2019年6月4日火曜日

『まんがタイムきららキャラット』2019年7月号

『まんがタイムきららキャラット』2019年7月号、一昨日の続きです。

『アニマエール!』。そうか、バスケ部、負けちゃったのか。明らかにショックを受けているこはね。けれどバスケ部の皆に挨拶する時は満面の笑みで明るくふるまってみて、けど、それで陰口まできかれて、これはなんだかキビしいなあ。見ててつらくなる。こはねが平気なわけないのに。けど、そのこはねの心情、気持ち、わかってくれる人がいてくれてよかった。宇希に、そしてひづめも、こはねの気持ちに寄り添って、そうしたらこの子の共感や悔しい気持ちがいっぱいに溢れて、そしてバスケ部の皆にもそれは伝わったんですね。あの和解の対話、本当によかった。気持ちの互いにゆきあって、響く、そうした様、とてもよかったです。

『精霊さまの難儀な日常』。海での皆の様子。前回こそはピンチありましたけど、今回はもうすっかり安心して楽しむことができる、そんな感じありまして、とはいっても、精霊の子ら、フリーダムすぎる。とりわけノムが無茶で、独特な砂の埋まり方とか、そしてものすごい砂の城! およそ人間業ではないんだけど、それでもなんとなく誤魔化せてるっぽいのがいいですね。いや、誤魔化せてる? いろはのナニー、加古川菜幹さん、登場。クセの強い人間がまた増えた。クセの強い精霊にいわれるんだから相当だ。夜のバーベキューでのサラの様子、なんだかしっとりと落ち着いて、これよかったですね。大事なものについて、いろいろ思いをめぐらせてる様子。彼女もなにか変わっていってる、そんな感触ありましたよ。そしてノム、なにか問題が? 心配させてたいしたことがないパターンと、今回わりと穏当だったから次回はどーんと不穏に! みたいなパターンと、どっちもありうるよなあ。ノム、なんともないといいなあ。

『先パイがお呼びです!』。漆島先輩だけじゃなく、塩ちゃん、佐藤先輩も面白いよなあ。ミラーボール壊しちゃったからといって、なんかペナルティ受けてる佐藤先輩。でもひょうひょうとして、この気にしない感じ、魅力的だよなあ。でもって塩ちゃん先輩、この人もおかしい。うるおいがない。文化祭で占いやるからってマヨに練習台になってもらうんだけど、ほんと、適当というかいい加減というか、うるおいがない。即物的? でも、それがなんかいいんだよなあ。ふたりの個性、いや、皆の個性っていった方がいいか、それぞれに魅力的で、愛らしくて、今回は塩ちゃん、佐藤先輩、ふたりがフォーカスされたわけですが、いいよなあ。ふたり、いいコンビ感出しています。

『正義ノ花道』。今回、やりたいこと、見せたいことが実現できた感ありますよね。人違いされて攫われてしまった祭田まつり。すべては轟を釣るためだというのだけど、人質だからといって大事にもてなされるわけがない。イタズラしたいだなんていわれて、ああ、まつり、いろいろ危機的状況に! と思ったところにやってくるヒーロー4人、揃い踏み。ばーんと見開き上半分を登場シーンに割きまして、ずっとかっこいいわけじゃないのはこの漫画のいつもの調子ですけど、まつりには感極まるものあったようで、ええ、悪漢相手に大立ち回り。こういうのやりたいんだろうなって、うんうん、ばっちりでしたよ。しかし、今回で決着、解決とはいかないんだ。今回はむしろ導入で、轟の豹変、次への展開にもう踏み出しています。

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