2021年1月23日土曜日

『まんがタイムきららMAX』2021年3月号

 『まんがタイムきららMAX』2021年3月号、先日の続きです。

『ホレンテ島の魔法使い』

ユシャへの尋問! 公会堂のステージを起点にといっていいんでしょうか、この島をめぐるいろいろも変わりはじめているようですね。まずは、かるて、詠組によるユシャの尋問がありまして、まあ軽い聞き取りみたいなもんなんですが、わりとユシャがうっかりしゃべってしまうのな。かるて、詠が使える謎の力、その正体が魔法であるということのみならず、誰かから奪った!? そういうものなの!? いろいろ不明だったことが明らかにされていくこの過程。面白いんだけど、いろいろわかってそうなユシャが知らないこともあるんか! こっこの使用した魔法? ジさまがいうには宵句というらしい、そいつをユシャは知らなかったんな。

ああ、こっこもいろいろ隠していること当初から判明していましたけど、この島においても一枚岩ではなく、あちら、こちらでそれぞれ個別の動きをしている、そんな具合がよくよくわかるエピソードでした。

あむとかるてたちとの交流よかったですよね。女子力の危機におののく詠が最高でした。対照的なのがあむ、かるてで、「なるよ」、「いつもの」、すごいユニゾン! そしてこの島の今後を語り、魔法について語り。でも、最後になんかあむがすごい顔してますよ? なにか気づきまして?

いろいろ動きのある中、こっこが不審な? 動き見せていますね。この子の秘密にしていることはなんなのか。なにかシリアスな理由でもあるのか。ここにもなにか動きが芽生えこうとしてる、そんな感触。まだまだ目が離せない。とりあえず、単行本での一気再読、めちゃくちゃ楽しみにしていますよ。

『ななどなどなど』

小町ちゃん、知りあいに出会えてよかったなあ! 家来、って失礼だな小町ちゃん! 今にはじまったことじゃないけど!

宮前さんですね。迷子になってショックのあまり座り込んだ小町を見つけてくれて、で強気で出るんだけど、それはったりだったの! めちゃくちゃ面白い。嶺さんに連絡とって萌に迎えにきてもらおうかっていっときながら、嶺への直通連絡の手段がないんだ! とはいえ、クラスのグループに入ってるの、それすごくない? 私なら絶対入ってないところだよ? そもそもクラスの皆と一緒に花火にいくとかありえない。おお、小町さんもこのみさんも、私よかずっと社会的な存在ではありませんか。ふたりとも、自信持たれるといいよ……。

このみと小町のやりとり。ここに互いの共感あったり、そして小町のななどに対する感謝の気持ちだろうなあ、そういうの見られたりするの、すごくよかったですよ。またこのできごとがきっかけで、このみは嶺優子とより親密になれたしさ、萌からも覚えてもらってたこと判明したしさ、ええ、今後の展開にも影響しそうじゃないですか? 小町のこと、いろいろわだかまり抱えているこのみですけど、いずれそういうのなしに普通に友達になれそうな気がしましてね、これ、私の願望ですかね。でもそうなってほしいところですよね。

『のむラリアット!』

タッグペアが決まりましたよ。それはいいんですが、それぞれのペアごとに割り振られた仕事。翼&恵ペアはそつなく当たり前にこなすし、星&みるくもわりと普通にこなすし(主にありすが)、だからか! 必然的にでこぼこコンビ、桃&海音ペアばっかり目立ってしまう! っていうか、このふたり組ませちゃダメだろ! と思ったんですけど、いや、わりと普通にペア成立してる? 言葉の足りない海音にそれをポジティブに受け止める桃。うん、この桃のチョロさ? このペアを成立させる鍵かも知れない! ええ、なんだかんだダメなりにうまくやっていけそうなところ、安心しましたよ。

ふたりの個性というかがマッチしてるっぽいですよね。どっちも調子にのりやすい? 顧問とのやりとり、技を教えてくれるっていってもらえて、それだけでもう嬉しい! 調子のってるふたり、とりわけ桃、可愛いよな。ほんと、その様子見てみるくが驚いてるの、うんうん、よくわかるわ。でも、ほんと、いいペアになりそうです。

で、今回のラスト。顧問、やっぱりヤバい人だ! 技を見せてくれるんですが、人形相手にじゃなくて本人にぶちかましてしまうんだ! しかも二日酔いなのにあの鋭さ! いやもう、災難そのものなんだけど、翼のあのポジティブな捉え方にもまた驚かされて、このへんずっと笑いっぱなし。いやあ、いい感じでしたよ。すごく面白い。

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