2018年11月30日金曜日

『まんがタイムきららキャラット』2019年1月号

『まんがタイムきららキャラット』2019年1月号、一昨日の続きです。

まちカドまぞく』。等身大依代を獲得したご先祖。しかし7日の期限を最大限に使おうとして、結果生き急ぎすぎて疲れてしまった。そんなご先祖を楽しませようとキャンプを企画したシャミ子。あぶねえ、杏里がいなければ露天で寝かされるところだった。小倉しおん、なにやらあやしげな動きしてますね。調べたかった「あそこ」ってどこなのか。魔族や魔法少女がいると近づけないところなのか。さらにキャンプ場ではシャミ子が川の主でいいのかね、蛟に魂を捕われて、ああ、大変だ! と思ったら、いや、なんかわりとフレンドリーでいいやつそうだぞ? これ、小倉の動きと蛟の件がリンクしたりするのかな。なにやら込み入って、けれど新しい動きありそうですね。

『mono』。春乃の部屋の怪奇現象。カメラに映った人影はなんなのか。霊に詳しい漫画家呼んだら、あらー、本当に霊なのか。しかも会話成立。トンネルから憑いてきたというその人、いや、霊か、悪いやつじゃないっぽいんだけど、障りはあるのか。それでトンネルに帰ってもらうというなんだけど、離れたり憑いたり、憑いたり離れたりのおかしさ。ほんと、ちょっといい話だなあってしみじみしてたのに台無しじゃん! でも、面白かった。これでこそ、この漫画らしいと思わされますよ。

『精霊さまの難儀な日常』。お菓子づくりを頑張るもどうしても失敗してしまうともり。そうか、3回目の撃沈か。それでサラに材料を買いにいってもらおうっていうんですね。牛乳と寒天。サラが、さむてんって読んでるのが面白いですね。でもってサラの出会った女性。川にはまってる。この人、なんらかの関わりを持ってそうだな。後々出会うことになりそうだな。そう思っていたらともりの従姉だったのか。この人、サラとわかれるときに、またねっていってるんですね。買い物のメモからともりがなにをしようとしてるかもしっかり把握してしまってるしね、なかなかに油断ならない人という認識でいいのかな? ほかにもいろいろ気づきながらも、わかってないフリしてる。そんな様子がうかがえて、いやはや危険ってことはないんだよね? とか思ってたら、ともりにダイエットしてることバラされたところ、あれ面白かったなあ。ともりの従姉、彩葉。この人も精霊と縁がある人なのか。しかも精霊はふたり? もしかしたらそのふたり、サラとルカの縁者だったりしそうな予感がしますよね。

『先パイがお呼びです!』。先輩との関係をからかってくる來海が面白いですね。こっそり撮った生徒会長の写真をくれたりね、それでマヨちゃん、モンモンとしてるの、ほんと、この子、可愛いなあ。先輩の写真もらってね、今日だけっていってスマホの壁紙にしてるのも可愛い。一緒に写真撮りたかったなって、その憧れが先輩に近しくありたいと、けれどなかなかそうはいえないっていうアンビバレンス生じさせて、モンモン、大変よいと思います。ベンチで休憩してたら先輩やってきて、時間確認した時にカベガミ見られちゃった!? そこからの先輩とのやり取りもほんとによくって、マヨと一緒に写真撮りたかったって先輩いってるよ? でも、そこでじゃあ今撮りましょうっていえないのがマヨなのかあ。ほんと、この子の気持ちの右往左往、すごくいい。こういうところも先輩に気に入られてるんだろうなあ。おっとりして、ちょっと変わってる先輩と、気持ちも感情も素直なマヨのやりとり、いろいろ、ほんと、見ていてほのぼの? ほっこり? すごく気にいっています。

2018年11月29日木曜日

『まんがタイムオリジナル』2019年1月号

『まんがタイムオリジナル』2019年1月号、一昨日の続きです。

カントリー少女は都会をめざす!?』。いよいよ冬到来。寒いの苦手だからって、もこもこになってる亜紀、可愛かったですよ。コートのフードに耳がついてるのもいいですよね。都会育ちの大河が語る田舎の寒さの理由、これもいい。遮るものがないから100%の風が襲ってくる。この説明が好評なのもいいですね。やせがまんする八重とか、案の定なんだけどすごくらしくてよかった。でも、寒さがやっぱりつらいかー、もこもこの亜紀に引き寄せられる。抱き締めて、大声であらぬこと叫ぶの最高でした。大河、みなのふたりが焦ってるところ、いい勢いありました。寒さとその対策、過剰すぎた亜紀の失敗。また温度差という言葉の広がり。これらも面白かったです。大河さん、元気やね。

『おしかけツインテール』。おかしい、おかしいわ。これ、クリスマスなのか。なんか札の上を怪しいオモチャが歩く。これ、ピーナッツ? 落花生なの? プレゼント交換の演出なんだけど、さすがやわ瑠璃、ズルをしてでも花梨にプレゼント渡したかった。いや、プレゼント交換は普通にして、あとで特別に手渡したらよかったんじゃないの? そういう正攻法じゃなく小細工に走ってしまうのがこの子のらしさかあ。プレゼントに見える皆の個性、面白く、そうか、瑠璃さん、海苔の佃煮大好きでいらしたか。そして瑠璃から花梨へのプレゼント。でかい箱がみっつ。俊郎の予感があたるところがいい。サイズぴったりの服がどんどん出てくる。ほんと、瑠璃、不器用な子。あの手紙ね、気持ちがほとばしったっていってますけど、一生懸命考えたすえのことだってわかる。気持ちのこもった手作りの髪留めがね、ええ、いい話でしたよ。最後の一本で描かれたこと、瑠璃の不安はきっと払拭されたんだろうなあ。描かれなかったその後が見えるようで、多くを語らずとも伝える、そのやり方、うまかったです。

『スズちゃんでしょ!』。祭さん、大丈夫なのか。クリスマスは残業確定。それを告げるあの表情。嬉しいわけないよね? いや、嬉しいの? なるほど、残業にヤケになった上司が特別メニュー用意してくれるのが楽しみなんだ。ささやかで、ちょっと可愛い。でも色恋沙汰とは縁がないんですね。クリスマスといえばプレゼント、スズちゃんにオモチャを強請る梨乃ちゃん。きびしい! すごくきびしい! スズちゃんと若旦那、出会ってちょっと一緒に歩く、その様子。梨乃ちゃんいるからね、ショーウィンドウに映る自分達の姿を見て、家族みたいって。スズちゃん、ちょっとその気になったりしてる? 若旦那にはまったく通じてないみたいだけど、この進むのか頑として進まないのか、どちらかわからない状況ね、やきもきさせるというか、不安にさせるというか、とにかく微妙ですねえ。梨乃ちゃんの家では、お母さんがふたりめ授かってたりね、ああ、こういう時になにか置いていかれている感覚、味わわされるんだよなあ。スズちゃんはどうだったんだろう。まわりはしっかり変化していってるのに、自分だけなにも変わらない、そんな感覚、時に寂寥感ともなって、いたたまれなくなるんですよね。

2018年11月28日水曜日

『まんがタイムきららキャラット』2019年1月号

 『まんがタイムきららキャラット』2019年1月号、発売されました。表紙は『動物応援』いやさ『アニマエール!』でありますよ。中華風、というのでタイトルも漢字になりました。チャイナドレスモチーフのチア衣装着ましてね、こはねとひづめ、背中合わせに腕からませて、ふたりともにいい笑顔。全体に古めのポスターっぽく見せるよう工夫されてるんですが、ちょっと印象が違って、こういうのも面白いですね。

『おか研』、ゲストです。全体にゆるい漫画。あまり描き込まれていない、背景が白い、そういった嫌いはあるけど、でもこれがこの漫画の雰囲気を決定していたりもするから、びっちり描き込まれてる方がいいともいえないよなあ。基本的に会話で進行する漫画です。おかると研究部の3人娘が主人公ではあるんですが、あんまりオカルトっぽい話はしていない。ゆるい日常の会話。なんかほのぼのとして、それでちょっとズレている? 個性的? かと思ったら、すごく普通の話してたりなんかもして、でもこの温度感? ぬるめの感じ、結構好きでしたよ。しおりがね、お姉ちゃんと一緒にクッキー焼いて、部活にも持ってきてくれたっての、あの一連の描写がよかったです。なんかね、ちょっと言い訳するのね。小声でね。そして部の皆で一緒にクッキー食べて、最後のあの絵でしょう。ぐっときた。なんでもないんですよ。なんでもないことなんですよ。でも、最後のイラストでしめるところ、好きです。こういうのなんだか不思議と好きなんです。

『かぐらまいまい!』、ゲストです。カラーがきれいですね。高校の入学式、学校へと向かう途中、神社に寄っていこうという一宮こふくです。お参りしてたら、神楽の練習? している女の子と知り合いになりました。この子、花守美夜も今日から高校生。同じ学校、同じ学年というわけですね。登校の準備をする美夜を待つ間、神楽の鈴を手にして振ってみたら、きれいなお姉さんが登場、いろいろと導いてくれて……、というこの人、この神社にまつられてる神様みたいですね。この経験が、こふくの神楽への憧れをより一層に強くさせて、ああ、こうしてこの子は美夜とともに神楽に取り組むことになるんですね。美夜の悩む神社の経営問題に、こふくの神楽への憧れ。後編でどういう展開を見るのか、楽しみです。

『蛇と猫』、ゲストです。蛇というのは囚人のサーペントさんで、猫というのはサーペントを追う警察なんですね。サーペントは魔女なので魔法が使える。簡単に牢獄を破って、好き放題に出たり入ったり、牢獄も自分の好きにアレンジして、豪華な快適空間にしているというんですね。この人、猫のことが好きみたいですね。猫の用意してくれるという食事、それに気持ちがつながれている。牢を抜け出して遊びに出掛けたとしても、猫がくるのを待っているし、お店の女性たちに慕われながらも、猫がきたら一緒に帰っていく。かまわれたい、そんな感じがしますよね。逃げたい、自由に振舞いたい、それもそうなのかも知れないけれど、それ以上に猫にかまわれたい、追い掛けてきて欲しい。そんな様子がうかがえます。

2018年11月27日火曜日

『まんがタイムオリジナル』2019年1月号

 『まんがタイムオリジナル』2019年1月号、発売されました。表紙は『ラディカル・ホスピタル』山下さんが、スイーツにうっとり? かつて見たことのないような表情浮かべていますね。これ、クリスマスにあわせてる? 『らいか・デイズ』らいかはサンタのコスチュームでショートケーキ食べてるんですね。『おしかけツインテール』花梨は、猫耳、猫しっぽつけて、そこにクリスマス飾りまでついて、実ににぎやかです。

『僕は女心なんて知りたくない』、ゲストです。浄見春喜、高校2年生か、小学生かと思った。だって、背負ってるのランドセルかと思ったんだよ。さて、この少年が親戚の管理するアパートに越してきて、アパートの仕事を手伝うというんですね。入居者は女性ばかり? スーツ姿もかっこいい梨阿樹里。見た目こそクールに決めているけど、実は甘い飲み物好き? 春喜は独身女性限定で心が読めるという特殊能力を持っている、のだそうですよ。大家の小根みちこ、この人が春喜の親戚の人か。この人と話していた時に心の声ってのが出なかったのは、大家さん、既婚なのかな? そして入居者もうひとり、夢乃奈加子、この人は在宅で働いてるのか。絵本作家。ひどく無口で、まるで声に出ていない、その声を読心で拾って、本来なら成り立たない会話を成立させていくくだりは面白かったですよ。

『魔法少女はもう死んでいる』、ゲストです。大柄で目付きも悪いというので皆から怖れられている転入生、北条友也。この人が学内で出会ったのは、珍奇な格好の女の子。魔法少女の柊あゆか。すでに死んでしまっていて幽霊だっていうんですね。この世界の魔法少女は敵と戦ったりはしない、困ってる人を助けるのが仕事なのだそう。ええと、死んだのは交通事故でか。そういや昔にトラックにはねられて亡くなったビッグネームがいたなあ……。自分の姿が見える友也に助力を求めて、なるほど、困ってる人をともに助けようというんですね。でも、友也にとりついて変身するの、友也のがたい、姿はそのままで衣装だけ変わるのか。しばらくすると魔法少女の記憶は消えるとのことだけど、数分間はその姿を認識されてしまうのか。なかなかに友也にとっては厳しそうな条件だけど、この活動は続けるのかな?

『ブンゲイブ』、ゲストです。篠崎沙羅、二年。鹿本鞠絵、三年。松江奈津、一年。この3人だけの部活なのかな。沙羅がやたらやる気出してる。文化祭に部誌を作ろう。残るふたりが冷めていて、全然乗り気じゃないんですね。そう思っていたら、書くことは書いてるんだ。奈津、ノートの隅に詩を書いたりしてる? それ、沙羅にバレてるってだけじゃなく、写真撮ってネットに放流までされてるのか。ムゴい! あの奈津の無言の抗議、よかったですね。やる気、一番なさそうだった鞠絵が、やる時はやる? めちゃくちゃな量書いてきたりね、っていうか、それ大長編じゃん。必死で編集してる沙羅を邪魔する鞠絵、あれも面白かったな。フラッシュメモリのくだりも、純潔が鈍潔になった表紙も、その度々にこの子らの人となり? 見えてくるの、悪くなかったです。そして部誌、まさかの屋上で頒布。これ、残念な結果になったの、屋上がよくなかったんじゃないのん? いや、屋上でよかったの? この微妙さ、なんともいえん読後感残しますね。

2018年11月26日月曜日

『まんがタイムきららフォワード』2019年1月号

『まんがタイムきららフォワード』2019年1月号、昨日の続きです。

『スローループ』。恋が大きなサングラスかけて、セレブになっちゃったの? って、小春、なにをおっしゃってるのか。ひよりと小春、恋の3人で管理釣り場にきたんですね。小春への釣り指南。フライのつけかた、キャストのしかた、でもってアワセやポイントなどなど、こういうの読んでるだけでも面白いんだけど、そのはしばしに小春のアワアワした様子が見られたり、ただの説明になってないところ、大変よかったです。そして、今回は正直、こうした釣りにいきましたという話で終わるのかなって思ってたんだけど、違った。でもって、それがとてもよかった。恋とひよりの関係。傷ついて、ひとりになっていたひよりを遠巻きに見守るしかできなかった自分を、恋は悔いてるんだ。その心情、言葉に多くを頼らず絵でもって伝えてくるものあって、それが実に雄弁。ぐっと胸しめつけられて、涙を絞られる、そんな展開の合間合間に小春が見せてくれる表情もろもろ、それが重さを軽減してそれもまたよかったです。

夢喰いメリー』。前回、メリーが銘無しを送り返した、その少し前に遡った時点の話ですね。リコを相手にするジョンのもとに現れたエンギ。その剣の冴えはいわずもがな。リコの繰り出す巨大キノコも見事撃退し、と、そのタイミングで銘無しが送り返されて、さあ、リコたち白儀サイド、追い込まれることとなるのか? そう思ったら、いやもうリコ、なんでそんな強いの? この期に及んでキノコでの足止め絡めた体術見せつけて、エンギ、ジョンを翻弄する。夢路、メリーの組では、このふたりが白儀の待つ生徒会室に向かおうとする。そこで勇魚、メリーとのお別れになるのかな、ふたりの挨拶がね、悲しい。そして夢路は、この戦いの先の約束してね、ええ、負ける気なんてないんだって、これもまたいいシーンでした。イチマさんもご活躍ですよ。ケンとともに辿り着いた多目的ホール、ここにキノコ三姉妹にさらわれた人間が集められてるのか。これで救出なるのかな? そう思ったんだけど、ならないっぽいなあ。マナ登場。ケンとイチマでマナ相手にするの!? なんとかなるの!? イチマちゃん、逃げて! なにか勝機とかあっただろうか。酷いことにならないといいなあ。ちょっと他とは違うもの見られそうです。

『にじいろフォトグラフ』。文化祭で写真を展示することになりました。これまで撮ってきた写真から、伝えたいもの、その核となるものをいかに掴むか。先生のアドバイスが活かされていましたね。あずきのびっしりクマ写真! なんか不評ですけど、面白くっていいじゃんよね。これ、うまくできたら結構いい感じにできそうですね。でもって、うまくできていい感じになってるのが怜の空の写真。ああ、これはいいじゃないですか。そのよさが、絵を見ただけで、説明抜きに通じるというのが素晴しい。最後に葵の写真。ああ、人物スナップ、サラの笑顔をメインにして、自分のまわりの人達をこうも魅力的に写している。これは、葵の家族、友人たちに向ける気持ちの表れだなあ。親しげで、近しくて、そして優しい。ええ、これが葵の写真の、ひとつの到達点、この子の出したひとつの回答だったのでしょうね。そう思っていたら、この漫画、次回で終わるのかあ。そうか、じゃあ、さっき感じたこと、特段間違いでもなかったっていうことか。次回はサラの誕生日。ああ、なにが描かれるのか、楽しみになりますね。

2018年11月25日日曜日

『まんがタイムきららフォワード』2019年1月号

『まんがタイムきららフォワード』2019年1月号、昨日の続きです。

『球詠』。今回、これは転機になるのか、それとも逆転の芽をつまれてしまうというのか。梁幽館4番の中田に対し、ついに勝負に出るのですよ。長打を警戒し、外野をいっぱいまで下げて、そして緊張のなか、ついによみが投球! この状況を作るために、走者を出させなかったわけですね。リスクとなる要因をなるたけ減らしたうえで出た勝負。一投目は空振りに終わり、そして二投目はファールに。その後もボール球を中心に、チャンスをうかがい、そしてついにその時がきた! はたして強敵を打ち取れるのか!? その勝負の行方、圧倒的で、ああ、まさかのホームラン。ここまで、ここまで追い込もうっていうんですね。これでよみが調子を崩したら、あるいは芳乃が大胆さ失ったら、いよいよ勝てなくなってしまう。3点まではとられてもいい、そんな話もしていたけど、はたしてここからどうやって挽回できる? ほんと、ハラハラさせられっぱなし。この、追い込まれた状況、怜の三塁打が空気を変えるのか。このチャンスをものにできるのか。もう、これ、一気に一試合分、まとめて読みたい気分ですよ。

ゆるキャン△』。今回はリンがメインですね。伊豆へと旅立つその前日。届いた荷物は原付のパーツ。荷台とスマホホルダーっていうんですが、そうか、リンさん、これまで荷台なしだったのか。よくテントとか運べたな! リンと家族の関係、よく見えた回であったと思います。お父さんは点検整備に出していた娘のバイクを受け取りにいってくれていて、そして荷台他の取り付けも手伝ってくれてと、いい父娘関係でありますね。そこにやってきたお爺ちゃんは、使ってなかったといって新品のスクリーン持ってきてくれるし、スマートフォンの充電でバッテリーがあがってはいけないと部品まで買いにいってくれてと、すごいフットワーク。この見守られている感じ、大切に育てられているという感じ、ええ、見ていてとても心地よかったです。この家、バイク一家だったんですね。お爺ちゃんの影響? 父も母も乗ってたよって。じゃあ、いずれリンも中型とか大型とか取っていくんだろうなあ。そして翌朝、伊豆へと走り出そうとするリンに、お爺ちゃんが途中まで一緒に走らないかって、ああ、お爺ちゃん、嬉しそうだ。孫娘とのツーリング、これ、格別であったことでしょうね。

『はるかなレシーブ』。パートナーを入れ替えて臨んだ大会。ついにその決勝戦にて、4人、対決することになるというのですね。やたら闘志を燃やしているクレア、エミリがおかしい。対照的にはるか、かなたは穏やかに互いの健闘を誓いあうのだけど、はじまってみれば、そのなごやかさ、一気に消えさるんですね。自身いい調子と感じたはるかのレシーブをかなたが受けて、そこからの攻防が熱い。かなたのポーキー。その高さに驚き、そして続くクレアのツーが意表を突いてくる。互いによく知った相手ではあるけれど、そのポテンシャルのすべてを理解できているわけじゃないんだ。むしろ、相対してはじめて知ることもある。かなたの怖い笑顔とかね、そして手強さも。これはエミリにおいても同様だったのかあ。クレアの厄介さ。これ、はるかとエミリ視点から描かれているからクレア、かなたの手強さが際立って見えるけれど、クレア、かなたからは、はるかとエミリのこと、どう見えているのだろう。そしてリードされている中、対応すべく考えをめぐらせたはるかの選択。これ、ネットを挟んで向き合った、はるか、かなたの言葉を介さない対話ですよね。はるかの気づいたこと、それははたしてかなたの望みに応えることができるのか。まさしく見どころでありますよ。

棺担ぎのクロ。 — 懐中旅話』。番外編です。センとともに旅を続けるクロが訪れた王女の墓廟。四十年前に亡くなったという、その微妙に昔むかしとまではいえない近しさ。これ、意味があったのだなあ。王女の一生は「悲哀のアト姫」といって、物語になってるのか。その生まれから亡くなるまでの逸話は、世間知らずの王女が為政者とならざるを得なかった不幸な生い立ちと、愚昧な王を頂いてしまった国の不幸とを語り継いでいて、しかし表向きに語られていることと、そのさらに先に隠された真実と、墓廟の奥へと進んでいくクロたちの足取りとともに徐々に、徐々に明らかにされていくところ、実に見事でした。この漫画、クロの状態が酷くなるまでに描かれた旅の様子、それを思い出させてくれますよね。ヨーロッパの古い物語を思わせる、ちょっと陰鬱だったり残酷だったりするテイストに、くすりとさせてくれる小気味いい切り返しといった調子。このエピソードにも実によく盛り込まれて実に巧妙。謎めいた導入に、冒頭で語られた前提が引っくり返ったかと思ったら、まだその先があるというサービス旺盛なるところ。鮮やか、見事、充実の読後感でした。

2018年11月24日土曜日

『まんがタイムきららフォワード』2019年1月号

 『まんがタイムきららフォワード』2019年1月号、発売されました。表紙は『球詠』。ユニフォーム姿の詠深ですよ。これ、ピッチングマウンドの上ですよね。投球と投球の合間でしょうか。あるいはこれから第一級を投げんとする、そんな場面でしょうか。投手としてのよみでありますよね。その表情は穏やかで、遠くを見るその視線の先には珠姫がいるんだろうな。描かれていない、そんな先まで見えるような表紙です。他には『ライター×ライター』、そして『棺担ぎのクロ。』のカットもございます。

『となりの柏木さん after days』、新連載です。あれまあ、珍しい展開です。『となりの柏木さん』の続編だそうですよ。アフターデイズというところからもわかるように、前作の後日談となるのですが、どれくらい後日かというと、ええと、半年くらい? 同じ大学に進学して、しあわせ噛み締めている桜庭と、なんかその状況にもの足りなさ感じてるのん? 柏木さん。なにかしてあげたいのかな。誕生日のプレゼント贈りたいと思うのだけど、桜庭が欲しいものがこれといってわからない。その聞き取りやらリサーチやらで、草野、福田のその後もチラ見せしてくれてという、とりあえず初回は状況説明です。それから新しい動きの布石としての誕生日プレゼントですね。

『ひまりのまわり』、新連載です。相沢春喜のもとに現れた女の子、向日葵。ひまわりじゃなくてひまりって読むのか。両親の再婚で兄妹になったというのですが、この子、ひまりがグイグイくる。兄貴になるはるきはやたらクールで、なにをするにも無駄なく必要最小限って感じ。なのに、そこにひまりがぐいっと踏み込んできて、一緒に夕食作ろうとかいろいろいってくるから困っているんですね。年齢ひとつ差、16と15。妹はなんでこうもはるきと一緒になにかしたいみたいなこというのかと思ったら、以前暮らしていたところでは同年代の友達とかいなかったからなんだ。だから誰かと一緒になにかやりたい。そして気持ちを分かち合いたい。はるきは最初、ひまりとの関わりも最小限にしようって思ってたのに、帰りの遅いひまりを心配して、それですっかり引き込まれた? はるきの人生観、変わっていきますね。

『魔法少女はマニアック』、ゲストです、四コマです。魔法少女にスカウト? された夜片なも。魔法少女をやってもいいけど、代償が必要だ。女の子のパンツを持ってこい、しかも使用済み。って、これまたキツい設定盛ってきましたね。わがままいって全然出動しないせいで成績ゼロ、というので協会からサポートとして派遣されてきたコノト。この人もちょっとややこしくて、本来は男だけど変身したら魔法少女になる。そんな彼、彼女? のパンツ、しかもそこで脱いだものを報酬として受け取ったり、あるいは敵の女の子のパンツを奪ったりと、ええと、君、立場としては善とか正義とか光とか、そういう方面の人なのかい? 違うよね? 敵にも味方にも等しく仇なす、そんな存在だよね?

『お憑かれ様うわんちゃん』、ゲストです。人に取り憑く妖怪のうわん。デビュー戦? はじめての憑依が不運な結果に終わってしまってさあ大変。綾樫あやか。妖怪が見える人? というか、それよりも幼女が好きって属性の方がヤバいじゃん。その合わせ技で、取り憑いたうわんを苦しめる。あやかからしたら、向こうから飛び込んできた、あれこれいろいろお障り、おっと、お触りしても法に触れない相手、それがうわんっていうんだから不運です。取り憑いて、ビビらされて、気を失ったところを拉致、おっと、介抱されることになった。でも、あやか、普通にしてたら普通のお姉さんよね。うわんにお菓子を勧めてくれたりね、って、違うか、あれ、お菓子で釣ろうとしてるのか。うわんとあやか、相性わりと悪くないんじゃ? そう思わせる瞬間もあるのだけど、基本はうわんがビビってる。早々に立ち去りたいのに、泣き声で家のなかめちゃくちゃにしちゃったりね、その落とし前をつけるまで離れられないとか、いや、律儀だな。そんなん無視したらいかんの? それができないのがうわんなら、気のいいところに付け込まれちゃってるてなわけですね。そんな、どちらが取り憑いて、取り憑かれてるかわからん関係は面白いものありますね。

2018年11月23日金曜日

『まんがタイムスペシャル』2019年1月号

『まんがタイムスペシャル』2019年1月号、昨日の続きです。

『ふたりが家族になるまでに』。あさひが変化していっています。だんだん自立心が出てきた? 放っておくと全部自分でやっちゃうジローのこと監視するみたいにしててね、朝ご飯も早起きして用意するし、そしておばあちゃん家でも率先して自分から動く。あさひの変化を感慨深そうに見ているおばあちゃん、いいですね。でもってお昼の用意するって時にね、手伝いは私がする発言におばあちゃんもおじいちゃんも、ええッ!? って! 驚きすぎですって! 面白かった。子供だった、なんでもやってもらってた、そんなあさひが、すっかり大人になろうとしていて、それを見守る大人たち。ちょっと辛辣なおばあちゃんがいいですよね。そして家に帰る途中の車内での情景、穏かな時間、通い合う気持ち? 大変よいと思います。

『コスプレ地味子とカメコ課長』。酒に酔った紫ノ井。知らない部屋のベッドで目覚めてさあ大変、といいながらも、特段大変なことにならないの、いいですねえ。羽目をはずした自分を思い出して慌てる紫ノ井、いい感じ。けれど雷雨が帰路を阻む。このちょっと不器用? いたたまれないっていってますね、そんな紫ノ井が課長のカメラと写真見つけて、一気に緊張ほぐれたか、ゲーム、アニメで盛り上がるの面白かったです。やっぱり紫ノ井は、緊張してるよりオタク系パッションで生き生きしてる時が魅力的だと思う。しかも今回の突発お泊まり、次のコスプレの打ち合わせというか、下調べというか、なんかそんなになってるのがおかしくって、このふたりのコスプレに向ける情熱? 相手が気になる、好きになるとかどうとかがくる前に、コスプレ愛がたぎるところに好感であります。しかし普段の紫ノ井は可愛いですなあ。

『ワタシを欲しがる河野さん』。めちゃくちゃ面白い。吉山内にからむお客さんですよ。学生のころ、河野に声をかけられて、すっかり落ちてしまった人。港可撫。可憐の誤植? 読めない……。かぶ? ともあれ、河野から可愛がられている吉山内に嫉妬して? いろいろと面倒かけるんですけど、伝わってない! 伝わってないよ! 煽りのつもりの発言が、吉山内にとっては気遣いになっちゃってるよ! 面白いわ。ほんと、面白い。とはいえ、港もね、嫌なやつ! っていうよりか、陽気な可愛いお姉さんにしか見えんもんなあ。この陰湿さのかけらもないところがすごくいい。でもってあのラスト。なんだかんだで仲良くなりそうな気配見せていて、いやもう大変によかった。もともと可愛い吉山内もさらに可愛くなった? 大変よかったです。

『穂積くんは猫に勝てない』。ブブがいなくなってから3日がたちました。心配のあまり眠れていない倉木も大変だけど、自分のせいでいなくなったんだって責任感じて、さらには倉木のことも心配して、ずっと探し続けてる穂積が大変ですよ。自分のことも労って? シェアハウスの皆も穂積のこと心配してるからね。それでも、ふらふらになりながらも探し続ける穂積、痛々しくって、そんな彼が出会ったブブ。ああー、ブブ、穂積に助けを求めにきたんだ。自分が見つけて保護していた子猫たちのこと、なんとかして欲しいって穂積を呼びにきたんだ。ずっと猫が苦手で、けれどなんとか歩み寄ろうとしてきた穂積のこと、ブブはちゃんと理解して、認めてくれていたんですね。そのひとりと一匹の関係、感動的。そしてブブとの再会に安堵する倉木。ああ、いいエピソードだったではありませんか。これ、この漫画の実質的な最大のクライマックスだったんですね。次号で最終回なんだそうですよ。いや、でも、ほんと、穂積、よかったですよ。頑張りましたよ。

2018年11月22日木曜日

『まんがタイムスペシャル』2019年1月号

 『まんがタイムスペシャル』2019年1月号、発売されました。表紙は『恋愛ラボ』。ちょっとした映画かドラマかって雰囲気ですね。雪のクリスマス、窓辺に立ち外を見るドレス姿のマキが大人っぽくて素敵です。ちょっと憂いを帯びたその表情、ちょっと忘れがちではあるんですが、この子たち、まだ中学生ですよね。ほんと、ずっと大人に見えますね。『可愛い上司を困らせたい』のカットもございます。こちらもドレス、手にはシャンパンのグラス。ええ、こちらはもう間違いなく大人でありますよ。

『年上の物理女子は可愛いと思いませんか?』。今回も面白いな。かつて陸上のアドバイスを受けた坂田がさらなるアドバイスを求めて陸上部部長を連れてきた。菊池部長。走り幅跳びの選手。次のインターハイで引退するんだけど、この一年間自己ベストの更新ができていない。スランプ? 気持ちも弱ってまして、そこに湯川部長がつけこむ、つけこむ。めっちゃ面白い。この人、弁が立つわ。疑いが拭えない菊池を話術でころっと引き込む。秒速10mの助走で理想の跳躍ができたら20m超えも可能! って、ものすごい殺し文句。でもって、バナナで理想の跳躍角度45度を可視化する、そのくだり。これ、挑発する意図でやったのかい? 笑わずにはおられなかったよ。でも、これで自己ベストに並ばせて、ほんと、すっかり菊池、落ちちゃいましたよ。うまいといっていいのかどうか、でも音圧で背を押すっての、さすがに無理すぎる! そう思ってたんだけど、インハイ当日の情景ね、一生懸命手を叩く湯川、朝永のふたりね、ああ、ちょっとでも力になりたいんだって、その気持ちが嬉しいじゃないですか。そして坂田のあの笑顔! 青春の風を感じる! いい話でしたよ。で、この4人で花火大会にいくことになるの? やったじゃん、朝永。と思ったら、坂田が大変だ。ほんと、面白くなってきた。しかし、坂田、可愛い子ですね。

『なごみ先生は職場のお医者さん』。残業の多さを気にかける産業医のなごみ先生。業務改善をはかりましょう、そういって職場にやってくるんですが、まさかのハロウィン仕様! お菓子くれないと残業だぞ! って、おかしもらってかつ残業になっちゃってるじゃないですか。今回、どうしても減らせない残業の実態目の当たりにさせられて、いやあ、これ、なごみ先生だけじゃ克服できないよねえ。業務分担を提案したり、効率いい休憩、リフレッシュ、食事など栄養の改善などしてくれて、これ、産業医の仕事だけじゃなくマネジメントにちょっと越境してますよね。今回の残業職場、徹夜仕事、これ、なごみ先生自身もそうした経験があるっていうのが仕事の闇みたいになってるの、面白がっていいものか。ほんと、なんとか改善されてほしいよね、そう思わせてくれる今回。なごみ先生の次の策、うまくいってくれるといいですね。

『おしかけツインテール』。単行本発売を受けてのゲストなのか。まだ花梨が小さかった頃の話。というか、その頃の母、八重の話ですね。仕事にくたびれて帰ってきて、倒れるように眠ってしまったその夢に現れた天使のお告げ。大変な仕事、できない家事、それら悩みが解消されますよというお告げなんだけど、代償が必要なのか。その代償っていうのがね、まさかの親の威厳。小さな花梨が家事に目覚めたっていうんですね。疲れた母のかわりに家事をこなしてくれて、しかもそのクオリティが母を超えてくるという。なるほどなあ、今の花梨の素地はこの頃にできたのか。今の俊郎との暮らしをする前の姿、この頃のふたりも面白くっていいですね。

『ちんまり経理のヒメ先輩』。若林、風邪をひいちゃったんだ。インフルエンザじゃないとはいえ、長びいてるんだ。なのに薬飲まなかったり、昼間仕事しようとしていたり、うん、ここはヒメのいうとおりちゃんと休んで、はやく治すべきですねえ。世話を焼くヒメの、ちょっと心配性な感じとか、いいですね。その世話の合間に母との思い出が垣間見えたりね、ええ、ヒメ、大切に育てられていたんだなって思わされたりもしましたよ。面白かったの、風邪の時は桃の缶詰というの、ヒメも一緒に食べててね、でもって風邪の治りつつある若林に、アイスクリームは栄養があるからってすすめてね、自分も一緒に食べてるの。アイス食べてる時の点目、やたら可愛かったです。けど、これでヒメに風邪がうつっちゃうのね。次回に続くんだそうですが、今度はヒメが看病される番ってわけですね。

2018年11月21日水曜日

『まんがタイムきららMAX』2019年1月号

『まんがタイムきららMAX』2019年1月号、昨日の続きです。

『ももいろジャンキー』。町内会の運動会、というのではなもももも元気に参加するわけですが、ももが美耶に踊り見せようとしてかけっこビリになるとかね、うん、小さい子ってこんな感じだよね。いきなりのほのぼのネタが実によかったです。ハムの思わぬ活躍もいいですよ。かっこわるいとこ見られたくないってずっとうつむいてたのが、思わぬ一位にあの勝ち誇った顔! すごいわ、いいわ、見事だわ。小さなネタが光りますよね。借り物競争でまたお姉ちゃんのことブタブタいってるももの末路とかね、すごいよ、絵面だけで笑ってしまう。今回は応援席で頑張る美耶に突然おとずれた見せ場、これもとてもよかったです。綱引きに参加するので子供をちょっと見ていて欲しいって頼まれて、はなからもらったエプロンがね保育士と思わせてね、ちゃんと誤解は解いたんですけど、これがいい縁になったわけですよ。ほんと、ちびっこふたり膝に乗せて、感極まって涙を流す美耶よ。こうしたいい話で全体をうまくまとめつつ、MVPはなの絶叫でしめる。見事でした。皆に見せ場あるいい回でした。

『のけもの少女同盟』。まさかそろそろ終わりに向かって……? 今回は皆で霞の誕生日を祝います。前回のすずめの騒動から誕生日に話題が移って、そこから霞の誕生日会をやってあげたいと、そうした優しさ見せるすずめが素敵です。折良く明後日が霞の誕生日。霞の足止めを命じられたすずめの頑張りが面白かったですよ。校舎裏に呼び出して、霞は告白か!? なんて思ってるのに、まさかの追加関税の話題。いや、もうちょっとなんか普通の、もっとマシな話題はなかったんですか。しかも、私達の手に余る話って、そりゃそのとおりだろうけど、最初から気づこう。ほんとおかしかった。皆に祝われて嬉しそうな霞もとてもよくって、誕生日のプレゼントの一部に、あとケーキも、微妙に奇妙なものもあったりするんだけど、まあ霞がいいならそれでいいか。ほんと、今回は、ちょっとずつおかしかったりするけれど、穏当に進行した、いい話に落ち着いたなあ、そう思っていたら、最後にまさかの霞転倒。いや、これ、いつもとちょっと違わない!? まさか最終回への布石だった!? いやもう、怖れますよ。霞、これ、おおごとじゃなかったらいいなあ。

『魔法少女のカレイなる余生』。最終回でした。しじまの仮免合格を祝って鍋をかこむことになったのですが、そこに続々訪れるこれまで縁のあった人たち。こういうにぎやかなの、関わりあった面々が一堂に会して、交流持ったり、今の状況知らせてくれたりといったの見るの好きなんですね。今回なんかも実にそうで、というか、清々しいほどにいつもどおりのドタバタで、しかも最後の最後に、面倒ごとは明日に! っていうしじまの割り切り、素晴しかった。この、最終回でも、いつものように過ごしているという変わらなさが妙に嬉しかったり、かと思ったら、しじまの胸に去来した縁ある人たちへの感謝の気持ちとかね、愛ですか? 愛でしょうか。そうかも知れませんね。うん、こうしたちょっと違う表情見られたりね、本音? とてもよかったなって。ええ、やっぱり今回は特別だったんですね。いつもどおりのドタバタで、けれど特別。皆がきてくれたのもそうですよね。その特別が嬉しかったです。

『ななかさんの印税生活入門』。この漫画、本当にいいですよ。今回は学園祭、ということで文芸部の皆も猫耳つけたりして、あとななかがサンドイッチマンばりに宣伝活動してたりして、この平素とちがう高揚感、わくわくさせられます。文芸部で部誌売る時のななかの逡巡もいい。いろはも逡巡だ。いい。すごくいい、面白い。なんかわかる。今回、高等部の先輩たちがね、自分たちの時にはなかった文芸部があるってひやかしにきてくれて、で、レベル高い! ってね、表紙うまいわって、しかもオンデマンド印刷だわって、予想以上の完成度、その頑張りをひしひし感じて驚いて、また肝心の中身にもね、感心したり自分たちの活動振り返らされるきっかけになったりってね、いい話だったわ。なんだろうなあ、この漫画は、創作に関わる人たち? あるいはそこまで限定せずとも、なにかに取り組んでいる人の、時に感じる不安や、なにかを掴んで一歩前に進む、そうした瞬間なんかがね、すごくよく描かれてるの。いつぞやの合宿なんてそうだったじゃないですか。そして今回も、ななかたちにとってのひとつの結果、ひとつの区切りであったものが、誰かにとっては背を押される、そんなきっかけになるってね、すごくよかった。それに、この部誌も、学園祭の経験も、ななかたちをまた一歩先に歩ませる、そんなものであるのだろうなあって思わせてくれて、ええ、なんだろう、これを読んだ自分の気持ちもまた澄み渡る、そんな思いがするのですね。

2018年11月20日火曜日

『まんがタイムきららMAX』2019年1月号

『まんがタイムきららMAX』2019年1月号、昨日の続きです。

『こみっくがーるず』。面白いなあ。なんだこのカオスな展開。のっけから温泉。メインは虹野先生。寮母さんに陥れられて、寮生たちの温泉旅行の引率させられてるっていうんですが、実に挙動不審。まるで落ち着きがない。ちょっと無理して大人ぶろうとしてるからなのか。自然体でいいのにな。とはいうものの、そうだ、この人に飲ませてはいけない……。自然体、駄目だった。しかも先生、酒飲まなくても結構ギリギリですよ。なつかしアニメのサッカー少年の膝小僧に青春の血のたぎりを取り戻しかけたり、というか、これはもう素直になろうよ、先生。見事に挙動不審。この後もプロの漫画家のお絵描き見て興奮とかね、こうした先生のファンとしての側面、実に面白くて、と思ったら、ここで急遽翼のアシスタントに! あまりのことに真っ白になってるの、もう極めつけでしたね。ほんと、苦笑なのかなんなのか、終始笑いのとまらない、そんな先生の一挙一動が最高でした。

