『まんがタイムジャンボ』2017年3月号、一昨日の続きです。
『大正みつば歌劇団』、部活動、いよいよ始動ですね。申請にあたり部員の名前が必要になって、あ、日野ちゃんの下の名前知らない! って、そうですよね、これまで一度も出てきてませんでしたね。それ、出てきてないだけかと思ったら、高円寺さん、知らなかったんだ! 歌子さんだそうですよ。市ヶ谷さんは幽子。では高円寺さんはというと、マリさんなんですね。海外の人みたい。なるほど、実際そうなのか。兄は礼於と富律。海外によく出る父の考えというんですね。今回の大正事情は、日野さんいやさ歌子がマリとSなのではという噂が流れるとかね。あの否定する歌ちゃんの必死さ、素晴しかった。マリの家に集まって演目決めするというくだりも面白い。すごい御屋敷。この子の父上、爵位とかお持ちでいらっしゃる? けどマリは気さくで、演劇となると鼻息荒らくして、ほんと、令嬢っぽくない。でもその様子が愛らしいです。劇についても方向性決まりましたね。部員集めも兼ねて朗読劇やりませんか。おお、幽子さん、ナイスアイデア。ええ、こうやってできることをできるように頑張る様子、とてもいいですよ。
『シコふんじゃえば?』、名古屋場所の稽古場にいきましたよ。そうしたら舞がもう舞い上がっちゃって、目が尋常じゃない。撮影は稽古の邪魔になるからやめてあげて、そういわれたら、目に焼き付けんとする勢い。あまりの必死さゆえに、ケア怠って熱中症になりかかったりね、でもって一緒に食事にいく時ね、お尻に肉薄、さらには顔つっこんじゃって、まさかの鼻血。待って、待って、あなた、一応美少女キャラなんじゃなくって!? ほんと尋常じゃない。その尻に対する情熱、蒼人島関本人を前に披露したもんだから、関取もすっかり固まっちゃったりね、おかしかったです。こうしたキャラクターの面白さの合間合間に相撲にまつわるもろもろ描かれるのも、この漫画のよさであります。
『ペンタブと戦車』、前線からはなれて、穏やかな日々が続きますね。自分たちは兵士じゃないから戦場から離れたい、そう願ってるふたりですが、はたしてその希望、叶いますでしょうか。また、家電などない時代です。この先、もとの時代に戻れないことまで考えて慣れていこうと思ってるふたりの様子もね、なかなかに感じいるものありました。そうかあ、当然戻るもんだと思ってたのだけど、そんな保証ないものなあ。私の考えは甘かった。そしてうみねこ先輩、腸チフスの疑いです。それで病院に担ぎ込まれたらですよ、盲腸の手術痕で皆が大騒ぎ。まあ、そうだよなあ。この時代、こんなに小さな傷ですむわけないものなあ。病に倒れたうみねこ先輩のこと、スミが興味示さない理由も判明です。自分はてっきり外傷専門かと思ったのですが、そうか、違うんだ。なるほど、年齢なんだ。って、うみねこ先輩、27歳。うおお、ここでまた皆が驚きまくる。そうだよなあ。栄養状況とか全然違うものなあ。そしてうみねこ先輩の回想ですよ。うみねこ先輩と一緒にいたソ連の士官、ニコ中尉、この人がまさかの女性でびっくりですよ。ロシア側ではニコ中尉が腸チフスで倒れてて、ああ、もしかしてこのふたり、なんらかの縁が今後もあったりする? 期待されますね。
- 『まんがタイムジャンボ』第23巻第3号(2017年3月号)
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