乃ちゃんのあのつっこみ、情緒とかキャンセルしちゃって、なんともいえない味わいです。しかし、この靴下の穴にはじまる一連のエピソード。ちょっと昔の懐かしさみたいなの思わせてくれるし、でもって最後の祭とのやり取りのおかしさ。ほんと、これ、昔なじみならではの気安さなのかどうなのか。ふたりの距離感感じさせて、そうはいったとしても、いまさら壊れはしないだろう安心感? いいですよ。

  • 『まんがタイムオリジナル』第37巻第7号(2018年7月号)

2018年5月25日金曜日

『まんがタイムきららフォワード』2018年7月号

『まんがタイムきららフォワード』2018年7月号、昨日の続きです。

『ちょっといっぱい!』。定休日だというのにお店に招集がかかって、はて、なにがあるのか。これ、楽しいですね。なんと伊勢海老。しかも結構な大量。真澄が飲み比べで勝って貰ってきたっていうんですが、まだまだ生きてる、動いてる。それが怖いと近寄れないちゆりとか、ほんと面白い。殻が動いてるとか、すごいですよね。さすが甲殻類というべきなんでしょうか。でもってそれがまた怖い。逆に、平気で、ニコニコしてる凪が意外。今回は、こういうちょっと普段とは違う状況ができちゃってるの、おかしくて、面白かったです。でもってできあがるおいしいご飯。しかも豪勢! それをみんなで食べるくだり、でもって最後に決めの一言いったかと思ったら、そのまま寝ちゃった真澄。ええ、ほんと、これは幸いってやつですよ。素朴で、ささやかで、実にいいエピソードでした。

『球詠』。本当に面白い。1回表で1点先制してのチェンジ、1回裏になるのですが、いよいよ梁幽館の攻撃、さあそれをどうしのぐんだろう。そう思ったら、1番打者からもうすごい。2球目からしっかりあわせてきて、あわやホームラン性のファールですよ。これね、あれ、もうここで1点のアドバンテージ失っちゃうの!? って、ビビりまくりましたよ。ほんと、もう出し惜しみなんてしてられないと投げた決め球も、2打席目からはしっかり対応してきて、自分の打力と相談の上、あえてあたらずまずは出塁を優先させたと思ったら、続いて送りバントで走者を進めてくる。この展開、全然油断とかしてないよね。むしろきっちり型にはめていこうって感触があって、いやはや、ハラハラさせられっぱなしでした。そして今回の見どころ、それがまさかの4番敬遠。あの苦笑してるヨミがちょっと可愛いんですが、いやいや、観客が憤る、その気持ちもわかるんだけど、ほんと、なんだろうなあ、見た目こそD☆Vですけど、内容は実にシブい漫画だと思います。今回、新越谷の皆もリラックスしてるし、そしてヨミも落ち着いてるし。この状況を背負って、はたしてどうした戦い方見せてくれるのか。というか、ものすごい密度ですよね。これ、単行本で読み返すと、きっとさらにガツンときますよ。

『なでしこドレミソラ』。文化祭のステージを成功させるべく次々打ち出されてくるいろいろな施策。今回はなんと尺八妖精なんてのが出てきまして、いや、端的にいいまして陽夜のことなんですけど、曲をリクエストして吹いてもらうと恋が叶うだのなんだの噂が流したら、学校中がその噂で持ち切りで、次から次から生徒が集まってきては、あれやってくれ、これ吹いてくれ、しまいにはお供えものまで積み上がるってんですから面白い。これは噂を流した恵真の手腕によるものか、あるいは尺八妖精の愛らしさ、その人柄あってのものなのか。いずれにしてもこのふたりの面目躍如。さらには軽音部からギターがやってきて、即興でのセッションもしちゃったり! これ、ほんと面白い。この愉快で痛快で、見てるだけでなんか嬉しくなりそうな展開、これがここまで明るくニコニコなの、並行して動いている美弥の物語、その重さの反動にも思われて、あるいは対照とでもいうのでしょうか。でも、美弥は美弥で、自分の問題としてしっかり苦しい状況に向きあって、そしてそれが演奏に、音に反映される。ひとつの大切なステップを上がっていくんですね。愉快だけじゃない、シリアスだけでもない、でもどちらもが丁寧で大切で重要で、違った色合い、違ったテンポ、異なる深度と思われたことが、いつしか絡みあいながら一緒に進んでいる。そんな終盤の展開など、実に見事でした。

