2019年4月15日月曜日

ケムリクサ

 土日は『ケムリクサ』見てました。BD上巻、1から4話まで。まずは普通に通しで見て、それから特典映像を2本。イベント上映時の舞台挨拶と出演声優座談会、どちらもメインの女性声優3人のトークが主体なんですが、これが面白くてですね、オーディオコメンタリーは期待できそうだ。そんな期待をさせる感触だったのですね。『ケムリクサ』BDに収録されているコメンタリーはキャストとスタッフ、2種類あって、さあどちらから聞こうかな。流れからいけばキャストだけど、ここは本命のスタッフコメンタリーからいこう。土曜にスタッフコメンタリー、日曜にキャストコメンタリーを聞くこととなりました。

しかし、このスタッフコメンタリー、ものすごい。なにがすごいって、コメンタリー最初の発言が「もうしゃべることない」っていうのがすごい。待って、待ってくれ。まだなにもしゃべってないのに、その時点でしゃべることないってどういうこと!? さらにその後も、どういうテンションでしゃべったものかわからない、などなど。コメンタリーの常識がくつがえる勢いでした。

スタッフコメンタリーのなにに期待していたかというと、『へんたつ』のノリ。そのものという話を聞いていたからなんですが、いやあ、確かにそのとおりだわ。『へんたつ』見たことないって人は、ぜひ見ていって。なんか癖になるから。

スタッフコメンタリー、とりわけ監督に脚本てがけた人がしゃべるとなれば、シーンに込められた意図とか、物語世界の解説とか、そのあたりに期待するのが普通だと思います。もちろん私もそれを期待していたんですが、聞いてるうちに、あ、これ、そういうんとちゃうわ。だってさ、ケムリクサの扱いについて、作画監督が監督に聞いたときの答が、知らんー、ですよ。オレも聞いてへん。そうか、物語世界から、これはこう、ここはこう、いろいろ汲み上げるようにして物語が構築されていってるのかあ。なので、その汲み上げがなされるまでは、細部もろもろ、監督であろうとわからない。これ、一種脱力させられるコメントかも知れないけれど、作家としてのスタイルが見えるという点では割と重要な発言でもあるなって。他にも、アニメーターの捉える動画のクロックと、完成品のクロックの差とかね、なるほどなあ、面白いなあ。普段は1秒をいくつにも分割して捉えてるから、ものすごくスローな世界の把握をしている。なので、こうしてできあがった動画となると、はやくてはやくてついていけない。あるシーンについて語ろうと思っても、口開いた瞬間に過ぎ去ってしまってるからどうにもならん。そういう発想、面白いなあ。

たつき監督は京都出身のケニア育ち。大学も京都の大学だったので、その雰囲気、京都人のそれなのかなあ。すごくしっくりくるというか、伯父を彷彿とさせるものがあって、なんか懐かしかった。これはすごく個人的な感想ですね。

キャストコメンタリーも面白かったです。オーディションの情景とか、なんかちょっと特殊だったらしく、その感想も含めて面白い。また当然録音時のいろいろ、どういう演技が求められたとか、どういう風に録っていたというのも面白かったのですが、それに加えて、キャストにとっても先の展開の見えないアニメ。これからどうなるのか。場面場面に描かれたこと、そこからなにが読み取れるのか。休憩中にキャスト同士で話しあったとか、それからネットの考察、視聴者が読み取ったこと、それを参考に理解を深めたり、想像をたくましくしたりしたことが語られたのが興味深かった。演者として制作の一端を担いながらも、視聴者として物語の展開や描かれるいろいろを楽しむ受け取り手としての表情なども垣間見ることができたのは実に楽しくて、背景、舞台から、意味深な匂わせ、先の展開を不安にさせるフラグの存在、そしてわかばの毒などなど、もろもろ、感想、考察、実にいい。それはさながら、キャスト一行と旅するケムリクサ世界みたいな赴きを感じさせる、そんな近しさのあるコメンタリーだったのですね。

『ケムリクサ』中巻は5月末発売ですね。ということは一ヶ月以上先。コメンタリーはどうなるのか。実に待ち遠しいですね。

2019年4月14日日曜日

今日はおやすみ

今日はおやすみ。

2019年4月13日土曜日

8BitDo GBros. Wireless Adapter for Switch

 たまには振り返りをしてみるものだなあ! と思ったのは、ゲームキューブ コントローラをSwitchやPCに無線接続するためのアダプター、8BitDo GBros. Wireless Adapter for Switchの不満点について書こうと思ったらですよ、あれまあ、ファームウェアアップデートで改善しちゃってますよ! というわけで、なにを不満に思い、なにが改善したのか、それをちょっと書いてみようと思います。

さてなにが問題か。

最初にひっかかったのは、初期状態だとGCコンを接続していてもSwich Proコンとして認識されてしまうというところ。この状態だと、L/Rボタンで投げが発生し、防御するにはZを押さないといけない。L/RとZL/ZRが反対になってしまうんですね。

最初、スマブラ側でキー設定の変更が必要になると思ったんですが、大丈夫、これはすぐに解決しました。L+R+A+B+START同時押しでL/R、ZL/ZRを入れ替えることができます。ああ、そうだよなあ、明らかにスマブラ用に作られた機器なのに、そのへん考えられてないわけないよなあ。

実は、最初キーの入れ替わりに気づいてなくて、防御のつもりで投げを打ってました。道理でやりにくかったはずだよ! でも、それでも灯火の星難易度ふつうはクリアできたんですよ。一応、投げが空振りした後にシールド発生しますからね!

今回の主問題、それはやっぱりL/Rで、これ、アナログ入力できなかったんですよ。L/Rを底まで押し込んではじめてシールドが発生する。なので、これでしばらく遊んでからUSB接続タップに繋ぎなおすと、思わぬところでシールドが出てしまう。即座に底まで押し込めるように、軽くキーを押した状態でプレイしとったんか!

充電が面倒くさいので普段は接続タップ経由で遊んでいるんですが、無線アダプターを使う時は意識しておかないといけないなあ。そう思って、いずれこのことをBlogにも書こうと思いながらずっと放置していたんですが、今日こうして書こうと思い立って軽く調べてみたら、ファームウェアアップデータでアナログ入力に対応しちゃっていました。しかも昨年12月に!

