『まんがタイムきららキャラット』2023年10月号、昨日の続きです。
『うさパン焼いて悪いかよ!』
すごい意外性に満ちた展開! いや、だってね、夏の限定パンをパン部で考えるって話になって、どうせハチひとりが考えるんでしょ、ってコメントにうんうんと納得していたらですよ、まさかのネムが参戦ですよ。
とはいえ、とうもろこしパンを企画したハチに評価は傾いているんですが、いやだって、ネムの考えたの、室外機パンだもの。夏っちゃあ夏なのかも知れないけど、あんまり食べたい感じのデザインじゃない! でもパンなら味だろうと、実際に作ってコンペで決めることに。
そうしたらネムのパンづくり、結構いい線いってるっぽいんですよ。クマのレクチャーを受けて、テキパキこなしていくところに才能ないし伸び代を感じさせるんですが、そのイチャイチャレクチャーが面白くないのがハチ。あのクマへの反応、よほどクマがとられて悔しかったと見えます。
今回の意外性は、決着がついた時のネムの涙もそうでした。そこまで入れ込んでたんだ! そこまで悔しかったのか。ネムはこういうかたちで感情を表に出すことないと思っていたから本当に意外で、でもだからといって、リアル室外機パンを完成させてくるのはやりすぎだ! 超リアル志向、リアルサイズ。ものすごいけど、どう考えても普通のパン屋向けじゃない。
いやほんと、結果的に不採用になりましたけど、これはこれでどこかで需要がありそうな気がする。超リアルパンアーティストとして活動するといいのでは!? ほんと、どっかでウケそうですよ、この路線。
『RPG不動産』
思いもしない展開が待っていました。
大量の地下鉱石の発見で、サトナの魔力を補う目処がつきました。かくしてサトナのこれから、ひいてはラスティーレの将来にも展望が見えた。悲しい戦争が勃発することもないだろう。未来の平和に安堵する不動産面々なのですが、このままめでたしめでたしでは終わらなかったことに正直驚きました。
ラスティーレが子供を授かる儀式を受けなかったから、ファーの生まれてくる未来はなくなってしまった。琴音の目の前でファーの姿がどんどん薄れていって……。ああ、こんなお別れあんまりだ。そう思っていたら、次はルフリアにラキラまで!? ふたりともに思いを確かめあいながら消えていったその次はアリスの番。そして最後には琴音もだんだんに消えていってしまい、ああ、これが過去を改変した報いであるというのでしょうか。
と、この前にですよ、この一連の奇跡を主導した神様ミモのやらかしがお母様にバレました! それで責任取りなさいと放り出された。このことが琴音やファーの未来、いや現在なのかな? になにかしらの影響を及ぼすだろうと予想されて、それがどういうかたちになるかはさだかではないものの、希望だけはいまだ残されているのですね。
さあ、どうする、どうなる、RPG不動産。きっとしあわせな未来の待っていることを信じていますよ。
『ごきげんよう、一局いかが?』
夏休みの宿題が終わっていない冴さん。千星も純礼もきっちり終わらせていて、終わってないのは冴ただひとり!? と思ったら、乃々花が宿題終わってない仲間でした。
ふたりファミレスに集っての勉強会。でも暑さにまいって、まずはドリンクバー、続いて雑談にふけってしまって、なかなか宿題がはじまらない。さあ、そろそろ宿題かな? と思ったら、フリーWi-Fi発見からのアプリ麻雀への誘い。CPUまじえての三麻ならすぐ終わる、というのですが、それですぐ終わった試しないのではあなたたち? と思ったら、そこに千星がまざってきて、なおさら宿題にブレーキがかかりそうな状況でありますよ。
千星は宿題終わらしてるからやることがありません。なのでひとり麻雀やってたら、ふたりとも気になってしかたがない。すなわち宿題が進まない。で、見てたらやりたくなったと案の定の展開。そこに純礼も加えてのフレンド戦。
もう確実に宿題が進まない状況完成させてしまいましたとさ!
ほんと、予想どおりといえばそのとおりなんですけどさ、結局自宅で追い込みせざるを得なくなるまで遊んで終わりになるまでとは予想を上回っていましたよ。
- 『まんがタイムきららキャラット』第19巻第10号(2023年10月号)
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