夢喰いメリー』。白儀のそばにいたキノコの彼女、ヤエ。なんと、ひとりじゃなかったのか。最初はヤエの変装かと思った。そうしたら、ヤエはヤエとして持ち場についていて、ということはその能力で作り上げた分身かなにかなのか? そう思ったら、それも間違い。いやもう、やられたな、これ。もっとシンプルに考えたらよかったんですよ。ヤエ、ひとりじゃなかった。いや、もっと正確にいうと、白儀のそばにいたのはヤエひとりではなかった。なんと、ヤエを長女とした三姉妹。床のヤエ、柄のマナ、そして傘のリコ。3人でもって、キノコのそれぞれの部位あるいは特性を分け合って、能力にしているというんですね。いや、まいった、マナが可愛いな。しかし、これ、本当に大ピンチ。文化祭にて行動を起こす。そう白儀が予告したのは、文化祭を決戦の場として予告しようとしたのではなく、むしろ逆、夢路はじめ夢魔の面々をひとところに集めて、自身の策を優位に運ばせようという、まさしく計略ってやつだったんですね。しかしすべてが後手後手にまわって、夢路サイドはいいところがなしといった状況。まあ、防衛側はどうしてもこうなりがちではありますが、『メリー』に関してはほんと、いつもいつも情け容赦もなく不利に追い込まれるもんだから、ハラハラなんてもんじゃないですよ。けど、それでもきっと、こんな展開が!? マジーかっ! てな展開がくるに違いないって思えるもんだから、この先がどうなるか楽しみでならないんですね。ああ、そうそう、ついにジョン・ドゥ、自ら動き出しましたよ。ほんと、かっこいい。めちゃくちゃかっこいい。でも、まさかのマジ卍。ヒーローになんてことさせるんだ! それはさておいても、アクションフィギュアで出て欲しいかっこよさでした。

2018年5月24日木曜日

『まんがタイムきららフォワード』2018年7月号

 『まんがタイムきららフォワード』2018年7月号、発売されました。表紙は『がっこうぐらし!』。ゆきを中心にっていってもいいのかな? みーくん、くるみ、そしてりーさん4人での、これは自撮りってやつっぽいですね。ちょっと驚き気味のみーくん。皆、本当にいい表情を見せてくれていまして、本編でこそあんなハードなことになっていますけど、本当だったら、なにもあんな不幸なことがおこらなかったら、ただただ屈託なくこうした笑顔をもって日々を送ることができたのだろうなあ、なんてこと思わされたりもする表紙であります。

『はるかなレシーブ』。はるかなとなるあやの試合、決着しましたね。しかしこの試合の運び、これが実にいろいろ含みを持たされていると感じられるもので、まずなるあやの強さというのが一番に感じられる。粘り強くなるあやに食い下がるはるかな、ふたりのしぶとさ、くじけなさ、声をかけあって、強敵を相手にどう攻略するか、その熱い攻防からは、はるかなの今後、その伸びなども期待させられますし、なんせローカルルールで無効になったものの、スパイクを通したはるかのその可能性。ワクワクさせられますよね。ずっとリードを守り続けたなるあや。もしかしたらがあるかも、そう思わせてくれるはるかな。今、はるかなに足りないもの、弱点が指摘されながらも、それはすなわち克服し前に進むためのステップでもあるわけで、ええ、ここでこの、負けたとしても敗退とはならない試合が組まれたことの意味、ひしひしと伝わりますたよ。

ゆるキャン△』。のっけから、頑固そうなおやじさんに打ち勝つなでしこさんですよ。30分という時間がそんなにも君のハングリーさを強靭なものに変えたというのかい? 今回、なでしこサイドとしまりんサイド、それぞれで話展開させていきますが、しまりんサイドではなでしこのお姉ちゃんと出会って話す。「原付の旅」への桜の食い付きとかね、それからふたりともにソロが好きというの、ああ、今はまだぎくしゃく? してますけど、馴染んだら気があいそうなふたりかも知れませんね。でもって、なでしこサイド。この子、すごいよな、ただ歩いてるだけなのに面白いんだもの。道すがら見える景色を、キャンプ場から見下ろした時の感動が薄れるからって見ないようにして歩いたりね、ほんと、リンとはちょっと違うアプローチで見ていくキャンプ場周辺。実にいい。そして次回を期待させるもろもろですよ。なでしこをぼっちかと疑う姉妹の存在とかね、そしてアウトドア実験料理! これはいい、絶対面白そう。ほんと、充実の料理展開。これは楽しみです。

『おなクラの幽霊さん』、新連載です。また面白い設定というか、持ってきましたね。小さな頃から、人には見えないものが見えた少年が主人公。ようやく意思疎通のできる幽霊と出会って、そしてはじまる不思議な恋の物語……。いや、なんかそうそう簡単じゃないっぽいぞ。なんせ幽霊さんの正体が正体です。いえね、これきっと生霊だ! それできっと最後に出会ってハッピーエンドだ! みたいなこと瞬間脳裏をよぎったんですが、この作者がそんなシンプル、ストレートな展開するとは思えないな。ええ、ほんと、この作者らしい展開が待ってましたよ。幽霊さんの正体、同じクラスの子なのか。しかも主人公蓮見葉一に適当な嘘をついちゃって、その嘘に自身振り回されちゃってるよ。学校では真面目一徹の影崎衣更。蓮見は幽霊さんの正体が衣更とは気づいていないし、すべて状況を把握している衣更は衣更で、自分からは正体をもう言い出せないような状況に踏み込んじゃってるしで、ええ、こんな状況で進行する恋愛もの。これ、いずれ衣更は蓮見に自分の秘密を明かすことになるんだろうけど、ひとすじなわではいかなそうです。しかし、導入、うまかったですよ。衣更のキャラクター、実によく伝わって、好感度も高いです。

