2017年5月21日日曜日

『まんがタイムきららMAX』2017年7月号

『まんがタイムきららMAX』2017年7月号、一昨日の続きです。

『合体アイドル!スノウちゃん』。皆で役割り分担してネットアイドルをやっている。いつもは編集でなんとかするのだけど、なんとライブに出ることになってしまって……、はたしてどうなる!? というのですが、いろいろギリギリでおかしかったです。なにがおかしいって、見た目&ダンス担当の瑠璃が割食わされまくりっていうのですよ。楽屋同室のカナリヤさんに、誰がスノウであるか秘密にしないといけない。っていうか、皆でスノウなわけなんだけど、ともあれ見た目スノウの瑠璃ですよ。緊張でお腹くだしてるとか無茶な嘘つかれるし、露出魔扱いされるし、さらには揉まれる。歌スノウである杏は杏で、緊張のあまり駄目になってしまってるし、お漏らし怖れてオムツ装備。って、気の毒すぎる。ほんと、いろいろギリギリでおかしかったですよ。

『夢見るプリマ・ガール!』、今回は先生メインですか。あかね先生がれいか先生から誘われるんですよ。映画にいかないか。今年のはダンスが見どころだからあかねもたぶん楽しめる。で、それがなにかというと、劇場版マジプリ狙われたマジプリレッツゴーオールスターダンスパーティーツアー。長い! 長すぎるよ! でもって当日、映画館前にあらわれたれいか。大型バイクでゴスロリ衣装、って濃いな! 特濃やな! バイク運転してたのはみゆのお母さんなんですね。れいかが映画に誘った。いや、むしろ召喚したって感じか? 映画にいくのと交換にゴスロリ服着せられてるっていうのか。いや、でも似合ってるからいいじゃん。みゆ母を呼んだ理由が奮ってました。見た目子供のこの人と一緒だと中学生以下対象の特典がもらえるから。って、すごいな、完璧じゃん。ものすごい実際的理由。素晴しかったです。最初はそれほど乗り気でなかったあかねも思わず引き込まれて感動して、そしてれいかは自分の好きという気持ちが承認されて、ええ、皆にとっていい体験になったんじゃないかなって思える、いいエピソードだったと思います。ここまでは……。いやもう、ラストにえらいのぶち込みましたね。ええ、みゆ母、よかれと思って大惨事! ええ、ほんと結構な大惨事です。

『機械科乙女のマキナレポート』。これほんと素晴しいです。冒頭から女の子3人の学校での日常描きましてね、食いしん坊で後先考えない紗とかね、そして凛々しいハンサムガール、あかねとかね、でもって機械大好き澄子。前回は機械工作とかやってたけど、今回はこういう普通の女子高生らしい表情見せて、キャラクターをより印象づけようというのかな? いや、違いましたよ。ページめくったらアーク溶接。すごいインパクト。溶接面がいいですよね。さらっとアーク溶接の説明がされて、そこからはもう機械科の世界ですよ。ちょっといい溶接面にウキウキの澄子とか素晴しい。でもって紗はやっぱり食いしん坊で、かと思ったら、おお、溶接完璧! このギャップがグッドですよね。すごい。すごくいい。そして澄子の年季の入りっぷり! それぞれに個性が際立ち、かつ生き生きと気持ちいい。理想的だと思います。最高です。

『ぱぺっとコール!』、これもいいなあ。扉のほとりんのうさぎパジャマ、最高に可愛い。そして本編。新歓用の脚本がさっぱり書けない。苦しんでるほとりんに、歌とかいれてみようか、しおりの提案。そこからどんどん話が進んでいくのが面白かったんですよ。吹奏楽部にお願いして音楽室を借りました。それでみんなで楽器使って、いろいろ歌を考える。っていうんだけど、ウインドチャイム、トライアングル、そしてゴングの3連発、おふざけなんですけどしおりが本当に楽しそうで、ほとりんもティンパニ、ボンゴ、バスドラムにシンバルでうさばらし! 可愛いわ、楽しいわ、面白いわ。とてもよかったです。ちふゆさん、万能なんですね。ピアノ、ばっちりじゃないですか。メロディ適当に作ったら伴奏までつけてくれる。即興で考えて、ピアノの前で歌ってるしおり、なんかはればれとして魅力的だなあ。対照的なのがつるちゃんで、ギター抱えて、聴いてください「疎外感」。ほんと、今回めちゃくちゃ面白い。ほんと、楽しくて、わくわくさせられる。ええ、これ、どんな結果になったんだろう。新歓の舞台、楽しみになるじゃありませんか。素晴しいですよ。

  • 『まんがタイムきららMAX』第14巻第7号(2017年7月号)

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