『まんがタイムきららキャラット』2019年2月号、昨日の続きです。
『先パイがお呼びです!』。これ、ほんとにいいですよ。公園で見た光景、それを話したくてマヨを呼び出した先輩。先輩に笛で呼ばれると、なにかあったんじゃないかって心配になるって、そのくだりのふたりの表情。先輩がシュンとしちゃったり、マヨはマヨで先輩の気持ちに振り回されて喜んだり焦ったりと忙しいの。これ、すごくいい。ポニテでずきんがかぶれない! 最高だと思う。褒められて嬉しいマヨも素晴しい。ただ、ふたり、やくたいもない話をしてるばかりなんだけど、それで動く感情、豊かな表情、そして近しいふたりの距離。もう、これ、最高だと思う。マヨが先輩のこと大好きすぎるってのがわかるんですよね。先輩もマヨのこと可愛いと思ってるってわかるんですね。それがもうたまらなくいいんですね。
『エクソシストと首輪の悪魔』。喉元に包丁を向けているアルマ! 衝撃のシチュエーションなんですけど、しれっと普通に受け答えしてるこのおかしさ。さすがの秀翔も焦るんだ! 首輪をとろうとしてたのか。悪魔本来の姿、能力を取り戻したい。その気持ちはわかるんだけど、理由がしょぼいな! 遊園地のパレードを背丈が低いせいで見られなかったからって! いや、これがアルマには重大ごとなのか。シュリエルの助力で首輪はずれるというまさかの展開あったわけすが、さあこれでどうなる。悪魔の力をふるうのか!? と思いきや、あんまり変わらないな。けど秀翔、ここでなんかわけわからん怒りかたして、ああー、アルマが出ていっちゃうの、嫌なのかい? それを素直にいえないから、そんないいかたしちゃったのかい? 憤慨して出ていっちゃったアルマの、あの心の叫び? あれがよかったですよね。めっちゃ可愛い、というか、ほんとにそんなにパレード見たいんだね。
『ふじょ子とユリ子』。ふじょ子とユリ子のクリスマスですよ。ふじょ子にとっては亀太郎とピエールの記念日、なのでふたりのプレゼント交換も亀ピエがらみのイベント、まったくユリ子のことなんて見てないの? そんな風だったのにですよ、ユリ子のためのプレゼント用意してくれてたんだ! これ、ほんと、大快挙だと思う。ユリ子も嬉しいだろうけれど、これまでなんだかんだとふじょ子につきあって、けどこれといった見返りもなくてね、不憫に思っていたこの子についに大逆転、よかったなあと思わずユリ子にもらい泣き、いや、べつにユリ子泣いてなかったな。ボクサーパンツのくだりとか、突如素に戻るふじょ子とかも最高に面白かったし、得体の知れない女、岡本さんの最後の仕業。これも実に面白かったです。今回は最後の最後までユリ子のご褒美回。私にとってもご褒美回でした。
- 『まんがタイムきららキャラット』第15巻第2号(2019年2月号)
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