2015年11月6日金曜日

『まんがタウン』2015年12月号

『まんがタウン』2015年12月号、昨日の続きです。

居間には今外国人がいます。』、最終回ですよ。扉は、大人になった万希と、皆の若かりし頃? って、ミヒャエル、なんも変わってないじゃん! 居候しているみんなが、万希のためにお別れ会を開いてくれるんですね。って、これ、予行練習なのか。それで連日のパーティ。ご馳走食べられるからって、マッキー、それでいいのか。いや、いいんだろうなあ。あのマッキー人形がいかしましたよ。なんだろう、ほんと、ただのぬいぐるみというには一種呪術的な雰囲気まとわせて、いかすなあ。最終回は、万希、ついにちゃんと家族と日本で暮らせるようになりました。そういった話になるのかと思ったら、そこからまだ二転三転させて、万希の本音に、ずっと一緒に暮らしてきた皆の本音、それがね、本当に彼ら彼女らの親しくなっている、そうした様子、感じさせてくれて、ねえ、みんな本当は寂しかったんだねえ。最後に出てきた万希の、ちょっと大人びた様子もよかったですね。ところで、ミカイール、彼女の様子もまたちょっと見たかったです。前回でミカイールは決着だったんだなあ。

『ポジティブ先輩ネガティブ先輩』、なんと、社内対抗マラソン大会ですって。余裕あるなあ。上位には賞金が出る。天使ゆりあが去年一昨年と優勝していて、って、この大会、42.195キロ、走らせるの? 無理! 無理だって! 今回ばかりは神農まつりにネガティブ巫女川、走ってる最中、楽しいことをしていると思い込むとか無理っていうね、その意見に同感する人の方が多いんじゃないかと思います。しかし、細かいネタが面白い。中学の体育でのトラウマ。これは男子連中にはわかりにくい話かも。でもって、ウェアの末路。これはいかすなあ。けど、あのウェア、可愛かったですよ。今回はポジティブ寄りの巫女川とか、めずらしいもの見られて、そうしたところも得した気分。ラストの展開も、定番だけれど、ゆりあのあっけらかんとした表情とかね、見ていて気持ちよかったです。

『ど先端ナース』は、なんかちょっと珍しい展開。なんかボーナスステージ感あっていいですね。とがりとまるみが衣装交換ですよ。どちらも実に可愛い。なんか得した気分。でもって、とがまるコンビの漫才の、なんともなりたたないところね、なんでだ! なんでなのか! なんでなんだろう! 一連のとがりのツッコミの機能不全、それだけでおかしいんだからさすがです。ナース山関と泉の女神も面白かった。あのオノの行く末、なんとなくわかったんだけど、それでも面白いのだから見事です。ナース山関の、あの様子、表情が効いているんだろうなあ。最後の、制服の真実、あれもグッド。グッドなんだけど、とがりさんのあれは貧相じゃないですよ、そういうスタイルなんですよ。素敵だと思いますよ。もっとちゃんと褒めたまえ、井坂育郎。

  • 『まんがタウン』第16巻第12号(2015年12月号)

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