『まんがタイム』2022年12月号、昨日の続きです。
『良倉先生の承認欲求』
めちゃくちゃ面白い!
休日、水元と氷高のふたりが話しているのは良倉のこと。水元は良倉の謎の言動に興味をひかれ、氷高はぶんちょー紳士ファンの共感から!? いや、なんか違う。良倉にコアなファンの気配を感じ取ったのか! 良倉がぶんちょー紳士の小物を買うべく、OLさん出入りの店を探索している。まさしく同好の士と思い、ゆえに近しく感じているのか!?
しかしなにがすごいって、後をつけるとかいけないよ、暴走しそうになる水元をやんわりたしなめた氷高。その真意がですよ、次に行く店に多分いる。
すげえ。ほんと、この展開、めちゃくちゃ面白い。いつ良倉はふたりに気づくんだろうと思ってたら、普通に気づいて怯えてるよ! OLさん特定をすべく行動した結果、自分に辿り着いたのでは!? 無駄に不安だけ高まっていくその様。本当に面白い。
後をつけられてる、そう思っていたら次いく店に先回りされてたりと、この追い詰められていく感。最高でしたね。ほんと、取り越し苦労だったんですけど、過去一ピンチといえる状況だったのではないでしょうか。
結局は、OLさんとかぶんちょー紳士がらみではないのでは? 疑いは逸れるんですけど、かわりにまた違った疑惑が! ほんと、水元の発想力、思い込む力! ただものではない。めちゃくちゃ面白かったです。
『午前0時のおねだりごはん』
ついに米沢とデートに漕ぎ着けた牛喰。かっぱ橋の道具街に繰り出すことになったのですが、どうしても仕事が頭から抜けない米沢。と思ったら、牛喰も似たようなものだよ! 包丁に心奪われて、そこからのハイテンション。食堂の娘、調理人としてのハートが鷲掴みされていましたね。
ふたりで欲しいものを当てあいっこしようというんですが、米沢がなかなか牛喰の真意に気づかない! いや、まあ、当事者本人だからこそわからないのかも知れませんね。
米沢からの牛喰へのプレゼントはお皿。牛喰も喜んで、いいプレゼントになりましたね。そして牛喰からのプレゼントはデザートのフルーツサンドと、それにそっくりな食品サンプル。これも喜んでもらえて、なんだかしあわせそうなふたり。
また一緒に遊びにいく約束なども取り交わして、なおさらに深まる友情、さらにはそれ以上のものも!? 牛喰ならずとも、期待がふくらみます。
『瀬戸際女優!白石さん』
爽太と真島が対面! 白石を取り合う男と男の対決勃発か!? と思ったら、なんとまあ、爽太くん、真島監督の大ファンだったよ!
ここからの熱烈ラブコール。物騒なことにならなくてよかった! とはいうものの、白石が爽太に好かれてること、まるで気にもしてない真島の素振りにちょっと白石の気持ちは複雑です。うん、その気持ちわかる気がする。
そして、爽太の出演する映画『ヤンキーボーイズ』に白石も出演が決定。爽太演ずるアキラの彼女、サキの母親役なのだそう。酒びたりの母を演ずることになって、自分の本当の母のことを思い出したりしながらも、またここでこじれる人間模様!? そうか、サキ役の紗矢からしたら、爽太と仲良くしている白石が煙たいんだ。
紗矢の牽制に、爽太と距離を置くと決めた白石。と、そこに聞こえてきた紗矢の悪い噂。
白石、どう動くのだろう。なるがままに任せておくのか、いや、この人ならそんなことにはなるまい。なにかしらのアクションを起こしそうな気がします。
- 『まんがタイム』第42巻第12号(2022年12月号)
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