2016年9月6日火曜日

『まんがタウン』2016年10月号

『まんがタウン』2016年10月号、昨日の続きです。

『魔法少女は笑わない』。敵対する魔法少女とか出てくるんですね。雰囲気としては緩いギャグ漫画。けどそこに、家族を失った過去話など重いエピソードが差し挟まれる。今回もそうした類いのエピソードなんでしょうか。イオリとエミを導く? ホー助がボロボロにやられて帰ってきた。敵対する魔法少女がいるようなことをいっている。それはどういう存在なのか。イオリとエミ、いろいろ考えるんですけど、出会ってみないことにはわからない。出会うんですね。飛行タイプの妖獣との戦闘、押されて負けるのではないか、そうした状況に陥ったところに現れたのが魔法少女。悪の魔法少女? と思ったところで、ホー助がいうんですね。あれはボケの魔法少女だ! え? これ、シリアスに向かうのかコミカルに向かうのか、わからなくなってきましたよ。ほんと、どっちに振れるんでしょうね。

『照子ちゃんは恥ずかしがり屋』。前回のあらすじが酷いな。というか、わざわざ続ける話なのだろうか。光雅が猫耳つけて、にゃんにゃん、アイドル気分ですよ。アイドルシアンちゃんは怒って帰るし、光雅の友人一様はというと、一発で気分を害する。ほんと、これ、謎の展開。しかし、この漫画らしいといえば実にらしくておかしいです。他に照子の前髪の続き。だんだん伸びていってるんですね。ちょっと目にかかるくらい。うん、可愛いと思う。それ、妹佳も同じようなこというんですけど、そうしたら眼鏡にアイデンティティの崩壊みたいなこといわれて、いや、そこにアイデンティティを求めるのはどうか。ほんと、ナンセンス。その持ち味、見事です。

『2年2組のスタジアムガール』、スズたちのダンスレッスンですね。コーチは佐山サトミ。この人、横浜ムーンナイツの佐山選手の姉なのか。きりっとした美人で、普段は笑顔など見せないのに、チアとなるとばっちり笑顔で魅せてくる。ああ、プロフェッショナルを感じますね。今回、レッスン頑張ってるスズが、おかしくなりながらも、やりがい感じているってことがよくよく感じられてよかったです。キャンプ中の選手に心重ねてみたりね、ほんと、野球大好きがこの子の原動力というのがよくわかります。そして苦手なダンスの克服。ここにもやはり野球があって、ほんと、スズのこうしたところ、まっすぐで気持ちいいくらいです。

  • 『まんがタウン』第17巻第10号(2016年10月号)

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