2020年9月10日木曜日

『まんがタイムきらら』2020年10月号

 『まんがタイムきらら』2020年10月号、昨日の続きです。

『けいおん!Shuffle』

おお、楓、一念発起でしょうか。メンバーが全員揃った2年生。しなのはいまいち距離感掴みあぐねているみたいですけど、夏音はというと特に気にはしていないみたい。むしろしなのと一緒に話したい。距離置かれてちょっと寂しそうにしている。

そんな2年生たちの和解と一緒に揃っての演奏。楓がたまたま立ち合うことになったのですね。その出音に圧倒されて、ああ、ほんと、魂持っていかれてるじゃん! ちょっとぎくしゃくしていたしなのと夏音も和解、というか、その演奏で通じあうものあったんですね。しなの、夏音に抱き付いて、その気持ちを熱くぶつける。そうした様にも、楓、すっかりあてられてしまったようですよ。

ということで、花凛からまた飲み物を大量獲得してきた紫。突如楓に抱きつかれて頑張ろうねっていわれて、もうまったく状況がつかめてないのな。あのあまりに予想外な楓の動きに度肝抜かれていた紫の表情が最高でしたよ。

『スロウスタート』

花名のカムアウトの締め括りといったエピソード。榎並先生が、ひとり生徒会室にて休んでいた栄依子に、それとなく花名のことを聞き出しにいくんですね。というか、栄依子がすごいな。どうにも話を切り出しにくい榎並に、さあお膝どうぞって、いやいや、しれっとわかってないふりするんじゃありませんよ。

栄依子、やっぱりわかってるんですね。花名のことを聞きにきた。そしてふたりの会話が、花名もそこまで気負う必要なかったのにという方向に流れていくの、そしてそれでも話したいと思った花名の気持ちにまで触れて、その細やかさはほっと安心させられるものあったのでした。

ところでここからの情景ですが? 榎並、栄依子の膝枕で休みますか! と、そこに冠が戻ってきて、やばい! 一触即発!? かと思ったら、仲良くダブル膝枕!? で、そこに踏み込むたまてですよ。なんじゃその顔は! すごい。これ、笑わないではおられなかった。あんたら、なになさってるの? みたいな表情ですよね。最高だったと思います。アクキーにして読プレにしませんか?

ともあれ、ここからの皆の、というかたまての? 大暴走。ももちたまてのもちもちハーレム! 最高だな! めちゃくちゃ面白い。絵面だけで笑う。と、そこに億さんが入室ですよ。なんと、今回の一連のいろいろ、まさに導入でありましたか!

『星屑テレパス』

ロケット研究同好会の皆。モデルロケットの大会の見学にやってきたのですが、ああしっかりこの子たちの目標定まりましたよ。

会場で再会したペットボトルロケット勝負の時に知り合ったお姉さん。科学技術高校に通う秋月彗。この人の、どこかおっとりして、ひょうひょうとしながらもロケットとなると紅潮し熱を帯びるその情熱など、とても魅力的でありました。そしてこの人のチームが、前年度の優勝者。打ち上げイベントの開会に、前年度優勝者代表として挨拶する彼女の姿。空へと昇っていくロケットの軌跡。ああ、海果には驚きで、憧れで、気持ちを高揚させてくれる、そんな出来事でありましたね。ロケットを見守るその時の表情。心の開いてどんどん感情が溢れてくる、そんな様に瞬にも思うところありましたか。

次は私たちだと彗に挑戦状叩きつけるようなこといっちゃうですよ!

いやもう、熱いですね。青春ですね。瞬はクールぶってるけど、こういう時、気持ちが発火するよね。自分たちにもできるだろうかと俯き加減の海果にも、普段の瞬なら気恥かしくていえないようなセリフ、堂々真っ向からいってのけてね、ああ、すごく頼もしい。受ける海果の気持ちにも火が灯りましたね。ほんと、その輝き、まぶしいばかりでしたよ。

『むすんで、つないで。』

夏休みの過ごし方について話しあういつもの面々ですよ。と、それはいいんですが、つなぐさん、バイトをなさるんですか! それね、確かに驚きのアクティブさかも知れないけども、苺よ、それはさすがに驚きすぎ! ひとりでセリフをいくつにも割って、大げさにOMG! って、君、映画『プラトーン』ですか。

前回和解した鳥居さん、早速関係してきましたよ。夏なのに真っ黒ドレスで外出中。夏の私服のつなぐと出会って、そうか、鳥居の目にはつなぐがそんなに眩しく映りますか! ついさっきまで年下(?)の子らに散々ないわれようしてたのに、受け取る人が違えばこんなにも違って見えますか! いや、まあ、つなぐ確かに美少女だよなあ。

鳥居の真っ黒スタイル。ここで白百合がまさかの共感!? 鳥居の気持ちをそのままに言い表して、わかってるじゃん女児ー! はいいけど、残念、白百合はちょっと違う方面から見てるっぽいな。でも、なんか褒められたようで嬉しい鳥居、あれは可愛かったなあ。

でもって、つなぐにバイト先にきてねっていわれた鳥居。すごいよな、美少女だよな、ポテンシャルあるよな。この子、内気? ネガティブ? それがなんとかなればきっともっと魅力的になりそう! とは思ったけど、無理かな? このネガティブスタイル、ここにこそこの子の魅力? 個性を押し出していこうって、そんな意図が濃厚です。

ところで、やっぱりなんですが、苺、この子の言動が読めない! あのやんちゃのふり、なんだったの!? どういう意図があったの!? ほんと、薗部は一筋縄ではいかないですね。

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