なんでもマメに確認しとくべきですね。ええ、さっそくアップデートしましたよ。

アップデート他の情報はサイバーガジェットのサポートページで確認できます。

2019年4月12日金曜日

『まんがタイムきらら』2019年5月号

『まんがタイムきらら』2019年5月号、昨日の続きです。

『さかさまロリポップ』。詩月、発熱。体調不良で学校を早退してくるんだけど、姉にいれてた連絡、母とあわせて3桁いっちゃってたんだ! こういう時は家電ですよ、詩月さん。リビングに布団しいて、テレビ見ながら横になって、このちょっと特別な感じ。なんかわかる気がします。自分も、子供のころ、風邪ひいた時はNHK教育の昼の番組見るの好きだった。そんなちょっとしたノスタルジー感じながら、詩月のしっかりものの顔とか見られて、そういうのよかったなって。それにしてもマネージャーさん、動揺しすぎで、ほんとそりゃ詩月に怒られちゃうわけですよ。詩月が追い返すところ、言葉も態度も厳しいんだけど、風邪うつしちゃいけないっていう、そこには優しさなんかもあるんじゃないかなって。そして詩月の弱気。ほんと、いろんな様子が見られたの、よかった。看病の様子、あれもよかったですよ。いろんな表情、いろんな表現。どういうものを見せてくれるのか、楽しみにしてるんですよ。

城下町のダンデライオン』。四コマではなくコマ割りのストーリー基調で描かれたアンジェリカの幼少時代。はきはきと朗らかで、才気煥発。父母、兄とも仲よくて、時折見せるわかがままも愛らしかった。そんな子が、母の死、そして事故という不幸の果てに、かけがえのない思い出を失ってしまったという、あのくだり。ああ、病気もケガもなおせてしまう、そんな大きな力を持ってしまったゆえの悲しさだと思った。だって、そんな能力がなければそもそも、母の病に娘も、そして父も、ああした悩み方をする必要はなかったんですよ。これも運命と受け入れるしかない不幸も、代償こそあれど抗うこともできる。けれど、その代償を幼ない娘に負わせようというのか。母の思い、父の葛藤、それがもう痛ましくて、さらに追い討ちをかけるようにあの事故。妻を失い、そして自分を救うために大切な思い出もなにもなくしてしまった娘を前にして、父は心が壊れるような思いをしたのだろうなあ。そして、ちょっとした奇跡といえるのでしょうか。アンジェリカの母との再会。これ、父の娘へと託したものだったのか。泣けるといえば軽くなる、けれどそういうほかない、そんな展開。ずっと積み上げてきたものが、ここに開いた、そんな感触ありました。

My Private D☆V、『ももいろジャンキー』のおにぎりです。D☆Vポイントはちいさい女の子×おおきいものたち。うん、わかる、というか、わかってた。これ、『ももいろジャンキー』がまさにそうですよね。あの漫画に描かれているかわいさ。今回は、そうした要素だけを濃縮して、これでもかと盛り込んでみましたよ! といった風情ありまして、よいですね。この人の画風、作風、その魅力がしっかりばっちりあふれかえっていましたよ。しかし面白いのがね、おおきいちいさい女の子×ちいさい街。あれ、面白いな! オーソドックスなD☆Vにひとつ毛色の違ったもの混ぜ込んで、けどそれも実に効果的。ああ、これと限定したテーマでも、工夫、発想次第で可能性は広がっていくんだと、そんなダイナミズムが素敵でした。やってくれます、やられましたよ。

2019年4月11日木曜日

『まんがタイムきらら』2019年5月号

『まんがタイムきらら』2019年5月号、昨日の続きです。

『初春が咲く』。柚子、思いなやんでますね。彼方からの告白に、あれ本当はどうなんだろうみたいなね、なんせとらえどころない人だからさ彼方は、どう受け取っていいものか迷っちゃってるんですね。そんな柚子をめぐるいろいろ。みどりに恋人がいるというのが判明したり、自宅で悶々としてみたり。あのベッドでごろごろしてる時の柚子、面白かったですよね。この格好コアラみたい! 余裕あるな! 笑っちゃったよ。で、みどりを遊びに誘ったのに断わられて猫目になっちゃってって、なんか柚子の意外な一面がぽろぽろこぼれ出ています。そして彼方とあって、話してみて、柚子から気持ちを伝えるにいたる一連のやりとり。あれ、よかったなあ。好きだ恋だと、大ごとになる、そんな物語は多いけれど、こんなにも静かに、そっと自分の気持ちを伝える、そういうのもいいなあって思わされて、これがこの漫画の味わいか。とてもよかったです。彼方の気持ちを確かに受けとめた柚子のあの一瞬の変化。あれ、名場面ですよ。

『うらら迷路帖』。矢見の物語、語られましたね。赤い眼が災いし捨てられたものの、神託をもたらす巫女として重宝された矢見。彼女にその環境を捨てさせたのは強いられた結婚だったという話。迷路町に辿りついた彼女は、ここで友達を得て、しかし持ち前の千里眼でこの町の秘密を知ってしまって。これ、つらい話ですよね。自由を、自分らしく生きられる場を求めて辿りついたこの地でも、そのいきつく先は望まない結婚だというのがね、まるで八方塞がりで、けど友達の夢を守るためにと、一番占となって神と結婚することを受け入れたというんですね。この、最初に逃げ出した矢見と、自身を犠牲にした矢見との違い。それが切なかったなって。そして九郎との出会いから、恋、千矢を授かって別れて、呪われて、その眠りにつこうという時のビジョンが今の千矢に繋がるところ。ああ、ついにここまできたんだと。千矢は千の矢印から母のもとに辿りつくひとつを掴みとったんだって、これはぐっときましたね。しかし、母は正体もなく、涙を流すばかり。この呪い、どのようにして打破するんだろう。まだまだ乗り越えねばならぬ壁がありそうですね。

