2015年11月20日金曜日

『まんがタイムきららMAX』2016年1月号

『まんがタイムきららMAX』2016年1月号、昨日の続きです。

『あいむあらい部!』、これ、想像以上に面白くなってきましたよ。真衣花、鋼鉄部に入ることになったんですね。友達は陸上部に入ることに決めました。しかし、バンドメンバーひとりひとりが、それぞれに違ったジャンルのメタルが好きっていうのがですね面白くて、この音楽ネタというんでしょうか、メタルネタでいいんでしょうか、これがいい感じに畳み掛けられて面白い。真衣花もコーラスやることになって、You! Must! Die! 友達のりいちゃんを怖れさせるっていうのがさ、ほんとおかしかった。おかしいのはまだまだこれからで、エアギターしてる先輩見て、自分もこう見られてるのかと絶望する真衣花。バンドはバンドで、リズムキープがめろめろで、そしてデスボイス? 上手かどうか分からない、ついでに歌詞も分からない。歌詞覚える意味ある…? ほんと、おかしかった、面白かったです。メンバー全員が走るので、もうえらいことになっちゃう。それでメトロノーム買いましょう! 真衣花がつっこみ役になってるのもおかしいですよね。

『はんどすたんど!』は、皆で買い物ですね。おお、ゆかちー、私服も可愛いです。で、みんな大好きななみさん。ほんと、この人、出てくるだけで面白い。着替えのシーンもなんかおかしくて、パンツ一丁になっても全然色気とかないのもいい感じ。ほんと、おかしいですよ。素晴しい。LINE? のくだりもおかしくて、ほんと、ななみ、なにやらせてもおかしくって最高です。そして、喫茶店で待つ三人、その表情、すごくさっぱりとして、美しくて、可愛くて、これもほんと素晴しい。さて、本題のレオタード。カタログ見て選ぶんですけど、そうかあ、やっぱりあんまりお店には売ってないんだ。って、いかがわしいから!? ほんと、ななみ、おかしいなあ。いちごが恥ずかしがっちゃって、いや、うん、その気持ちわかるよ。でも恥ずかしがると、本当に浮いてみえちゃって、より恥ずかしくなるんだよなあ。なんて思っちゃって、うん、ここはいちごさんの正念場ですね。って、待って待って、いちごの登録名、バラ科の多年草なんだ! わからん! それ、まあそうなんだけどさ、わからんって!

『魔法少女のカレイなる余生』、いい感じじゃないですか。元魔法少女の住まう寮に入ることになったしじまちゃん。案の定といいますか、お世話係みたいになっていて、ほんと、大富豪に誘われたり、使いっ走りさせられそうになったり、ちっとも思い描いていたような生活にならないっていうのがおかしいんですね。学校には、寮に関する悪い噂まで流れていて、それをなんとかせねばと、掃除を敢行しようとするしじまちゃん。寮母なのか、それとも皆のお母さんなのか。そんなありさまですが、ああ、自分はしじまさんに叱られる側の人間だわ。意味のないもの残してたりするものなあ、なんて思って、いやはや、耳に痛い、そんなエピソードとなりました。急ぎるぎるしじまに対し、リラがね、怒っちゃうのね、あれがなんかぐっときまして、心の叫びですよね。駄目人間の抵抗なのかも知れませんけど、でも、こうやってちょっとずつ距離が近付いていく。それがことによいなって思いました。リラがよいなあ。

ハナイロ』、みんなでお祭り、花屋さんはかき氷の屋台を開きます。みんな浴衣で華やかで、素敵な屋台ですよ。かき氷のシロップは、香料が違うだけど味は一緒。そのネタが、この店ではちゃんとシロップから作ってますよ、ちゃんと味が違いますよ、で、陽が、なにこれうまッ、でしょう。いいなあ、この表情。となりで静かに味わい堪能してるいち子さんも素敵です。今回は、適当なこといったりやったりしてる店長を、いち子が軽く怯えさせて、いやもう、いち子さん、最高です。仕事を終えた後、皆で屋台めぐりして、花火見て、それが本当に楽しそう、というか花火に感じるワンダー、それが素敵だなあって思ったんですね。そして最後に、いち子と来年の約束。これも素敵でした。本当に魅力的でした。

  • 『まんがタイムきららMAX』第13巻第1号(2016年1月号)

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