2020年8月11日火曜日

『まんがタイム』2020年9月号

 『まんがタイム』2020年9月号、一昨日の続きです。

『ご主人様!確保します♡』

唐突な警察ネタ、本当に面白い。お客さんからのフルーツの差し入れ。その中に入っていた白い粉! そこでおもむろに押収品よろしく並べはじめるのね。ほんと、おかしくって、以前の職業病だって愛未はいってますけど、ほんとその突発的な職業病披露の意外性が楽しみになっています。今回はもうひとつ、スイカの種とばし勝負の目印ですよ。AとかBとか、事件現場にある札だこれ!

今回、個人的に大ヒットだったのは、オフ会ですよ。季節の果物を持ち込んだお客さん。なぜ果物持ってきたのかという、その理由が切ない! オフ会で出会ったゲーム内の友達。お互い女の子アバターだったけど、実際にあってみれば職場の上司でって、おっさんふたりのたたずむ姿と美少女アバターの対比がものすごいのね。現実っていうのは、ここでおっさんふたりがゲーム内よろしく手をとりあってイチャイチャとはいかないのだね。勉強になりました。

心子のスイカの種のくだりも面白かったです。長いスパンかけてじわじわ育てたその先に、あの落ちを持ってきたところ。おお、いい駄目押しでした。ばっちりきましたよ。

『お天気お姉さんの晴れ舞台』

気象予報士の試験に向けて勉強頑張りつつ、天気予報の仕事にも打ち込む琴音です。マネージャーの牧は仕事量を減らした方がいいんじゃないか、琴音のことを気づかって、けれど琴音は気迫たっぷり。両立させると新しい仕事を受けるのですね。

大人のチア部の取材。一緒に練習に参加する琴音の様子が面白い。ギブギブギブ〜っ、っていうのが可愛くてね、いやいやなかなか真似できるものではないですよね。

今回、琴音の負傷からの牧そして奥田の反省。そしてしっかり天気予報の仕事を完遂させてみた琴音。頑張った皆の出した結果が実によくって、そこにチア部からの応援でしょう。ええ、琴音、試験でもいい結果出してほしいですね。むくわれてほしいお嬢さんです。

『テレパス皆葉と読めない彼女』

球技大会ですよ。生徒たちには、怪我しないようにとあたりさわりないこという先生ですが、その本音は優勝して欲しい! 皆葉の読んだ先生の本音を受けて、気合いいれていく澄花がいいですね。一丸となるクラスの皆もすごいですよ。かっこいい! 澄花も可愛く決まっています。

スポーツには能力を使わない。正々堂々をモットーとするふたりの心意気、これがいいですね。でも笹本のよこしまなる考え! 追求する皆葉が面白い。皆葉もだんだん砕けてきましたよね。本当のこと話せる友達が増えたのも大きいのかもなあ。

今回、新たな超能力者の存在が示唆されて、バスケの試合で不自然なシュートが! ボールの軌道の異質さに気づいた笹本からはスマートフォンを取り落とさせて、ああー、画面割れちゃった! 笹本、かわいそう!

このまま順当にいけば、皆葉のチームがサイコキネシスを使う相手と戦うことになる。それまでに能力者を見つけて、やめさせないと! 澄花の洞察、そして犯人の影! この漫画でこういうスリリングな展開、なかなかなかったですよね。思いもしなかった展開に、ハラハラわくわくさせられていますよ。

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