『いちにのご主人様』。これ、面白いな。命令を求める一ノ瀬に当惑しながらも、試しに命令してみる虹乃。いや、これ、ただパシリに使ってるようにしか見えないよ! その違和感、虹乃も感じたみたいですね。友達と放課後、寄り道してみたい。虹乃の希望を叶えようとする一ノ瀬だけど、あくまでも友達ではないんだ。そして放課後、一ノ瀬の衣装が一コマごとに変わるの、あれ、シンプルにおかしかったなあ。これ、想像以上だ。オッケーではないHEY一ノ瀬、あのくだりも面白かった。虹乃が、使いづらい、めんどくさいと文句いうんだけど、一ノ瀬まるで意に介してないよね。クレープ店でのやりとりも、ちょっとコミカルで、そして虹乃、一ノ瀬の気持ちに触れようとするかのようなあの言葉。ふたりの関係、深まったのか、たまたまそう見えただけなのか。わからない、そのわからないところ、ちょっとしたもどかしさもまた魅力的でした。

2019年4月10日水曜日

『まんがタイムきらら』2019年5月号

『まんがタイムきらら』2019年5月号、昨日の続きです。

『海色マーチ』。今回は学校のプールなんですね。やたらテンション高いあまね。シュノーケルまで準備して、でもって珊瑚にいらんことばっかしよる。まあ、いつもどおりといったらいつもどおりですよね。プールを皆で連なって歩くのに、肩に手を置けばいいのにしつこくわきくすぐっちゃって、そしたら鉄拳制裁よ。でもって、塩素の匂いどころか味にまで言及。うへー、と思ったら、まさか脳食べるバクテリアの話がきちゃったよ。これ、怖いよねえ。もう池とか川で泳げないじゃん、泳がないけど。今回の話も見てると、あまね、本当に珊瑚にかまってもらいたくて一生懸命ですよね。どんだけ好きなのか、どんだけ愛されたがりなのか。次回以降の予告といっていいのでしょうか、リーフの話題出てますね。珊瑚礁。ただちょっと危険という、うん、心配。はたしてあまねは無事リーフを満喫できるのか。この子、危ないところでもふざけちゃうの、それが怖いよね。無事生還してほしいよね。

『佐藤さんはPJK』。扉絵、可愛いですね。さて、学校の帰り、雨に降られてしまった千春。濡れたままじゃいけないとPJK佐藤の自宅に招かれて、そしたらそこで結構やりたい放題? 大量に並ぶ高校の卒業アルバム、勝手に見ちゃったりしてね、そしたらそこにはちょっと幼ないPJKの写真が! 思いっきりエンジョイしてるのがいい。またこの狼藉、PJKはデコピンだけで許してくれたんだ。こうしたところ、ふたりの打ち解けてきている、その関係の近さ感じさせてよいですよね。ふたり語りあうところも、PJK佐藤の本音みたいなの聞けて、それも実によかったです。しかし、自宅PJK、よいですね。同級生だけど年の離れた、そんな友情。素敵でした。

『みゃーこせんせぇ』。駄目な感じでとてもいいですね。夏休み目前、いよいよ終業式。夏休み中の生活についての諸注意、鹿島先生から一言といわれて、まさかのビデオメッセージで登場ときましたよ。ヒーラーみゃーこスタイルで登壇すると校長に怒られる。だから動画でライブ配信だ! っていうんだけど、これもあかんよな。うん、あきませんでした。ディスプレイごしのヒーラーみゃーこと、生身の鹿島美夜子、そのテンションの差よ。めちゃくちゃ面白い。この無表情で、淡々と必要事項のみ告げていく美夜子と、さっきまでアホなこといってたみゃーこと、同一人物とはにわかには信じられない。そんなみゃーこ、不思議と慕われてるというか、友達扱いというか、式が終われば保健室に押し掛けてくる海夏と双樹。あからさまに面倒くさがるみゃーこ。その後の宿題をめぐる攻防とかもね、なんだか楽しそうでね、それで結構、面倒見いい感じなんですよね、先生。それあってのこの人気なんでしょうね。さて、次回からしばらく夏休み編? 保健室、さらには学校を離れた活動描かれたりするんでしょうか。ちょっと期待ですね。

2019年4月9日火曜日

『まんがタイムきらら』2019年5月号

 『まんがタイムきらら』2019年5月号、発売されました。表紙は『甘えたい日はそばにいて。』。満開の桜の中、白い封筒を手に涙ぐんでいるひなげしですよ。その封筒、破れたハートのシールをテープで重ね貼りして繋いでいる。ああ、これはこの人の思いを、伝えたい気持ちが詰まった手紙によってなぞらえて、破れかけたその恋心、こうして繋いで、ついには相手に託すことができたという、そんな情景をあらわしているのですね。美しい表紙。手紙が隠した口元、けれどその笑みは隠すことができなくて、涙も喜びのそれであることがわかる。紅潮した頬。表情には安堵も見えて、長くつらい時期をようやく抜け出せた、そんな感慨溢れる表紙にしあがっています。

『甘えたい日はそばにいて。』、完結しましたね。捕われ、記憶の消去処理をされながらも、その記憶を保ち続けたひなげしと、彼女とのことを小説にして世に問うた楓の静かな戦い。その決着がつくまでに十年かかってしまったっていうのかあ。このかかった月日、正直驚かされました。十年もたてば、楓とひなげしの周囲にいた人たちもずいぶん変わって、つまりはそれだけの重みのある期間であったということだというのですが、そうした変化を描いたのは、ふたりの再会をより印象的なものにするための布石だったというのでしょうか。ひなげしはアンドロイド、変わらないのも当たり前だといえる存在であるわけだけど、楓はそうではない。うつろいやすい人間です。十年の月日の前に容赦なく変わっていって、その思いもかつてのそれとは違ってしまっているかも知れない。その懸念もしっかり描いたうえで、ああ、楓よ、あんまりにもそのままで、いや、ちょっと背は伸びたよね。互いに再会の瞬間、夢と思っているのがおかしくて、そして一緒に夢でないことを確認する。ここまできたんですね。この、当たり前の感情を、当たり前に伝える。その当たり前ができるまで十年をかけなければならなかったんですね。この漫画、こうして決着した今、ふたたび一度に再読したらまた違った情感わいて迫るものありそう。ええ、ぜひとも再読したいと思わせる最終回。見事でした。