『最悪で最高な俺の姉ちゃん』、ゲストです。家事がからっきし駄目な姉と、ひととおりなんでもできる弟が同居しているんですが、姉ちゃん、なにがあかんって、弟の帰宅が遅れたら、ご飯も食べずに倒れふしてるっていうんですね。同居するまではどうだったのかと思ったら、そうか、それは酷い有り様でしたか。家ではほんとに緩くて、なんだか駄目そうな姉。そんな一面しか知らなかった弟が、かかってきた会社からの電話を受けた姉の、社会人としての姿を知って、姉のこと見直すというか、いろいろ労うことになるっていうんですね。物語の紆余曲折には欠けるけれど、素直でストレートなシンプルさ、どこか伸び伸びとした感触がある漫画であります。

2018年5月23日水曜日

『まんがタイムスペシャル』2018年7月号

『まんがタイムスペシャル』2018年7月号、昨日の続きです。

『穂積くんは猫に勝てない』。苦手な猫の世話を頼まれた果てに熱出して倒れてしまった穂積。憧れの倉木に心配されて、介抱されて、いやもう頑張った甲斐、あったじゃありませんか! といっても、穂積くん、すっかり寝入っちゃって、そうした状況、まるで気づいてないんですけどね。というか、苦手な猫たちに取り囲まれたりしてるのもわかってない。これ、わかった時が大変なのでは? ともあれ、猫たちからもこうして心配されてるみたいなの、いやあ、愛されてますね。いいんじゃないでしょうか。しかし穂積、よく頑張りました。残されたメモからも、その頑張りがよくよく倉木に伝わって、ほんと穂積、よかったではないですか。翌日のおかゆもね、それからブブのこともね、ちょっとしたご褒美なんだと思います。これで、苦手ながらも、猫のこと、そこまで怖れなくてもよくなったりするのかな? ほんと、穂積、もう立派に猫の仲間ですね。

『なごみ先生は職場のお医者さん』。社員旅行2日目は海です。ダッと海に駆け出していく社員を制止して、まずは準備運動。社会人の海は危険ですってやつですね。準備運動大切。もしもの時の携帯人工呼吸マスクなどなど。なにがあっても大丈夫なよう、いろいろ心配りしてくれているんですね。海で遊ぶ社員たちのこと見てるかと思えば、なるほど、メタボの心配をしている。この職場、運動不足になりそうですもんね。そして自分のことも心配している、って、絵で見るかぎりそんな心配なさそうじゃないですか。積極的に出していきましょうよ。沖に出た時のストップ、あの表情の力強さ! 仕事だけじゃなく、遊び? リラックスした表情からストップみたいな意外なものまで、そしてきっちり皆を見守るプロフェッショナルな様子見せられて、いやもう、なごみ先生、たいへんよいと思います。

『偏食女子は恋でおなかを満たしたい』。最終回でした。前回、これってパワハラじゃないのか? アキが可哀そう! そう思っていたの、今回できっちり決着つけてくれましたよ。これまでの、食にまつわるつらかった出来事。それがフラッシュバックするアキ。そのピンチを藤井が助けてくれる、さらには社長も助け船出してくれて、ええ、社長のとりなし、やわらかな物言いでけれどしっかりアキのこと守ってくれている。いい社長じゃないですか。アキ、今の職場では、先輩はじめ、いろんな人が助けてくれるんですね。これは、これまでアキがいろいろ頑張って築きあげてきた、その歴史あってのことなのだと思わされて、ええ、アキ、よかった。これまでは、食にいいイメージなかったかも知れないけれど、これからは食が楽しいものになっていけばいいですね。少なくとも、最終回、このラストからは、そうした豊かな未来が待ってること予感させられる。そんなあたたかな雰囲気感じさせられたのですね。

『あの日の海と16歳の夏休み』。面白い。今夜、花火大会が催されるというので、さきが浴衣を着つけられてましてね、あ、これ、店長さんの練習でもあるんだ。今日は着付けの予約が4件入ってる。その予行練習だったわけですが、髪も浴衣もきれいにしてもらったこと喜んで、さきがその写真をネットにあげたら、なんと予約がドバドバ押し寄せてくるようになった。すげえ、アイルちゃん効果だ! ここからのてんやわんやとその対処。これがもう面白くって、アザミさんにヘルプですよ。そしたら、まさかアザミさん本人がきた! アザミさんが浴衣担当。店長がヘアメイク担当で、ここからの大活躍。店長の着付けじゃないことにクレーム入ったかと思ったら、その着付けの見事さでお客を虜にしてしまうアザミさんのかっこよさ。でもってさきの友達、風香のピンチもアザミさん、見事に受け止めて、いやあ、かっこいいよ! って思ったら、最後のその言い草! ほんと、今回はなにもかもが痛快、最高に面白かったです。

  • 『まんがタイムスペシャル』第27巻第7号(2018年7月号)

2018年5月22日火曜日

『まんがタイムスペシャル』2018年7月号

『まんがタイムスペシャル』2018年7月号、発売されました。表紙は『恋愛ラボ』、雨の季節、傘の下、赤くなってうつむいているリコであります。相合傘ですね。ということは、傘を持つ手前の男子はナギですね。ナギもまた頬を赤くしていまして、いやまあ、ほんと、初々しいふたりであります。『ローカル女子の遠吠え』りん子は、雨に降られてしまったんですね。ハンカチで拭いてはいるのですが、濡れてしまったブラウス、ちょっと大変な感じです。『年上の物理女子は可愛いと思いませんか?』も相合傘シチュエーション、なのでありますが、意識してるのは朝永ひとりで、湯川部長は傘からしたたり落ちる雨を採取して、pHとか調べてますよ。

