『まんがタイムきららキャラット』2018年7月号、昨日の続きです。
『ネコじまにゃんだフル』。島の子猫たちを登校させないといけない。それで今回打ち出したのが林間学校。主にキャンプですか? いや、ご飯? ともあれ、シロがすごく嬉しそうで、そして学校にこないルシャを連れてくることにも成功。しかも、チワの神社の裏手で行うことで、あわよくばチワにもリーチしようという作戦なんですね。しかしチワ、ものすごい。ダイナマイト持ってる。危ない、危ない。ルシャの、ただ知識であったことが体験に変わるところ、よかったですね。いや、よいばかりではなかったみたいではあるんだけど。食事の準備のくだりでも、あの疑われたラグの一旦反発するもすぐに認めるところとか、面白くってよかったです。そしてチワを強襲する先生。出方がホラーとかスリラーですよ、これ。ともあれ、チワがなにを心配しているのか、怖れているのか、見えてきましたね。この不安を今後やわらげることができるのか。それが課題となってきそうです。
『ゆず35歳@中学生やってます』。いまさらではあるんだけど、ゆずさん、酷いわ。美術の授業。お友達を描きましょうって課題なんですが、なずなと組みたいのにゆずと組まされたよもぎ。妙に素直になれないこの子が、それでもゆずのこと頑張って可愛くかいたっていうのに、ゆずはというとなずなを男体化、というかおっさん化して描いちゃって、酷い……。これ、半裸のおっさんにするのもどうかと思うってやつですが、そもそもこれは美術の授業、たとえどんなにうまく描けたとしても、授業でこれはさすがにあかんだろう……。みたいな話にはならないのが、この漫画のいいところなんだと思います。というか、美術の教師が同業者。しかもゆず@穴ビッチおじさんと対立するサークルの主だったっていうのか。ゆずの絵を見て敵の存在に気づいた美術教師。そして始まる穴ビッチおじさんへの攻撃! さすがにゆずを本人とは思っていないようだけど、攻撃対象はゆず本人なわけだから、どんどんゆずにダメージが蓄積されるのね。さらにはセクハラめいた問い詰めまで発生してっていう、このわけのわからん対立、対決。その影で、忘れさられる、ひとり傷心のよもぎ。酷い話なんだけど、面白かったです。というか、ゆずはいらんことして身バレのリスク増やしてますよね。
『花降り宿のやどかり乙女』。突然の団体客。急遽手伝うことになった六花たち。というんですが、六花はともかく、他の子らはまったく本当にお客でしかないんだから、この突発の仕事、嫌がらず受けてくれたの、感謝しないといけませんよ、お母さん。この宿、ちとせのことは皆よくわからない。六花が頼りだ、仲居頭だよっていうんですが、これ、ほんとに六花が頼りだ! 2号室、3号室にお客を通すのでさっそく準備するんだけど、押し入れがふとんでみちみちの2号室。対し3号室はからっぽなのか。これ、よくわかってる六花がいないとパニックになるやつだ! 結構ドタバタになりそうなところが、わりかしスムーズに準備から配膳から、出し物まで? とどこおりなくこなせたと思ったら雪がなにか物思い? これは今日の突発仕事でなにか気になることがあったのか? あるいは別のなにかなのか。気になる展開です。
- 『まんがタイムきららキャラット』第14巻第7号(2018年7月号)
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