『ゆゆ式』。72。

『夢見るルネサンス』。リーチャ、テレビでペンタブレットを知る。ペンタブの利点を知り、一気に欲しくなってしまうリーチャ。それはおいくらですか! と聞いてもテレビは答えてくれない……。と思ったら、すごいな、応答成立しちゃったよ。ナイスタイミング! 私のは3万くらいって答が返ってきて、リーチャ思いが通じたとかいっちゃう。これ、面白かったな。けど、リーチャがペンタブ買ったとしても、PCが必要だし、ソフトも必要だしで、けどまだそのあたりはわかってないだろうなあ。PCもなしにペンタブだけ買っちゃうみたいな悲劇になったら、リーチャ可哀そうだよなあ。今回も桃花登場して、やっぱりいいですねこの人。リーチャのこと、まだ宇宙人だなんていってるわけですが、美しいといわれてもふもふ喜ぶところとか、とてもいい。さらに描いてもらった似顔、これ、ちゃんとお金払うんだ! いい子だ。仕事に報酬を支払う、しっかりした教育受けてるんだなあ。ここからリーチャの似顔絵大会はじまるのもよかった。ええ、ちゃんと技能活かしてますよね。さて、このお金をリーチャがどうするか、その選択もまた嬉しいことで、こうしてこの子が今という時代に馴染んで、さらには夢をかなえられるまでになるといいなあ、その足掛かりみたいなエピソード、大変楽しく読みました。

『スロウスタート』。栄依子さん、すごいな。ナンパ男をあしらう、その手管。意外な答を投げかけて、意表つかれたところに畳み掛けて、二の句を継がせる間もなくさようなら。すごいわ。見とれましたわ。けど、これはただの前段。本編は生徒会の手伝い、清掃作業ボランティアを皆でやるというんですね。あの、コンビニ袋を猫と見間違えた花名、おかしかったわ。冠に声かけてから猫じゃないと気づいて、あのコンビニ袋の絵もおかしければ、狼狽する花名もおかしくって、でもうまいこと処理できましたね! ゴミも勘違いも! この後の事件、財布拾っちゃったっていうのも、まさかの万年さん! 笑っちゃいかんのだろうけど、プルプル震えてるあの表情見れば、笑わずにはいられない。いや、このピンチがもう解決に向かってるって思えるからだろうけどさ、もうね、よかったねえっていうか、ほんと微笑ましい。でも万年さん、どんだけ持ち歩いてたの。花名が恐縮しきりやん! 花名、欲がないんですね。あの、皆のしあわせを願ったかのようなラスト、ほんと、ちょっと嬉しくなる、そんな情景でしたね。

2019年4月8日月曜日

『まんがタイム』2019年5月号

『まんがタイム』2019年5月号、一昨日の続きです。

『見上げればいつも妹が。』。この漫画、まったくもって恋愛の方向に向かわないんだな、そんなことが知れた今回。あれ!? そうなの!? という意外さと、なんだかほっと安堵する、そうした気持ちがしましたよ。遥の母がツブテの恋愛事情を気にしてる。お隣のダイヤさんにもツブテのこと売り込んでみたり、そしてツブテ、遥でいいんじゃないかと思いきった提案してみたり。そうしたら見事に否定されまして、ほんと、このお母さんのテンションとツブテ、遥の冷静さと、そのギャップ、実に見事でした。大杉もですよ。もし先輩が結婚したら、そういう想像してもね、相手が自分とかまったくないんだね。この人は、いわば自分は壁! 的発想の人なのか、みたいなこと思いまして、いやはや納得といっていいんでしょうか。この漫画、次回で終わっちゃうんですね。そうかあ、残念、そう思ってしまうのは好きだったからなんですが、最終回直前にむしろ状況いろいろを整理して沈静化するかのような流れ。逆になにがラストにくるのか、遥のいう理想のお兄ちゃんとは、その答に期待が集まります。

『茨城ってどこにあるんですか?』。面白い。今回、常磐線を南下するほどになまりが薄くなるという雑談を発端に、ベッドタウンとしての千葉、茨城の話題にうつり、そうしたスタイルをいわく茨城都民というなんてところから、なぜ鈴子は茨城で働いてるのか。まるで茨城都民の逆じゃないか。疑問が提示されるんですね。鈴子の茨城好きを否定するところ、面白かった。茨城に新幹線は通っていないとか、水戸、牛久、つくばの位置も知らなかったとか、うん、知らんよなあ。まあ関西在住としては仕方ないとも思うのですが、あの大洗の位置さえ私は知らないわけで、いや、地理問題、難しいですって。栃木の森戸、この子の冷静なつっこみが光ります。大角豆が読めないというのも面白い。茨城県民でもわかってへんやん! この後の栃木からのスパイ説。そしてさらに、鈴子のいう婚活目的。もう、ほんとおかしい。嘘か! 途中まで信じたやんか! ほんと、散々ふりまわして、真相はただの会社都合の転勤っていう、そうだ、そうだったよな。このなんてことのない雑談。けど、それが面白かった。皆、なんかざっくばらんと話している、その関係がいいよね。

『お天気おねえさんの晴れ舞台』。よかったですよ。冒頭のけん玉、あれすごいよな。カメラを前になにしでかすかわからない琴音だけど、今回のはナイスアドリブじゃん。いや、いつもパーンッと元気でなんだか楽しくなる、そんな思いきりが気持ちいいんだけど、今回はそれに加えて、すごい! が先にたちました。さて、広島舞台のドラマに出演することになったという話。なるほど、お天気キャスター役。しかも直接に本編に関わらないのなら、琴音としてドラマに出られるってことじゃん。じゃあ、ドラマの撮影で、いつもみたいな思いきったことやっちゃうのかな? そう思ったら、ああ、自分の基本に立ち返ろうという話。ドラマのスタッフに、午後の天気がどうなるか聞かれて、その予想。地元のお婆ちゃんにいわれて気づけたことがよかったなあって。知識やノウハウではない、まず空を見るということ、それを忘れていたって。このこと、琴音には本当にショックだったんだろうなって、あの泣き顔にしっかり感じられて、ええ、いいじゃないですか。琴音、初心にたちかえって、あの空を見上げた表情、その晴れやかさ。いいですね。伸びやか、なにかひとつ乗り越えたよう。その姿、まぶしさ感じさせますね。