『ローカル女子の遠吠え』。さすが商売人というべきか、今流行りのジビエに乗っかっていこう、堂々そう言い切るりん子母のその姿、悪くないって思いますよ。狩猟で得た野生の鳥獣肉、それがジビエの定義なんだそうですが、お客さんも動物コスプレしないといけないんだ。クマになりきって遊んでる水馬さんにハッチ、なんだかちょっと印象違って、可愛らしいですね。しかし今回の水馬さんのジビエ観? なんとも不思議で、熊を食べたことがある、おいしかった、ただそれだけじゃなくて、ファンタジーを求める、さらにはより強い生物を食べたい、食物連鎖の上位へ! って、なんかわかるようなわからないような楽しみ方がおかしかったです。でも、イノシシ食べてシカ食べて、クマ食べて、ワニも食べて、それを全部楽しんでるってわかる皆の様子はとてもいいですよ。りん子もりん子なりに楽しんでたみたいですね。

『おにいちゃんと呼ばないで』。季節の変わり目の話。初夏、気温はどうも安定せず、暑くなったり寒くなったり、それ、私も苦手で、服のチョイスもそうだし、体調の面でもそうだしといったような話題です。心がですね、暑いってちょっとまいってて、けど衣替え前だから制服は冬服。登下校時、ブレザーは着用するようにと校則で決まってるというからまた大変です。これね、心が暑いの大変そうだからと、学校になにか働きかけるなりして、校則を緩和したりするようなことになるのかなとか思ったんです。実際、妹尾茉由がね、ブレザー有りが一番可愛いっていって、ハアハアいいながらも、がまんしちゃって、しまいには倒れちゃって。これ、生徒の健康によくないね、だから校則も変えていきましょう、ってなるかと思ったらなりませんでした。暑くても可愛くいたい、そうした意地とかね、暑い日のいろいろから見える子供たちの個性や、また真面目に見える悟も結構いろいろ横着してたみたいな人となり、そこに焦点がありましたね。そして最後には心も夏服に着替えて、ええ、さっぱりとしていいじゃないですか。そう思ったら、今日は寒いのか。寒い日にはカーディガン着てもいいんですね。ええ、カーディガン姿も見てみたかったです。

『ちんまり経理のヒメ先輩』。若林の誕生日、前の職場の人たちがたくさんメール送ってきまして、これ、若林の人望なのか、とりわけ仲のよい職場だったのか。いやね、私、同じ職場で働く人たちの誕生日、誰ひとりとして知りません。それをこうやって連絡してくれたりするっていうのね、すごいなって、あるいはやめてしまってちょっと疎遠になった若林と、この誕生日をきっかけに連絡とりたいって気持ちとかあったのかも知れませんね。さて、次々に着信する若林の携帯電話。ヒメにとってはいろいろ気になる、話していたところに着信があって中断せざるを得なかったり、電話に出ている若林の様子、会話の内容が自分の知らない若林を意識させられたりと、そうなんだね、ちょっとした独占欲みたいのが出てるのかも知れませんね。しかも電話の前の会社の人、女性だっていうのがひっかかった? 胸おっきいって、そんなん気にすんなよ! というか、胸の大小気にしてモヤモヤしちゃうヒメ先輩は、なんかちょっと知らないヒメを思わせましたよ。さて、この漫画の方向性、若林にほのかに恋愛感情持ったヒメの気持ち描くようシフトしていくのでしょうか。ちょっとそういう感じの描写、増えてきた感があります。

『年上の物理女子は可愛いと思いませんか?』。全国高校生ロケット大会に挑戦することになった物理部のふたり。メンバー5人が必要というので、まずは陸上部から坂田を招き入れ、そしてあとふたりはどうしようというところで、ああ、今度は必要な技能を補充する方向で人選していくのですね。化学部部長の野依桜。この人なら強力な味方になるはずと、化学部まで出向いていくんですが、そうか、湯川部長、化学部でかつてやらかしてるんだ。というか、朝永くん、今現在やらかしの進行形ですよね、誰も気にしてくれてないけども。ほんと、これ、凝固点の実験とかでよかった。強い酸とかアルカリとか使う実験だったら大変なことになってましたよ。というか、そのピンと張った状態のケーブルが、人の移動するところにかかってるの、これもマズかったですね、と、ヒヤリ・ハット、安全改善研修みたいなこといってますね。しかしかつての大失敗。やらかしたのは湯川部長だけど、責任をとったのは化学部の野依だった。というか、部活動中の事故だもんなあ、そりゃ部の責任ないし問われるよなあ。でも、ロケット大会をきっかけに、ふたり関係を改善させることができたんだ、よかったなあ、と思ったら、なんかわりと湯川部長の可愛い力で強引にやっつけちゃってますよね、これ。そしてさらにもうひとり。生物部部長の牧野先輩も加わることに! っていうのだけど、生物部だけど工学に強いの? かくしてメンバーひととおり揃ったわけですが、文系でロケット作りに特に役立つなにかがあるわけでもない朝永。ちょっと悩みはじめてますけど、彼のなにかがきっと役にたつ日がくるのだろう。それを信じて、朝永の報われる日のくることを願って、読むことになりそうですよ。

