2022年11月12日土曜日

『まんがタイムきらら』2022年12月号

 『まんがタイムきらら』2022年12月号、昨日の続きです。

『えるくえすと! ~勇者エルヴィーラは現実世界に転移しました~』

お正月を迎えて、異世界組の皆は初詣から人気のカフェに入って楽しい時間を過ごしています。

人間界の常識を知らないサキュバスの狼藉、あるいはおいしいスイーツに触れてのはしゃぎっぷり。狼藉は困るけど、こうして世界をエンジョイしているのは見ているこちらも嬉しくなるものありますよね。

さて、カフェではイーリアと遭遇。皆でこの世界に起こっている異変について情報交換するのですが、モンスターの出現頻度が上がったとか、サキュバスのような上級モンスターまで出現するようになったとか、世界の不安定さが増している疑惑が話されていたんですね。

不安定になる原因は、エルたち異世界の人間が多数こちらで暮らしているからではないか? だとしたら元の世界に帰らなければ! そうしたエルの意見と、サキュバスのこのままこの世界にいた方がいいと思う、異なる意見がぶつかるのですが、サキュバスがいうには魔女がなんとかしてくれる。

なにかこの異変とその原因について知ってるような口振りですよね。少なくとも、魔女がなにをしているのか、その一端くらいは知ってそう。

そしてゲームショップでは、エルたちの元いた世界、ゲームについて知っていたあの子、榎本衣良とましろの間で情報交換がなされていて、しかしそれにしても衣良の様子がおかしい。普通にゲームについて話すような雰囲気ではなく、なにかしらの因縁が? あるいは、そのゲーム自体になにか秘密が!?

気になる情報ばかり提示された今回。もうちょっと知りたい、そう思うところではぐらかされる感がたまらないですよね。

『それでは、ステキなセッションを。』

是沢と加島がおでかけ。加島、ハデハデだな。生きてるうちにたくさんのカワイイを身につけたい一心だというのですが、それにしても全部盛りはどうかと! カワイイが過剰で、カワイイとカワイイがケンカしてないっすか!?

ともあれその加島に連れていかれた先ですよ。なんと、ヒーローショー! 加島の好きなアニメ、戦闘歌姫アイオニアンのショーが目的だったんだ!

子供の頃、アイオブルーの振る舞いに助けられた。その思いはいまもなお残っていて、スイッチが入るとほとばしる! その加島のテンション、いいよね、もう加減なしにフルスロットルでほとばしらせるといいよ!

加島が徳庵のこと好きなの、アイオブルーに似てるからなんだ。などなど、いろいろ加島のことを知るにもいい機会でした。

といったところでアクシデントが! 機材トラブルでアイオニアンの歌が流れない! 困った、ショーの進行に支障が! と、このアクシデントを引き起こしたの、ロノなのか! ここまでして、是沢と徳庵が演奏する機会を作ろうというんだ。えもぽを集めるためとはいえ、ここまで強引にことを運ぶんだ!

ロノとてんちゃん、提供するアイテムの差などいろいろ違いがありましたけど、そのアグレッシブさにも違いがあるんですね。いやしかし、ロノのこの能動性、スタッフにとっては厄災そのものじゃないですか! ほんと、ロノたちお助け妖精、その本質は邪悪だったりしないんですかね!?

『蜂も刺さずばうたれまい』

夏休みの宿題、追い込みです。とはいえ、終わってないのすずめだけなのか。蛍からせっつかれてるのに逃避しがちなすずめ。なんとかこの状況から抜け出そうと、お祭りやってるから皆でいこう! 半ば強引に皆を誘って、そして咲姫の提案で浴衣着ていくことになったんですね。

しかし素晴しいですね。浴衣すずめ。浴衣咲姫。そして咲姫蛍! ガンガン屋台の食べ物にチャレンジしていく蛍がいい。さらにはかたぬきやら、食べ物以外にも興味津々で、こんだけ前へ前へいっちゃう蛍ってなんかめずらしくない? それだけ楽しんでるんだろうなあ。あまり経験のなかったお祭りだけど、それだけになのかな、なにもかもがものめずらしくて楽しいんだろうなあ。そこにすずめや咲姫という気のあう友達も一緒となればなおさらでしょう。

お祭りで出会った同級生。蛍や咲姫の前とは違ってヤンキー口調は封印、普通を演じるすずめ。その様子に蛍思うところあった? 自分たち以外と話してることに嫉妬した? そっとすずめの手を握りにいくところ、可愛かったなあ。すずめの特別になりたいのですか。ええ、特別になってしまうといいです!

と、ここでひったくりが発生! こうなればすずめ、黙っちゃいない? 元ヤンがバレる危険を押してでも、ひったくり犯制圧に向かっちゃう!?

すずめの判断やいかに!? 次回、乞うご期待ってやつですね。

0 件のコメント: