『まんがタイムきらら』2026年7月号、発売されました。表紙は『一畳間まんきつ暮らし!』。ヘッジホッグの4人が揃いで登場。いつもの格好に、それぞれ得意のアイテム手にしておりますよ。万里花はスマホを手に、いつもの動画撮影中? 梨絵はお気に入りの雑誌、『まんがタイムきらら』を抱え、そして音緒はアケコンを抱いているのですね。我らが主人公、芽衣子はといいますと、特にはなにも持っていない? もしかしたら、ヘッジホッグの皆が芽衣子にとっての大切なものなのかもですね。
今月は新規ゲストが4本です。
『ハロー☆侵略者』
火星から地球にやってきた侵略者。地球を支配下に置くため、とはいえ初登場が墜落ではちょっとしまらないですね。宇宙人に遭遇した幸子は、さほど驚いてはいない模様。これ、危機感が足りないからなのですか。あまりに当たり前に接していたら、敵性宇宙人を刺激してしまって、威嚇の破壊光線を撃たれてしまった。
相当な威力なんだけど、一個体でこれを撃てるのはすごいな、よく星が滅ばなかったな。とか思ってたら、これ、生涯一度しか撃てない大技なのか。ともあれこれで目前の火星人は無力化された。お手柄ですね、幸子。とか思ってたら、火星人に加勢が! 姉を追って妹も地球にきてしまったというのですが、妹も幸子の煽りにのってしまって、生涯一度の大技を浪費。かくしてふたたび敵性宇宙人は無力化されたのでした。
これね、まさか幸子が地球人に姿を変えた木星人とか思わないじゃないですか。普通に地球を気にいって、地球人のフリして暮らしてる無害な宇宙人。でもこの人のおかげで地球は守られた。実際、大技を使いきった火星人はなんら脅威ではなく、でも地球にいてもなにもできないからと、幸子が自分の宇宙船を貸したら、またも事故。幸子、怒りにまかせて、火星人に擬態後、破壊光線で報復!
いやもう、ちょっとした星間戦争じゃないですか。これね、船を貸すのではなく、火星まで送り届けるが正解でしたね。
『思春期ヒーロー』
これ続くのか! 読み切りでも問題ないくらい、きっちりすっきり落ちまで持っていった構成には好感持てます。
怪獣が出現するようになった未来。人類の社会は、巨大化して戦う変身ヒーロに託された。主人公、片桐未来乃も人類のために戦うひとり。はいいのだけど、見た目そのままで巨大化するのか! 通学途中で怪獣が出たなら、当然制服姿で巨大化! 顔も格好もいつものまま。これがもう恥ずかしいというのですね。
制服といえばスカート。というわけで、スカートの下に体操着をつけて社会的生命を守る未来乃なのですが、折悪しく体操着を忘れた日に怪獣出現。取りに戻ってる時間もない。というので、恥を偲んでそのまま変身。恥を避けつつ戦うも、それでは実力が発揮できない。さあどうする、未来乃!? というピンチにて、敵の攻撃がブラウスの前を切り裂いた!
怒りのあまりのかかと落としが、敵を粉砕! かくして人々の暮らしは守られたわけですが、それで未来乃が得たのは、お色気かかと落としなる不名誉な必殺技名。いやもう、なんらかの配慮がないと、変身ヒーロー、みんな廃業しちゃいますよ?
『たそがれ時の存在証明』
内申点のために生徒会にはいったはいいけれど、本来の仕事に加え些事、雑事に忙殺される日が続く。そんな主人公、若葉がある放課後に出会ったのは、三浜潤と名乗る内気そうな少年。暗い、影が薄いと自重する彼は、若葉に近づかれることを極度に避ける。なぜか。それは、若葉のような眩しい人が近づくと存在が消えてしまうから。
影か? 君は本当に影なのか?
冗談かなんかだろう。そう思っていたのですが、数日後、教科書を忘れた若葉が三浜から借りようとクラスを訪れるも、三浜なんて生徒知らないという。存在しない生徒!? 若葉が消してしまった!?
学校の怪談じみた展開に焦りを隠せない若葉。しかし三浜は若葉の前に当たり前みたいに現れて、そうですか、寝坊しちゃいましたか。しかし皆が三浜を知らなかったのはどういうことなのか。それは、彼が名前を偽っていたから。若葉が見たのは教科書に書かれた名前。従兄の名前を、訂正することなく若葉に伝えてしまった。
もう関わることもないだろう。そう思っていたけれど後悔した。そんな彼の本音に触れるような展開。ちょっとしたボーイ・ミーツ・ガール。これが今後どのような進展を見るかはわからないまでも、青春の一ページ、心に残るきらめきってやつでありますね。
『三月のマーチ』
憧れのオーストラリアに降り立った三月。ワーキングホリデーで、働きながらオーストラリアを満喫すると、希望で胸いっぱいにしているのですが、とりあえず住む場所がないのが問題です。
急場を凌ぐため、バックパッカー向けのホテルに泊まることにしました。相部屋の相手は、金髪美少女!? 2段ベッドの下を譲らない彼女は日本の文化大好きなのだそう。主にアニメで日本を知った。最初に覚えた日本語は御用改めである。って、時代劇やんか。そうか、鬼平、お好きですか。自分も好きです。
共通の話題? 日本への興味ですっかり打ち解けたふたりです。そして三月を気にいったこの子、マーチは、三月を自分の家へご招待! 家賃はいただきますよ? でも、三月の住む場所問題は無事ここに解決したのでした。
三月とマーチ、これからのふたりの暮らし。どうなるのでしょうね。マーチは実家暮らしなのか、ひとり暮らしなのか、あるいはシェアハウスみたいなのか。どんなお家に住むことになるのかも、また次回の楽しみですね。
- 『まんがタイムきらら』第24巻第7号(2026年7月号)

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