  • 『まんがタイムスペシャル』第27巻第7号(2018年7月号)

2018年5月21日月曜日

『まんがタイムきららMAX』2018年7月号

『まんがタイムきららMAX』2018年7月号、昨日の続きです。

はんどすたんど!』。もう、のっけから面白い。ななみ、用意周到に前提を準備して、その結果が、のあー、で、ズベー。もう、いきなりなんてもの見せてくれるのか。しかもこれ、大会だというのに大失敗? あれ? 回想? と思ったら、いやいや、1本目か。まだもう1本あるか。ハラハラさせられましたよ。あの、ガニ股で帰ってくるななみの、なんだか妙に現実味のない感じ、放心? それがおかしくて、でも張り切ることはあっても、緊張とか焦りとかに押し潰されたりしそうな感じがしないのがこの子の魅力だと思いましたよ。以前は跳びすぎた。今回は走りすぎだろう。先生がななみの張り切り分だけロイター板を離してくれて、これがね功を奏しましたよ。あの思い切った踏み切りから、きれいな回転。そして着地まで完璧じゃん。いやもう、これ、ぐうっと胸が熱くなりましたよ。しかも、その前段に、ななみが得意種目が欲しいと、それで跳馬に重点置いて練習してきたこと描いているでしょう。なおさらでしたよ。よっし、ななみ、なんとかなった! このリラックス! さらに、3位入賞かよ! ハハハうそつけって、ほんと、この子、どこまで本気かわからない。でも、やったなあ、ななみ。嬉しそうじゃん、よかったじゃん。団体は4位。個人ではひなたが平均台5位、床で6位をとっていて、ほんと、この結果が出たこと、嬉しいなあ。そして次はゆかちーの番、2日目ですよ。また正座してジャージの上、頭から被ってるゆかちーですが、これがうまく作用して、実力発揮できるといいですね。

『JKすぷらっしゅ!』。グランドフィナーレ、最終回を迎えましたね。調子を崩している澪花。その原因はかなたへの恋なのではないか。潔から、つららから指摘されて、まさかそれを否定するのか澪花さん! そして不調はかなたにおいても同様で、ふたりのこの状況、ふたりの怖れていること。その根本にあるのは、かなたの抱えている問題が解決することで、これまでの密接な関係、距離を今後保つことができなくなるのではないか。その不安だったっていうのですね。澪花が気づき、そしてかなたも気づいていた。かなたの不安は、これまでの距離を失うことだけではなく、自分の気持ちが澪花に受け入れられないのではないかという恐怖もあるんですね。嘘ついてでも、泳げる自分を隠したいかなたのいじらしさ。そして、気づけばあとはまっしぐら。外聞もなくかなたに気持ちを行動で伝える澪花。ほんと、この漫画、こんなことになろうとはまったくの予想外で、盛り上がりましたね、クライマックス、一山越えてきましたね。そして最後のあのモノローグも、実に印象深い。よいものでした。

『TCGirls!』。こちらも最終回です。のっけから、あれから数年。あれまあ、アンったらこんなにも素敵に成長しちゃって! と思ったら、嘘か! アンの嘘か! 店長代理をまかされたアンの一年ないしは一年後を描くのかと思ったら、まったくもって予想を外してくれまして、いきなり時間巻き戻りましたよ。小柴店長の初日まで戻っちゃいましたよ。しかも、アン、イベントを開催です。店長就任記念イベント大デュエル大会。一昨日たてた企画。知り合いにメールで告知して、さらに動画投稿サイトでも宣伝打って、でも再生数3回って、アンしか見てないんじゃないのか? これね、イベントに参加してくれた皆っていうのが、アンのこれまでアスターで頑張ってきた、その成果なんじゃないかって思わされて、いいラストでしたよ。ちょっとした同窓会みたいにも思われて、メイドの皆、学祭の催しが繋げた縁もあって、ああ、デュエリストを増やすという策略、皆にデッキを配ることで実現させてたんだ。今日の大会は勝ち負けを競いません。デュエルを楽しみましょうというその姿勢、見ていてとても清々しくて、参加している皆の様子、生き生きとしていてとてもいい。ほんと、アスター、いい店だなって、いいスタッフが揃ってるなって、小柴店長はまだちょっと不安ではありますけどね、でもこれからもきっと面白いこと、楽しいこと、いっぱいなんだろうなあって思えるんですね。

  • 『まんがタイムきららMAX』第15巻第7号(2018年7月号)

