『まんがタイムきららキャラット』2018年4月号、先日の続きです。
『はやしたてまつり♪』。学校は文化祭にてお囃子をやろうという企画。実行委員会におうかがいをたててみたら、これが意外な好評で、というか、反応おかしくない? なんか、委員の人たち、洗脳とかされてない? これ、千駄ヶ谷さんの画策の結果なのか。なるほど、予算やら助成やらで校長と事前交渉してくれてたのか。しかし、ありのままの姿で大人のお付き合いとか意味深なこといっちゃって、ふうも大変な想像しちゃってね、いやもう罪作り罪作りです。企画は通った。なのであとはいかに実現するかだけ。そこで課題がポンポンと提示されるのがいいですね。設営について考えないといけない。衣装も大変。そして一番の問題が演奏。これ、本当に問題だな。他はなくともこれだけは死守しないといけないやつじゃないですか。ともあれ、こうして課題が示されて、それをクリアすべく協力求めたりして、ええ、これまでの活動いろいろがここに結集して、結果に繋がりそう。かくしてあとは演奏だけ、となったのはいいけれど、ちっともまとまらない面々。これ、あと2週間でなんとかなるのか!? なにか、越えるべき山がありそうですね。
『エクソシストと首輪の悪魔』。監視されているアルマ。その管理の実態があばかれる今回、っていうんですが、シュリエル、マメに報告書作成して提出してるんだ。プライベートもおかまいなし。寝顔の写真まで撮られて……。ん? これって盗撮? 秀翔も関わったりしてる? いや、やつはこちらサイドには非協力的かな? さて、監視されてる当人だっていうのに、やたら乗り気のアルマがおかしいですよ。どうせ撮られるならちゃんとした写真がいい。それで自ら撮られにいく。この状況を面白がってるシュリエルもまたおかしいんですが、ここからの描写、ウィンクが下手なアルマとかね、セクシー路線を狙うシュリエルが自ら罠にハマるとかね、この展開の推移、面白かったです。焦るシュリエルがいい。鈍感なアルマもいい。実に楽しいエピソードでした。
『異なる次元の管理人さん』。驚きの展開見せましたよ。なにが驚きって、まさかの転送装置に、その転送された先ですよ。と、その前に、いったいそれがなんなのかわからないうちに中に入ってしまうのね、フェイエルはわりと軽はずみにやってしまいそうなんですが、スズキまでやってしまうとか! かくしてふたりして転送されて、いった先が宇宙。人工衛星なのかあるいは宇宙ステーションなのか、惑星Polarisを宇宙から監視してる人たちのもとにやってきてしまって、ああ、この人たちが、連絡とろうとしていたCODなんですね。しかし事態は急転直下ってやつなんじゃないですか? この世界の謎、状況もろもろが一気に判明に向かって、後は残る問題をCODとともに解決するだけ! と思ったら、最大の謎、それ、ポラリスさんがそうなのか! CODが任命した管理者なのかと思ったら、全然違った。そもそもCODからして、ポラリスが何者かわかっていない。一体、ポラリスとは……!? 影の怪物、次元の歪み、状況急を告げて、これ、CODとポラリスと、協調しないことには解決しないよね。ああ、スズキの存在、それが鍵になるのだな。というか、これ、なって欲しいって願望込みの予想ですよ。
『ふじょ子とユリ子』。面白かった。同人大手の神作家。ふじょ子がすっかり魅入られてしまって、それが面白くないユリ子。なんとかふじょ子を取り戻すぞ! そうは思うのだけど、むしろ今回は神と仲良くなる、そんなイベントでありましたよ。美術の授業。ペアを組んで人物デッサンをします。それで神とユリ子、組むことになって、ああ、神ちゃん、いい子じゃん。ふたり見事に打ち解けましたよね。楽しそうにお話して、あ、そうしたら今度はふじょ子がちょっと複雑な様子。これ、ユリ子にとっては重要な情報だけど、きっと岡本さんは教えてあげないんだろうなあ。なんかひとり楽しみそうな感じがしますね。さて、できあがった絵ですよ。ユリ子の絵、いいねえ! そして残る3人がおかしくて、神ちゃんの絵はキャラクターデザインの設定画。岡本さんはファンシータッチで、そしてふじょ子は、おおう、過酷な減量した力石みたいだ……。でも授業の趣旨としては、ユリ子、ふじょ子はいいけれど、神ちゃん、岡本さんはダメじゃない!? 今回のイベントで、神ちゃん、この子とも仲良くなって、ええ、気さくでいい子ですよ。本名も三神と判明。でも岡本さんはずっと間違って呼ばれ続けるんだ。三神ちゃんは、ちゃんと岡本さんの名前知ってるけど、きっと伝える機会、訪れないんだろうなあ。
- 『まんがタイムきららキャラット』第14巻第4号(2018年4月号)
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