『まんがタイムきららMAX』2025年2月号、昨日の続きです。
『アイドルビーバック!』
前途多難なアイビバです。ワンマンライブの目処が立ったのはめでたい。けれど日程が短かすぎて、なにをやるにも大急ぎ。ワンマンライブなら13から14曲は必要だろう。でも今あるのはたったの4曲!
と、こうした問題もあるのだけれど、まず最初に決めねばならないものがある。それはチケットの値段。安値とはいえ、それなりの費用がかかった会場代。その額18万円を自分たちの最高動員数で割ってみたら、ひとりあたり9千円! あかん、そんなに高い値はつけられない!
と、相場を参考にしながら、いろいろな特典もろもろ考えて、無理のない範囲で金額を設定していく。この作業の困難さ! いやもう、トモコ様がいてくれてよかった、そう思わないではいられない状況でありましたよ。
4人が頭脳を振り絞って決定されたチケット代にチラシデザイン。もう脳が思考を拒否するほどに疲れはてている、この状況でもうひとつ大切なもの、ライブタイトルを決めねばならないというのですが、ここで椿が一案を出してくれて、かくして動き出すファーストワンマンライブ。ファンも反応を示してくれて、ああ、このライブ、どうか成功してほしい!
彼女らの奮闘と感動を見るに、より強く思うのであります。
『性別不明な殺し屋さんがカワイすぎる。』
つくしたち4人、プール併設の温泉施設にやってきましたよ! まずは水着で登場。ずっと性別をひた隠しにしてきたユーリ、どうするのでしょう! と思ったら、ああなんとカワイイ水着でしょう。つくしからも大好評。ここにきて性別バレを気にするユーリですが、いや、とりあえず今んとこ女の子にしか見えないな。ともあれ、現時点ではギリバレてないってことでよさそうです。
昼間はですね、プールで遊ぶのですが、ここでユーリの弱点が判明。なんと水が苦手。訓練でも水練を苦手としていて、当然今も泳げない。つくしの手をとって、なんとか水に入るというのですが、手を離してしまってパニック! つくしに抱きついちゃったりなんかして、あらまあ、どうしましょう! なんでしょう、すっかりカワイイユーリなんですね。
夜は温泉、露天風呂を楽しむのですが、ユーリは皆と一緒にははいりません。つくしもユーリにならって室内風呂ですませて、露天風呂に入れないことをすごく残念には思うも、ユーリとの関係を重視して、ええ、さらに絆の深まろうものだったのですね。
仲を深めたといえば、倫とメイメイもそうですよね。一緒に風呂にはいって、いろんなことを語りあう。倫の山育ちが判明したり、そしてメイメイの傷跡。表向きではない仕事ゆえの古傷に、倫とは違う世界に生きていたことを実感するメイメイに、変わらず屈託なく接する倫なのですよ! ええ、ここでもまたふたり絆を深めていたというのですね。素敵です!
『セーラー服と関西弁』
箕面の学校に通う薫とまつり。ちょっと目にいい景色とか見にいきたい! なんて話になって、だったら滝だろう。ええ、箕面は関西でも有名な景勝地。大きな滝で知られる土地なのですね。
かくして休みに箕面の滝に向かう薫にまつり、そして楼蘭です。皆の私服ははじめてですか? 思ったよりも普通で、簡素、シンプルさが素敵です。楼蘭からかわいいといわれて照れる薫がいいですね! キモいですか!? いや、そんなことないですよ。かわいいですよね!
さて、箕面の滝ですよ。山の上? と思わせて、普通にすぐそこです。さらには舗装路完備。ちょっと歩きはするけれど、ほんとに気楽にいける場所なんですよね。自分も小さな頃でしたが、いったことありますよ。
箕面といえば有名なもの。もみじの天ぷらと猿。もみじの天ぷら、油ぎとぎとって印象が強い! そして猿! そうか、最近はあんまり出ないんですね? 昔、町内の遠足でいったとき、近所の子がお菓子の袋を丸ごと強奪されたりして、いやもう剣呑剣呑。さらには、話に聞いたところによると、観光客が自販機でジュースを買うのを待っていて、横からかっさらっていくとか!
いやもう、猿はヤバいよなあ。北摂地域、今でも猿が出て、騒ぎになるものなあ。とか思いながら見てたら、まつりが猿とエンカウント、もみじの天ぷらを取りあうというのですが、あかん! あかん! それ、危なすぎる! いやもう、猿ってかなり危険ですからね! 皆さんはまつりの真似せず、そのまま渡してくださいね!
- 『まんがタイムきららMAX』第22巻第2号(2025年2月号)
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