2018年5月20日日曜日

『まんがタイムきららMAX』2018年7月号

『まんがタイムきららMAX』2018年7月号、昨日の続きです。

『どうして私が美術科に!?』。2学期が終わって、皆で打ち上げ。そこで通知表の話、成績の話になるんですけど、上がって嬉しい人があれば、残る皆が同じ成績で連帯感持ったりなんかして、ちょっとした疎外感? 一点突破で得意科目、専門科目に注力するものあらば、全体にまんべんなく力を振り分けているものもあって、こうしたところに見える性格、個性。そして、同時に鬱屈した気持ちなんてものがあるっていうんですね。そうなのか、紫苑、蒼にコンプレックスを持っているのか。桃音に話す自分の気持ち。年下や同い年、蒼に対しては、どうしても嫉妬の感情を抑えられないというその告白。しかもこれを桃音にしたのは、どこか桃音のことを見下してるからじゃないかって、ああ、自分のこと、しっかり見つめてるんだね、この子は。こうした気持ち、鬱屈、これはありますよ。どうしてもある。どんなものにもある。とりわけ、技量、才能がものをいう世界、しかもその差が一目瞭然になるものだと、なおさらですよね。人を気にしても仕方ない、けれど悔しかったり妬んだり、ええ、自分も、ジャンルこそは違いますが、それに似た場にいたことがあるので、わかりますよ。けど、そうした気持ちを人に話せること、それは紫苑が鬱屈した感情をもてあますことなく受け止める、その一歩をもう踏み出して、越えはじめている証拠なのだと思う。きっと紫苑は大丈夫、そう思えるものもあったのですね。そして、紫苑憧れのK. Suzunoなる作家さん。まさかの蒼のお母さん! そらそうか、そら、蒼の家に飾ってあるわ! この紫苑の驚き。さあ、これ、どう転がるのだろう。なかなか意外な展開きましたよ。

『魔法少女のカレイなる余生』。白鳥ななほし、実技の授業でひとりだけうまくいかなかった。あれまあ、しじまはあんなにちゃんとできたのに、ななほし駄目だったかあ。そういえば、ななほしの成績、下の下だって人物紹介にもありましたね。そんなななほしのこと応援しようと思ったしじまの取り組みね、これは本当にメインじゃないんだけど、ほんと見事にななほしから却下されちゃうんだけど、いやいや、いい友達じゃないですか。リラですよ。ななほしの悩み、リラが聞いてくれて、結構ズバズバ思ったこといってくれちゃうんですけど、この気の使わなさ、さすがリラさんって感じではあるんですけど、でもそのアドバイスは適切なものだったのだと思う。自信もなにも失いかけていたななほしを奮起させて、そして自信をつけさせるためにちょっとした手伝いをしてやる。小さく背を押してくれたんですね。まずは気持ちからだけでも、きっと大丈夫だって、いけるって、そんな気にさせてくれたんですね。ほんと、小さな達成だけど、ななほしにとっては確かな自信になったんじゃないでしょうか。そんなななほしを遠くから見守ってたリラの、そのクールさも素晴しいです。

『本日わたしは炎上しました』。連載になりましたね。今回は、最近話題のバーチャルユー、いやいや、バーチャルミーチューバーを話題にしまして、ええ、これ、実際にあったこと、うまいことピックアップして、顔バレしたとかね、けどむしろファンには喜ばれたとかね、ええ、ええ、ありました、ありました。この漫画、まぎれもなく時事系だな。今回は人気Vtuberの身元を特定してやろうなんていうんだけど、カナエ、ほんと、悪どいな。けど、カナエが悪いやつだっての、漫画の中でもがっちり指摘されるし、最後に酷い目にあうのも決まってカナエだから、まさしく自業自得ってやつ。この悪は必ず成敗されるという安心感、それがあってこそカナエの狼藉も楽しく読めるのでしょうね。しかし今回のターゲット、まさかのクロイだっていうの、あっさりバレるくだりもおかしかったんですが、そこからの攻防、自分の欲をいかに満足させるかの駆け引きが酷くて、ええ、この漫画で駄目なの、カナエだけじゃなかった……。ネットで人望、ほぼマイナスになってるカナエがいい。そして、SNSチュイッターユーザーを見下すカナエと、見下されても当然やで! っていう展開。ほんと、酷いんだけど、あながちカナエだけが酷いわけじゃないっていうのがなんともいえず、うん、この漫画は時事系だな。ずっとおっさんのふりしてたクロイの危機管理、これとても正しかったと思う。その危機管理をカナエが台無しにしてしまったの、それでクロイが面倒ごと抱えちゃうことになったの、うん、やっぱりカナエはクロイに当初の要求どおり従うべきなんじゃないか? って、クロイはほんと心が広いなあ。

『ももいろジャンキー』。美耶がデートだから可愛い服を買うっていうの、竜子がすっと真顔になるのおかしかったですよ。美耶のデート相手、ももですね。そうか、一緒に映画にいくんだ。ふたりの様子を見守るはなと竜子。これ、ふたりの出会い、仲良くなるきっかけにもなってますね。さて、美耶、可愛い服着ておめかしして、その様子は本当に素敵なお姉さんじゃありませんか。むしろはなと竜子が、自分たちの服装、おめかし大丈夫かなって心配する。いや、ちゃんと素敵ですよ、ふたりとも、個性が生きてます。見にいったのはキラキュアの映画。美耶、事前準備がばっちりっていうの、これ、もものために予習したのか、あるいはもとから見てたのか? いや、もとから見てた可能性あるな。なんてったって自称5歳児がいるからな……。映画館でライトを欲しがる竜子、ちょっと可愛いかった。この、なんだかイベントに参加したいみたいな感覚ね、一般人だからこその気負わない感じがあって悪くない。それでもって、映画の内容にもしっかり引き込まれて、っていうか、美耶にリンクしすぎなのが笑えて、そして泣けます。今回の、美耶のむくわれた感じ。なによりでした。最後の、はなと竜子も加わって和気あいあいと打ち解けて話すところなんかもなによりでした。

