『まんがホーム』2026年7月号、先日の続きです。
『うちの秘書さま』
田中さんに会えなくて憔悴している山田。出待ちまでしているのに会えない。一ヶ月は見ていない。これ、梅雨時で雨降りが続いているから。雨が降ると外仕事が減るから。というにはあまりにも不自然に会えてないのは確かなんですよね。
やはりはじめのいうとおり、田中さんが山田を避けているのですよ。って、真顔で泣き出しちゃうほど!? 山田、なんだかんだいって純情少年ですよねえ。行動はギリ不審者なんですけどさ。
はじめの家に押し掛けて、なお田中に会えない山田です。同じ屋敷内にいるというのに、すれちがいの連続で会えない。ああ、君の名は。あまりのことに電話をかけるも、電話と持ち主が泣き別れ! 電話を保護しても本人には会えない。さらには田中の飼っている猫、ハチと出会うも、ハチは飼い主と山田を引きあわせるつもりがない模様。
でもね、ハチと山田がケンカして、それで傷ができたらば、即詫びに現れる田中さん。いつになく近い距離。もうすっかり慌てて、パニックの田中さんなんですが、至近距離で見る田中さんに卒倒する山田。ああ、あまりに刺激が強すぎた。今日もコミュニケーションは不全であるけれど、これはこれでしあわせそうなので、よかったですね山田くん。
『へなちょこお嬢さん世話焼きオネェさん 』
うずがバイト先にて出会ったはまさかの御園生さん。同じエプロン、まさしく同僚。知らぬうちに同じ職場にて働いていた御園生に、ショックを隠せないうずです。このところいろいろうまくいっていた。職場でも褒められて嬉しかった。でも、御園生の存在を知って、すべては彼女のフォローあってのことだったのではないか。
さすがのうずもこたえたんですね。御園生を嫌うということはない。今日も御園生に髪をやってもらった。でもうずの気持ちは沈んでいて、バイトもやめてしまって、これからしきりなおすというんです。
御園生さん、やっぱりうずを追って同じところでバイトしてたんですね。さすがにやりすぎ。うずにとって負担だと、スミレが御園生に指摘するんです。御園生、自分でもそれとなく感じていたという。ちょっとした依存ですよね。人から気づいてもらえない自分だけど、うずを助けることで、自分の存在が確かなものになると思えてお節介をやめられなくなってしまった。
ふたりして、どうにも世話焼きたくなるうずちゃんなんですけど、ふたりそれぞれに自戒しながらも、なんとかうずなりに前に進もうとしている姿を見て安心するんですね。そしてうずを助けたくなるのは、自分の性格もあるだろうけど、がんばるうずに背を押されるからだと自覚するスミレなんですね。ええ、うずがおっちょこちょいだからだけでなく、まっすぐな存在だから、そうしたところに押されるのでしょうね。
『カワイイだけでは飼えません ~さくらば動物病院カルテ~』
保護犬のレオくんに噛まれたキョウスケ。利き手の負傷でずいぶん不自由したけれど、このたび見事に全快。保定も掃除もばっちりだ! うまいことくまちゃんに使われてますけど、こうした素直なところ、キョウスケのよさですよ。
今回ばかりはめておもねぎらってくれましたよ。とはいえ、猫の舌はザラザラでなめられると痛い! めておの思いやりは嬉しいけど、痛いのは困るキョウスケ。ちょっとした板挟みですね。
キョウスケ、噛まれながらも、レオに悪いことしたって思うんですね。仲直りははたせなかった。レオはキョウスケを見ると吠えるようになってしまった。責任を感じているキョウスケ、いいやつですよね、ほんとそう思います。
さて、レオくんが来院しました。やっぱりキョウスケを見ると吠えるのね! 謝りたいキョウスケだけど、処置室から追い出されちゃって、うまくはいかんなあ。
でも、これで諦めないんですね。保護犬のレオくん。里親を探してるというのですが、この性格もあってなかなか決まらない。そこで先生が院内犬にと名乗りをあげるんですね。
これ、キョウスケも思っていたこと。なかなか伝えられなかったんですけど、当のレオくんに吠えられて。でも、この病院が家になって、そして先生やキョウスケたちと触れあうなかで、人への恐怖が薄らげばいいと思う。ここが、レオにとって安心できる場所になったら、すばらしいと思う。この試み、ぜひ成功してほしいです。
- 『まんがホーム』第40巻第7号(2026年7月号)
『まんがホーム』2026年7月号、
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