『ぼっち・ざ・ろっく!』。いやあ、よかったですよ。ライブ当日。心配していたこと、台風がね直撃しちゃってね、客の入りが悪い。くるといってくれてた友達もこられなかったりね、結構な逆境です。でも、ぼっち、結構人望あるんじゃん。へべれけのお姉さんもそうだし、路上ライブのお客さんもきてくれて、ほんとなんとかなるかも、そう思わせてくれる展開。見事でしたね。一旦落とす前に上げていたんだ。他のバンド目当ての観客も聞いてくれる、そうした希望的観測が見事に打ち砕かれて、ああー、メンバーの気持ちが下がっている。テンションも落ちて、それが演奏に出ちゃって……。と、ここでぼっちの見せ場、思い切りましたね。四コマのフォーマットを崩してね、けどこの見せ方、それまでの停滞を感じさせる誌面から一気に転換させる鮮やかな切り返し。ぼっちのギター、それが全面に出て、そしてあの表情。場の空気が一気に変わった、その印象を、絵で、見せ方で、しっかり感じさせてくれたんですね。ライブにおいても、ぼっちにとっても、見事な転換点。やった! ついにやった! そんな気持ちにさせてくれた。爽快さ感じさせる瞬間でした。

『初恋*れーるとりっぷ』。のっけから廃部の危機。部員の届出、提出期限がいよいよ迫っているというのに、金曜なら終電も12分遅いから大丈夫とかいってる先生、わりと迷走してますね。期限延長を頼みにいくも生徒会長は帰宅してしまって、もうどうしようもないというのね、ふて寝する先生、私の583もラストラン、その言動いろいろが面白い。この危機の打開、しっかり鉄道の要素盛り込んでいくんですね。生徒会長がはやく帰った理由もわかる。なるほど、生徒会長、発車メロディマニアなんだ! 仙台駅で出会った会長が、そらにいろいろ教えてくれる。在来線の発車メロディがあり、そして仙台空港アクセス線はまた別のメロディが流れてという、駅のホームで楽しむ鉄道の魅力。けど、この時、会長は部で仲間と一緒でなくとも、ひとりでだって楽しめるんだってこと伝えようとしていたんですね。結局は入部してくれるのだけど、鉄道にまつわる様々な要素を描き、またその楽しみ方の多様性も描いてみせたところ、広がり感じさせてよかったです。

『私を球場に連れてって!』。扉の猫子ちゃん、めちゃくちゃ可愛いですね。さて、本編、いきなりキャンプですよ。えっと、なんで? なんで秩父でテント泊してるの? 本編前半でタマがテント泊することになったいきさつが語られるんですけど、シーズンオフで火種もないのでレオナとファル子がずっと仲良し。それがタマにはえずくほど受け付けないんだ。どんななんだ! 仲良し、ええやんか。猫子からふたりに闘争心を取り戻させるにはキャンプだと聞いて、ああー、キャンプ違い。野球初心者のタマには、キャンプという言葉から球団の合宿練習は思い浮かばなかったわけですね。しかし、この時の猫子のセリフ、冬にキャンプする女子高生なんかどこにいるんですかっての、おかしいな。うん、ほんとおかしい。野球でいうキャンプをわかってるはずのレオナとファル子が、宮崎にいくんじゃなくてテント泊を選んだ理由が切実でした。そうか、バイトがないから金が出せなかったか……。でも、仲良く薪を運んだり料理したりしてるレオナとファル子、いいですね。でもってこの束の間の平和があっという間に終わるのがね、ええ、タマが悩んだりする意味、まったくなかったんだって。この、レオナ、ファル子の現金さもまた魅力でしたよ。

2018年11月19日月曜日

『まんがタイムきららMAX』2019年1月号

 『まんがタイムきららMAX』2019年1月号、発売されました。表紙は『こみっくがーるず』。かおすに、美姫、琉姫の姉妹が揃って猫パーカー着ましてね、白猫、三毛猫、黒猫なのかな? 妹を後ろから抱きしめてる琉姫が、なんか嬉しそうでいいですね。でもってかおすちゃんの袖! そうか、かおすちゃんが一番小柄なんだな。かおすちゃん先頭に、ぎゅっと前につめていく、その寄り集まっての密接感に、その仲のよさ見えるようで、楽しい表紙でありますね。

『エンとゆかり』、ゲストです。正直、驚いた。扉から動きのある絵。本編もキャラクターが個性持ってよく動いているのが好感触で、なるほどゆかり、アメ、ちぃの3人で送る日常もの。舞台は高校がメイン、部活動中心に展開していくのかな。そんな予想をたてまして、というか、予想じゃないよな、この流れ、誰だってそう思うよな。まさか1話終盤でゆかりがトラックにひかれるなんて! しかもこれ、いわゆる異世界転生のパターンなわけで、ああ、驚いた、ゆかりが異世界に転生するかと思ったよ、そう感想書くつもりでいたら、本当に転生してた……。これ、まったくもって読めないわ。異世界メインになるのか、あるいはゆかりが帰還ないしふたつの世界を行き来して、こちらの日常と異世界の冒険? その両方どりすることになるのか。ほんと、まったくわからない。とりあえずは、異世界でゆかりの出会った少女、この子の名前がエンなのかな? それくらいしかわからんまさしく急展開です。

『魔王城ツアーへようこそ!』、新連載です。のっけから熱量が違う。ワイド四コマということで、各コマの余裕ある描写が通常の四コマとはまた違ったテンポを生み出して悪くない感じです。一コマで結構な展開を描けるんですね。扉も特別感が強い。なんと一枚絵。しかもカラー。描写はさすがにしっかりと密度高めで、悪くないのではないでしょうか。通勤中、主人公、万智倉つむぎが魔王の城に召喚された。というんですが、電車のボタン!? わりと北の方なのかな? ともあれ、魔王に召喚されてなにをするのかといったら、いわゆるひとつの町おこし!? この世界では人と魔族の争いはもう過去のこと、むしろ今は平和な世の中である模様。そんな世の中で魔王が困るのが城の維持費。固定資産税が洒落にならないって、ええっと、魔王は徴収する側じゃないのん!? 結構なカルチャーショック! この窮状をなんとかすべく、入場料をとって観光地化しようというその計画に、つむぎの観光課での経験が活かされる! というか、活かさないと城、売らんといけなくなる、というか借金の担保としてとられちゃう。異世界ものでありながら、現実のわびしさ、厳しさ漂わせて、そんなギャップがおかしい。でもって、逆境に置かれたつむぎをはじめとした4人がいかに挽回していくか。こういう挽回劇、好きなんですよ。マイナスからプラスに転ずる、そんな展開、面白くなりそうですよ。

『ハイフルール』、ゲストです。学校のない世界のお話。ここでは学校は漫画といったフィクションで語られる、そんな場所だっていうんですね。学校に憧れるふよう。自分たちで作ってみよう。それで出会ったばかりのすずらんを引き込んで、友人のつばきと一緒に学校をやってみるっていうんですね。キャラクターが可愛いと思います。ちょっとゆるいのがいい。ふようの頭の羽根がこの子の感情、気持ちをよくよく伝えて、チャーミングです。まずはかたちから入るっていうのかな、制服を作ろう。すずらんなんかは、コスプレっていってますね。三者三様の好みがぶつかるところ、これ面白かった。ふようとすずらんの意見、どちらを通すかですもうとってみたり、足し算、徒競走で勝ち負け競ってみたり。なるほど、すずらんは肉体派、ふようは頭脳派であるわけですね。最終的につばきがうまくまとめてくれるのがいいですね。ツッコミというよりも保護者、お姉さんみたい。なんか割り食わされてるような感じもありますが、皆の好みを反映した、三者それぞれの制服完成させてね、ちょっと嬉しい決着。でもって次回は部活編? 飽きっぽいふようをうまいこと引っぱてくれるところも、つばき、頼もしいですね。

