『まんがタイムきらら』2018年1月号、昨日の続きです。
『みゃーこせんせぇ』。みゃーこせんせぇより鹿島先生の方がいいなあ! けど、鹿島スタイルだとMP2倍消費なのか。これは問題だな。みゃーこ先生の交友関係、というか利益供与してる相手といった方がいいのかな。伊達先生が日用の薬や化粧品と引き換えに、校長先生から逃げるの手伝ってくれるとかね、この表の顔ばかりじゃない、先生の本音みたいの見えるのは面白いですね。そして今回のビックリ発明品。なんと、透明になれる薬とな。校長から逃げるためとはいえ、こんなヤバそうなの飲むのやだなあ。でもみゃーこ先生は当たり前みたいに飲む。そうしたら身だけ消えて服は消えなくて、ああー、結局脱ぐことになったんですね。なんだろう、今回は先生、いいところなしというか、サービスしすぎというか、大変な活躍でしたよ。
『にーにといっしょ!』。人間関係、込み入ってきましたよ。それを整理してくれる回! 親切! というのですが、のっけから面白かったのが、はじめての大学学食なのに、本来のメニューにないハンバーグカレーを通してしまう妹ですよ。学食のおばさん、話のわかる人だなあ! で、みくもの前にいた人のラーメンが、やたらめったら上に乗っかってる、あれだ、二郎系ってやつだ! あれ、ちゃんとトレイが汚れてるのがポイント高いなあ。というか、これはどういう名目で通してるのだろう。ラーメン定食? まいの兄貴とともこの従兄が、その仲をみくもから耽美に勘違いされたりね、でもってともこは、まいとの仲を確立するために、まいの兄とみくもの関係を取り持とうと、そのためには女子高生みくもに興味のある従兄の評価を下げることも辞さないとかね、思惑、策謀が入り乱れるこの状況が実に面白かったです。けど、最後の帰りの情景など見るとね、やっぱり兄貴はみくもと結ばれるんじゃないかね、そう思えてくるんですよね。悪くないんじゃないでしょうか。
『がんくつ荘の不夜城さん』。びっくりしましたよ。すごいネタといいますか、実録といいますか、ええと、この漫画はエッセイ漫画、ノンフィクションでしたっけ!? いや、違ったはずだ! ひきこもり系漫画家の不夜城さん。原稿も終わって一息ついて、はや三日。だらだらゴロゴロしながら怠惰に過ごしてるところに、4時から打ち合わせしますよと担当編集からの電話。これですよ、重大な話があると予告されたからさあ大変で、打ち切りなのか!? ネガティブにとらわれたかと思えば、ポジティブ側にはアニメ化まで夢が広がってしまって、このネガ・ポジの幅の広さ。この発想力というのかは、漫画家としては有用な素質なのかも知れませんね。しかし今回は、普段おもてに出ない不夜城さんが、どれほどに弱ってるか、それが克明に描かれて、ほんと、この人、日常生活もそうですが、今後のことも心配になりますよ。ちょっとでも体動かして体力つけとかないと、将来、大変なことになりそう。でも、体力つけるための体力がなさそうだもんな、この人……。でもって、最初にいっていたびっくりしたことね、担当編集の羊ケ丘さんから告げられた重大な話ですよ。打ち切りではありませんでした。アニメ化でもありません。じゃあなにかというと、掲載誌、きらりマジクが休刊です! あれーっ!? 最近、似たようなことあったような気がするーっ!? でもって、不夜城さんの連載はきらり本誌に移籍です、って、あれーっ!? なんか最近、似たようなことがあった気がするー!? すごいネタがきたな……。ほんと、これ、まさかこんな手があったかと、のけぞる思いでしたよ。
- 『まんがタイムきらら』第16巻第1号(2018年1月号)
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