2015年9月23日水曜日

『まんがタイムスペシャル』2015年11月号

『まんがタイムスペシャル』2015年11月号、発売されました。表紙、イラストは『恋愛ラボ』マキがメインで、食欲の秋でしょうか。手には肉まん持って、買い食いしながらの帰り道といった風情でありますよ。『笑って!外村さん』外村さんも、焼き芋食べてましてね、このふたりともに、ちょっと恥ずかしいと赤面している、その様子が可愛らしいと思います。そして『可愛い上司を困らせたい』のカットもございます。

『ローカル女子の遠吠え』、なんと合コンですってよ。まさか? あのりん子さんが? 人数集めを頼まれたハッチ、その困りごとを引き受けてくれたんですね。いいやつだなあ。かくして集まったのは、ハッチ、りん子、水馬さん。水馬さんの家畜ジョーク、いかしますよね。このからっとした感じ、すごく好感高いですよ。とまあ、そんな彼女らに課されたミッションは、女子側幹事を男性側幹事に近付ける。とまあ、そんな感じなんですが、ねえ、なんだろう、合コンってこんな感じなんすか? 自分には無理かも知れない。うん、りん子さんにも無理ですよね。なんかわかるわ。けど、こういう人達が多いっていうのはなんかわかる。けど、これがローカルってことなのかなあ。多分出会ったら結構なカルチャーギャップなんじゃないかと思うんですが、それを顔にありありと出すりん子さん、この人のこのストレートさ、嫌いじゃないですよ。しかし、女子側メンバーが結構な個性派揃いで、ハッチ、立ち直ってないのかあ。でも、ミッションは達成して、結果オーライ? なんともいえんおかしさ、たまりませんよね。

『なり×ゆきリビング』、今回はリビングじゃないぞ! 熱海に旅行ですよ。おお、熱海城天守閣にて眺望を楽しむふたり、めちゃくちゃ魅力的じゃないですかー。初島への船が荒天で出ないというので、急遽変更した熱海城。ああ、これ、観光用に作った城なんですよね。そうかあ、エレベーターとかあるのか。大阪城と一緒だ。宿でのふたりの会話、これもまたおかしくて、ちょっとしたこと、それにいろいろ感じて、思って、口にする。そこから生まれる共感もろもろ、これが心地よくって、ほんと、魅力的なふたりです。お風呂ね、篠峰さん、なんだろう、あっけらかんとしてていいなあ。でもって、浴衣の身八ツ口、ああ、これ女性だけなのか。自分は以前講読してたレディーズコミックで知った(『You』よ、『You』)。これで整えるんだ。へー、ここからおはしょりとか襟元整えるんだ。なるほどなあ、これができないから背中が広くなっちゃったのね。うん、面白い。部屋でのね、冷蔵庫の雰囲気にノックアウトされてる佐藤さん。篠峰のね、なんとか楽しませたい、そうした心意気が感じられる一本、見事、とてもいい感じでした。あのお酒飲んでるふたりの魅力的なこと、これも素晴しいですよね。ほんと、女ふたり旅、気心知れた友人との気のおけない時間。ほんと、素敵だと思いましたよ。

『光れ!メシスタント』、ああ、秋、というわけで、食をテーマにしたこの漫画には、まさしくシーズン到来って感じですね。って、早月さん、季節関係ないのか。しかしこれ、秋の味覚リクエストされて、めっちゃやる気出してる遠野くん。すごくいい。ほんと、食事の用意、これも自分の天職と受け入れちゃった? でも、ほんと、この人の楽しそうに料理している様、実によくって、食べたくなる、あるいは真似して作ってみたくなります。漫画の話もありますよ。ユズミさんから、遠野くんにお声がかかってるみたいです。まあ、そんな、え、ユズミさんって遠野くんのことを!? いや、ちょっと、今テレビで『純情ロマンチカ』やってるからさ、どうしてもそんな風に思っちゃうわけですが、漫画の技術では圧倒的に中辻が上回る。なのにそこで遠野くんなのは……、人柄説が出たわけですが、自分は料理の腕を押したい。いや、あるいはやっぱり……? とりあえず今月は早月さんのスタジオは大変なことになってますけど、次回はユズミスタジオ探訪となるのでしょうか。こういう展開あっても面白そうですよね。

『全部スミさんにお任せ?』、ゲストです。新入社員の舞下左の配属先は全部。全部といっても、「全」部という部なんだっていうんですね。なんだそりゃ? と思ったら、皆のサポート、雑用が仕事。というのですが、これ、総務とか庶務とかじゃないのか? 備品用意したり設備整えたりするんじゃろ? とまあ、そういってもなんなので、昔ちょっとはやった、すぐやる課、みたいなものと思ったらいいんでしょうか。さて、その全部の上司がスミさん。ゆるい雰囲気の人なんだけど、いろいろ知ってる、語学も堪能、あらゆる方面に気を配り、急がしくても、大変でも、会社の雰囲気が悪くならないのは、スミさんの影ながらのサポートあって? そうそう光の当たることもない、いわば縁の下の力持ちといったところに着目してみましたといった雰囲気でありますよ。

  • 『まんがタイムスペシャル』第24巻第11号(2015年11月号)

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