『まんがタイムきららミラク』2017年4月号、先日の続きです。
『しましまライオン』、これ、すごくいい話。人間の社会では誕生日を祝ったりする。それで皆の誕生日とかの話になるんですけど、うおお、千鳥が重い、重いの……。そうか、一日一日が貴重か。そうだよなあ。小鳥の寿命は短い……。神様がうまいこと配慮してくれて、皆にちゃんと誕生日が設定されていて、おお、新菜と千鳥の誕生日が今月です。だから皆で祝うという、そのパーティの様子が面白くって、クラッカーで全員まいってしまったりね、でもってケーキがワニとトリ。肉食組が混乱してるのがほんとおかしい。そして新菜、千鳥、ふたりの出会いのエピソードから、なぜ人になったのか。語られたその様子。ああ、ふたりのベランダでの会話、それがしみじみと胸に迫るものあって、素晴しいな、そう思ってたら、その話聞いてたまこがまた泣いちゃってて、ほんと、まこ、いおんのふたりもすごくいい。ええ、すごくいい話でした。泣けた。あと、しまうまぬいぐるみをずっと抱っこしてるいおん、素晴しいです。
『広がる地図とホウキ星』、これ、ほんと素晴しいよ。そろそろ中間テストというタイミングでクエストに誘うリンですよ。もうテストは捨ててるのね! ゼルダがほんといいですよね。常識人。テスト前だけどいいの? そしてクエストも入門向けっぽいのチョイスして、洞窟トマトの採集。こんなに優秀な様子を惜しげもなく披露したかと思えば、暗くなると寝ちゃうというね。いいキャラクターですよ。そして地下実験棟の様子もすごくいい。動く階段のあの見せ方、すごいよね。どんな場所なのか、縦に深い構造になってるって一目で理解させてくれて、その後の危機もね、ほんと、わかりやすい。構成よし、構図よし、見せ方、演出よし。最高だと思います。菜園での活躍も、ゴーレムを前にして皆が魔法で奮闘する。その魔法の魅惑。ゴーレムも愉快なやつで。もう、今回も惚れ惚れさせられる展開に魅了されっぱなしでした。
『カラフル・マキアート! — 魔法少女は戦わない。』、最終回ですよ。学園祭で大活躍。14時半からステージやりますっていうのを、皆手分けして告知する、その様子がすごく楽しい。委員長ですよね。プラムブロッサム。いろいろやりすぎちゃうマキアートを正座させて叱ったり、ほんと面白い。プラムブロッサムとのやりとりが、もう本当に仕込みまるだしで、いや別にそれでいいんですけど、だって生徒達もこれが本当の対立だなんて思わないわけで、学園祭の出し物でしょう? 実際、出し物ですし、いい感じに派手な見世物して、面白そうな対立構図見せて、続きは体育館で! そして体育館でのステージ。最後まで決めあぐねていたみのりの能力、それが決まった。ああ、私たちは戦わない。戦わない魔法少女が選んだこと、その解答がすごくいい。人を楽しませる。もう、ほんと、この漫画の集大成ですよね。最後の一本、最後のコマも素晴しい。ええ、ほんと、彼女たちの世界、大好きでしたよ。
『ラストピア』、深刻そうなオーナーさん。どうしたのかって聞けば、ああ、今晩の献立でありますか。そろそろレパートリーの限界がバレそうっていうんですが、いや、そりゃあしゃあないんじゃないでしょうか。気にせんよね? 普通、ある程度のタイミングでローテーションしていくもんですし。そう思ったら、ええ、リッタさん、やっぱり気にしません。というか、そもそも偏ってるのか。偏る理由ってのもナイスですね。ええ、この理由、ちょっと好き。食材を変えてみましょう。リッタの発案で魚を捕りにいくっていうんですけど、釣りだと思うじゃないですか。まさかの素潜り。ふたり、モリを装備して、物騒だってリッタはいってますけど、いやいや、なかなか刺激的なセクシーショットでしたよ。捕獲したのはブダイかなんかかな? バケツに突っ込まれた魚が「……」とか吹き出し出してるのおかしくって、でもって作るは島の家庭料理。ああ、祭の時のリッタの言葉、ちゃんと覚えてくれてたりね、そして皆でテーブルを囲んでの団欒。素敵な描写でした。
- 『まんがタイムきららミラク』第6巻第4号(2017年4月号)
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