2019年4月7日日曜日

『まんがタウン』2019年5月号

『まんがタウン』2019年5月号、一昨日の続きです。

『珈琲と猫の隠れ家』。方向性、明確ですね。ねこカフェはあくまでも場ときっかけを提供する一歩下がったポジションにあって、メインは毎回新たに訪れるお客さん。今回は、中学時分から友達だったふたり。けれど高校にあがってちょっと疎遠になっていた。何故なんだろうという、当時からのわだかまりが溶けるその瞬間に、この店が関わるというのですね。静かな対話の情景。その合間に、なぜ疎遠になったのか、どうして自分は避けられるようになったのか、鬱屈した思いがモノローグとしてこだましていた。それが、店長のあの無神経そのもののダァッ! をきっかけに反転する。ああ自分だけじゃなかった、相手の子も悩み鬱屈していたところがあったんだって、その一気にわだかまりの氷解する快感ったらなかった。さっと光の射して情景の変わる爽快感。これはなかなかにすっきりさせてくれる、そんなよさがありますね。

『小春さんずれてない?』。小春の彼氏を作ろうプロジェクト、再始動しちゃったよ。冬樹と千晶がうまくいってると寂しい。そんな千春の告白に、もしや自分のこと好きなのではないか!? その疑問をかき消そうとする冬樹の必死さ! えー、あかんの? 君らお似合いに見えたやん。この可能性、ずっと自分も考えてたもんなあ、とか思ってたら、あー、どうも確かに違ったらしい。彼氏を作る、その目的を共有してる間は冬樹も千晶もかまってくれる。一緒に遊んでくれる。それが嬉しかった、楽しかったという、その小春のニコニコの笑顔よ。だって、友達にいい人いないか聞いてくれるっていう千春に、それより料理の味見してって、もう彼氏作るとか頭からすっとんでるやん! もうほんと、寂しがりやの小春よ。その愛らしさ。こうして小春の気持ち、きっちり整理されれば、また彼氏作りは中断か、あるいはいつぞやの彼が浮上してくるのか。その結果は次回最終回ですね。なんか、もろもろが決着しそうな気配がしますよ。

『ちこはゲーセン一番星!』。最終回ですよ。おお、保津淳海さん、大学生になって、新人バイトとして登場ですよ。ああー、惜しいなあ、この子の活躍見たかった。今はちこに指導される立場だけど、いずれは先輩を超えていったかも知れない。そんな淳海の成長していく様、見たかった。と、変わったのは淳海だけじゃないんですか。ゆめさん、チーフになったんだ。ということは、以前のチーフはいずこへ? と思ったら、本社勤務なんですね。こうしていろいろが変わりゆく中、バイトは金目当て、そういいきってたちこも仕事の楽しさ知って、チーフのこと惜しんだりしてと、こうした様子にしんみりしたもの感じて、これが別れと思わばでしょう、私もなんともいえぬ寂しさ感じてしまいましたよ。けど、開店すればあの見事な笑顔、ああ、これからもちこは頑張っていくんだなって、そしてチーフがこの店にまた違ったかたちで関わるというラストにね、また嬉しい、楽しい、面白い、そんなできごとがあるのだろうなと思わされて、ええ、これからもきっとここはにぎやかで、笑いが絶えない、そんな場所になるんでしょうね。ああ、いい漫画だったよなあ。

2019年4月6日土曜日

『まんがタイム』2019年5月号

 『まんがタイム』2019年5月号、発売されています。表紙のテーマは健康第一? 『おとぼけ部長代理』をメインにしまして、これはヨガですか、ヨガですね。かたい体にイーッてなってそうな部長代理。でも、それだけポーズとれてるの、すごいですよ。『花丸町の花むすび』花子も、イーッって感じになってますね。そんな中、しっかりゆるがずポーズとれてる『年上お姉さんと恋の壁』あこ、しっかりとした体幹感じさせます。

『テレパス皆葉と読めない彼女』、ゲストです。他人の心が読めてしまう少年、皆葉誠一郎。困っているとわかったら、助けないではおられない。それで学校は遅刻しちゃう。昼もそんな感じなのか。なんかボロっちくなってて、背中に猫の足跡があって、それだけでなんか助けてたんだなってわかるの、いいじゃありませんか。誠一郎、妹たちにも指摘されてましたけど、一本気というか素直というか、それで思ったこともすぐに口にしちゃう、そんなところがあって、妹にも超能力のことすぐバラしそうって心配されてるの、あー、心配されてたとおりだ。完全に自ら落とし穴に落ちましたね。知人が皆葉に助けられた矢ケ崎、この子の冗談、テレパス皆葉という言葉にバレたと思って自らバラす。しかし、この矢ケ崎の心だけは読めないという状況。ふたりの関係、特別なものになりそう。そんな導入ですよ。

『ハニトラなんか怖くない!』。めちゃくちゃ面白い。女性トレーナーにぐいぐいこられて、身体的接触も多くて、とにかくお困りの綾小路。ほんと、この人、純情というか素朴というか、それが憎めなさの理由だと思うんだけど、そこにハニトラの思い込みが加わるだけでこんなにも面白い。今回はハニトラ云々っていうの少なめでしたけどね。山田さん、めちゃくちゃ魅力的ですよね。最初は目をつむって見ないようにした綾小路でしたけど、あの筋肉の躍動、アグレッシブに攻めるかのような運動、あれはいいわあ。めっちゃ魅力的。このジム編は、ジムのトレーナーたち、ハニトラというよりも悪徳商法ギリギリみたいな感じで、イオン深層ダイエット健康水素ウォーターとか、どんだけてんこ盛りなの!? もうほんと面白い。しかし今回、山田さん魅力的。一緒に帰りたくないからとシャワーにかかる時間利用して振り切ろうとする綾小路に間に合わせる山田さん。うわあ、めちゃくちゃ可愛いやん。その後のやり取りも的確に綾小路を追い込んで、もうほんと最高でした。

