2016年9月9日金曜日

『まんがタイムきらら』2016年10月号

『まんがタイムきらら』2016年10月号、発売されました。表紙は『三者三葉』、3人娘がパジャマパーティーですってよ! 皆それぞれにクッション? ぬいぐるみ手にしてるんですが、それがちょっと面白くて、葉山ちゃんは肉球クッション、うん、これよくわかります。小田切はといえば、これ、食パンクッション? うん、これも、ちょっと珍しいしヒロインの持ち物っぽくないけど、双葉らしくてとても可愛いと思います。そして一番可愛いのが、葉子様がお持ちのニワトリ。うん、これ、可愛い。けど、なんでニワトリ? ニワトリ→卵→マヨネーズっていう連想なんでしょうか。しかし、この3人、可愛いですよ。3人それぞれの笑顔、とてもよいです。

三者三葉』、これはまた面白いことになってきました。双葉のこと、近藤は小田切、小芽は小田切双葉なんて呼んでる。あだ名だっていうんですが、あだ名らしくないよねえ。ともあれ、葉子様も葉山ちゃんもその呼び方に影響されちゃって、葉子様なんて呼び捨てにちょっと憧れとかいっちゃって、でも、薗部に呼び捨てにされるとそんな怖い顔しちゃうんだ……。葉山、葉子様、西山の3人であだ名を決めようって話になるんですね。あの、生き生きと葉子様呼びをすすめる葉子様が素晴しかった。さすがの西山も受け入れませんでしたね。しかし今回は西山の笑顔炸裂でした。あだ名が決まる。委員長。すごくいい笑顔! 近藤にも委員長委員長といわれて、いや、なんだ、こんなに嬉しそうな西山、かつてあったろうか! 素晴しい。輝くようです。ところで、照ちゃん、西山の名付けセンスに抵抗して、せめて照ちゃんでと申し出たものの、それでもやっぱり照ちゃんは嫌なんですね。いい名前だと思うのだけどなあ。

スロウスタート』、水着回、続いちゃった。今回のメインはたまてですね。アニメに描かれる揺れる胸表現。これにリアルな垂れる問題を持ち込むえいこ。それ聞いて怖れている花名、たまてがおかしかったです。たまて、胸のことが気になっている。花名の胸、大きくなってないか? かむりもわりとあるし。と、でも自分は……。そこからの展開。ペト、へもへも、ドスドス、ドムドムドムドム。って、ドラミング!? と思ったら、ああ、ドラミングはパーなんだ。ごめんなさい。でも、たまてさんね、これ、守るべき美徳だと思うんですよ。ほんと、たまてさんは誇るべきだと思うんですよ。ねえ、美しいですやんね。ほんと、スラリと大変美しいですよ。

『おとめサキュバス』、ゲストです。一人前のサキュバスになる実習、なんてあるんですね。それで人間の世界にやってきた女の子、いやさ、サキュバスふたり。ルナとキュリアがやってきたのは女子校。え? サキュバスなのに? というのは、キュリアが男子を苦手としてるからっていうんですが、ほんと、男の子って聞くだけで気を失うほどなのか。男子だけでなく、人間自体が苦手なよう。転校してきて最初の自己紹介でもおかしなこと口走って、危ない危ない、サキュバスって自白するところでした。ふたりの課題は、小瓶に男の子から奪った精気を集めること。精気を……。いろいろあれだけれど、なんだろう、うん、危ない。ふたり、変身できるんですね。失くしてしまったキュリアの小瓶を探すため屋上にて変身、いろいろやってたら、クラスの子に目撃されてしまって、さっそくサキュバスとばれてしまう。それを受け入れてくれるふたりもすごいんだけど、仲里涼香、紫宮みちる。仲良くなって、キュリアもそんなに心配することなく、人間世界に馴染んでいけそうです。と、それはいいけど、男子が苦手な状況は変わってないよね。ええ、課題クリアできるか、そうした問題改善せずの初回でした。

『ペトラボ』、ゲストです。おお、ホムンクルスもの。錬金術師の末裔、雨森メイは祖父から受け継いだレシピをもとに人工生命を生み出した。それがペトラ。ちんまい、ぷにぷに美少女。メイ、すなわちオタクなんですな。オタク的興味、フィギュア集めるような感覚で美少女を生み出したってわけか。でも、ちょっとした手違いで、人型護衛兵器を作ってしまってた。か弱い女の子のボディに兵器の思考回路を組み込んでしまって、さあ、どうなる? と思いきや、あんまり問題にはなってなさそうだな。非力なペトラ、腕立て伏せも腹筋も1回やるのがやっと。そうした状況にしみじみ萌えているのがメイです。メイの部屋にたくさんある戦闘美少女のフィギュアを見て、スゴク強ソウ、そういって嬉しそうなペトラにまたもや萌えているメイであります。ちんまりポンコツ戦闘美少女、そのいたらなさ愛でる、そんな趣旨っぽいこの漫画。シンプルで割と悪くなさそうだぞ、そんな感触得ましたよ。

  • 『まんがタイムきらら』第14巻第10号(2016年10月号)

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