『まんがタイムきらら』2021年3月号、昨日の続きです。
『ゆえに、アイドル革命!』
プロデューサーの城戸氏、慣れない土地でもCHU♥IN GAMの売り込みに一生懸命なのですが、どうにもアイドルというものが理解されなくて、むしろ喋れるオークとして城戸自体に興味を持たれてしまう始末。CHU♥IN GAM、ちょっとまずいですね。アイドルとしての活動よりも、クエストこなしてお金を集める、ちょっとした冒険者? そんな状況に陥ってしまってるっていうんですね。
ああ、これ、あれか。アイドル活動では生活なりたたないから、生活費はバイトで稼ぐみたいな。うーん、異世界も世知辛いですなあ。
今回のエピソード、なんだかんだで異世界と美少女転生を満喫しているユメが光っていましたよね。しかしこの人のバイタリティというか適応力というか、ものすごい。いつのまにやら、お色気踊り子として名を馳せていたっていうんだからただものではありません。しかもNo.1なのか。このユメの才能がCHU♥IN GAMにも大役立ちするというのも面白くて、ええ、ユメはユメで複雑みたいだけど、自身の才覚能力でもって自己実現しつつ推しにも貢献できるっていうの、よかったじゃないですか。ファンから関係者にステップアップですよ!? といいたいけど、ファンだからこそファンとしての領分を弁えたかったのかもなあ! あのひきつってる笑顔、なんともいえない味がありました。
My Private D☆V
『あいらいく俳句』の骨抜きチキンです。
いいですね、イラストからがほのぼのだ(五七五)。しかも素直なご挨拶。この人の漫画もといいますか、ちょっと素朴な感触が心地よくて、でもってここにあの波乱といえばいいのか不条理といってもいいのか、ぶっとんだ展開が加わってくるんだよなあ。いやもう読んでみたらわかります。なんだかわからず引き込まれて楽しくなってくるんですよね。
今回のイラストはおとなしめ? 素直に可愛く好きなポイント盛り込まれたものでして、これ見てますと、ああ、『あいらいく俳句』にはこの好きポイントがたくさんちりばめられてるんだな! ってわかって、ちょっと嬉しくなってくるんですね。
たくさん列挙されている好きポイントに、メロンソーダとか、それから骨抜きチキンとか、妙に具体的なのあったりしましてね、メロンソーダ、緑色で透明でシュワシュワなの、確かに可愛いアイテムかも知れませんね! といった感じに伝わる感覚がいいと思うのでした。
- 『まんがタイムきらら』第19巻第3号(2021年3月号)
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