2022年11月2日水曜日

『まんがホーム』2022年12月号

 『まんがホーム』2022年12月号、発売されました。表紙は『らいか・デイズ』。食欲の秋、実りの秋。栗ご飯を食べるらいかです。え? 栗ご飯? サンマでなくてもいいの!? と思ったら、本編でサンマを激押ししてました。『孔明のヨメ。』孔明、月英夫妻が食べてるのは、なんだろう、栗かな? 『若王子主任は後輩ボイスに抗えない!』若王子はウサギに剥いたリンゴを食べています。『幽霊さんのための科学的新仮説』学歌と玲音はふたりで鍋を囲んでいますよ。

『孔明のヨメ。』

赤壁の戦いを目前に、下準備を進めていくその様子。今後、見どころとなる場面が多いだけに、今回月英の指摘した偵察船で経験した突風のトピックとか、そして周瑜にもたらされた矢の不足の報とか、ああ、名場面目白押し。もう毎回が目を離せない! とか思ってたら、曹操の意趣返し!? 宴会船を装っての偵察に刺激されたか、曹操自ら日中堂々と旗まで掲げてやってきた!

頭にきている周瑜と魯粛。魯粛がこの表情は珍しいのでは!? ともかく、ここまで好き勝手されたらたまらない。甘寧に命じて矢を射掛けさせるのだけど、これで矢不足は決定的に!

からの孔明への依頼、十万本の矢の提供が求められるのですが、ああ、ほんと、もう次号が楽しみになってる! 本当、見どころの連続です。

『スナックあけみでしかられて』

あけみさんがちくわぶクッションを抱いてる!

ということで、冬においしい食べものの話。夏と違って傷みにくいから、作り置きもしやすい。ということでおでんに注目が集まるのですが、おでん種のバリエーションの多さのメリット、デメリット。なるほどなあ、リクエストと一口にいっても、具材だけでなくダシまで違いが出てくるものなのか。さらには地域性の違いもあって、ここで出てくるちくわぶですよ。うちは関西だから、ちくわぶの印象ないんですよね。食べたことはあるんですけど、こういうものなのか! 麩とはいうけど、全然そんな感じじゃないんだな!

食感にせよ味にせよ、不思議な食べ物だなあと、そんな印象が残っています。

大根のちょい足しメニュー。バターたっぷりお醤油チョロリというの、バターをのせるという発想はなかった! いや、普通に大根だけでもご飯のおかずにならない? 若い子だとコクやらなんやらがなくて物足りなかったりするのかもなあ。そこにバターの登場。醤油でもいい、味噌にもあう。さらには和風だしにミルクとかね、いろいろバリエーション作れるもんなんだなあ。乳製品の威力といっていいのか、これはまるで自分の発想にはないものでした。

食べもののバリエーションとして地域性があげられてましたけど、こうした世代? 新アレンジみたいな方向性のバリエーションもあるんですね。

『幽霊さんのための科学的新仮説』

重力波の異常を検知し、幽霊の出現を捉えた学歌。場所はどこかと調べたら、瑠都子の家と判明。さっそく皆で瑠都子の家に向かったら、おばあちゃんの霊を呼び出すべく儀式をしていた!

そうか、玲音の存在がこの子の信じる力を強くしたんだな。また瑠都子のオカルト趣味の源泉がその祖母、怜奈に由来することも語られて、なんと死んだら化けて出ると言い残して亡くなったというんですよ。

なんだっけ、昔のこと、そういって亡くなったもののついぞ霊として戻ってくることのなかったオカルティストだったかのこと思い出してしまいました。結局その人は戻ってくることはなかったそうなのですが、ええと、誰だっけ、まるでなにも思い出せない……。

ともあれ、この漫画では違いますよ! やったあ、おばあちゃん、有言実行だ! おばあちゃんにあいたいと泣く孫を思う力ゆえか、はっきりしっかりこの世に舞い戻ってきてくれました!

って、あれ? なんか様子が変だよ。祐泉寺怜奈と名乗るその姿は、若き日の祖母そのもので、といいたいけど、あれ? やっぱりなんか変だよ!? なんでスカジャン着なさってるの!? 今どきの若者みたいだよ?

ということで念願のおばあちゃん降霊だけども、どうも一筋縄ではいかない模様。この怜奈さんはお孫さんのこと覚えているのかな? あるいは瑠都子と出会う前の怜奈なの? いやもう、謎に満ちた展開見せています。

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