2015年11月5日木曜日

『まんがタウン』2015年12月号

『まんがタウン』2015年12月号、発売されました。表紙は『あいたま』メインでありますよ。樹里に蓮、アイドルふたりをですね、両手に花ですね、こう、両腕に手とりまして、見事に笑顔のあいであります。ぐいって引きこむ、そんな魅力ある三人。これは、やっぱり、あいの魅力が大きいのだろうなあって思います。そして他に『新クレヨンしんちゃん』、『若林くんが寝かせてくれない』、『居間には今外国人がいます』、『派遣戦士山田のり子』のカットがございます。

『ママはパートマスター』、お、なんか前の方に出てきていますよ。このシンプルな漫画。夏季の母、麻冬さんはパートマスター。どんな仕事だって超一流の腕でこなしちゃう。という、このシンプルで、時に強引なネタでもってもう23回になろうというんですが、こういう昔ながらの四コマ漫画みたいなのがね、最近ちょっと減ってきてる感じあるでしょう。だから、もうね、貴重で貴重で、いつも楽しみに読んでいるのですよ。さて、今回、ちょっと珍しい展開ありましたよ。あの、お面屋さんでパートって、そんなとこでパートとか募集してるの? ともあれ、夏季の友達が夏季のお面を注文する。それで翌日のソフトクリーム屋台で、娘に化けて麻冬さんを出し抜くわけですよ。おお、こんな展開、なかなかにレアで、いかしました。こういうひねりも、すごくいいですよね。

押しかけ時姫』、時姫、扉にて甲冑に身をつつみ弓を射ている、その様子、すごく凛々しくてかっこいい。ええ、この人はかっこいい姫なんだと思うんですね。で、なにやってるのかと思ったら、文化祭なのか。的当ての遊戯があるらしいというので、いやいや、そんなに本格的な。この人、弓の名手だから、弓道じゃなくて実践弓術ね、学校の的当てなんてレベルが低すぎてつまらないって、まあ、そりゃしゃあないですよ。時姫のクラス、メイドなんだそうですよ。というのだけど、スカートを嫌がって、時姫だけ着物。いや、でも、これ、すごくいいじゃないの。手加減のない肩叩きとか、実にものすごい。ああ、時姫、実にいいな。文化祭でやりたい放題。楽しんでるってのがよく伝わる、そんな描写。ああ、時姫よかったなあ。ほんと、よかったなあ、ですよ。

『若林くんが寝かせてくれない』。ゲストかと思ったら、『漫画アクション』に連載されてる漫画が出張してきてるんですね。四コマじゃなく、コマ割り漫画。これがなかなかに面白い。いつも寝不足の須住先生が、漫画喫茶にいくって話なのかな。いや、いつもなんらか、どこか静かな場所で睡眠とろうと思うものの、若林くん、生徒さんね、この子が乱入、干渉してきて、眠れやしない。そんな漫画っぽいんですね。面白いですよ。漫画喫茶の個室にて、寝ようと思えば、すぐ横に若林くんが漫画を持って待機している。若林くん、先生のことが好きなのか。ちょっと変わりもので、ちょっと怪しくて、ぐいぐい迫ってくる、そんな若林くん。いや、なんか、可愛いじゃん。ちょっと無表情? そんなところも実にいい。ちょっと続けて読んでみたいかもって思ったら、おお、再来月号にも掲載されるんですね。こいつはちょっと楽しみですよ。

『恋するヤンキーガール』、ナギとアヤメちゃん、偶発デート? と思いきや、なんかちょっと違うな。おお、今回のメインはあんずなのか。って、うおー、すげー、なんだ、めっちゃ可愛く仕上がってきてるじゃんよ。小柄で純情、ちょっと男の子っぽい言葉遣いもチャーミングなあんず。けど、この子、あのパーマかけてモコモコになってる髪形、あれ、天然パーマなのか。で、ストレートパーマかけたら、ウェーブがかったセミロング、えらいこと可愛くなる。って、すごいな。あんず、大山先輩が気になるっていうんですね。なんだか爽やか系男子? 告白してデートに誘うというんだけど、すぐさま受け入れられて、やった? うまくいった? かと思ったら、あれ、グループデート? というか、これハーレムデートなのか? おい、こいつ、いつか刺されるぞ。純情あんず、思っていたデートと違ったことに当惑して、その気持ちを先輩に伝えるも伝わらない。ああ、あんず、なんかかわいそう。でも、アヤメちゃんが代わりに怒ってくれて、連れ出してくれて、ほんと、傷付きながらも、自分がいけなかったんだって、そういうあんずは気丈で健気な女の子だと思います。って、おい、ストレートパーマ、午後には落ちるのか。コストパフォーマンス、悪くて大変だ!

  • 『まんがタウン』第16巻第12号(2015年12月号)

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