『まんがタイムきららMAX』2016年11月号、先日の続きです。
『きんいろモザイク』、もう最高ですよ。綾のポエム帖。綾は読書感想文で賞をとったことがあるんですよ、みたいなことしのが話してて、それで文学少女だって、国語では絶対勝てないって、みんなからいわれて、すごく喜んでるこの子の笑顔、よく覚えておいてくださいね、ってやつだよね、これ。あやや、ポエム帖、落としてしまってました。それ、穂乃花が拾ってくれていたんですが、穂乃花も綾に返していいのか、だってポエム見たってわかっちゃう! めちゃくちゃ気を使っていて、そして綾はと思ったら、すごい顔! どんどん落ち込む、どんどん弱っていっちゃうの! すごい、すごいわ。穂乃花が綾のポエムに、ものすごい親和性示すのも面白かったです。泣くほどなのか。そして最後に深まるふたりの仲。おお、乙女の秘密! 素晴しい。素敵でした。穂乃花がカレン主役の小説書いてるというの、これもカレンにバレて欲しい、感想知りたいって思いましたよ。
『はんどすたんど!』、おお、おかしい。ついに文化祭。焼きハマグリ屋、マスコットがななみなのか。すげえ。そりゃいちごガールも驚きますよ。だって、これ、びっくり箱レベルだよ。ハマグリ焼いてる情景もいいなあ。ああ、ハマグリ食べたい。このへんで食べられるところあるかなあ。ともあれ、しこたまななみに驚かされてるいちご最高でした。そしていちごの着ている着ぐるみ。おおう。すげーバニーガールだ。というか、バニーガールか? 子供が泣いてる……。体操部のステージ、ぜんぜん人がいませんよ…!! そういってすごくいい笑顔するゆかが最高でした。でもって、先生大活躍! というか、ななみか、無理矢理押し出したぞ。バンバン難度高そうな技繰り出す先生に、いちご、すっかり圧倒されて、司会の役目見失っちゃってるし。すっかり観客みたいになっちゃって、すごい!! これ何!? あまね先生それ何ていうやつですか!? しびれる実況でした。しかし、ほんと面白い。先生の技も華麗でした! つうか、技の描写、すごいよね。
『TCGirls』、面白い。お店がお休み、というので皆で遊びにいきます。マナの希望でゲームセンターにいくことになったんですが、店長、アン、マナの三人にたまたま出会ったメイも加わって、と、メイ、マナを前にするとそんなになっちゃうのか。ああ、メイのデッキ、ばらばらカード落としちゃって、それ、札束と一緒だから! ゲーセンにいって、遊ぶのはTCAGなんですね。ああー、カード読み込んで遊ぶやつ。マナがこの手のゲームに興味を持つきっかけが手だったというの、ほんと筋金入りって感じでいかします。これ、ご自由にどうぞって皆が置いていってくれてるカードたくさんもらって喜んでるアンとメイがすごくいい。ゲームの料金相場知らないシオンの結構安いんですね発言。アンのなんでもTCG換算。そういうひとつひとつもほんと面白かった。キャラクターもいいですよね。
『のけもの少女同盟』は中間テストの対策だっていうんですが、友達の家で勉強会、想像しただけでドキドキしますね、あれ、脈乱れた? ちょっと危険ね!? 霞の弱さ、よっぽどなんだな! ニカの成績の悪さ、結構なもので、これ、赤点とると合格点とるまで追試が続くのか、ハードな生活が待ってそうですよ。ニカの成績、これ、国語の問題もあるのでしょうか。ニカはロシアとのハーフなので、ロシア語が当然できる。英語も苦手ながらできる? それはわからないんだけど、すずめの出してくれた例題、過敏を花瓶と勘違いするとかね、こいつは適切なサポートがないと不利じゃないのかなとか思ってたらですよ、そこからのお絵描き大会になる展開。ああ、まったく予想外のところに投げ込まれた感があって、実によかったです。しかも、チューリップときて、さらに詠子の絵のうまさ! 続くやりとりも面白かったですけど、やっぱりラストにぐっとくるものありましたね。ニカも一緒に追試受けてあげるから。友情、素敵! そんな描写の果てにすずめともも先生のしめがあって、ほんと、うまい揺さぶりでした。
『スタンドびより!』、めちゃくちゃ面白いですよ。会話のはしばしに面白さ盛り込んでくる。球場まできてるのに、今日は勝てそうにないからと応援放棄して宿題するっていう猫子のドライさ! 他にもキャッツは五連敗中で五位という現実とかね、でもって利奈の絵、それに対する感想も! 優勝とかじゃなくて目先の勝利ってのが小さいよな。めちゃくちゃ面白かったです。ファンなのにそれでいいのか、あるいはファンだからこそであるのか、そうした辛辣な発言のいろいろが好きです。そして人食ったみたいなところ。20年くらい前の話をまるで自分の思い出みたく語ってる猫子に春子とか、そういうのもほんといいと思います。
『FASHION MUSIC』、いいキャラクターだなあ。バンドを組みます。そういってふたり活動を開始した有紀と衛。今はギターとベースしかいない。ドラムがいないことにはなあ、ということでドラマーを探すっていうんですが、さすが衛は判っているというか、ドラムにまつわる困難いろいろ、初期費用とか練習環境、そういうのね、すらっと説明してくれて、なるほど納得でした。最初は百合にドラムをやらせようと思ったのだけど、あっさり拒否。かわりに紹介してくれるといいます。すごいな、人脈。その話してる時の、ノリ気でないように見せて、内心ナリノリな衛とか、すごくいい。でもってドラムの真琴、この子もすごくいい。衛は苦手そうにしてるけど、めちゃくちゃぐいぐいこられて、なんだかんだ楽しそうな表情してて、有紀は有紀で、今日はじめて会ったとは思えないほど馴染んじゃって! ええ、ほんと、この漫画、キャラクターが皆チャーミングでいいと思います。
- 『まんがタイムきららMAX』第13巻第11号(2016年11月号)
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