『まんがタイムきららフォワード』2016年11月号、昨日の続きです。
『ゆるキャン△』、のっけからほうとうですよ。ああ、アキちゃん、うまいこと作れたんやね。それはいいんやが、ほうとう、食べたい……。その間、ひとりバイク行になったリンはというと、温泉につかってるんですね。ああ、温泉いきたい……。温泉につかって、周囲の山々眺めて、そして風呂上がりになにを食べようか。いろいろ思いめぐらす贅沢ですよ。信州はローメンなんてのがあるのか。ソースカツ丼も名物なのか。おすすめでもってバトルしてる友人たちを尻目にね、かるくミニソースかつ丼に決めているリンのマイペース。いやあ、素晴しいですよ。とてもいい。でもって、めずらしくリンが失敗。寝ちゃうんですね。いや、びっくりしましたよ。わんこがリンのサラダを食べてる! なんてこと! って、これ夢か! ほんと驚きの展開の果てに、夜もふけかけた山道、冷汗かいてバイクをとばすんですね。この失敗ね、それでもなんとかキャンプ場にはたどりつけるのかな? そう思うじゃないですか。いやあ、ここで序盤からの布石がきいてくるとは、まったくの予想外でした。さて、その間になでしこたち居残り組も次のキャンプに思いはせています。ええ、この並行して展開する見せ方、とてもいいと思います。ほんと、リン、どうするんでしょう。
『双角カンケイ。』、おお山場ですよ。いずれこの時がくるだろう、そう思ってはいたのですが、ええ、あいりがずっと秘密にしてきたこと。ひまりのふりをして、朝霞先輩とつきあってきたこと。それがバレました。スマートフォンからバレた。イチカに見られてしまった。それで、観念したといいましょうか、あるいは開き直ったといった方がよいものか。これまでのことを全部話すんですね、あいり。朝霞先輩が誰を好きなのか。そして今、どう思っているかを語って、ああ、ここでひまりがショックだったのは、あいりのことか。ひまりにとってはあいりが一番大事だったか。さて、ここで朝霞先輩に連絡とろうとするひまり。ああ、ひまり、なにをしようというのか。なにを話そうというのか。これ、状況次第では、強烈な修羅場が生じますね。
『鬼が出るか蛇が出るか』、おお、物語が動こうとしているのでしょうか。このところ、ずっと調子が悪そうな鈴。胸が痛い、頭もはっきりしない。そういっている鈴の内面で動いているもの、優への恋心。それがいよいよはっきりしようというんですね。雪の中に、蛇の姿で飛び出していって昏倒してしまった鈴。って、その前に、大蛇になって優を囲む会に乱入、大暴れしてるのがやばい! 意識してやったことではないみたいだけど、本能的にこの会をぶち壊しにしないといけないとか思ったのかなあ。ともあれ、優とふたりきりで話す機会を得た鈴ですよ。最近の自分におこっていたこと、それについての不安を優に告げ、そして優もなるたけ真摯に答えて、ああ、こうして鈴は優に対する思いを理解し、そして優も鈴への気持ちを自覚したようで、ああ、動く、動いてしまう。そしてこうなると心配になるのが霞です。この子、失恋はほぼ運命づけられとったろう、最初から思ってはいたんですけど、最も頑張って、一番優に踏み込んできたの、この子だと思うんですけど、どうなるのだろう。この子にとっても、なにかしらよい結果が出ればよいのですけれども。
『メイデンス・オーダー』も、結構な転換点にさしかかっていますね。トワたちが森で発見した行き倒れ。残念ながらその行き倒れは助からなかったのだけど、他人に寄生する精神体、とやらだけはなんとか生き残ったんですね。こいつが、トワと同じ世界からきた人間で、今でこそマンドラゴラに寄生しとるわけですが、コミケのことを知っている。トワの使うメイデンオーダー、そうした能力が「サークル」の力であると知っている。トワよりも、より状況や背景を理解している人間が出てきたんですね。ああ、元人間か。しかし、トワ、コミケ参加者全員がこの世界に送り込まれていることを知り、ということは、袂を分かったサークル仲間もこの世界にきているということか……。ああ、トワ、これまでになくシリアスな面持ちしましたね。本当、ターニングポイントだと思います。
- 『まんがタイムきららフォワード』第10巻第11号(2016年11月号)
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