2018年5月11日金曜日

『まんがタイムきらら』2018年6月号

『まんがタイムきらら』2018年6月号、昨日の続きです。

『まいにちハロウィン』。ゲスト4話目。継続して載ってるということは、人気があるのでしょうか。だとしたら嬉しいことですよ。今回は席替え。うるふからいろいろかまわれるのがちょっと嫌で、というか、うるふがかまいすぎなんですけど、それがあんまりだからって、ランたんが席替え希望したら、おお、神様、お弁当のかぼちゃが通じましたよ。先生が席替えをいいだした。この時のうるふ、ランたんの明暗、くっきり加減が見事で、そして席替え断然支持にまわるランたんのあのテンション、語り。先生に達成感まで与えちゃって、実に面白かったです。席替えのくじはクラス委員のランたんが作ります。このくじを作るくだりで、イアがひとり離れてるの気にしてること判明したり、くじ運悪いのも気にしてること判明したり。皆でくじの用意する、その共同作業の様子もよかったですけども、イアのくじ運なんとかしようと、できるものかどうかはわかりませんけども、いろいろ試行錯誤? してみるところなど、仲のよさ、その助けあいの様子、とてもよかったです。そしてラストね。願い叶ったイアのあの笑顔。ええ、感無量でしたね。

三者三葉』。なんと、受験の話とかしてますよ! といっても辻兄の受験なんですけど、それがもう双葉ったら酷くて、でもこのあたり、この子たちの通常営業のような気もします。双葉たちも進路のこととか、具体的に考える時期にきてるんですね。お菓子屋さんやりなよって近藤からいわれてね、でも店舗経営は大変そうって双葉がいうのね。結構、リアルに考えてるんですね。葉子様も学費のこととか考えてますしね。辻兄と双葉の遭遇。そこでの会話、相変らず双葉は失礼なんだけど、うん、通常運転ですよね。でも、この気を使わない感じ、いいよなあ。そう思うんですよ。そして、葉子の父登場! どうする、どうなる、嫌な予感しかしない! 山Gが青い顔! ほんと、これ、風雲急を告げるみたいなこと? 兆し? いやあ、次回が怖いわ!

『おとめサキュバス』。急にホームシックに陥るキュリア、その急激さにやられましたよ。そうかあ、旅雑誌のリゾートスパの記事見て、故郷の湖のこと思い出しちゃったんですね。もう、見る見るしょげていくキュリアの姿。頬の高潮が消え、目の光が失せ、そして膝抱えて座り込んでしまう……。そんなキュリアの姿見てられないと、即行動に移すルナ、いいですよね。凛々しい表情で、庭に大穴開ける許可もらいにいくんだ! いや、駄目だろう。そら、駄目だろう。なので、お風呂場限定だけど、それっぽい雰囲気にしてみました。ふたり、お風呂に入って、故郷の魔界のこと思い出す、その回想がよかったですね。キュリアの姉たちに愛されてたルナ。不慣れな水中でキュリアに手を引かれるのね、子供扱いが面白くないルナ。などなど、ルナの魅力、よくよく出てましたね。そして、キュリアのことも。そうかあ、結構いろいろできる子なのに、自分なんてたいしたことないって思い込んで、それがブレーキかけてるのかな。ということは、いったん自信がついたら、どんどん変わっていけるのかも知れませんね。そんなこと思わせてくれた今回。キュリアの成長、課題のクリア、それが視野に入りつつあるのかも知れませんね。

My Private D☆V、『ゆーま!』の瀬名慈孝です。これ、前置きが面白いなあ。「全国に向かって性癖を開陳せよ、できるだけドギツいヤツ」との指令を受けた云々。そうかあ、できるだけドギツいヤツなわけですね。でも今回描かれましたD☆Vポイントですけど、奥床しく趣深い、そういわざるをえないものですよね。スキマがすき。たばねられた髪の房から少し飛び出した髪が生み出すスキマ。ほつれた髪の作るスキマに、ゆるやかに波打つ髪がかもしだすスキマ。なるほど、スキマがクルんですね。指のスキマも好き。整然と揃えられたもの、いわば静の状態に、スキマが加わることで動きやリズムが生ずる。そこに魅力があるのかなあ。あ、いや、これは私の感想ですね。でもって左下隅のこういう2次元キャラっていうの、それ! それ! D☆Vやないよ!

  • 『まんがタイムきらら』第16巻第6号(2018年6月号)

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