昨日の続きです。
『まんがタイムきららフォワード』2025年5月号、『花唄メモワール』
梅の行動が歴史を変えてしまった!? 友人だった巴枝がすっかり別人になってしまって、ああ、梅ちゃん、大泣きですよ。泣かれて戸惑う巴枝(?)。と思ったら、巴枝、普通に別にいるんじゃありませんか!
っていうのも当たり前。梅が最初に会ったのは巴枝ではありませんでした。渡辺結花。巴枝の家に下宿して、花山芸妓をやっている。花瀧屋で梅と会ったこともありますよ、ということで結花が梅のことを覚えていたのは不思議でもなんでもないんですね。
結花を頼りに大正時代の芸妓について調べられないかと思った梅。しかし思うようにことは運ばず、けれど巴枝から大正時代の花山を描いた小説について知るのです。当時の花山で執筆された。その情報から、もしや作者は吉野竹子? かと思ったら違いました。でも吉野竹子についての新情報。なんと巴枝の曾々祖母だというのでありました。
巴枝がいうには、竹子が小説を書くとは聞いていない。ということは竹子は小説家としては大成しなかった? あるいは、巴枝が勧めた小説の作者は変名の竹子なのか。わからぬことはいっぱいで、そしてまたここで現れた結花と梅のえにしとは?
なにかしら梅と、あるいは藤野とのつながりなどがあるのではないか。なんてこと思わさせる子なのですね。
『ウクレア!』
一気に貝殻を集められるかもしれない! 楓が持ち込んだのが、学生音楽祭の情報。かなり大きなイベント、しかも海沿いとウクレレ部の目的にはうってつけ。なのですが、問題もあって、それはなにかというと出演できるのは各学校ごとに一団体だけという制約。すなわち実績もある吹奏楽部と出場枠を奪いあうことになってしまうというのでした。
実際吹奏楽部はウクレレ部に譲る気もなければ負ける気もない。当然自分たちが出場するものと決めつけていて、しかし驚かされましたね、あの生徒会長音羽がウクレレ部に助け船? 生徒たちに決めてもらうのがいいのではといってくれたのですね。
同日に演奏をして、それを聞いた生徒たちに投票してもらう。ここに一縷の望みが見えてきたのですが、さらにいいこと? 悪いこと? には、吹奏楽部はまるっきりウクレレ部をあなどっていて、負けたらなんでもいうことを聞くなんていっちゃってるっていうんですね。
はたしてこの余裕を突いて勝ちを収めることはできるのか。希望に溢れるウクレレ部だけれど、まさかの勝負の当日に、楓の不運が火を吹いた!? それは雨漏り! なんと、演奏場所にと提供された第二音楽室がおおいなる雨漏り! これではライブなんてできない!
まったくもっての逆境に、灯火が提案です。音楽室を飛び出して、こちらから打って出よう。廊下を歩きながらのライブ。テンポキープは空子におまかせ。さらに気になる作戦とはいかなるものか。
この逆境を好機に変えようとするウクレレ部の活動や。どのような結果につながるのか、まさしく見物でありますね。
『しゅがー・みーつ・がーる!』
体育祭で優勝したら商品が出るのか! しかも今年はホテルのビュッフェチケット。これ、商品の選定に美都の関与があったのでは!? と思ってしまうくらいにタイムリーな商品。カンナに美都に嬉しい、そんなチョイスにもはや優勝を夢見てしまうカンナさんなのですね。
目と目で通じあう美都とカンナ。美都の表情の向こうに、ビュッフェを楽しみにしている気持ちを読み取ったカンナです。当然自分にとっても楽しみで、絶対勝つ気でいる。ところが好事にこそ魔が多し。決勝のリレーで、アンカーをつとめるはずだった陸上部員がケガにて欠場。カンナがアンカーの大役を任されることになってしまいました。
しかし、このトラブル。カンナにとってはよかったのでは? クラスでは皆から怖れられているカンナ。しかしこの活躍がカンナに向けられる皆の目を変えるきっかけになるかもしれない。さらにゴールで待つのは他ならぬ美都です。カンナの手をとり、ゴールで待ってます、一緒にビュッフェにいきましょう。
ああ、ここまでいわれちゃカンナさんも負けてはいられません。不運とは重なるもので、走者の転倒からのバトンミス。しかし決してあきらめないカンナ。倒れた子を責めるでもなく、むしろはげまし任せてという力強い言葉。そして有言実行、気迫で先頭集団に追いすがっての美都に飛び込むその活躍は、カンナをとりまく状況を一度に変えてしまう、そんなミラクルを感じさせるものでありました。
しかし美都さん、いいのですか? これ、カンナさんの人気があがりましたよ? ライバルが一気に増えてしまいますよ? それでも負けない。そんな気持ちがあるのでしょうか。ええ、その気持ちにたがわず、カンナさんを魅了し続けてさしあげてください!
- 『まんがタイムきららフォワード』第19巻第5号(2025年5月号)
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