昨日の続きです。
『まんがタイムきららMAX』2025年5月号、『ぬるめた』
男の子のホビーが好き。男児ノリ、男児趣味を解するくるみはですよ、クラスの男子にわいわいまざって、お昼を食べたりカードでデュエルしたり、女子という縛りから自由になって遊んでいるというのです。とはいっても、男子たちからしたら、女子という感じはさせないまでも、小さな女の子が一緒になって遊んでる。そういう感じではあるみたいなんですね。
でもって、くるみはカジのこと好きでしょう。肩に乗ったりおんぶをせがんだり。くるみにその気はないとしても、カジは大人化したくるみにみごとハマった過去がある。これね、きっとね、なんとはなしにね、いつか大きくなるくるみを思ったりするときがカジにはあったりするのではないか。近所のちびっ子が大きくなったら美少女! みたいな、そんな雰囲気がカジにはありそうだなあ、みたいなこと思ったりしたのですね。
まあ、くるみが大きくなることはないんですけれども。
でもって意外や身近に男児趣味を解するものが! ええ、しゆき、結構なガチ感じさせる発言でした。
『セーラー服と関西弁』
ひなたちゃんのおねえちゃんは二虎咲良!? いつか咲良と薫たちが出会うこともありそうな気がする! なんて思っていた前回でしたが、なんとまあ、展開がはやい! もはや遭遇。関西人はせっかちやから、待つということができへんのや! かどうかはわかりませんが、楽しみにしていた展開が速攻やってくるのは悪い気はしませんよね。
ゲームセンターにいった三人娘。覚えのある声に導かれてみれば、そこにはやはり見覚えのある後ろ姿が。ひとりはひなた。そしてもうひとりは咲良。姉妹で一緒に遊びにきていたというんですね。
薫がですよ、ひなたからうんちのお姉ちゃん! ってデカい声で呼ばれてしまうくだり、あれはおもしろかった。そう呼ばれてしまうこともさることながら、なぜそんなあだ名がついたのか、咲良が推測して誤った結論に辿り着いてしまうところ。あそこね、薫のこと気の毒がって、元気づけようとしてくれるでしょう。ああ、咲良はほんま気のいい人なんやなあってわかる、いいシーンだったと思ったのですよ。
ここから一緒に遊ぶところもよかった。咲良とまつりは痩せ我慢かも知れないけれど、ひなたにとっては仲のいいお姉ちゃんたちとの楽しい時間。実際、咲良もこれがきっかけで、薫たちと仲よくなってもよさそうですよね。
『子供部屋ドラゴン』
人間の世界にやってきたひきこもりドラゴンのぎゃお。なんと、ひまりと同じ学校、なんなら同じクラスに通うことになってたというのですか。ということは、ちゃんと編入試験を受けている!? でもって、ちゃんと住民票やなんかもあるというわけか。
転入の手続きはしたものの、部屋から出ようとしないぎゃおです。学校にきていないことを先生から指摘されて、はじめて転入の事実を知ったひまり。おおお、ここはお父さんなりお母さんなりがちゃんと教えてあげませんと!
ひまりに家族が増えたことを、ひまりの友人綾瀬みうも知ることとなりました。お隣さん。幼なじみ。でもちょっと温度感が違う。ひまりに悪い虫がつかないよう同じ高校を選んだ娘。なにか一途な思いをや感じさせるところありまして、しかもかなり苛烈な感じ! 新しい家族、ぎゃおのことを男きょうだいと勘違いして、さらにはキスしてくるなんて聞かされて穏やかじゃない。ああ、これは波乱の予感がしますよ。
まあ、早々にぎゃおが女の子であることは判明するんですけど。そして当然、ドラゴンであることも判明する。さらに目の前でテレパシーキスを見せられて、やっぱりこれは女子同士でも駄目でしたか、みうさん! 割ってはいって、何やってんだこのハレンチトカゲ!! 思いもしないおもしろ罵倒が飛び出しましたよ! いいですね、なんかいい語呂、いい響きでありました。
ひまりが、みうが付き添うからと、抵抗ありつつもとりあえず登校することになったぎゃお。なにかしらトラブルないし騒動ないし発生しそうだけど、それはぎゃおだけじゃなくみうまわりにも同様の予感させられて期待です。ええ、ぎゃおとひまりの距離感に、みうさん、思い切った行動に踏み切ったりしないものでしょうか。
- 『まんがタイムきららMAX』第22巻第5号(2025年5月号)
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