2016年9月25日日曜日

『まんがタイムきららフォワード』2016年11月号

『まんがタイムきららフォワード』2016年11月号、昨日の続きです。

『なでしこドレミソラ』、箏を弾く香乃が美弥たちの同好会に入ると決めた。そしてそれがもうひとりの奏者、恵真の参加もうながして、しかしこの恵真という人面白い。よっぽど香乃のことが好きなんですね。演奏から、箏から距離を置いていた香乃の復帰を喜ぶものの、そのきっかけとなった美弥のことが気に食わない。ティッシュに美弥の似顔を描いて鼻かんで捨てるとか、面白い憂さのはらしかたなさいます。恵真が邦楽に、あるいは香乃に興味を持ったのって、落ち込んでいた時に香乃が箏の演奏ではげましてくれたのがきっかけなんですね。すごくいい音。しかしその香乃が今回はげまされたというの、初心者まるだしの美弥。面白くない。香乃が美弥の演奏になにを見出しているのか、それがさっぱりわからない。しかし、それでも香乃の感じていることを知りたい、理解したいと思う恵真はすごいですよね。美弥に演奏を聞かせてくれるよう頼んで、しかしそれでもわからない。それですっかり落ち込んだ恵真をですね、はげましたのが美弥の演奏。ああ、香乃との思い出に重なったんですね。ほんと、丁寧に描かれたいいエピソードだったと思います。

『あんハピ!』は、ついに椿が人前に。運動会を目前にして、なんとかはなこにコンタクトをとろうとするんですが、持ち前の内気、弱気が災いしてなかなか前に出られない。結果、はなこのこと尾行するみたいになるんですが、いやはや、はなこ、すごいね。不運の連続。一歩間違えば死んでるみたいなレベルの不運に見舞われてるのに、無傷? 生存してるから? ツイてるなあ、なんていっちゃってる。すげえ、普通なら怖くて外に出られなくなるレベルのトラブルなのに! しかし、そんなはなこのツキも尽きたか、トラック前に投げ出されてしまって、って、倒れてきた木に背を押されてる時点で大惨事だよ! ともあれ、もう駄目かとなったそのピンチを椿が助けてくれるんですね。おお、ミニチモ、持ち歩いてるんだ。ともあれ、はなこを助けたことがきっかけで、椿、はなこと一緒にお話する機会を持つことができて、弱気だった椿のこと、はなこがちゃんと前向きに見てくれてね、ああ、これが椿の転換点になるでしょうか。しかし、椿が椿として活動できるようになったらチモシーどうなるんでしょう。自律行動できるように改造するのかな。

『球詠』、柳川大附属川越高校野球部との練習試合ですよ。県ベスト16とか秋大会ではベスト8とか、なかなかの強豪で、よく試合受けてくれたとかいっちゃうくらいにレベル差ありそうな相手でありますよ。現状勝目があるとしたら、まだ経験が浅いという相手ピッチャー大野に隙なりなにかあるのかな? そう思っていたら、初球を外野フェンスまで持っていっちゃって、おおう、なんだこりゃ続く犠牲フライで先制点だよ。この漫画、野球もので、結構専門用語とか出てくるものだから、明るくない自分にはよくわからないところがままあって、でも試合の情景、絵でもってしっかり伝えてくれるものですから、読んでてすごく面白いんですね。初球打たれてぐらついた大野。しかしキッチャーから喝を入れられて、ああ、これはもうこれまでみたいにはいきませんね。そしてチェンジ、1回の裏。ついに詠深が投げますよ。この子の投球、はたして通用するのか。あっと驚かせてくれたら痛快だなあって思うんですけど、そういきますかどうか!

『ヨツコト』、なんともいえないほのぼの感ただようオープニング。きのこの家。それ見てうっとりしてるコトワリ。おかしい。ほんと、なんともいえない味わいです。この家の主がヒルムヘイト。すっかり勝手におっさんかと思ってたら、なんだ、可愛い女の子じゃん! コトワリにヨツキのこと、勝手にあだ名つけちゃってたり、さらにはふたりの師匠のモリスレンのことモリスンって呼び方してたり、なんかマイペースなお嬢さんですよ。しかし、この人、見た目どおりじゃないんですか。なんと、モリスンの師匠らしい。コトワリたちの10倍は生きてるとか、しれっといっちゃう。なるほど、魔法を人前で使わないという決め事、それ、この人の教えなんだ。迫害されないためだっていうんですが、それでも魔法使いを名乗る彼女は、自身が魔法使いということにプライド持ってるんだなあ。今回はヒルムヘイトの魔法論、あるいは生き方、ポリシーが語られて、合間にこれはいかす! そんな描写も織り交ぜながら、いやしかしそれでも地道な生活者なんだと思わせるところあって、よかったなあ。今後もこうした個性的な人と出会っていくのかなあと思うとわくわくさせられますね。

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