『良倉先生の承認欲求』。SNSに否定的な古岩クン。この子を加えて、さらに面白くなりましたね。彼と星畑との会話、古岩のSNS批判が的確に先生にダメージを与える! 今回、星畑が先生の作ったご飯のことしゃべったのがきっかけになって、先生と星畑つきあってるのか!? 古岩が誤解してしまうくだり、これも面白くってさ、ヤバいと思った先生が話をさ、そらすんだけど、そらせてないし! ずっと気にしてたの古岩クン! 以前からそうではあったけど、先生、いろいろをコントロールできない。古岩の参加で、そのコントロールできない範囲が広がって、より面白みも増した。またそれだけでなく、星畑の言葉に古岩がドキッとしちゃったりね、こういう方面での面白さなんかも期待できそうですね。いずれ、古岩のかたくなさも緩む日がきそうと思えますよね。

『午前0時のおねだりごはん』。これ、面白いですよね。人気あるのかなあ。だとしたら嬉しいなあ。職場の先輩、米沢先輩はまさしくエースというような人なんだけど、その先輩の頑張りを支えてるのが自分の料理というの。この職場での関係とはまた違うふたりの様子がよくって、完璧、颯爽、かっこいい、そんな先輩が、こんなご飯が食べたいとメニューおねだりして、そしてニコニコほくほく食べてくれる。その相好を崩したところに、本当にリラックスしてるんだなってのがわかるのがいい。仕事でのいわば気を張って、武装するかのような彼女と、プライベートでの顔、そのギャップが見えるのもいい。先輩の秘密を自分だけが知ってるという特別感ある牛喰もまたいい。そこに、もうひとつの主役であるご飯、今回はそら豆、ベーコンの肉じゃが、その描写がのっかってくる。この食事の魅力が、牛喰と米沢先輩の関係に不可欠というのが、この漫画の土台、しっかりさせるものになっていますよね。

2019年4月5日金曜日

『まんがタウン』2019年5月号

 『まんがタウン』2019年5月号、発売されました。表紙は『クレヨンしんちゃん』。映画ですね。『新婚旅行ハリケーン 失われたひろし』。なるほど、今度の映画はインディ・ジョーンズばりの活劇やってくれるんだ。実際、どれくらいレイダースっぽくやるんだろう。失われたアーク? こういう思いきり? ちょっとしたパロディなんかをやってしまえるのが強いなって。それでそこにクレしんらしさを盛り込んで、それらを超えていくところ、これは本当に強みだなって思うんですね。

『新婚のいろはさん』。いきなり電動ドライバーの話題から。これ、なにかと思ったら家具の組立なのか。颯斗が預かっていた始の本。ダンボールで5箱。これを多いと見るか少ないと見るか。正直、意外と少ないなと思ったんだけど、そうかあ、結婚を機に処分したのかあ。書棚を買って、颯斗と一緒に組み立てて、けれどそれらは前段にすぎませんでした。寝室での始といろはの会話ですよ。結婚という船出に際し、始の人生の積荷からおろされた本、そしてかわりに乗船したいろは。ああ、なんというイチャイチャか。この会話、本当によかった。人生における選択。そこまで深刻に考えないでもいいのかも知れないけど、確かに始はいろはとの共同生活を選択したのだ。そうしたこと思わされて、その選択の確かさ、それを確認するふたりの様子、もう見事にやられっぱなしでした。

『派遣戦士 山田のり子』番外編、これ面白いなあ。漫画家のアシスタントをする。いつもののり子らしさ、ナンセンスな巨大マスクとかありながら、途中途中の妙なリアリティ、これが面白さに拍車をかけますね。ペン先交換の話とか、思い入れ強すぎると描けないタイプとか、これ、漫画家のリアルなのか? 作者自身が経験してきただろうことがフィードバックされてるんだろうなあ。いつもならなんでもハイスピード、確実、抜群ののり子なのに、猫への思い入れ、これはペースに影響するのか。あの表情なんかもよかった。レアですわ、レア。そして最後のマッサージ。これもおかしかった。なんともいわれんおかしさ、かもしだしてました。

『パッとしない神戸を歩く』。これ、おかしいなあ。そうか、三重から神戸に引っ越されたのですね。ちょっとイナカと友人にいわれたそうですが、いやいや、都会やろ、うん、自分もそう思った。けど、あそこイノシシとか出よるんよなあ。とか思ってたら、ばっちり本編でも語られてて、いや、実際に作者が遭遇したってわけじゃありません。遭遇したのは、ベランダのクワガタですね。北が山だから坂を登れば北、まず迷わないといって見事に迷う。へー、新神戸駅は森なんだ。このあたりは知らない神戸。なんか面白いなあ。作者がふらりと入った喫茶店。待って? なんか突然『ボマーン 昼メシの流儀』になっとらん? どこまで素なのか、どこまで狙ってるのか。ようわからんのやけど、こうした妙な塩梅、ニヤリとさせられるものありました。

『恋するヤンキーガール』。受験を来週に控えて、その勉強の成果はというと、おお、アヤメちゃん、85点。充分合格圏内というところにまで持ってこられて、ああいい展開だ。やればできるんだなあ、アヤメちゃん。そこからの神頼み云々、これはもう素直なおかしさの連続で、あの祭壇! ナギ、天国で見守ってくれてるみたいだよ!? トンカツの験担ぎもおかしくて、ぼたんとナギのあのシリアスな表情! 実におかしかった。そして今回のラスト、ちょっと不安要素が投げ込まれましたね。ナギに頬に触れられて過剰反応してしまってるアヤメちゃん。これ、ナギはアヤメちゃんの体調不良に気づいたんだよね? ああ、アヤメちゃん、大丈夫か。受験当日に病気でベスト尽くせないとかなりませんように!

