2020年9月21日月曜日

『まんがタイムきららMAX』2020年11月号

 『まんがタイムきららMAX』2020年11月号、昨日の続きです。

『妖こそ怪異戸籍課へ』

怪異戸籍課の仕事は危険と隣り合わせ、とは初回からいわれてたことでしたが、今回、のっけから危機的状況ですよ。手術台? にのせられて、脳を引っこ抜かれようとしている山本睦子。手足も拘束されているこの危機をいかにして脱するのか? 仲間の帝華はネズミに夢中で役立たず。いよいよ極まったこの状況。さて、睦子、どう切り抜ける!?

まさかでしたよ。フランケンさんと呼ばれたモノクル無表情系お姉さん。マッドな眼鏡女子サイエンティストいわく、私の命令しか聞かないという彼女が、戸籍と聞いてあっさり博士を裏切るのな。というか、全然いうこと聞かんじゃないの。その後も何度も博士、昏倒させられて、フランケンさん、それ生みの親ではありませんの!? あんまりの粗末な扱いがもうめちゃくちゃ面白かったです。

このマッド眼鏡幼女サイエンティスト、シュタイン博士、この人も普通の人間ではないのか。肉体改造で200歳を超える長寿命、まだまだ生きそうな勢いですが、いや、ちょっと待って? 博士、見た目ほど若くないのはわかったけど、まさか女子の見た目で中身は男とかじゃないよね? いや、それはともかく、戸籍登録と平穏な暮らし、それが彼ら怪異の者にとってどれほどに価値のあるものなのか、フランケンの反応、その言葉からもよくよく感じられたエピソードでした。

しかし、相棒の帝華、守り刀の骨食、どちらも睦子の危機に駆け付けることなく、もしあそこでフランケンの介入がなかったらどうなっていたのか? フランケンの予測では、戦えばどちらも無事ではすまなかった……。ということは、本当の本当の危機だったら、あそこからでも逆転の目があったのでしょうか。だとしたら、睦子、ほんとはほんとにすごい人なのかもですなあ。

『こみっくがーるず』

琉姫さん、学内でえらい噂になっとるんですな。美人だ、素敵だ、憧れる。そうしたポジティブな噂の影に、いやらしい言葉を発しながら校内を練り歩く……。えらい噂があって、それを聞く美姫も即座に否定はできないっての、姉として、いやさうら若いお嬢さんとしてはいかがなものでしょう……。

噂の真偽を確かめようと、上級生の校舎に向かった美姫とくりすが面白かったです。くりすに目立たないでとジャージ押しつけてる美姫を見つけたかおすと、そんなかおすを逆に見つけた美姫、くりす。お互いにかわいいかわいい思ってるのが面白かわいかった。

でもって、るきさんをのぞく会! 美姫、かおすペアがリンクしていて、ほんとに可愛い。そして琉姫の真実がついに露となったあの瞬間! 噂、根も葉もあるじゃん! とりわけ誇張もされてないじゃん! ほんと、琉姫さん、大丈夫なのか。いやほんと、あらぬ姉の行状を見て、美姫が心配するのもわかります。

でも、ちゃんと寮の皆も、妹の美姫も琉姫のこと、理解しようとつとめて、心配して、いたわって、そしてなにより翼がよく琉姫のこと見ていてくれてというのもわかった今回。美姫、くりすの、琉姫にかけた言葉、完璧じゃない琉姫でもいい、そんな言葉もとてもよかった。無理して作られた琉姫を、憧れのフィルター越しに見るのではなく、ありのままに見て知って近くあろうとする下級生のその気持ちがよかったですよね。

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