2019年6月10日月曜日

『まんがタイムきらら』2019年7月号

『まんがタイムきらら』2019年7月号、一昨日の続きです。

『トールさんの通り道』。アーティ再登場。スパルタのおばあちゃんに、自分で魔術に使う原石をとってきておいでと送り出されたんですね。森は魔物がいっぱい。なので魔物よけの実を大量に装備して、そうしたらブリが泡吹いちゃってね、ああ、そうか、ブリも魔物だから効くんだ。物騒な森の情景。そこで原石集めてね、そしたらトールに徴収されて、でもここらの展開、わりとスムーズだな。いつも、わりかし紆余曲折あるのに。そう思ったら、アーティ、ピー太に無節操に原石与えまくって、原石使い果たして、叱られて。なるほど、ここがいわば紆余曲折ゾーンか。石を使い果たしたから翌日また現れるんだけど、ブリの不調、これがアーティの接近サインになってるのがおかしい。そして巨大化ピー太の中が、あれなんていうんだろう、空気送り込んで、なかでボヨンボヨンして遊ぶやつ。そんな風になってるの面白い。そうだった。ピー太、これ魔法で動いてるぬいぐるみだったよね。

『夢見るルネサンス』。急な雨。傘を持ってバイトにいってるレンをお迎え。最初、リーチャが傘を雨具と認識してなかったりしたところ、そうそう、これそうなんだよねえ、みたいに思って、カルチャーギャップですね。地理と時代、ふたつのギャップがありましたね。店へと向かう途中のリーチャとひよりの会話、このおどろきのほのぼの具合、これが実に楽しくて、微笑ましくて、なんかニコニコしながら読む感じ。アジサイの葉にいるカタツムリもなんか可愛いよねえ。で、風に飛ばされる傘! あれ、面白かった。無性に面白かったです。そしてレンとともに辿る帰り道。ああ、またこのほのぼの。行きと違って帰りはなんかおとなしいんだけど、それでもほのぼの感がすごい。リーチャ、花咲かせてるもんなあ。そして空にかかる虹。なんだ、この濃密なるほのぼの。かなりの威力でした。

『海色マーチ』。ほんと面白い。姫から海ブドウを教えてもらって食べてみたいという周。採って食べてみたいというの聞いて、腹いっぱい食べてきたらと勧める珊瑚ですよ。向こうで姫が青い顔してる。窃盗で捕まるんだってよ。それわかってて勧める珊瑚さん、さすがだわ。魚以外は気をつけた方がいい。その発言から釣りをしようということになる。あの、ぐいぐいと迫る周がいいよねえ。甘えちゃってるよ。釣具店いって、オキアミ買って、竿なしの手釣りをすることになったんだけど、周も姫も手釣りを知らない。ほー、こういうのが手釣りなのか。うん、私も知らなかった。オキアミの匂いにすごい顔する周、姫がよかった。うん、これわかるよ。くさいよねー。案の定いちびる周。でも、一番に釣り上げたのも周なのか。オジサン。釣った魚のこと教えてくれるとこ、あれ、なんかよかったなあ。珊瑚の表情もおだやかだ。当たりがまるでこない珊瑚に気を使って喜べない姫とかも面白かった。でも周は煽るのね。ほんと、かまってもらいたくてしかたないんやん。どんだけ甘えんぼうなのよ。

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