2019年4月3日水曜日

『まんがホーム』2019年5月号

『まんがホーム』2019年5月号、昨日の続きです。

『スナックあけみでしかられて』。あけみさんのお花見。アケミさんに誘われて、身ひとつでいくというんですが、いってみればキッチンカーがいる。アケミさんのとこの若い子が、スープとサンドイッチを売ってるんですが、それをモニターとして無料でといわれたあけみさんが面白いんですね。最初はたくさん食べられないみたいなこといってたのに、アケミさんの商品説明にやられちゃって、もうほんと、この説明、最高じゃないですか。お腹すいてる時に読んだらあかん漫画やー。そりゃもうあけみさんも全部お願いしちゃうわけですわ。春の日に、レジャーシートしいて、ふたり温かいスープとサンドイッチを食べているのがね、ほんと素敵な情景だと思いました。ゆったりとした時間が流れていると感じられる。野草摘んだり、のんびりしたりという、その心の休息。ああ、こういう時間、大切だなあって思わされる、そんな穏やかで心地いい感触。とてもよかったです。

『ふみのさんちの大黒柱』。ほんとおかしいな。ふみのさんち、シェアオフィスみたいになっとる。湯坂、十条、個性的なふたりが完全に居座っていて、ここだとはかどるとか勝手なこといってるんだけど、なんかそれがおかしくて、ああ、これが理人の人徳なのか、みたいなこと思ったりしたんですよ。理人の姉が弟のこと、これからのことを心配してるのね、なんかね自分のことをいわれてるみたいで、ちょっと落ち着かなかったんだけど、でも理人は確実に自分より多くの人から愛されてるよなあ! そんな理人の境涯? あの言葉はなんかよかったなあって。ちょっと枯れすぎてる感あるけど、これが理人って人なのかと。そしてこういう人だから、この人のまわりに集まろうと思う、そんな人が出てくるんだろうなって思わされたのでした。しかし、姉ちゃん、理人の分も吸い取ったかのようにアクティブ、ギランギランですね!

『うちの秘書さま』。おお、はじめ、初のバイトですか。七瀬に、メイド連に、めっちゃ驚かれてるわけですが、実際、はじめの働きぶり、どんななるんだろうなあ。御曹司の定番展開踏襲して、みごとに失敗しまくるのかな? なんて思ってたの、ほんと、はじめさん、ごめんなさいでした。最初に感心したのは、テーブルをきれいにしようと一生懸命拭いてるところでしたよ。おお、すごくきっちりしてる。手を抜こうとか全然考えないんだ。めっちゃ好感度あがった。でも、メイド連はずっと心配そうで、黒づくめで監視から、まさかのヘルプ! さすがに文句いうはじめに、なんか困った顔してる大将、めちゃくちゃ面白い。今回、大将がいいキャラクターでしたよ。山田の狼藉、あれもおかしかった。そしてはじめの才能! いいなあ、いつもはいいところあまり見せられないはじめだけど、今回、輝いてた。ええ、はじめ、最高でした。飯よそいのプロになってほしい。

『座敷童子あんこ』。今回、なんだこのシュールな展開。いや、シュールなのはいつもかあ。座敷童子あんこのこと付け狙う怪しげな影。座敷童子の抹消を狙ってるっていうんだけど、その理由が酷くって、まさかの幸太の父が原因か! しかもかなりヤバいこじらせっぷりしてて、最初こそは自分に好きな食べ物をくれる親切な人と勘違いしてたのが、その本性を知らされてもまるでひるまないっていう。興味を向けられると死ぬよ、そこまでいわれてるのに、それでも会いにいくガッツ。命知らずだな! で、自分をもてあそんだのかと迫るその様子見た母が手にした丸ペン! 殺傷能力高いのか、丸ペン! いや、わかるよ、刺した時のダメージ、そもそもの刺さりやすさ、他のペン先に比べてもかなり高いものな! あのラスト、落ちのインパクト、絶大でした。それまでもおかしかったのが、この落ちでさらにガツンとやられた感ありましたよ。

2019年4月2日火曜日

『まんがホーム』2019年5月号

 『まんがホーム』2019年5月号、発売されました。表紙のテーマは入学式? 新生活か。『らいか・デイズ』らいかは、ランドセル背負って手には黄色い手旗。通学時に使うものですよね? そこにはフレーフレー新生活! と書かれていて、ええ、4月、年度はじまり、新入学や新社会人、これまでとは違う生活のはじまろうという季節ですよね。『ちっちゃい先輩が可愛すぎる。』駒井はスーツ着て、これは入学? 入社? のためのスーツ? 『BL漫画家と受けダンナさん』のふたりは、普通どおり? 『孔明のヨメ。』は孔明の襟元ととのえる月英の姿。ふと意識せず見つめあうかたちになったような雰囲気、いい感じです。

『孔明のヨメ。』。月英が夫孔明のもと、新野へと到着しましたよ。はたして夫はいかなる働きをしているのか。軍師というからにはこれまでとは随分違うのだろうか。そう思ってたのに、なぜか劉備と一緒に農作業してるし! これ、ほんと面白い。やけに気さくで緩い殿様。ざっくばらんに話しして、月英に対してもすごく親身でフレンドリー。城を案内するよって、主君自ら先にたつというんですよ。あまりのことの連続に、孔明も頭抱えてますけど、でもこれが劉備のスタイルで、慕われる理由なんだろうなあ。いく先々で見せる劉備の表情。張飛、関羽、趙雲との顔合わせも面白くて、その先々で月英の魅力、売りというものが見えて、阿斗のエピソードなんかとてもよかったです。しかしとてもコミカル、すごく親しみぶかい、そう思っていたけど、劉備は孔明のこと、その働きぶりを心配して、あえてそう振る舞ってるところなんかもあったんだ。そうしたまた違った表情を最後に見せるなんて、まあなんと憎いことでしょう。実にいい。月英がきたことで孔明はやわらぐのでしょうか。ええ、ここ、実にいい場面でした。

『ヨメウラ三国志』。これ、めちゃくちゃ面白いですよ。『孔明のヨメ。』の作者、杜康潤のエッセイ。三国志の時代の風物習俗を知りたい、その一心で向かう中国の博物スポットですよ。今回は2ヶ所、朱然家族墓地博物館と合肥三国新城遺址公園。それぞれに、ちょっとずつ違った趣があるようで、朱然墓は当時の生活のリアルを伝えてくれるような器物が数多く紹介されて、見るだけでも面白い。三国時代といえばかなりの昔だというのに、かなり進んでいたのだなと感心するばかりです。そして新城遺跡は当時の城跡がかなり残っているというその規模の大きさから、また兵糧に武器、兵器などが紹介されて、と、その武器というのも、弩なんてのがあるんだものなあ。すごいよなあ。発石車なんての、はじめて知りました。トレビュシェットの中国版? かなりのインパクト。ほんと、進んでいたんだなとここでも感心させられました。