  • 『まんがタイムきららMAX』第15巻第7号(2018年7月号)

2018年5月19日土曜日

『まんがタイムきららMAX』2018年7月号

『まんがタイムきららMAX』2018年7月号、発売されました。表紙は『こみっくがーるず』、雨の日のかおすちゃんとにゃおす先生ですよ。レインコートに傘をさしているかおすのあどけなさ、うん、これは高校生には見えないな……。そこに、レインコートのにゃおすの可愛さが加わって、これは実にいい表紙。手前のアジサイにちょこんとのっているカエルも実にいい表情してますね。梅雨の季節、降り止まない雨に憂鬱になりがちではありますが、雨も悪いことばかりじゃないよって、そんな気分になれる素敵なイラストです。

『こみっくがーるず」。今回は漫画家の職業病ですね。翼が手の痛みを訴えて、いつもの暗黒ごっこなのか、本当に痛いのか、というの、フーラ先輩と寮母さんの見立てでは腱鞘炎だっていうんですね。これ、癖になるから怖ろしい。悪化すると手術とかになりますからね。翼の負担を軽減すべく、皆で原稿を手伝うことになるんですが、かおすちゃん、無情にも戦力外。あの表情ですよ。フーラ先輩の、役に立ちながらも微妙に邪魔してるくだりおかしかったんですが、これ、かおすちゃんに仕事を作るためなの? でもって学校でも微妙に混乱まきおこしたり、寮でもテンションおかしくなってるふたりがいたり、思いもしない面白さが広がっていました。今回はピンチの時に助けてくれる仲間の存在とか、有能さ発揮するくりすとか、いろいろ見どころあった上に、病院怖がる翼、煽ってるのかい? かおすちゃん。そうした意外な魅力まであって盛り沢山でした。煽るかおすちゃん、調子にのったかおすちゃん、大好きなんですよ。

『私を球場に連れてって!』。猫子の同級生も出していくんだ。まずはテリー、続いてくれあと、個性的な子らが出てきたなと思ったら、テリーというの、本名は照。玉の妹だったんですね。テリーがタマのこと、めっちゃホームラン打ちそうなデブとか、酷いこといってるのばらされたりするくだり、そんなにタマ太ってる? ってのはいいとして、面白かった。いいダッシュでした。レオナのクソガキ認定とかも面白く、これ、レオナが子供をクソガキにする、そんな要素を持ってるんでしょうか。あるいはただ出会いの運が悪いだけ? 仕事を調べる宿題をしにきたと聞いて、やたらと張り切るファル子がよかったですね。いい顔や。今回は猫子たちの宿題をきっかけとして、応援団やウグイス嬢といった球場に関わる人たちのこと紹介していくところ、大変よかったです。微妙にネガティブなコメントあったりするのも、また味でありますね。

『ぼっち・ざ・ろっく!』。逃げたギター、喜多さん。責められたりするのかな? と思ったら、あら、意外と大丈夫。むしろ心配されてたんですね。ライブハウスの手伝いで大活躍したり、それでぼっちが落ち込んだりといろいろ大変そうですが、適材適所というのを考えさせるいい展開でした。ぼっちがお湯で火傷した時に、手当てしてくれた喜多の指の硬さで楽器の練習してることに気づくとかね、それで喜多をバンドに引き止めるのに貢献したりと、こうしたぼっちの活躍とてもよくって、そうかあ、今後はぼっちからギター教えてもらったり、それで仲良くなっていったりとかあるのかなあ、みたいなこと思ってたらですよ、喜多の楽器、多弦ベースとな! 6弦あるからと、見事に勘違いしていたというこの状況。ええと、じゃあ、このバンド、ツインベースになるのん? それとも楽器買い替える? まさかの展開、あまりに喜多が気の毒で、ほんと苦笑まじりの面白さでした。

『From Gehenna』、ゲストです。そうか、おばけには試験も学校もない、そう思ってたけど、吸血鬼や人狼には学校があるのか。地獄も大変だ。朝に弱い吸血鬼のドルエと、噛み癖あったり泣き虫だったりする人狼のルーガ。学校に向かうふたりの前に現れた天使のララ、この子の踏み込みが一気にこう、ぐいっと深くてですね、初対面だっていうのに遠慮がないというか、ぐいぐいくる、なんてテンションだ。ドルエの飲んでたパック飲料の血。あのパッケージの文句、きっちり補える栄養、1日分の血液とかいうのがね、これ1本で一日分のビタミンCみたいなノリでおかしかったですよ。結構やりたい放題のルル。ふたりに絡んで、やりたい放題のままお別れなのかな、今後もこのノリで天界から地獄の住人に介入してくるのかなと思ったら、なんと転校してきた。しかも堕天使ときた。ということは、そうか、全員が地獄の住人か……。わりとテンション低めのドルエとルーガの日常に、ルルのうざ絡みが加わることになりそうですね。

