先日の続きです。
『まんがタイムきららキャラット』2025年4月号、『ずんだもんTV!』
きりたん、風邪をひいてしまいましたか。発熱、そして咳も出る。でもずんだもんが風邪というものを理解していなくて、なぜ寝坊が許されるのかと疑問に思ったり、熱があるなら冷やさないと、布団をはいだりと、やることなすこと問題だらけ。おかゆと水も、ずんだもんがアレンジしたせいで大変なことに。きりたん、すっかり怒っちゃって、ああ、これはずんだもんが悪いんだけど、風邪を知らないんじゃしかたないのかなあ。
とここからがずんだもんの出番です。まずはイタコが、それからずん子が発症。一家3人倒れてしまい、頼りになるのはずんだもんだけ。でもこの子の看病なんて頼りになるのかな。きりたんが預けたスマホ、検索してみたとしてもどれだけずんだもんが役にたてるか……。
となったところで、怪我の功名、うっかり開始してしまった配信のおかげで、リスナーたちからヘルプが得られた! しかもそのなかにずん子たちの知りあいもいるようで、なんて具体的で的確なアドバイス! と思ったら、お前さん、四国めたんか! 頼りになるなあ。
めたんによる遠隔からの指示と、それを見事に実行してみせたずんだもん。このタッグあって東北家は無事危機を乗り越えることができました。皆が元気になるまでずんだもちは我慢、そんなずんだもんが健気で健気で、ええ、本当にいい子ですねえ。というか、ずんだもん、本当に風邪ひかんのですねえ。
『このままモブじゃ終われない!』
ピコの母、襲来! 漫画家の夢を許さない母はピコを引きずってでも連れ帰り、もとの会社に復帰させようとする。あまりにも強引な振る舞い。自分では勝てないとわかってるピコが、コモナやそよかぜにすがるのですね。もう泣いてしまうほど。ああ、でもコモナどれくらい頼りになるんだろう。そう思ったら、コモナめちゃくちゃ強いな! 愛する相手の母、いずれは姑相手にして、クリティカルな発言を連発。しかもこれ、以前からこうなのか。もうほんと、ピコの好感度、みるみる上がっているじゃありませんか。このまま結婚にまで漕ぎ着けられちゃうのでは? ってくらいにコモナ大活躍でした。
しかしピコの母、サキュバスとしては劣等生だったの? 実力がない。大手に入れなかった。コンプレックス丸出しで恥ずかしいですよ。コモナの口撃なんですけど、どれも効きまくってるんですよね。しかも街に出ての実力披露。大人に通用せず、子供にも通用せず、変質者と思われたか割り込んできた子供の母親をごまかそうと苦しまぎれにアタックしたら、逆に落とされそうになっとる!?
いやもう、ピコならどんだけ活躍できるんだろうってシチュエーションで、ピコママまるで結果を出せず、と思ったら、ピコもこのお母さんに落とされそうになるんかい!
このお母さん、なんとキリコのお母さんなんですね。ヤンママ。でも気合いはいっててかっこいい。ピコのことも面倒見てあげるよって、コモナが危機感丸出しで割り込んできたよ!
今回、いろんな表情見られておもしろかった。デレデレピコ、デレデレピコママ。恋愛において最強であるはずのサキュバスがふたりともに手玉にとられよる! そして強気のコモナもとてもいい。いやあ、コモナ、がんばってましたね。まさに必死ですね。
『魔法少女は羞恥心で強くなる』
零、本当に人望があるんですね。薙刀部でも生徒会でも後輩たちから慕われて、さらに時期部長に推されたり、生徒会でも生徒会長に推薦されたりと、もう大変。どちらもやらないといっているのに、まるで聞いてもらえないのは、それだけ零の実力が買われているのか、あるいは零の押しが弱かったか。
おそらくはどっちもなんでしょうね。部長も会長もやる気はありません。そういってるときの零の小さいこと! ほんと、存在感に欠けている。対し現部長と現会長のデカいこと! ああ、零はクールなのが持ち味ですが、それだけに強く出るのは苦手なのですね。
追い詰められた零の奇策ですよ。選挙演説で、まさかの落選を呼びかけるんです。でも美人であるがためか、カリスマ性がためか、きっぱりと投票しないよう呼びかけるその姿が生徒たちの心をとらえ、逆に投票をうながしてしまった!
ほんと、魔法少女活動もあるのに会長に部長もなんて! と思ったら、部長は免除してもらえました。でも生徒会長と魔法少女は両立できるのでしょうか。とそこで私の一番はずっと変わらないと真侑に耳打ちする零ですよ。おおお、零真侑でしょうか! 零真侑だといってください!
- 『まんがタイムきららキャラット』第21巻第4号(2025年4月号)
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