『おんなのおしろ』、最終回でした。いったいなにが語られるのだろう、そう思っていたら、ああ、七瀬の昇進話。いい話ばかりでなく、残業がないため月給は下がる。東京支店に転勤、ゆえに通勤時間も増える。そうした状況で、七瀬はなにを考え、どういう選択をしていくのか。いやがおうでも人は変化していく。たとえその場にとどまりたいと思っても、状況がそれを許さない、そうしたこと思わされて、それは七瀬の元カレのあいつにしても一緒。こうした変わりゆく状況の中、七瀬、酷い理由で話を聞きたいと思った楓、この人の言葉に、ちょっと指針を見出したみたいですね。この、自分の人生で、なにを優先し、なにを選びとっていくかという、ちょっとした難題。はたして七瀬はそれで好転したのかどうか、傍目には不明なんですけれどね。この人の悩み、迷いはなにかひとごとではなく、ちょっと身につまされる感がある。リアルっぽさあったんですね。

『週末親子』。一気に事態が動きますね。驚いたよ。シマがついつい助け船出した老夫婦。みすみす投資詐欺にひっかかるの、見過ごせなかったんですね。見た目こそはアレだけど、なんだかんだで正義漢ある男ですよ。なんて思ってたら、この老夫婦、サユリの親、すなわちユカの祖父母だってんだから急展開。名刺渡しちゃったもんだから、この邂逅はサユリ、ユカの知るところとなって、なんせシマ、祖父母の覚えめでたいときた。俄然ユカ張り切りだして、ああ一気に状況の打開、大逆転狙ってるね、キミ! これ、ユカの望むとおりにことは運ぶのか、頭抱えるシマにサユリ、ふたりのこれからはどうなるのか。いずれ結ばれるにしても、紆余曲折はありそうな気がするんだよなあ。

2019年4月1日月曜日

『まんがタイムきららキャラット』2019年5月号

『まんがタイムきららキャラット』2019年5月号、昨日の続きです。

『RPG不動産』。すごくいいですね。起こった事件が次の展開へと状況を押し流していく。前回のドラゴン騒動。そこからファーの疑惑が湧き上がったと思ったら、今度は被災した人たちの住居問題でてんやわんや。とりあえず城で受け入れたのだけど、あまりの人数に対処しきれなくなった。というので、我らがRPG不動産に住居提供の依頼が舞い込んだというんですね。でも、あまりの大変さに目がまわりそう。ルフリア、青い顔してますね。さて、この問題の解決です。ここでファーが大活躍。人と言葉の通じない亜人、その人の通訳することで、トラブルを回避。これが城の地下にある多数の部屋を発見に繋がって、大きなトラブルも解決しちゃうっていうんですね。って、その部屋、牢獄じゃん! でも、ルフリアのいう、今からは人を助ける場所になるという言葉、これ、よかったなあ。かつてとこれから、その役割が変わることで、評価も変わる。これ、ファーの問題にも繋がる言葉だったりするのかなあ、なんて思いました。でもって、亜人のおじさん、トレジャーハンターなのか。トラブルになりそうだった人も冒険家やっていて、ファーのとりなしがきっかけとなって、ふたりが互いをリスペクトするにいたる。この種族を超えた和解というのも素晴しくって、ああ、このファーのお手柄、これもまた先のファーをめぐる展開に繋がるなにかかも、なんて思えたりしたんですね。

『あやしびと』。2話になって、これ、さらに面白いな。アヤ、のっけからピンチだったわけですが、その時のことを語って、精神がおかしくなりそうだったよ。だよなあ! 今回は妖人の寮に入ることになるんですが、ここでのやりとりも面白い。校長のサトリと、寮管理人の夢食ユユですよ。この人は貘なのか。悪い夢を食べる、といいながら、ついついいい夢も食べたりしちゃってて、それがサトリ校長には筒抜け。あの叱られの状況、もうおかしい。さらにアヤの心も読まれて、そうか、アヤはえっちですか。この評価、後々、ちょっと回収されたのも面白かったです。夢を食べるのは寮生を守るためでもある。悪夢に苦しんだりしないようにしてくれてるのかな? と思ったら、もっと具体的に被害の出ることもあって、そうか、サキュバスの能力が影響して見せられる夢もあるんだ。その夢、ユユに食べてもらってアヤが、やっぱりちょっとえっちらしいというの、なるほどこれがこの子の個性ってわけですな。そしてこの夢をめぐるもろもろ、まるごとユユに処理してもらって、なにもなかったことにはなったんだけど、これ、ユユには人間ってこと、いつか確定的にバレそうですね。今は、なんとなく誤魔化せてますけどね。

『精霊さまの難儀な日常』。手堅い構成、見事ですよね。水が苦手なサラのなにげない言葉がルカを傷つけてしまっている。サラは、よくいえば素直で、悪くいえば無神経にズケズケいっちゃうところあるからなあ。すっかりルカのこと、怒らせてしまった。でも、町内で頻発する不審火。ルカにちょっと疑われたサラがですよ、不審火に遭遇して、火にまかれそうになったルカの前に颯爽と現れるのね。ああー、こういうとこがルカの心を掴んじゃうんだねえ。ルカのこと、意図せず傷つけたり、意図せず怒らせたりしてしまうサラだけど、意図せず心を掴んで、ヒーローになってるっていうのがね、やっぱりサラらしさなんだろうなって思わされて、素直で真っ直ぐなサラの美点、それが際立つ活躍でした。今回の不審火も、まさか放火? とか思ったら、誰の悪意もない事故で、そうしたところも安心、嬉しい展開でした。ルカの力が及ばなかったのも、それが油火災だったから。ええ、よく考えられていて、この作者、こういう下地をしっかり詰めていくの、ほんとうまいですよね。