  • 『まんがタイムきららMAX』第15巻第7号(2018年7月号)

2018年5月18日金曜日

ゼブラ 油性マーカー マッキーノック

 職場にあったのですよ。マッキーノック。名前がすべてを物語っています。油性マーカーの定番、マッキーがノックでペン先を出し入れできるようになりました。ノックでペン先を出し入れするというの、ボールペンみたいにペン先が露出していてもさほど影響のないものならまだしも、乾くと即使いものにならなくなるフェルトペンで実現するというのは結構な驚きで、同じく乾くと使えなくなる万年筆でノック式を実現したキャップレスなど彷彿とさせました。実際、ノックのストロークの長さなど、キャップレスデシモに近い感覚です。

ノックのストロークが長いというのは、ペン先を保護するカバーがあって、その内側にペン先があるという構造のためですね。ノックすることで、まずカバーを開いて、その後ペン先をグーッと押し出すという、結構凝ったメカニズムだと思うんですが、それが200円程度で買える。すごいことだと思います。

油性マーカーを使う時、結構キツめにハメないといけないキャップをはずして、書いて、そのままにしておくとペン先が乾くし、なによりそのあたりにインクがついたら厄介だし、なのですぐにキャップをきっちり閉じて、というのを繰り返すことになるわけですが、ある程度まとまった量を書くのならともかく、ちょっと書いて作業して、またちょっと書いてを繰り返すような場合には、このキャップの扱いがわずらわしいのも実際です。たとえば倉庫の整理なんかをする時に、なにをしまったのか箱にざっと書いて、場所動かして、次の箱にとりかかって、みたいなことをするたびに、キャップ外して、書いて、キャップして、というのは本当にめんどくさい。

けれど、マッキーノックだとそのわずらわしさがぐっと軽減されます。まあ、考えるまでもない当たり前ではあるんですけど、実際使ってみたら想像以上でした。

箱詰めしたPCを、内訳、行き先書いては部屋の隅に移動させて、また次の箱の内訳、行き先書いてというのをやった時に、本当に便利で助かりました。全部の動作が片手がすむのもすごくいい。これからは油性ペンもノック式やな、そう確信するほどに便利でした。

2018年5月17日木曜日

フェルナンデス エレキギター ZO-3 '11 RED W/SC

 見てるアニメに出てきたからって楽器買ってしまうとかないわー、馬鹿じゃないの? なんていう声もちらほら聞こえてきそうな気もしないでもないのですが、私は今、ギターが欲しい。ほかでもなく、フェルナンデスのZO-3、ノーマルZOの赤が欲しい。なんて思ってる理由は先日のプリキュアなんですが、いえね、えみるなるセミレギュラーキャラがギターを弾くと判明して、しかもそれが明白にZO-3。ギュイーンとソウルがシャウトするのです、なんていう名言もあいまって、一気にギター人口を押し上げそうな勢いだったりするのです。

実はZO-3は以前からちょっと欲しいギターではあったのです。でも私が考えていたのは、芸達者というトレモロのついているモデルで、色は赤、WRMS、ワインレッド・メタリック・サテンであります。でも、これ、ディスコンしてしまってましてね、中古市場でも探さないことには手に入らない。これは2001年モデルだったかな? この後に回路が刷新されてよくなってるんだそうでして、色をとって中古にするか、音をとって現行品にするか、みたいな葛藤に苦しめられた果てに考えるのをやめてしまったのですね。

一応、ZOのシリーズは持っているのです。ウクレレブームを受けて生産されたZOのかたちをした鳴らない楽器、ZOLELE。そして7弦のZO-7。これ、アウトレットといってやたら安く出てたのを買ったのですが、フレットがちょっと斜めに入っちゃってるところあって、ああ、これが安い理由かなんて納得したのですが、まあそのへん、そう気にはしません。

ノーマルZO-3には興味がなかったわけではないのですが、手軽であることとか考えると、やっぱり面白い楽器ではあるわけで、でも買ってなかった。なんとなく横目に見ながら買わずにきた。しかし、ついに買ってしまうことになるのか!? っていうのがえみる効果なのでありますが、はたして、はたして。

えみるの使ってるZO-3、ヘッド裏にストラップピンがあったりして、現行のものはジョイントあたりにピンが移動してるはずだから、参考にされたのは旧モデルなのではないか、ということは作画担当者の私物!? なんて思ったりもするのですが、アニメをよくよく見てみると実際の製品と違うところが結構あったりします。たとえばスピーカーが実際には黒のところがアニメではボディと同じく赤く塗られていたり、あとボリュームのノブが実際にはボディカラーと同色のところが白になってたり。あとピックアップにカバーがついてますね。これはボールピースをいちいち描いてられないなんて事情からなんじゃないかなあなんて思ったのですが、黒一色の四角形がEMGなどを彷彿とさせて、なんだこれ、面白い! 極めて一部で話題になったりならなかったりなのですが、自分で付け替えるの面倒だからフェルナンデスからえみるモデルとか出ないもんでしょうか。出たら買ってしまう危険性が高いです。