2020年2月25日火曜日

『まんがタイムきららフォワード』2020年4月号

『まんがタイムきららフォワード』2020年4月号、先日の続きです。

『ちょっといっぱい!』

今回はこはる屋母屋のかたづけです。お子様づれのお客さんが来店するというので、子供用の椅子が必要になりました。物置部屋のどこかにあるはずなんだけど……、それがまったく見つからなくて困っているというんですね。

整理しよう。真澄が正論とかいってますが、この正論はつらい……。当座必要ではないとわかっているものでも、いや、今後もきっと必要にならないことわかっていたとしても、処分するのはしのびないんじゃー。しかし驚いた。店長、そうやってモノを溜め込みがちな人だったんですね。

今回、まさかのメイド回だったのもまたびっくりです。メイドの衣装が発掘されて、なんと、最初この店の制服、メイド服にするかもだったのか! そのメイド服を着てみんなでかたづけするんだけど、これだけでなんかちょっと特別なイベント感出て、華やか、なんだかいいですね。

このかたづけイベント。途中途中で、こはる屋なつかしの物件が発掘されて、思い出語りはじまったりするのがまたよかった。極めつけのアルバム。ああ、皐月と真澄、ふたりで作り上げていく店の様子。看板がついた! メニュー書き失敗! 歩みだしたふたりのその姿、鮮烈に残されて、ああ、この輝き。懐かしむ店長もまたいいじゃないですか。

突発のイベント。なんてこともないかも知れないできごとだけど、彼女らにとっては決して軽いものではなかった。そんな印象が確かに残って、ええ、私にとってもしっかり心に触れて残る、そんなエピソードでありました。

『スローループ』

母の実家に泊まりにきています。ひよりが蝉を苦手にしていたり、そしてちょっと無愛想な祖父のことも苦手にしていたりと、この情景、面白い。おじいちゃん、無口無表情でなに考えてるかわかんないっていうひよりにね、ひよりに似てるんだあっていっちゃう小春。ここ、面白かったなあ。

今回、ふたり、渓流釣りにいくんですね。川に入れる装備、ゲイターが出てきて、へー、ウェーダー、胴長とは違うんだ。保温性があって動きやすいっていうの、これ着て楽しくなって、バシャバシャ遊びだす小春とかね、魚が警戒するからって注意されるんだけど、いやあ、でもなんか気持ちわかるよ。

そしてイワナを狙います。毛ばりを投げこむんですが、その時にこはるがぱくんっ! ってやるの、これが意外で、あれ、可愛かったなあ。なんかいつもとちょっと違う? そんな雰囲気がよくって、ええ、これもまた小春に気持ちを許した、その現れなんですかね。指摘されたら照れちゃうんですけど、でもこれすごくよかったなあ。

釣りはまだまだこれから。ふたりの渓流釣り、どんなチャレンジになるのか、先が楽しみです。

『SA07』

うおお、今回は番外編、小エピソードだっていうんですが、意外やった! りんこさん、ガチャに全力投球するタイプなんか! いやほんと、昼食を切り詰めてね、用意された昼食代500円のうち300円を残してるっていうんですよ。カガリからダイエット中かと問われて、もうすぐ夏、水着の季節じゃん!? っていうから、ああ水着着ることもあるから体をしぼろうっていうのかい? みたいに思ったら、水着ガチャ。ガチャ! いわゆるソシャゲの集金じゃないのーっ!

一日300円、一週間で1500円。つまり二週で10連1回分だーっ! っていうんだけど、いや、若いうちはやるよね? 自分はCD買うために切り詰めてた。でもガチャよ? SSRが1%よ? アズレンは2%だから確率半分か、って思ったんだけど、いや違う、違う、SSR自体が1%で、ピックアップ対象はその1%のうち、それこそ0.7%とかそんな低確率なんだろう?

茉愛じゃないけど、ほんと、なんでそんなゲームやっての? だよ。やめとけ、やめとけ、いくらなんでも無茶すぎる。普通に考えたら、どれだけ好きだからといったって、限度超えてるって! 少なくとも学生がやるようなもんじゃない。そう思うんだけど、りんこは止められないんだろうなあ! あの熱量溢れるトークですよ。デカいふきだしに収まらない情熱、いや情念? すごいなとは思うんだけど、いや、ほんと、やめとけやめとけ、ですよ。

こういうの、茉愛はまるで興味なさそうですね。このりんことの対比。なるほど、こういう方面にそれぞれの個性あらわれてくるかー! と思うも、りんこのこの性質、これはヤバいな! 茉愛とはまた違う方向でヤバいな……。いやほんと、もそっとクールで堅実なガールかと思っていたから意外でしたよ。

『ねことちよ』

最高や……。

ちよ監視のもとで宿題やっているまき。もうすっかり嫌んなっちゃってましてね、あんまりにやる気なくってねこのほっぺぷにぷにしたら、食べたいものが急遽うどんに決まりました。

ここからですよ。うどん、打つの!? すごいな、って思ったら、あれーっ、ねこが打つのん! エプロンして、三角巾がわりにねこ帽子かぶって、ちよが用意してくれた材料を黙々とまとめていくその様子、おお、慣れていらっしゃる!

さらにこの生地をね袋にいれて踏む。その様子が本当に可愛くて、これ最高だな! うどんってだけで最高なのに、そこにこのうどんを踏むねこですよ。一ページかけてしっかり描かれたその情景、見事も見事、これマスターピースだと思う。あまりの可愛さに、まきも見事打たれてしまっていますよ。

そこからの寝かせて延ばして細く切って茹でる。その行程、見ているだけでわくわくするし、それに合間合間のちょっとした遊び? それもなんか面白くって、ほんと、うどん作って食べるだけのことがなんでこんなにも魅力的なのだろう。

今回、ちよとまきの関係が説明されました。なるほど従姉妹。聞いておいていまいちわかってないねこのその反応、それが面白くって、わからないとまるで反応しなくなるんですね。これがまた可愛かったです。

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