『まんがタイムきららキャラット』2019年2月号、先日の続きです。
『かぐらまいまい!』。主要登場人物が揃いました、というところみたいですね。学校にて屋上にいくと、巫女の装束来てる女の子がいた。赤城カンナ。この子、動画で見た御神楽にあこがれて、その練習をしようとしていたんですね。目標が町おこしなんだ。でもって、動画の神楽を舞ってたのが小さいころの美夜。ここでこふくも巫女装束に着替えて、前回、習った神楽を舞って見せて、このお姉さんというの、美夜の姉ではない。神様なんじゃないかって話をして、けど神様がいるにしては賽銭が少ないって、この美夜の俗世感、よいと思います。御神楽を部活でやるんですね。舞姫部。なるほど、神社でやるんじゃないんだ。部員は三人、ここからどう広がりを見せるのか、見てみたくなりますよ。
『精霊さまの難儀な日常』。ともりとサラ、登校中に見かけた泥人形の行列。これ、なにかと思ったら地面に半分埋まった子が使役して土を運ばせている? この子、つちのこってサラから呼ばれてるんだけど、なるほど、精霊なんですね。本当の名前はノム。そして空からは風の精霊、シルフィが降りてきて、このふたりは前回登場のともりのイトコ、いろはの対となっている精霊たちなのかあ。前回、サラとルカはいろはと出会っていました。当然、いろははふたりが精霊と気づいていたものかと思っていたのですが、そうか、気づいてなかったんだ。不良なのかコスプレなのかといってる、その発想が面白かったです。さて、四大元素、それぞれの精霊の王女が同じ町、同じ学校に揃って、これからの学園生活。それぞれの相性、ノムはサラを苦手としていたりね、そうした要素がどういう展開を引き起こすのか。にぎやかになりますね。
『異なる世界の管理人さん』。いよいよ佳境なんでしょうか。火山の火口にあった巨大な入り口。ここがセントラルポラリスなのではないかと皆の期待も高まるわけですが、同時にいくつもの謎も提示されて、ポラリスのスズキに対する感情、これがずっと以前からあるのではないか、自分でもはっきりとしない感情の出どころに戸惑うポラリスと、そしてもうひとり戸惑っている人が。CODの総長。今回は、この人、坂城香菜がかつて次元転移装置を作ったということが判明して、そして鈴木とともに仕事をしていた事実も判明して、これ、大きな謎の提示ですね。坂城、ポラリス、ケイエスの3人が似ていること。そしてポラリスの感情や坂城の記憶に残るも今は互いに知らずに初対面のように出会っていた鈴木との関係。これがこの世界の核心なんでしょうけど、この世界の根幹に関わるような状況に鈴木関わってたのかと、いやもうえらいもの投げ込まれた、そんな感触ありますね。
- 『まんがタイムきららキャラット』第15巻第2号(2019年2月号)
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