2018年11月18日日曜日

星のカービィ 鏡の大迷宮

 『星のカービィ 鏡の大迷宮』、ちょこちょこ遊んでいます。先日、『スマブラ』について書いた時にちょっと触れていたゲームです。Nintendo 3DSのアンバサダー・プログラムで入手したソフトだったのですが、まさかここにきて遊びはじめることになろうとは予想外。『ミニファミコン』収録の『星のカービィ 夢の泉の物語』も遊んではいたんですが、やっぱり携帯機ってすごいですよ。ちょいと遊ぶのに躊躇がない。対し据え置き機となると、ようし遊ぶぞー、ってな具合に気合いいれないといけなくて、しかもそこに『Splatoon 2』やら他のゲームが競合してくる。コンソールの争奪、なかなかに厳しいものであります。

『鏡の大迷宮』のいいところは、ほら、『スマブラ』で興味を持ってカービィやろうと思った、その需要に実によくマッチしてるんです。まさかカービィの能力にすまぶらとかいうのがあるとか思いもしませんでした。しかもこれ、わりと序盤に出会うボスからコピーできるし、アクション多彩で迷宮攻略にも役立つしで、実に楽しい。けど、普通に敵をぶっとばすだけなら格闘の方がいいかも? あの空中で対空を出し続けられるのは相当に強いわ。とかいって、どれがいいと断言できるほどにまだ充分にカービィのコピーできる能力、ぜんぜん把握できてないんですけどね。

今回、この文章書くにあたって、『鏡の大迷宮』を遊べるゲーム機調べたら、なんとまあ、WiiUだけなんだ。驚きでした。じゃあ自分の遊んでいる3DS版バーチャルコンソールは? と思ったら、ああー、これ、アンバサダー・プログラム適用者のみが遊べる限定タイトルかあ。もったいない! 3DSは、といってもNewですが、今も現役といっていいハードで、これで遊んでいる人も多いだろうのに、まさか売らないだなんて! WiiUでDL販売してるとはいえ、WiiUももう過去のハードになってしまったわけで、ほんと触れる機会が減ってしまうのはもったいないなって思います。

『鏡の大迷宮』、ちょびちょび遊んで、現在進捗20%ちょっとです。そんなに!? 思ったよりも進んでて驚くのですが、だって要領も得ずうろうろしてばっかりだものなあ。わからずあちらこちらいききしているうちに、ボスに出会ったりもするのかも知れませんね。しないかも知れませんけど。とりあえずは、クリアを目指すとかではなく、いけるところにいってみる、それくらいの気持ちで遊ぶのがよさそうなゲームです。

2018年11月17日土曜日

今日は疲れているので休みます

今日は疲れているので休みます。

2018年11月16日金曜日

ニンテンドー ゲームキューブ コントローラ

 ニンテンドー ゲームキューブ コントローラ、到着しました。もちろん接続タップも一緒です。このコントローラー、はじめて見た時にも思ったんですが、なんか変わったかたちしてますよね。十字キーと右スティックが飛び出してついていて、いかにもこれらはメインではない、一応つけときましたといった風なつつましさです。でもってボタンの配置なんですが、Aボタンがでかい。でもって真ん中。Aボタンを軸にして組み立てられているという感じがひしひしとします。逆にいうと、Aボタンが操作の主でないゲームだとやりにくそうだな。なんか、いろいろと意図を感じる、そんな風貌していますよね。

でもってさわってみて驚くの、L、RのRだけボタンがふたつ! なんでこれ両方についてないの!? しかもセレクトボタンがないというのは、任天堂のコントローラーとしては異色とも感じます。

ボタンの感触は、ちょっとかためですね。LとRが、話には聞いていたんですが、ストロークが長めなので、慣れないと咄嗟に底まで押し込むの、やりにくそうです。あと、Rのひとつ多いボタン、Zトリガー? これがちょっと押しにくい。まあ慣れなんだろうとは思うのですが、押し込みの勘所がRとZトリガーでちょっとズレている、そんな感じがありますね。

このたび新しく発売されたGCコンは、ニュートラル? スティックのNポジに問題があるみたいな話があるようで、それ、どういうことなんだろう。よくわからずにいたのですが、試しにこのコントローラを繋いでみて、ソフトは『Splatoon 2』ですね、開いてみたら、Rスティックがちょっと左に入力された状態になってて、触れてないのにゆっくり回転するのですね。ああー、Nポジがどうこうっていうの、これのことかい!? これはまいったなあ。

とりあえず、設定を開いてコントローラーの調整しようとしたら、ありましたスティックの補正っていうのが。これを開いてやると、補正したいスティックを押し込むよう指示されて、えーいと押し込もうとしたら、そうだよ、GCコンのスティックは押し込めるようになってないよ! ええーっ、じゃあ補正できないんじゃん。どうしたもんかなあ。と弱りながらSplatoonに戻ったら、あれー、もうクルクルまわらなくなってるよ? なんかよくわかりませんが、ちゃんとスティックの入力、リセットされたみたいです。

この現象、Nintendo Switchサポートの記事、ニンテンドー ゲームキューブ コントローラの使いかたを見るに、コントローラーの登録時の注意事項、コントロールスティックやCスティックには触れないようにとあるのが関係してそうですね。多分、コントローラーからの入力を検知して登録する、その時のスティックの位置がニュートラルとして判断されるのだと思います。だから、多分この登録時にCスティックをちょっと倒しちゃってたんでしょうね。なるほど、なんとなくでも理由がわかると、なんとでもなりそうで安心できます。

GCコンのスティックまわりは、円ではなく八角形になっていて、スティック倒した時に上下左右が感覚的にもわかるようになってるんですね。それでよく見てみれば、左スティックの方向、若干右方向に傾いていて、なるほどなあ、このあたり、よく考えられています。

さて、GCコンがちゃんと使えることはわかりました。Splatoonの試し撃ちとかやってみて、そうしたら振動しないですね。これ、対応ソフトじゃないと駄目なのかな? ZLに対応するボタンがついてないのでイカになれず、なのでこれでSplatoonをプレイするのは無理。スティックも押し込めないからスペシャルも使えませんしね。あと、AボタンのつもりでX押してしまう。

けれど、このあたりは、スマブラ専用コントローラーとして使うなら問題にはならないはずで、なんせこれから操作を覚えていくのだから、どれがAとか関係なしに、真ん中の大きなボタンが攻撃と認識しておけば問題ない。それに、これだけフィーリングが違うコントーラーだと、たとえばSplatoonをProコンで遊ぶ時にスマブラの操作方法が影響してミスするということもなさそうです。

ええ、専用品っていいものだと思います。