音叉、使ってますか。チューニングする時に、基準となる音をポーンと鳴らす、U字型した金属製の小物です。最近は、ギターでも管楽器でもチューニングする時は電子チューナー使うのが当たり前で、私も普通のコンパクトな据置きのと、あと、最近は使ってないんだけどギターのヘッドにとりつけて使うクリップ式のものを持ってるんですが、それだけでなく音叉と調子笛も持っています。調子笛は高校生の頃に買ったんですが、ピッチが低めで、ちょっと使うに使えないなあって感じで仕舞い込まれてますが、音叉はそれなりに使ってたんですよ。職場に楽器を置いていた時、これでチューニングしてました。電池がいらない、コンパクト、故障知らずと、これはこれで結構重宝するものなんです。
楽器によっては、電子音であわせるなんてもってのほか。ちゃんと音叉を使わないと耳が育たない、なんていう声もあったりするんだそうですね。自分はそのへんいいかげんで、それこそなんでもいいじゃんとばかりに、電子音ピーって鳴らして、それであわせてきたのですが、まあ、なんとかなりますよ。でも、ちゃんと音を耳で拾って、楽器の音をあわせていこうという時は、音叉の方がやりやすいとも感じています。
正直、管楽器だと楽器の音が大きすぎて、音叉だとやりづらくないかなって思うのですが、ギターなら、膝あたりにコツンと音叉を当てて、それだけじゃ全然聞こえないから、ブリッジプレートあたりにそっと当てて胴に共鳴させたりすると音合わせしやすくなると思います。弦と音叉からの音を同じ胴に共鳴させてるからなんですかね、うなりとか聞き取りやすく感じるんですよね。あと、5弦の12フレットの位置に鳴らした音叉の玉の部分を当ててチューニングすると、音があうに従って弦が鳴りだすんですね。他に鳴らした音叉の玉を耳に入れるとか、いろんなやり方があります。それぞれ、自分のやりやすい方法で使うといいんじゃないかなって思ってます。
職場で使っていたという音叉ですが、そのギターがブリッジプレート剥がれてしまってリタイアしてしまったので、音叉だけ持ち帰って自宅でも使うようにしています。細かくは電子チューナーで、みたいになっていますが、ざっとあわせていく時は音叉で充分。むしろこっちの方がてっとりばやく感じます。
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