『まんがタイムオリジナル』2018年9月号、発売されました。表紙は『ラディカル・ホスピタル』山下ナース、水着ですよ。深いグリーンのビキニスタイル。麦わら帽子もオシャレに着込なして、素敵お姉さんであります。『らいか・デイズ』らいかはスクール水着で、色気よりも食欲、アメリカンドッグを食べてるの、なんか自然体? いいでよすよね。『小森さんは断れない!』。しゅりとまさ子がビーチボールやってますね。しかししゅり、驚きのダイナミックだな。懸命にボール受けているまさ子がいい感じですよ。
『おしかけツインテール」。よくできてるなあ! 庭で焚き火をして焼き芋を食べよう。このエピソードに何段にも仕掛けをこらして、最初は俊郎と花梨ふたりの交流をメインに描き、焼き方次第でどう味が違うか確かめてみるところとかも面白くって、間がもたないからとふたりして変な踊りしてというところもおかしくって、いつになくほのぼの、実にアットホーム。花梨も俊郎も変わったなあ! そう思っていたらですよ、後半、なにこれ、突然のミステリー仕立て! 俊郎がこの焼き芋を企画した理由から、ばっちり語って、それで花梨のあの笑顔! 怖い! ほんと、面白かったですよ。前半のほのぼの感、全部この後半のためか! いや、すっかりやられました。最高だと思いましたよ。
『妹のおシゴトは時給2000円』。あら、えらいこと大転換。文化祭でやった妹喫茶。男子も妹をやることになって、なんと扉が只野、妹スタイルですよ! 500円でお願いのリクエスト選んで、クジ引いて決まった妹にそのメニューをやってもらう。って、いいのかこの内容、学校で? ともあれ、ハズすとむよ子、只野の女装とかがきてしまうっていうから、デンジャラスな企画です。最後に妹コンテストをするというんですが、衣々子が人気かっさらって、ミエ子にまわる分は残ってないみたいな状況。というか、只野が邪魔するのな。ああ、只野、ミエ子が他のやつに媚びてるとこ見るの、耐えられないんだ! ほんとカオスで、この混乱した分、さらに衣々子に特典が入る。しかし本当におかしいの、コンテストはじまって大人気の衣々子。そこに実兄が殴り込んで暴力沙汰とか、今回カオスすぎる。しかも、ミエ子、得票最下位、兄より低いってのがおかしくってよかった。しかしなにがびっくりってここからの展開で、ミエ子はいわば兄只野への思いを大切に胸にしまい、このコンテストからは身を引くのか、そう思ったら、まさかの大逆転? 只野への気持ちをステージ上、大声でぶちまけて、いや、ほんと、これどうなるの? 兄として、男として只野のことが好きといってしまった。この男として愛を向けられていると知った只野はどう対応する? いやもうわからなくなってきましたね。
『少女Switch』。病欠しているうららのもとにやってきたマコ。見舞いだっていうんだけど、うららが全然そう受け取ってくれなくて、かまってあげられない、一人で遊んでて? マコ、ちょっと気の毒かな? って思ったんですけど、マコはマコで大量に持ってきた見舞いグッズ、それがことごとくうらら向きではなくて、うん、最初のうららの対応で正しかったかも知れません。熱に苦しんでるうららを見て、マコ、躊躇なく入れ替わりを実行するんですね。苦しいときは助けあい。そういってくれるんですけど、なにもできない自分を振り返って、なにがうららのためになるか、必死に考えたのがこれだったんでしょうね。ちょっといじらしい。しかし、マコ、元気だわ。風邪ひいてて、あんなにしんどかったはずなのに、マコはやたら元気で、食べ物もステーキ食べられるとかいうの、ほんと、人が変わればここまで違うのか。最初、思ったよりもつらいってマコがへこたれるんじゃないかって思ったんだけど、まったくの予想外の展開でした。ここからの、望月香織乱入とかね、これも面白くて、そして最後のうららのお願い。ああ、ほんといいじゃありませんか。そう思ってたら、次回で最終回なんだ。そうかあ、ちょっと残念。仕切りなおして設定つめた新作で登場とかになるんでしょうか。
『カントリー少女は都会をめざす!?』。暑さに苦しむ大河さんを涼しいところに誘う八重ですよ。涼しいといえば山ですね。でも、やっぱり八重といいますか、なんかおかしい。ひたすら往復して涼みましょう! って、ただ普通に涼しそうなところでくつろいだりするんじゃ駄目なの!? 山には虫が多いから長袖の方がいいといわれて、長袖だと山にいくまでが大変だから途中プールで涼みましょう。って、それ、最初からプールでよくない? この八重のナチュラルに迷走するところ、素晴しいですよ。大河さんから海案も出ます。そうか、この子たち四国よね? ということは山に近く海にも近い、そんな環境なんだな。でも海、結構不人気? 人が多いの、いや違うか、リア充が多いとこは嫌とは亜紀の弁。みなも人が多いところは駄目だそう。ということは、大河さんと八重ふたりでいくことになるのか。デートといわれて、取り巻きですと腰が引ける八重が可愛い。でもって水着ですよ。ああー、またなんか八重、暴走しそうです。みなはみなで水着は駄目っぽい。なにならいいんや、君! ほんと、この子たち、なにかいろいろこじらせていて、やりとり眺めてるだけで面白い。大好きですよ。
- 『まんがタイムオリジナル』第37巻第9号(2018年9月号)
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