『まんがホーム』2018年6月号、一昨日の続きです。
『広島さん、友達になってください』。こないだ出てきた霞さん。この人、他に元気のない人がいると、逆に元気に、生き生き明るくなるっていうのか。変わった人だな! 今回はキミちゃんの元気がない、五月病か? というので生き生きしだしたのですが、いや、大丈夫、キミちゃんは元気でした。人物紹介、個性的な人たち編って感じですね。標準語を聞いて故郷を懐かしむ鬼武、ほんとおかしいですよ。部活で広島弁版白雪姫とかやらされてるんだ。部活中は広島弁を強制されて、それがストレスになっている。この劇、言葉だけじゃなくて、小道具にもアレンジが加わってるんだ。リンゴならぬレモン、広島名産のレモンがピックアップされていて、しかもこれ、毒とかじゃないのん? ちゅっとする。ブチ酸いぃい! って、ほんとこれ口が酸っぱくなる。そして目覚めさせるのもレモン。ちゅっ。ぶち酸いぃ! めちゃくちゃ面白かった。ほんで、最後まで口が酸っぱいです。
『マツ係長は女ヲタ』。島根にきました。感極まってあらぬこと口走ってるマツ係長と、変わらず冷静なウメ君。いいコンビですよね。しかし、マツ係長、いったいどうなさった。めちゃくちゃ美人さんやんか。はいちーずで、へにゃって笑う。なにこれ、マスターピースやん! そして今回の目的地は、島根の観光ではなく、あくまでもしろたんの聖地めぐり、具体的にはカラワン曲に歌われる土地を巡る旅なので、一般的なところにはいきません。松江城も、横目で見てほぼ素通りですよ。心残りっぽいウメ君、おかしかったな。そして塩見縄手に興奮するマツ係長。そうか、縄手っていうの、一本道のことなのか。大阪の四條畷とかもこれなのかな。まったく知りませんでした。思わぬ勉強になりました。さて、以後も興奮冷めないマツ係長。SNSに写真をアップしたりして、まさかこの投稿がルリ姫に嫉妬させるとかね、なにがどう影響するのかわかったもんじゃない。しかしこのドタバタ紀行。宍道湖まで全力疾走させられるとか、見るだにおかしいのだけど、ラストですよ。次回への引き。まさか予約が一部屋って! これね、マツ係長、なんか隠してる? うしろめたい? 変な表情して見せてるのがね、なにかありそうですよね。予算の問題? なんなんだろう。なんかありそうな気配、感じさせますよね。
『うちの秘書さま』。はじめ、やればできるタイプなんだ。というか、今回見せた頑張りを今後も続けたら、維持どころか、さらなる伸びも期待できるのでは!? と思ったのだけど、ついつい低きに流れるのがはじめというやつなんでしょうね。私もです。学校の成績がふるわないはじめ。それがたまたま聞いてしまった七瀬の電話。テストの結果次第では処分という言葉に、七瀬が解雇されるのではと勘違いして、それでやる気を出したんですね。はじめの頑張り、その影響力が可視化されたくだり、面白かった。そして家での様子。褒められてなんか調子のりかかってるところとか、そして仮眠のくだりとか、はじめもだけど、メイド連もおかしいなあ。しかし、これ、本当に惜しいなあ。かなわぬ願いと知りながらも、できるはじめ様を見てみたいものですよ。
『歌詠みもみじ』。まりなさん、花粉症絶好調。くしゃみ鼻水、とめどなく。でもって、まりなの花粉症シーズン、長いのかあ。夏にもある、秋にもある。でも一番酷いのは春のこの時期なんでしょうなあ。余裕を見せる宇賀神の認めたくない真実。風邪だといいはってるけど、鼻水だけでなく、目にもきてますよね、この子。そして、まりな必携、箱ティッシュ。職場の人がこうでしたわ。鼻セレブっていうの、箱で確保してました。普通のじゃ鼻がもたないらしいです。写真だけで死にそうになるまりなさん。空気清浄機持ち込むまりなさん。ゴミ箱を満杯にするまりなさん。ポケットもパンパンにするまりなさん。まりなからしたら憂鬱で大変で、もうどうしようもなく嫌な時期なんでしょうが、この人の人柄よくよく見えて、実によかったです。なんだかんだでアクティブでチャーミングな人だと思います。
- 『まんがホーム』第32巻第6号(2018年6月号)
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