2018年7月13日金曜日

進め!キノピオ隊長

 『進め!キノピオ隊長』の発売日、今日だったんですね。先日、体験版で遊んでみたソフトのうちのひとつ。よゐこのキノピオでぐるぐる生活見て、面白そうだなあと思っていたソフトであります。ぐるぐる生活っていうのは、あれですね、3Dで構築されたステージを、ぐるぐる回しながら目的地までのルートを発見して遊ぶ、そのゲームの肝を表すキーワード。あの見えてるオブジェクトに辿りつくための道、いったいどこにあるのだろう。ぐるぐる回して、時にはギミック動かしながら経路見つけていくというゲーム性。この探して、考えて、目標達成するというの、面白いなあ。そう思いながらも、ひとつ問題があることにも気づいていたんです。

問題とはなにか?

酔うんです。めっちゃ酔う。

私は元来酔いやすいたちで、乗り物酔いですね、最近でこそマシですが、昔はもうめったやたらと酔って、自家用車ダメ、バスもダメで、交通の選択肢、ものすごく狭かったのですが、不思議とゲームでは酔わない。酔うと話題になったゲームでも不思議と大丈夫で、ああ、自分はゲームでは酔わないんだな。漠然とそう思ってきたのですが、いやあ、このゲームに関しては酔いましたね。どれくらいで酔ったかというと、3ステージ遊べる体験版の1ステージ目をクリアする時点でもう酔っていた。酔いながら3ステージ全部クリアしたんですが、いやあ、3ステージ目、きつかった。ただクリアするだけでなく、上位の課題? それをクリアするために何回も繰り返したの、ほんと、キツかった。

キツいといいながらもチャレンジ続けたのは、問題解決にとりくみ、試して、達成する、その体験が面白かったからにほかならないのですけれどもね。

あんなに酔うのはなんでなんだろうなあ。左のスティックで回すのと、ジャイロ操作でもってターゲットに照準合わせるの、そのふたつある画面を動かす操作が混ざることで、予測しづらい揺れが発生するからなのかなあ。でもこれ、やっているうちに回す動作と照準する動作、きっちり把握して、回しながら照準しながら歩いて、オブジェクトゲットして、みたいに習熟していったんですけど、それでも酔ったあの感じ、軽減しなかったなあ。

この酔い、自分で操作しても発生するのですから、ふたりプレイで画面の操作を他人に任せたりしたら、もう制御不能になるくらい酔うんじゃないかと思っています。

ゲームとしては、アクションパズルですよね? 小さな箱庭的なステージにあるダイヤやコイン、他オブジェクトに働きかけ、いろいろゲットしていきながらクリアするというの、アクション要素は控えめで、じっくり考えながら取り組めるのがいい感じです。とはいえ、例えばカブを全部抜いてしまったら敵を倒せなくなるとか、そういう手づまりはあるので、きっちり全要素を網羅してクリアしたいという人は、ああして、こうして、どうやってというの、よく考えた上で動かないといけません。というか、このへんがやりこみ要素になるのかな? ただクリアできればいいってだけなら、そんなに難しくない。アドバンスの課題、ダイヤをみっつ全部集めるとかですね、それもやろうとなると手強くなってくる。でもって、自分で決めた課題、敵全滅させてコインも全部集めるとか、タイムアタックするとかですね、そういうのまでやると結構な手応え。そういう風に、難しさのレイヤーがある、その段階を選択しながら挑戦していけるといった感じなの、好感持てました。

しかし、酔うのが致命的だったなあ。これがなかったらふたりプレイも試してみたところですが、ちょっと今回は、体験版だけでも遊びきれない感じです。

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