2018年7月14日土曜日

ロロロロ

 体験版で遊んでみるシリーズ。最後は『ロロロロ』です。このゲームを知ったの、なにがきっかけだったろう。ゲームニュースなのか、あるいはニャニャニャ!ネコマリオタイムでの紹介なのか。ふたりプレイで協力しあいながらステージをクリアしていくゲーム。その基本のところは理解していたものの、そのゲーム性、なにをどうして、どうなって、どう面白いのかを伝えてくれたのはよゐこのインディーでお宝探し生活 最終回だったように思います。

ふたりから最大4人まで一緒に遊ぶのことできるゲームです。いや、これ、シングルプレイも可能なのか。

プレイヤーキャラクターの動きにともない動作するギミックを利用しながら、あるいは避けながら、それぞれのキャラクターごとに用意されたゴールに到達したらステージクリア。ルールこそはシンプルなのですが、ギミックはステージごとに異なっていて、実際に試してみるまでなにがどうなるかわからないときています。プレイヤーキャラの動きにともない移動するブロックとか、足元から生えるトゲとか、仕組みを把握しないうちからうろうろすると、ブロックに押し出された相方が落下死してたり、トゲやらビーム? 電撃? にやられて死んだりしてるというゲーム。相方が同じところで落下死を繰り返してたりしたら、疑うべきは相方ではなく自分。相方はわけもわからないうちに死にまくって混乱してるケースがあまりにも多い。待って? 待って? ちょっと動かないでいてくれる? いや、だから動かないでってば! プレイヤー同士のコミュニケーションが密にとれないことには、クリアどころかまともに遊ぶのも困難なゲームだと思いました。

プレイヤーの動きに連動するギミックを利用しながらゴールを目指すわけですが、ギミックは時にプレイヤーの動きの邪魔になり、また当然これを利用しないとクリアできないようになっているので、とにかくギミックがどうなってるか速やかに把握することが求められます。でもって、なにがどう動くか理解できるまで、とにかく死にまくるんですよね。だいたい、開始直後にどちらかが死にますよね。そんなバランス。でもって、死んだ数がクリア時に表示されるんですが、それ見て、いやあ、死んだなあ、死んだ死んだと、クリアにかかった労力を思い、そして笑ってしまう。そんな不思議な面白さがあるんです。ちょっとシュール?

アクションをともなうパズルなのですが、同じようなジャンルである『いっしょにチョキッと スニッパーズ』よりもずっとシビアで、パズルも難しそうに感じました。なんかわいわいガチャガチャやりながらクリアの道筋が見つけるのがスニッパーズ。ギミックを把握し、どう連動するかを理解した上で、綿密に行動計画たてないとクリアできないのがロロロロ。そんな印象です。

いいかえればロロロロは結構考え疲れする感じ。体験版で用意されてたステージも、全部クリアするまでに中断しました。途中でね、だいたいクリアの道筋、どういうプレイをさせようとしているかというの、おぼろげに見えてきてはいるんだけど、こう動いたらこうなる、でこっちのキャラクターを動かしたらどうなる。その行動を詰めるのがしんどくなって、わからなくなってきちゃって、よし、今日はもうここでやめておこう! ストップしたのでした。

それはつまりは手応えのあるということ。やりがいのあるゲームが好きっていう人には、きっと向いているゲームですね、これ。

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